ドゥラル・シャーミーヤ(8月10日付)によると、シリア軍は、シャーム解放機構、国民解放戦線がイドリブ県、ハマー県、アレッポ県で、シリア政府との和解を支持する住民らの摘発への対抗措置として、三県への攻撃を激化させた。
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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が、ラターミナ町、カフルズィーター市、ハスラーヤー村、ザカート村、ジャナービラ村、マアルカバ村、サイヤード村、ウスマーン丘、ハウワーシュ村を砲撃した。
その数は8日以降で165回以上に及んでいるという。
また、ANHA(8月9日付)によると、砲撃はジューリーン村、カフルヌブーダ町、タッル・サフル村一帯にも及んだ。
一方、SANA(8月10日付)によると、シリア軍がイドリブ県との県境一帯で活動を続けるトルキスタン・イスラーム党の拠点に対して攻撃を行った。
攻撃は、タッル・ワースィト村、マンスーラ村、ズィヤーラ町に対して集中的に行われた。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍はタマーニア町、スカイク丘一帯を40回以上にわたり「樽爆弾」などで爆撃、ANHA(8月9日付)によると、タマーニア町などを砲撃した。
ドゥラル・シャーミーヤ(8月10日付)によると、爆撃はハーン・シャイフーン市、タッフ村にも行われた。
ドゥラル・シャーミーヤ(8月10日付)によると、シリア軍の攻撃で、住民少なくとも9人が死亡、数十人が負傷したという。
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アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(8月10日付)が複数の地元消息筋の話として伝えたところによると、ロシア軍がアウラム・クブラー町に対して爆撃を行い、住民20人が死亡、数十人が負傷した(シリア人権監視団によると、子供3人を含む14人が死亡)。
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シリア人権監視団(8月12日付)によると、10日のシリア軍の攻撃による死者数は、子供25人を含む41人にのぼったという。
AFP, August 10, 2018、ANHA, August 10, 2018、AP, August 10, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 10, 2018、al-Hayat, August 11, 2018、Reuters, August 10, 2018、SANA, August 10, 2018、UPI, August 10, 2018などをもとに作成。
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