ロイター通信:イドリブ県に対するシリア軍の攻撃はまずは同県南部および西部に対して行われ、イドリブ市そのものが標的とはならない(2018年8月30日)

ロイター通信(8月30日付)は、シリア政府を支援する民兵の司令官の話として、イドリブ県に対するシリア軍の攻撃がまずは同県南部および西部に対して行われ、イドリブ市そのものが標的とはならない、と伝えた。

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こうしたなか、ドゥラル・シャーミーヤ(8月30日付)によると、シャーム解放機構とトルキスタン・イスラーム党の増援部隊がシリア軍に対峙するため、ラタキア県山岳地域(クルド山、トルコマン山)やハマー県北部に到着した。

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一方、ANHA(8月30日付)によると、イドリブ市中心街で、シャーム解放機構の車輌に仕掛けられていた爆弾が爆発し、メンバー2人が負傷した。

AFP, August 30, 2018、ANHA, August 30, 2018、AP, August 30, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 30, 2018、al-Hayat, August 31, 2018、Reuters, August 30, 2018、SANA, August 30, 2018、UPI, August 30, 2018などをもとに作成。

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