アレッポ県では、ANHA(10月15日付)によると、アレッポ市北部のウンム・フーシュ村、ハルバル村、シャイフ・イーサー村、シャフバー・ダム一帯で、シリア軍とトルコの支援を受ける反体制武装集団が交戦した。
戦闘は同地の前線にトルコ軍と反体制武装集団が展開したのを受けたもので、反体制武装集団はまたマーリア市方面から同地のシリア軍拠点に対して砲撃を加えた。
トルコ日刊紙『イェニ・シャファク』(10月15日付)によると、同地に展開した反体制武装集団は約2万人。
トルコ軍地上部隊とともに、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)支配下のマンビジュ市一帯地域への侵攻を準備しているという。
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一方、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)に近い「オリーブの怒り」作戦司令室が声明を出し、11日にトルコの実質占領下にあるアレッポ県バーブ市近郊のカッバースィーン村で反体制武装集団メンバー2人を殺害したと発表した。
AFP, October 15, 2018、ANHA, October 15, 2018、AP, October 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 15, 2018、al-Hayat, October 16, 2018、Reuters, October 15, 2018、SANA, October 15, 2018、UPI, October 15, 2018、Yeni Safak, October 15, 2018などをもとに作成。
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