アレッポ県では反体制武装集団の攻撃でシリア軍兵士3人が死亡(2018年12月16日)

アレッポ県では、タス通信(12月16日付)が、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置されている当事者和解調整センターの情報として伝えたところによると、タッル・マンムー村に対する反体制武装集団の砲撃により、シリア軍兵士2人が死亡、9人が負傷した。

また、アレッポ市南西部郊外に対する反体制武装集団の砲撃でも、シリア軍兵士1人が死亡した。

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ハマー県では、SANA(12月16日付)によると、ムーリク市一帯で活動する反体制武装集団がバッザーム丘、マアーン村一帯を砲撃し、シリア軍が迎撃した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(12月16日付)によると、シリア軍はラターミナ町、カフルズィーター市、ムーリク市、サフル丘、ハスラーヤー村、ザカート村、マアーン村、バッザーム丘を砲撃した。

AFP, December 16, 2018、ANHA, December 16, 2018、AP, December 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 16, 2018、al-Hayat, December 17, 2018、Reuters, December 16, 2018、SANA, December 16, 2018、TASS, December 16, 2018、UPI, December 16, 2018などをもとに作成。

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