シリア軍はイドリブ県カフルナブル市に対してクラスター弾で砲撃を行い、住民11人が死亡、30人が負傷(2019年4月4日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(4月4日付)によると、シリア軍はカフルナブル市に対してクラスター弾で砲撃を行い、住民11人が死亡、30人が負傷した。

シリア人権監視団によると、シリア軍はまた、マアッラト・ヌウマーン市、ハーン・スブル村、サラーキブ市に対しても砲撃を行った。

一方、SANA(4月4日付)によると、シリア軍が、ジャルジャナーズ町にある反体制武装集団の拠点を砲撃した。

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ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(4月4日付)やシリア人権監視団によると、シリア軍がラターミナ町、カフルズィーター市、サフル村、フワイズ村、アンカーウィー村を砲撃した。

一方、アブー・アマーラ特殊任務中隊は声明を出し、サラミーヤ市近郊近くでシリア軍部隊を襲撃し、兵士2人を殺害したと発表した。

これに対し、SANA(4月4日付)は、反体制武装集団がシリア政府支配下のムハルダ市を砲撃し、住民1人が死亡、3人が負傷したと伝えた。

また、シリア軍は対抗措置として、フワイズ村一帯、カフルズィーター市にあるシャーム解放機構の拠点を砲撃したという。

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ダルアー県では、ハウラーン自由人連合のフェイスブックのアカウント(4月5日付)によると、武装集団が東カラク村にある空軍情報部を襲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を7件(ハマー県1件、ラタキア県4件、イドリブ県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を24件(アレッポ県7件、イドリブ県6件、ラタキア県2件、ハマー県9件)確認した。

AFP, April 4, 2019、ANHA, April 4, 2019、AP, April 4, 2019、al-Durar al-Shamiya, April 4, 2019、al-Hayat, April 5, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, April 4, 2019、Reuters, April 4, 2019、SANA, April 4, 2019、UPI, April 4, 2019などをもとに作成。

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