ロシア・シリア軍がイドリブ県などを激しく爆撃、住民7人が死亡(2019年11月20日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の支配下にあるサルジュ村、ウンム・ハラーヒール村、ムシャイリファ村、タッル・ナール村、カフルルーマー村、マアッルズィーター村、マアッラト・ヌウマーン市、マアッラト・ハルマ村、バーラ村、カルサア村を爆撃し、マアッラト・ヌウマーン市では子ども4人を含む6人が、ジャバーラー村では男性1人が死亡した。


シリア軍ヘリコプターもカフルサジュナ村、バスカラー村を「樽爆弾」で爆撃した。

地上部隊も、県東部および南部各所を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の支配下にあるカッバーナ村一帯を爆撃した。

シリア軍ヘリコプターも同地を「樽爆弾」で爆撃、地上部隊も同地を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の支配下にあるハーン・トゥーマーン村を爆撃した。

一方、SANA(11月20日付)によると、シャーム解放機構が撃った砲弾5発がアレッポ市ハムダーニーヤ地区に着弾し、建物などが被害を受けた。

死傷者はなかった。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の支配下にあるサルマーニーヤ村一帯を爆撃、地上部隊も同地一帯を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を26件(イドリブ県9件、ラタキア県7件、アレッポ県8件、ハマー県3件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を19件(イドリブ県1件、ラタキア県7件、アレッポ県2件、ハマー県9件)確認した。

AFP, November 20, 2019、ANHA, November 20, 2019、AP, November 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 20, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, November 20, 2019、Reuters, November 20, 2019、SANA, November 20, 2019、SOHR, November 20, 2019、UPI, November 20, 2019などをもとに作成。

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