トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県での新規の国内避難民(IDPs)の集合住宅の引き渡し式典にビデオ・メッセージを寄せ、そのなかでトルコにいるシリア難民100万人を自発的にシリアに帰国させるためのプロジェクトを準備していると述べた。
エルドアン大統領は、6年前にトルコがシリア領内で軍事作戦(「ユーフラテスの盾」作戦)を開始して以降、シリア北部に50万人のシリア難民を帰還させたとしたうえで、100万人をトルコからシリアに帰国させるプロジェクトを準備していることを明らかにした。
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トルコのシュレイマン・ソイル内務大臣は、シリアのイドリブ県に不法入国し、県内に新たに建設された集合住宅数千棟を国内避難民(IDPs)に引き渡すための記念祝典に出席した。
ソイル内務大臣は式典で、2022年末までにトルコが建設する住宅は10万棟に達するだろうとしたうえで、シリア難民百万人を帰国させるために建設を続けると強調した。
AFP, May 3, 2022、ANHA, May 3, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 3, 2022、Reuters, May 3, 2022、SANA, May 3, 2022、SOHR, May 3, 2022などをもとに作成。
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