シリア国営通信、チュニジアでの大統領選挙成功を祝福(2014年12月23日)

SANA(12月23日付)は、外務在外居住者省筋の話として、シリアは大統領、政府、国民をあげて、チュニジアでの大統領選挙の成功への祝福を表明すると報じた。

AFP, December 23, 2014、AP, December 23, 2014、ARA News, December 23, 2014、Champress, December 23, 2014、al-Hayat, December 24, 2014、Kull-na Shuraka’, December 23, 2014、al-Mada Press, December 23, 2014、Naharnet, December 23, 2014、NNA, December 23, 2014、Reuters, December 23, 2014、SANA, December 23, 2014、UPI, December 23, 2014などをもとに作成。

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人権団体発表:米国などのシリア爆撃によるイスラーム国戦闘員ら死者総数1,171人(2014年12月23日)

シリア人権監視団は、9月23日に開始された米国など有志連合がシリア領内での空爆により死亡したダーイシュ(イスラーム国)などの戦闘員の数が1,171人に達した、と発表した。

うち1,046人がダーイシュ・メンバー、72人がシャームの民のヌスラ戦線、それ以外のジハード主義戦闘員が1人、民間人が52人。

AFP, December 23, 2014、AP, December 23, 2014、ARA News, December 23, 2014、Champress, December 23, 2014、al-Hayat, December 24, 2014、Kull-na Shuraka’, December 23, 2014、al-Mada Press, December 23, 2014、Naharnet, December 23, 2014、NNA, December 23, 2014、Reuters, December 23, 2014、SANA, December 23, 2014、UPI, December 23, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国をめぐる動き:シリア軍、米国など有志連合による爆撃続く(2014年12月22日)

ハサカ県では、ARA News(12月22日付)によると、シリア軍がミールビーヤ村一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して、「樽爆弾」で空爆を加えた。

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アレッポ県では、ARA News(12月22日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が、イスラーム(ダーイシュ)との戦闘の末、アイン・アラブ市の文化センター一帯を再び奪還した。

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ダイル・ザウル県のシュアイタート部族出身のアリー・アラーウ准将は声明を出し、イラク・クルディスタン地域ペシュメルガによるスィンジャール山解放に祝辞を送った。

ARA News(12月22日付)が伝えた。

一方、SANA(12月22日付)によると、ダイル・ザウル市フワイジャト・サクル地区、ムーハサン市、ブーニムル村、マリーイーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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米中央軍によると、米国など有志連合はシリア、イラクのダーイシュ(イスラーム国)拠点に対して22回にわたって空爆を行った。

空爆はシリア領内で12回、イラク領内で10回行われたという。

AFP, December 22, 2014、AP, December 22, 2014、ARA News, December 22, 2014、Champress, December 22, 2014、al-Hayat, December 23, 2014、Kull-na Shuraka’, December 22, 2014、al-Mada Press, December 22, 2014、Naharnet, December 22, 2014、NNA, December 22, 2014、Reuters, December 22, 2014、SANA, December 22, 2014、UPI, December 22, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国に忠誠を誓っていた武装集団がヌスラ戦線に追従(2014年12月22日)

クッルナー・シュラカー(12月22日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を表明していたイスラーム・ウカーブ旅団のサッダーフ・ハリーファ司令官が、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動に追従し、ヌスラ戦線が制圧するハマー県カスル・ブン・ワルダーン村を本拠地として活動を展開することを決定した、と報じた。

AFP, December 22, 2014、AP, December 22, 2014、ARA News, December 22, 2014、Champress, December 22, 2014、al-Hayat, December 23, 2014、Kull-na Shuraka’, December 22, 2014、al-Mada Press, December 22, 2014、Naharnet, December 22, 2014、NNA, December 22, 2014、Reuters, December 22, 2014、SANA, December 22, 2014、UPI, December 22, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力:ダルアーで「自由シリア軍」司令官が戦死(2014年12月22日)

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(12月22日付)によると、シャイフ・マスキーン市でのシリア軍との戦闘で、「自由シリア軍」のアンマール・アブー・スィッリーヤ司令官が死亡した。

またシリア人権監視団によると、ダルアー市マンシヤ地区、シャイフ・マスキーン市、ブスラー・シャーム市で、シリア軍とシャームの民のヌスラ戦線など反体制武装集団が交戦した。

一方、SANA(12月22日付)によると、ムサイフラ町、東カラク村、ブスラー・シャーム市、サムリーン村、シャイフ・マスキーン市で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、南部タウヒード旅団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月22日付)によると、「革命家」がドゥーリーン高地に展開するシリア軍の哨所複数カ所を砲撃した。

これに関して、シリア人権監視団は、カサブ町郊外の第45監視塔一帯で、シリア軍とジハード主義武装集団が交戦、ズーバール村などがジハード主義武装集団の砲撃を受けたと発表した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、サラーキブ市のイフサーン病院近くで、シリア軍がマイクロバスを空爆、乗っていた子供4人が死亡、10人が負傷した。

またアブー・ズフール航空基地一帯では、シリア軍とシャームの民のヌスラ戦線らジハード主義武装集団の交戦が続いた。

一方、SANA(12月22日付)によると、バラーギーティー村、クルド山一帯、アブー・ズフール町周辺、ラーミー村、ジュダール・ブカフルーン村、ナリラヤー村、ラッジュ村、アルバイーン山一帯、イドリブ中央刑務所一帯で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市ワアル地区、キースィーン村をシリア軍が砲撃した。

一方、SANA(12月22日付)によると、カフルラーハー市、タッルドゥー市、ナースィリーヤ村、ラッフーム村、ウンク・ハワー村、バルグースィーヤ村、マクサル・ヒサーン村、ウンム・サフリージュ村、ヒムス市ワアル地区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アルド・マッラーフ地区、ズィルバ村、ハンダラート・キャンプ一帯、ブライジュ村周辺、シャイフ・ナッジャール市郊外、アレッポ市マイダーン地区、ブスターン・バーシャー地区などで、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、クドス旅団、イラン人・アフガン人戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線、アンサール・ディーン戦線などジハード主義武装集団が交戦した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(12月22日付)によると、ハラスター市、アルバイン市、ダマスカス県ジャウバル区に張り巡らされた全長160メートル、深さ7メートルの地下トンネルをシリア軍が発見、破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(12月22日付)によると、ラフィード町一帯で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、SANA(12月22日付)によると、シリア軍が反体制武装集団の車列を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, December 22, 2014、AP, December 22, 2014、ARA News, December 22, 2014、Champress, December 22, 2014、al-Durar al-Shamiya, December 22, 2014、al-Hayat, December 23, 2014、Kull-na Shuraka’, December 22, 2014、al-Mada Press, December 22, 2014、Naharnet, December 22, 2014、NNA, December 22, 2014、Reuters, December 22, 2014、SANA, December 22, 2014、UPI, December 22, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国幹部らの暗殺を計画していたグループを摘発(2014年12月22日)

ダーイシュ(イスラーム国)の広報局は、幹部らの暗殺を陰謀したチェチェン人、トルコ人と思われる戦闘員5人を逮捕した、とするビデオ映像(https://www.youtube.com/watch?v=sMAVHTTlOyE)を発表した。

5人はダーイシュの治安機関によって逮捕され、その際リーダー格のチェチェン人1人が死亡した。

ビデオ映像では、アブー・マリヤム、アクラマ、アブー・ヤアクーブ、アブー・ザッルを名のる4人のメンバーが、ダーイシュ指導者のアブー・バクル・バグダーディー氏、報道官のアブー・ムハンマド・アドナーニー氏に背教宣告し、ダーイシュのアミールやシャイフらを殺害しようとしていたと証言し、罪を認めている。

メンバーの一人はまた、ダーイシュ治安機関による摘発を逃れるため、トルコ領内に逃走しようとしていたとも証言している。

またアルヴィールを名のるグループのリーダーが、他のメンバーとともにダーイシュを内部から崩壊させようと共謀する会話を録音したとする音声も公開された。

なお公開された戦闘員5人は、トルコ語、チェチェン語(と思われる言葉)で会話、証言をしており、クッルナー・シュラカー(12月22日付)は彼らを「チェチェン人」、ARA
News(12月22日付)は「トルコ人」と報じている。

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AFP, December 22, 2014、AP, December 22, 2014、ARA News, December 22, 2014、Champress, December 22, 2014、al-Hayat, December 23, 2014、Kull-na Shuraka’, December 22, 2014、al-Mada Press, December 22, 2014、Naharnet, December 22, 2014、NNA, December 22, 2014、Reuters, December 22, 2014、SANA, December 22, 2014、UPI, December 22, 2014などをもとに作成。

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イスラエル軍無人小型偵察機がシリア領内に墜落(2014年12月21日)

SANA(12月21日付)は、シリア軍筋の情報として、クナイトラ県のハドル村近郊にイスラエル軍の小型無人偵察機が墜落した(撃墜された)と伝えた。

墜落したのは「スカイラーク1」型の無人偵察機。

またSANA(12月22日付)は墜落した無人偵察機の写真を公開した。

SANA, December 22, 2014
SANA, December 22, 2014

SANA, December 21, 2014、December 22, 2014をもとに作成。

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イスラーム国をめぐる動き:米国がヌスラ戦線を援護するかたちでダーイシュを爆撃(2014年12月21日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダービク村・マーリア市間(養鶏場地区)、ダービク村周辺(武器庫地区)、フール村などダーイシュ(イスラーム国)制圧地域で、シャームの民のヌスラ戦線など反体制武装集団がダーイシュと交戦するなか、米国など有志連合が同地一帯を12回にわたって空爆した。

これに関して、『ハヤート』(12月22日付)は「米国がシリアの「穏健な反体制派」を初めて空爆によって援護した」と伝えた。

一方、アイン・アラブ市では、ダーイシュが文化センター奪還に向け攻勢を強めた。

同センターは20日に西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊によって制圧されていたという。

また米国など有志連合は同市一帯のダーイシュ拠点などに対して、3回にわたって空爆を行った。

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ダイル・ザウル県では、SANA(12月21日付)によると、ダイル・ザウル市ジュバイル地区、ハウィーカ地区、ウルファ地区、ムワッザフィーン地区、工業地区、ラサーファ地区、フワイジャト・サクル地区、マリーリーヤ村、ジャフラ村、ムーハサン市で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またシリア軍は国防隊の支援のもとダイル・ザウル市内の農学部一帯を制圧した。

一方、クッルナー・シュラカー(12月21日付)によると、ハジーン市で、ダーイシュ(イスラーム国)が男女2人を姦通罪で石打の刑に処した。

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一方、SANA(12月21日付)によると、バーブ市で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、『ハヤート』(12月22日付)によると、ハサカ県南東部のフール地区一帯をシリア軍が5回にわたって空爆した。

AFP, December 21, 2014、AP, December 21, 2014、ARA News, December 21, 2014、Champress, December 21, 2014、al-Hayat, December 22, 2014、Kull-na Shuraka’, December 21, 2014、al-Mada Press, December 21, 2014、Naharnet, December 21, 2014、NNA, December 21, 2014、Reuters, December 21, 2014、SANA, December 21, 2014、UPI, December 21, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力:ヌスラ戦線とヤルムーク殉教者旅団和解に向けた動き(2014年12月21日)

『ハヤート』(12月22日付)によると、ダルアー県西部でのシャームの民のヌスラ戦線とヤルムーク殉教者旅団の武力衝突を仲裁するため、イスラーム・ムサンナー運動が和解案を提示した。

この和解案は、①双方が拘束する捕虜の調停委員会への引き渡し、②両当事者間の紛争を調停するための法務委員会の設置、③調停委員会への捕虜引き渡し後の戦闘停止、④アッラーン地方での合同検問所の設置、を骨子とする。

この和解案に関して、ヤルムーク殉教者旅団は声明で受け入れの意思を表明した。

一方、SANA(12月21日付)によると、アトマーン村、バイト・ジャマル村、ムサイフラ町、ブスラー・シャーム市、シャイフ・マスキーン市、ダーイル町、インヒル市、ダルアー市キャンプ地区、ビラール・ハバシー・モスク一帯、旧税関地区などで、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ムウタッズ・ビッラー旅団、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ハビーヤ村、タッル・クルディー町、リーハーン農場などで、シリア軍、国防隊が、イスラーム戦線などジハード主義武装集団と交戦、シリア軍が同地を砲撃した。

シリア軍はまたカラムーン地方無人地帯を空爆した。

一方、ドゥーマー市では、イスラーム軍が市内の文化センターを制圧しようとして、ウンマ軍と交戦し、女児1人を含む4人が死亡した。

他方、SANA(12月21日付)によると、ドゥーマー市、タッル・クルディー町、フーシュ・ダワーヒラ農場、アーリヤ農場、ジスリーン町で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、イスラーム軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区でシリア軍とジハード主義武装集団が交戦した。

一方、SANA(12月21日付)によると、ジャウバル区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市ワアル地区、ラスタン市をシリア軍が「樽爆弾」などで空爆した。

一方、SANA(12月21日付)によると、ヒムス市ワアル地区、ラッフーム村、マクサル・ヒサーン村、ウンム・サフリージュ村、ウンク・ハワー村、フーシュ・ハッジュー村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ハーン・トゥーマーン村郊外でシリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、クドス旅団が、ジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(12月21日付)によると、ハンダラート・キャンプ一帯、アンジャーラ村などで、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(12月21日付)によると、イフスィム町、マルイヤーン村、ザーウィヤ山一帯、マアッラトミスリーン市、ハミーマート・ダーイル、ダブシーヤ、アブー・ズフール町、サムリーン、アリーハー市周辺などで、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム戦線、シャーム自由人イスラーム運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, December 21, 2014、AP, December 21, 2014、ARA News, December 21, 2014、Champress, December 21, 2014、al-Hayat, December 22, 2014、Kull-na Shuraka’, December 21, 2014、al-Mada Press, December 21, 2014、Naharnet, December 21, 2014、NNA, December 21, 2014、Reuters, December 21, 2014、SANA, December 21, 2014、UPI, December 21, 2014などをもとに作成。

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アサド大統領、イスラーム教、キリスト教関係者年次総会に出席者と会談(2014年12月21日)

アサド大統領は、宗教関係省主催によるイスラーム教、キリスト教関係者年次総会に出席者からなる使節団と会談した。

会談でアサド大統領は、こうした会合は国民レベル、歴史的レベルにおいて大きな意味を持っており、宗教的、エスニック的に多様なシリア社会の結束と、邪悪な戦争への抵抗力をもたらすと述べた。

また、シリアで起きていることの真実をシリア人が意識することで、宗教活動の新たな扉が開かれ、これにより、破壊的な狂信主義と、宗教の本質に根ざし、道徳、慈愛、協力関係、他者尊重の文化に体現された真の信仰とが峻別されることになる、と強調した。

そのうえで、宗教関係者が国民和解や対話において果たす役割を高く評価した。

SANA(12月21日付)が伝えた。

SANA, December 21, 2014
SANA, December 21, 2014

AFP, December 21, 2014、AP, December 21, 2014、ARA News, December 21, 2014、Champress, December 21, 2014、al-Hayat, December 22, 2014、Kull-na Shuraka’, December 21, 2014、al-Mada Press, December 21, 2014、Naharnet, December 21, 2014、NNA, December 21, 2014、Reuters, December 21, 2014、SANA, December 21, 2014、UPI, December 21, 2014などをもとに作成。

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アサド大統領、イラン国会議長と会談(2014年12月21日)

アサド大統領は、シリアを訪問したイランのアリー・ラリージャーニー国会議長とダマスカスで会談し、二国間関係、地域情勢への対応などについて意見を交わした。

会談でアサド大統領は、テロおよび過激思想の撲滅と、シリア国内での国民和解実現への意志を強調した。

これに対して、ラリージャーニー国会議長は、シリアでの「テロとの戦い」に対してイラン国民gが全面支援を続けると応えた。

ラリージャーニー国会議長はまた、ムハンマド・ジハード・ラッハーム人民議会議長、ワーイル・ハルキー首相、ワリード・ムアッリム外務在外居住者省らと個別に会談した。

SANA(12月21日付)が伝えた。

SANA, December 21, 2014
SANA, December 21, 2014

AFP, December 21, 2014、AP, December 21, 2014、ARA News, December 21, 2014、Champress, December 21, 2014、al-Hayat, December 22, 2014、Kull-na Shuraka’, December 21, 2014、al-Mada Press, December 21, 2014、Naharnet, December 21, 2014、NNA, December 21, 2014、Reuters, December 21, 2014、SANA, December 21, 2014、UPI, December 21, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国が臓器売買か?(2014年12月20日)

『デイリー・メール』(12月20日付)は、イラク人医師の証言として、ダーイシュ(イスラーム国)が数ヶ月前から外国人医師を加入させ、死亡した戦闘員や生きた人質の臓器を摘出、売買していると伝えた。

The Daily Mail, December 20, 2014をもとに作成。

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民主的変革諸勢力国民調整委員会使節団がエジプト外相と会談(2014年12月20日)

MENA(12月22日付)によると、民主的変革諸勢力国民調整委員会の使節団がエジプトを訪問し、サーミフ・シュクリー外務大臣と会談、シリア情勢への対応などについて協議した。

会談後、ハサン・アブドゥルアズィーム代表は、交渉を通じた紛争の政治的解決、さらにはその地平にある独裁体制打倒のため、エジプトに積極的な役割を果たすよう求めたことを明らかにした。

MENA, December 22, 2014をもとに作成。

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レバノンの動き:シリア人がテロ容疑で逮捕・拘束(2014年12月20日)

ナハールネット(12月20日付)によると、レバノン軍は、シリア領からベカーア県バアルベック郡アルサール村郊外に潜入しようとしたシリア人を逮捕した。

またNNA(12月20日付)によると、レバノン山地県アレイ郡ではシリア人10人を治安当局がテロ容疑で一時拘束した。

AFP, December 20, 2014、AP, December 20, 2014、ARA News, December 20, 2014、Champress, December 20, 2014、al-Hayat, December 21, 2014、Kull-na Shuraka’, December 20, 2014、al-Mada Press, December 20, 2014、Naharnet, December 20, 2014、NNA, December 20, 2014、Reuters, December 20, 2014、SANA, December 20, 2014、UPI, December 20, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国をめぐる動き:ハサカ、ダイル・ザウル、ラッカなどで戦闘続く(2014年12月20日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、イラク国境に面するヤアルビーヤ町一帯の8カ村で西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦、同地を制圧した。

また、ARA News(12月20日付)によると、シリア軍がハサカ市南部校外の殉教者墓地などにあるダーイシュ(イスラーム国)拠点などを砲撃した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)によって制圧されているラッカ市内のフィルドゥース地区を空爆し、6人が死亡した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アイン・アラブ市で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦、ダーイシュ戦闘員20人を殺傷し、ファイサル通り一帯を制圧、文化センターをほぼ完全に包囲した。

ARA News(12月20日付)によると、人民防衛隊はまた、アイン・アラブ市のヤルムーク学校を制圧した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(12月19日付)によると、スバイハーン市、ドゥワイル村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、クッルナー・シュラカー(12月20日付)によると、ダーイシュの宗教警察(ヒスバ)はスバイハーン市で、ヒジャーブを着用していない妻の夫1人を逮捕した。

AFP, December 20, 2014、AP, December 20, 2014、ARA News, December 20, 2014、Champress, December 20, 2014、al-Hayat, December 21, 2014、Kull-na Shuraka’, December 20, 2014、al-Mada Press, December 20, 2014、Naharnet, December 20, 2014、NNA, December 20, 2014、Reuters, December 20, 2014、SANA, December 20, 2014、UPI, December 20, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力:ヌスラ戦線らがイドリブ県アブー・ズフール軍事基地飛行場への総攻撃を開始(2014年12月20日)

イドリブ県では、スィラージュ・プレス(12月20日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動が、19日深夜からアブー・ズフール航空基地に対して総攻撃を開始した。

同通信社によると、総攻撃に先立って、ジハード主義武装集団側がアブー・ズフール軍事基地飛行場に駐留するシリア軍部隊に対して基地引き渡しを求め、両者の間で折衝が行われたが、決裂したという。

一方、SANA(12月19日付)によると、アブー・ズフール軍事基地飛行場周辺のハシール村、ザハビーヤ村、タッル・タウカーン村、ダブシーヤ村、タラブ村、大ビアーヤ村、ムスタリーハ村、トゥウーム村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム戦線、シャーム自由人イスラーム運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、スマート・ニュース(12月20日付)によると、ハズム運動(いわゆる「穏健な反体制派」)がハンダラート・キャンプ一帯で、シリア軍、国防隊と交戦の末、複数の哨所を制圧した。

またシリア人権監視団によると、同地一帯、アルド・マッラーフ地区一帯、ハーン・トゥーマーン村、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、クドス旅団、イラン人・アフガン人戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線、アンサール・ディーン戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ムハーリジーン地区、オートストラード・ファイハー地区に迫撃砲弾2発が着弾し、2人が負傷した。

またヤルムーク区に人道支援物資を搬入しようとしたボランティア活動家が、何者かの発砲を受け、2人が負傷した。

これに対して、シリア軍はジャウバル区を砲撃した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、タイバ村、ダーライヤー市、フライタ村無人地帯などをシリア軍が砲撃、またザブディーン村で、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サフム・ジャウラーン村一帯で、シャームの民のヌスラ戦線とヤルムーク殉教者旅団の戦闘が再開された。

一方、SANA(12月19日付)によると、ダルアー市旧税関地区、ハマーディーン地区、ブスラー・シャーム市、シャイフ・マスキーン市、ティースィヤー村、西ガーリヤ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(12月19日付)によると、ラスタン市、ラッフーム村、ウンク・ハワー村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, December 20, 2014、AP, December 20, 2014、ARA News, December 20, 2014、Champress, December 20, 2014、al-Hayat, December 21, 2014、Kull-na Shuraka’, December 20, 2014、al-Mada Press, December 20, 2014、Naharnet, December 20, 2014、NNA, December 20, 2014、Reuters, December 20, 2014、SANA, December 20, 2014、Siraj Press, December 20, 2014、SMART News, December 20, 2014、UPI, December 20, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国がラッカ市で戦闘から逃げだそうとした外国人戦闘員約100人を処刑か?(2014年12月19日)

『フィナンシャル・タイムズ』(12月19日付)は、シリア政府とダーイシュ(イスラーム国)双方に反対している匿名活動家の話として、ラッカ市で、戦闘から逃げだそうとした外国人戦闘員約100人をダーイシュが処刑した、と報じた。

外国人戦闘員の処刑は、米国など有志連合による空爆でダーイシュ戦闘員の士気が低下しているためだという。

またこの活動家によると、地元の戦闘員(シリア人、イラク人)も外国人戦闘員との待遇の違いに不満を強めている、という。

The Financial Times, December 19, 2014をもとに作成。

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マナーフ・トゥラース氏は『ウォール・ストリート・ジャーナル』に対して、アースィフ・シャウカト暗殺はアサド政権によるものと主張(2014年12月19日)

『ウォール・ストリート・ジャーナル』(12月19日付)は、2012年7月18日にダマスカス県ラウダ地区で起きたダーウド・ラージハ国防大臣らの爆殺事件(https://syriaarabspring.info/wp/?p=3214)に関して、反体制勢力によるものではなく、反体制勢力との交渉の是非をめぐるアサド家内の対立の結果によるものだ、と報じた。

同誌は、離反士官のマナーフ・トゥラース氏などの話として、シャウカト少将は、共和国護衛隊の准将だったトゥラース氏らとともに、反体制武装集団との対話を求め、アサド大統領や治安機関高官ら強硬路線を敷く政権首脳らと一線を画していたという。

The Wall Street Journal, December 19, 2014をもとに作成。

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内務省が徴兵局の許可のない男性の国外渡航を禁止(2014年12月19日)

SNN(12月20日付)は、内務省が2014年12月19日付決定第15674号を発令し、徴兵局の許可なく男性が国外に渡航することを禁じた、と報じた。

SNN, December 20, 2014
SNN, December 20, 2014

 

Kull-na Shuraka’, December 20, 2014、SNN, December 20, 2014をもとに作成。

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トルコ外相:来年3月までに「穏健な反体制派」教練開始(2014年12月19日)

トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、2015年3月までにシリアの「穏健な反体制派」に対しても軍事教練を開始すると発表した。

『ハヤート』(12月20日付)が伝えた。

AFP, December 19, 2014、AP, December 19, 2014、ARA News, December 19, 2014、Champress, December 19, 2014、al-Hayat, December 20, 2014、Kull-na Shuraka’, December 19, 2014、al-Mada Press, December 19, 2014、al-Mustaqbal, December 19, 2014、Naharnet, December 19, 2014、NNA, December 19, 2014、Reuters, December 19, 2014、SANA, December 19, 2014、UPI, December 19, 2014などをもとに作成。

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ロシア外務省:ダーイシュが毒ガスを使用している証拠がある(2014年12月19日)

RT(12月19日付)が伝えたところによると、ロシア外務省は声明を出し、「シリア国内でダーイシュ(イスラーム国)が毒ガスを使用していると確信するにいたる証拠がある」と発表した。

AFP, December 19, 2014、AP, December 19, 2014、ARA News, December 19, 2014、Champress, December 19, 2014、al-Hayat, December 20, 2014、Kull-na Shuraka’, December 19, 2014、al-Mada Press, December 19, 2014、al-Mustaqbal, December 19, 2014、Naharnet, December 19, 2014、NNA, December 19, 2014、Reuters, December 19, 2014、RT, December 19, 2014、SANA, December 19, 2014、UPI, December 19, 2014などをもとに作成。

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レバノン:反体制活動家を誘拐するバアス党ネットワークを当局が摘発(2014年12月19日)

『ムスタクバル』(12月19日付)は、治安高官筋の話として、内務治安軍総局が、レバノン国内でシリアの反体制勢力を誘拐し、シリア政府に引き渡していたバアス党ネットワークを摘発したと報じた。

同紙によると、このネットワークは、マージド・マンスールというバアス党ベカーア県西バカーア郡の幹部によって指導されていたという。

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『ジュムフーリーヤ』(12月19日付)は、軍情報局が17日、レバノン領内でテロを計画していたダーイシュ(イスラーム国)の幹部1人を逮捕した、と報じた。

AFP, December 19, 2014、AP, December 19, 2014、ARA News, December 19, 2014、Champress, December 19, 2014、al-Hayat, December 20, 2014、al-Jumhuriya, December 19, 2014、Kull-na Shuraka’, December 19, 2014、al-Mada Press, December 19, 2014、Naharnet, December 19, 2014、NNA, December 19, 2014、Reuters, December 19, 2014、SANA, December 19, 2014、UPI, December 19, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国をめぐる動き:ダイル・ザウルなどで戦闘続く(2014年12月19日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市ハウィーカ地区西部、ラシュディーヤ地区、ダイル・ザウル航空基地でシリア軍、国防隊とダーイシュ(イスラーム国)が交戦、シリア軍がハウィーカ地区、ムワッザフィーン地区、マリーイーヤ村を砲撃した。

一方、SANA(12月19日付)によると、バイト・ダギーム村、ダイル・ザウル市ジュバイラ地区、ラシュディーヤ地区、ハウィーカ地区、ラサーファ地区、フワイジャト・サクル地区、ジャフラ村、ブー・ウマル村、マリーイーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍はミールビーヤ村周辺のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆・砲撃、同地一帯で国防隊とともにダーイシュと交戦した。

またシリア軍はウンム・ディブス村、ウンム・キバル村、サブア・スクール村を砲撃した。

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ヒムス県では、SANA(12月19日付)によると、シャーイル・ガス採掘所周辺で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, December 19, 2014、AP, December 19, 2014、ARA News, December 19, 2014、Champress, December 19, 2014、al-Hayat, December 20, 2014、Kull-na Shuraka’, December 19, 2014、al-Mada Press, December 19, 2014、Naharnet, December 19, 2014、NNA, December 19, 2014、Reuters, December 19, 2014、SANA, December 19, 2014、UPI, December 19, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力:ダーイシュに忠誠を誓った自由シリア軍部隊との戦闘でヌスラ戦線司令官が負傷(2014年12月19日)

ダルアー県では、ワタン・オンライン(12月19日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線の司令官の一人アブー・マーリヤ・カフターニー氏がダルアー県内での自由シリア軍ヤルムーク殉教者旅団との戦闘で負傷した。

同サイトによると、ヌスラ戦線とヤルムーク殉教者旅団は数日前に交戦、反体制派(所属不明)によって拘束されたヤルムーク殉教者旅団のメンバーらは、同旅団が密かにダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓っていたことを告白したという。

またシリア人権監視団によると、西ガーリヤ村に迫撃砲が着弾した。

一方、SANA(12月19日付)によると、ブスラー・シャーム市、シャイフ・マスキーン市、ティースィヤー村、西ガーリヤ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、ムサンナー運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアブー・ズフール航空基地近郊のアブー・ズフール町、ダブシーヤ村、ラスム・ザッルー村、ラーフィイーヤ村、マジュザラ村を空爆した。

シリア軍はまたハーミディーヤ航空基地に対しても空爆を行ったという。

なお、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団が、イドリブ県のワーディー・ダイフ軍事基地、ハーミディーヤ航空基地、バスィーダー村、マアッルハッタート村制圧により、シリア軍の戦車約35輌、貨物車約20輌を捕獲、アブー・ズフール航空基地攻略をめざしているという。

一方、SANA(12月19日付)によると、アブー・ズフール航空基地周辺、アリーハー市一帯、サラーキブ市、下カスタン村、カフルラーター村、サルミーン市で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム戦線、シャーム自由人イスラーム運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がザブディーン村一帯を砲撃、また同地一帯ではシリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

また両者は、タッル・クルディー町一帯でも交戦、シリア軍はアーリヤ農場、ダイル・ムクリン町・イフラ町間の街道、ラアス・マアッラ町無人地帯、ジャイルード市無人地帯などを「樽爆弾」などで空爆した。

一方、SANA(12月19日付)によると、ダイル・ハビーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、マッラーム村一帯で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、クドス旅団、イラン人・アフガン人戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線、アンサール・ディーン戦線などジハード主義者と交戦、シリア軍がアレッポ市ザフラー協会地区一帯を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、アカーリブ村に迫撃砲弾複数発が着弾した。

一方、SANA(12月19日付)によると、ジャニー・アルバーウィー村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、クッルナー・シュラカー(12月19日付)は、シャームの民のヌスラ戦線がラスタン市中心街の広場で、ハーリド・ビン・ワリード旅団のハサン・アシュタル司令官の指を切断する刑を執行した。

アシュタル司令官は2週間前にヌスラ戦線に拘束されていたという。

Kull-na Shuraka', December 19, 2014
Kull-na Shuraka’, December 19, 2014

一方、SANA(12月19日付)によると、西サラーム村・アルシューナ村間、ウンム・リーシュ村、マスウーディーヤ村、ムサイリファ村、ラジュム・カスル村、ウンム・サフリージュ村、シャンダーヒーヤ村、ヒブラ村、アブー・アラーヤー村、アブー・サラースィル村南部、アーミリーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、ヒムス軍団、ファールーク大隊の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, December 19, 2014、AP, December 19, 2014、ARA News, December 19, 2014、Champress, December 19, 2014、al-Hayat, December 20, 2014、Kull-na Shuraka’, December 19, 2014、al-Mada Press, December 19, 2014、Naharnet, December 19, 2014、NNA, December 19, 2014、Reuters, December 19, 2014、SANA, December 19, 2014、UPI, December 19, 2014、Watan Online, December 19, 2014などをもとに作成。

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マンナーア氏が民主的変革諸勢力国民調整委員会を脱会か?(2014年12月19日)

クッルナー・シュラカー(12月19日付)は、民主的変革諸勢力国民調整委員会のハイサム・マンナーア渉外局長が、モスクワに派遣予定の使節団の人選をめぐって、ダマスカスの指導部と対立、委員会を脱会したと報じた。

同報道によると、マンナーア渉外局長は、自身の使節団入りを首長したが、使節団は国内の活動家のみから構成するとする指導部と対立し、脱会にいたったという。

AFP, December 19, 2014、AP, December 19, 2014、ARA News, December 19, 2014、Champress, December 19, 2014、al-Hayat, December 20, 2014、Kull-na Shuraka’, December 19, 2014、al-Mada Press, December 19, 2014、Naharnet, December 19, 2014、NNA, December 19, 2014、Reuters, December 19, 2014、SANA, December 19, 2014、UPI, December 19, 2014などをもとに作成。

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米高官がジュネーブで反体制活動家と会談、「ロシア1」をめぐって意見交換(2014年12月18日)

『ハヤート』(12月22日付)は、12月18日に米国務省のダニエル・ロビンスタイン・シリア問題担当特使がジュネーブで、シリア革命反体制勢力国民連立元議長で無所属活動家のアフマド・ムアーッズ・ハティーブ氏、前副首相で現在ロシアに滞在中のカドリー・ジャミール氏と会談し、シリア紛争解決に向けたいわゆる「ロシア1」などについて協議したと報じた。

同報道によると、会談で、ロビンスタイン特使は、米政府が「ロシア1」を支持もせず、また不支持もしないとのメッセージを伝えたという。

al-Hayat, December 22, 2014をもとに作成。

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サウジアラビアがシリア国内避難民に向けて人道支援(2014年12月18日)

『ハヤート』(12月19日付)は、サウジアラビア政府による「シリア救済国民特別キャンペーン」の一環として、ヨルダンからシリア領内に陸路で人道支援物資(貨物車16台分)が搬入された、と報じた。

この物資搬入は、国連安保理決議第2165号に基づくもので、シリア国内の避難民などに配給されるという。

AFP, December 18, 2014、AP, December 18, 2014、ARA News, December 18, 2014、Champress, December 18, 2014、al-Hayat, December 19, 2014、Kull-na Shuraka’, December 18, 2014、al-Mada Press, December 18, 2014、Naharnet, December 18, 2014、NNA, December 18, 2014、Reuters, December 18, 2014、SANA, December 18, 2014、UPI, December 18, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)が、自由シリア軍、シャーム自由人司令官らを各地で処刑(2014年12月18日)

ダマスカス郊外県では、『ハヤート』(12月19日付)などによると、ダーイシュ(イスラーム国)が、カラムーン地方で潜伏活動を続けていた特殊任務旅団司令官のアッラーバ・イドリース中尉を処刑した。

イドリース中尉はシリアでの混乱発生初期にシリア軍を離反した活動家の一人だという。

Kull-na Shuraka', December 18, 2014
Kull-na Shuraka’, December 18, 2014

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クッルナー・シュラカー(12月18日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がバーブ市で、シャーム自由人イスラーム運動創設者の一人でバーブ・イスラーム・ダアワ・ジハード運動指導者のアブー・スライマーン・マンスール氏を処刑した。

マンスール氏は9ヶ月前にダーイシュによって拘束されていた。

クッルナー・シュラカーによると、マンスール氏は、3月に暗殺されたアブー・ハーリド・スーリー氏に近い人物で、シリアで反体制武装集団の活動が活発化した当初から、武装闘争を指導してきた人物だという。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)によって処刑されたと思われるシュアイタート部族子息230人の遺体が県内の集団墓地で発見された。

同監視団によると、殺害された230人は、ダーイシュへの忠誠を拒否したために殺害されたという。

またシリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)とシリア軍がダイル・ザウル航空基地周辺で交戦、ダーイシュが同基地周辺のシリア軍拠点複数カ所を奪還した。

ARA News(12月18日付)によると、ダーイシュはまた、これまでのダイル・ザウル航空基地周辺での戦闘で捕捉したシリア軍兵士のうち6人を処刑した。

ARA News, December 18, 2014
ARA News, December 18, 2014

一方、SANA(12月18日付)によると、ブー・ウマル村、ジャフラ村、マリーイーヤ村、ムーハサン市、シューラー村、ダイル・ザウル市フワイジャト・サクル地区、フワイジャト・マリーイーヤ地区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、ARA News(12月18日付)によると、ラッカ市でダーイシュ(イスラーム国)がクルド人青年1年を、アッラーを冒涜したとの罪で処刑した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ラアス・アイン市郊外のマナージール地区で、西クルディスタン移行期民政局がダーイシュ(イスラーム国)の拠点を砲撃、交戦した。

一方、ARA News(12月18日付)によると、シリア軍はハサカ市南西部郊外一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点を砲撃した。

またハサカ市内の法学部キャンパスに近い治安厳戒地区で、シリア軍のムハンマド・ハッドゥール少将の車列を狙った爆発が発生した。

少将らは無事だった。

またミールビーヤ村一帯で、シリア軍、国防隊がダーイシュと交戦した。

他方、SANA(12月18日付)によると、シャビーブ村、ミールビーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

このほか、ルダーウ・チャンネル(12月18日付)によると、カーミシュリー市・タッル・ハミース市間の国際幹線道路で、同チャンネルの特派員とカメラマンが、ダーイシュ(イスラーム国)によって拉致された。

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アレッポ県では、ARA News(12月18日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員がトルコ領内からアイン・アラブ市東部のカラ・ムーグ村に向かって発砲し、女性1人が負傷した。

またアイン・アラブ市では、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュとの交戦を続けた。

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ヒムス県では、SANA(12月18日付)によると、ジャズル・ガス採掘所一帯で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, December 18, 2014、AP, December 18, 2014、ARA News, December 18, 2014、Champress, December 18, 2014、al-Hayat, December 19, 2014、Kull-na Shuraka’, December 18, 2014、al-Mada Press, December 18, 2014、Naharnet, December 18, 2014、NNA, December 18, 2014、Reuters, December 18, 2014、Rudaw, December 18, 2014、SANA, December 18, 2014、UPI, December 18, 2014などをもとに作成。

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サウジ、カタールなどアラブ5カ国のシリア爆撃参加は限定的で減少傾向(2014年12月18日)

ロイター通信(12月18日付)は、シリア領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対する米国など有志連合の空爆に関して、米軍のこれまでの発表に基づき、その約97%が米国単独によるもので、アラブ諸国による空爆参加は減少していると報じた。

同報道によると、9月23日に空爆が開始された当初(9月下旬)、米国とアラブ5カ国は合同で38回の空爆を行っていたが、その後、合同での空爆は10月には8回、11月には9回と減少したという。

またアラブ5カ国のみのよる空爆の頻度については、9月23日以降の空爆回数62回のうち、10月が20回、11月が14回に過ぎず、12月は2回だけだという。

なお、シリア空爆への参加を表明しているアラブ5カ国とは、サウジアラビア、バーレーン、ヨルダン、UAE、カタール。

Reuters, December 18, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力:アレッポ市郊外などでシリア軍がヌスラ戦線らと交戦(2014年12月18日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ハンダラート・キャンプ一帯で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、クドス旅団、イラン人・アフガン人戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線、アンサール・ディーン戦線などジハード主義者と交戦、同キャンプの一部を制圧した。

また両者はアルド・マッラーフ地区一帯で交戦を続ける一方、ヌスラ戦線側はブライジュ村郊外の丘陵地帯にあるシリア軍拠点などを砲撃した。

これに対して、シリア軍はカフルハムラ村、フライターン市、アレッポ市ライラムーン地区などを空爆・砲撃した。

このほか、アレッポ市では、シャッアール地区で自爆ベルトを身につけた男性が自爆したが、死傷者は出なかった。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が、シャームの民のヌスラ戦線などによって占拠されているタフタナーズ軍事基地一帯を空爆、また同地一帯、マアッラトフルマ村、アブー・ズフール町一帯で、シリア軍とヌスラ戦線らが交戦した。

一方、SANA(12月18日付)によると、アブー・ズフール航空基地周辺、ダブシーヤ村、タッル・サラムー村、サルジャ村、ナフラ村、クーリーン村、ナージヤ村、アイン・スーダ村、シュグル村、カリーマ村、タッル・マリール村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ジハード主義武装集団がラスタン市郊外のシリア軍拠点を砲撃、またカム村などで両者が交戦した。

一方、SANA(12月18日付)によると、ファルハーニーヤ村、アイン・ファルザート村、ザアフラーナ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、ヒムス軍団、ファールーク大隊の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーライヤー市を「樽爆弾」で空爆、またマダーヤー町、ハジャル・アスワド市でシリア軍とジハード主義者が交戦した。

またクッルナー・シュラカー(12月18日付)によると、アジュナード・シャーム・イスラーム連合、シャーム自由人イスラーム運動、シャームの民のヌスラ戦線らからなるジハード主義武装集団がハーン・シャイフ・キャンプ郊外のサラーム高速道路でシリア軍部隊を要撃、兵士15人を殺害した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義者と交戦した。

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ダルアー県では、SANA(12月18日付)によると、シャイフ・マスキーン市、アジャミー、タッル・シハーブ、サイダー、フィキーア、カフル・ナースィジュ、ズィムリーン村、サムリーン村、ウンム・ワラド、イブタア、ガラズ刑務所街道、ダルアー市バジャービジャ地区、旧税関地区などで、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、ジャイドゥール・ハウラーン旅団、ハムザ・アサド・アッラー旅団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(12月18日付)によると、マスハラ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(12月18日付)によると、アイン・バイダー町、カルト村、ナージヤ村、ファルズ村、バーシューラ村、アティーラ村、ザーヒー山で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(12月18日付)によると、アブー・フバイラート村、アカーリブ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, December 18, 2014、AP, December 18, 2014、ARA News, December 18, 2014、Champress, December 18, 2014、al-Hayat, December 19, 2014、Kull-na Shuraka’, December 18, 2014、al-Mada Press, December 18, 2014、Naharnet, December 18, 2014、NNA, December 18, 2014、Reuters, December 18, 2014、SANA, December 18, 2014、UPI, December 18, 2014などをもとに作成。

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