レバノンの動き(2014年8月25日)

シャームの民のヌスラ戦線幹部の一人は、8月初めのベカーア県バアルベック郡アルサール村襲撃時に拘束した内務治安軍総局隊員らの処遇に関して、アナトリア通信(8月25日付)に「ヒズブッラーは拘束されている隊員解放の交渉を妨害しようとしてカラムーン(シリアのダマスカス郊外県)への攻撃を計画している…。しかしこうしたシナリオは人質に死をもたらすことになる…。我々はシリアに戻るまでアルサールの人質を手放さない」と述べた。

AFP, August 25, 2014、Anadolu Ajansı, August 25, 2014、AP, August 25, 2014、ARA News, August 25, 2014、Champress, August 25, 2014、al-Hayat, August 26, 2014、Kull-na Shuraka’, August 25, 2014、al-Mada Press, August 25, 2014、Naharnet, August 25, 2014、NNA, August 25, 2014、Reuters, August 25, 2014、SANA, August 25, 2014、UPI, August 25, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年8月25日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団によるザバダーニー市周辺の検問所制圧を受け、シリア軍が同市を空爆した。

一方、SANA(8月25日付)によると、ドゥーマー市、アーリヤ農場、ハーン・シャイフ・キャンプおよびその郊外、ザバダーニー市東部山岳地帯、カーラ市郊外無人地帯、ラアス・マアッラ町郊外無人地帯、タッル市一帯、ハージズ検問所で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(8月25日付)によると、ヒムス市ワアル地区、バッラーン村、アブー・サナースィル丘、ムシャイリファ村、西ハブラー村、アルヌーシャ村、ラッフーム村、アブー・ハワーディード村、マスアダ村、ブジュル・カーイー村、ダイル・サラーム遺跡で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(8月25日付)によると、ドゥワイル・アクラード村(ハマー県)に面する地域一帯で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(8月25日付)によると、ダルアー市Syriatelビル周辺、インヒル市、フラーク市、ダーイル市周辺、ナワー市、タッル・ムタウワク・ジャースィム交差点、ハッラーブ・シャフム村・ヤードゥーダ村街道で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(8月25日付)によると、ルワイヒーナ村、東西ズバイダ村間で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, August 25, 2014、AP, August 25, 2014、ARA News, August 25, 2014、Champress, August 25, 2014、al-Hayat, August 26, 2014、Kull-na Shuraka’, August 25, 2014、al-Mada Press, August 25, 2014、Naharnet, August 25, 2014、NNA, August 25, 2014、Reuters, August 25, 2014、SANA, August 25, 2014、UPI, August 25, 2014などをもとに作成。

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シリア政府の動き(2014年8月25日)

ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣(兼副首相)はダマスカスで記者会見を開き、シリア政府が、ダーイシュ(イスラーム国)に代表される過激派に対する「テロとの戦い」において、米国や国際社会と協力する用意があると述べる一方、シリア国内へのいかなる軍事的攻撃も、シリア政府との事前の調整なくしてあり得ないと強調した。

SANA, August 25, 2014
SANA, August 25, 2014

記者会見でのムアッリム外務在外居住大臣の主な発言は以下の通り。

「我々は、地域諸国、国際社会とテロとの戦いで協力、調整する用意がある…。(協力の協力は、米国、英国であっても)みな歓迎する…。(テロ戦争での国際協調が)今後のシリアの外交の基軸となる」。

「テロとの戦いにおける地域的、国際的協調を行ううえで、ロシアが地域社会、国際社会の双方で行動することが重要だ…。ロシアとシリアの姿勢は完全に合致している」。

「我々は米国との協調、協力の準備がある。なぜなら、我々は地元の民であり、どのような空爆が効果的か、また効果的でないかを知っているからだ。それゆえ、シリア国内で攻撃を行おうとする者が、たとえテロとの戦いを行いたいとしても、我々との協調がなければ、いかなる正当性もない」。

(米国がシリア政府との事前協議なくシリア国内での空爆に踏み切った場合)「我々には防空態勢があり、協調がなされなければ、我々はこの段階(防空態勢)に入る…。我々は敵対行為を回避するため事前に協力、協調を求める…」。

「我々はシャームの民のヌスラ戦線、ダーイシュに対抗しようとするあらゆる努力を歓迎する。しかし問題は、空爆だけでヌスラやダーイシュをシリアから根絶できるかということだ。そうは思えない」。

(サウジアラビアで25日に開かれたサウジアラビア、カタールなどアラブ諸国5カ国外相会合に関して)「会合の目的がテロとの戦いの支援であるならば、会合出席者にこう言いたい。まずは自分たちから始めよう。テロ組織への支援、資金供与、潜入の停止、国境管理、我々との情報共有、思想的・イデオロギー的煽動の停止…。こうしたことを通じて我々はテロと戦っているのだ」。

(欧米諸国がアル=カーイダ系組織以外の「穏健」な反体制武装集団への支援に固執していることに関して)「テロリストを穏健かどうかで分類することは…お笑い沙汰だ。我々にとって、シリア政府に対して武器を構える者すべてがテロリストだ。罪のない市民、シリア軍兵士を殺害する者すべてがテロリストだ」。

「我々(シリアとイラク)は共通の敵と戦っており、同じ戦列に身を置いている。調整と協調が、両国国益のため、両国政府に求められている」。

AFP, August 25, 2014、AP, August 25, 2014、ARA News, August 25, 2014、Champress, August 25, 2014、al-Hayat, August 26, 2014、Kull-na Shuraka’, August 25, 2014、al-Mada Press, August 25, 2014、Naharnet, August 25, 2014、NNA, August 25, 2014、Reuters, August 25, 2014、SANA, August 25, 2014、UPI, August 25, 2014などをもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き(2014年8月25日)

アレッポ県では、県北部で活動する反体制武装集団5組織が共同声明を出し、「ナフルワーン・シャームの戦い作戦司令室」の結成を発表、ダーイシュ(イスラーム国)と対抗する意思を示した。

作戦司令室はウンム・フーシュ村から対トルコ国境地帯からダーイシュ(イスラーム国)を放逐することを目的とするという。

共同声明発表に参加した武装集団は以下の通り:

1. ムジャーヒディーン軍
2. ヌールッディーン・ザンキー運動
3. ハズム運動
4. イスラーム戦線
5. シャーム軍団

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サウジアラビア人説教師でシリア国内に潜伏中だとされるアブドゥッラー・ムハイスニー氏はツイッターで、ハマー県ムハルダ市に対するシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団の攻撃に、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー氏が参加していると綴った。

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ハサカ県では、ARA News(8月6日付)によると、野党の国民青年公正成長党政治局は、ダマスカス大学、ティシュリーン大学(ラタキア市)での学期末試験を受験する学生のために同党が行っていた航空チケット支給活動を、政府高官が禁じたことを強く非難した。

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シリア人権監視団は、2011年3月から2014年8月までの3年5ヶ月間におけるシリア軍および親シリア政府民兵(国防隊、人民防衛隊)によって殺害された死者数が11万人にのぼると発表した。

この数字は、同監視団が8月21日に発表した最新の犠牲者総数18万215人から、軍および親政権民兵の死者数6万8,780人を引いた数字とほぼ一致しており、この推計が正しいければ、「自由シリア軍」、イスラーム戦線、シャームの民のヌスラ戦線、ダーイシュ(イスラーム国)などの反体制組織は民間人をほとんど殺害していないことになる。

AFP, August 25, 2014、AP, August 25, 2014、ARA News, August 25, 2014、Champress, August 25, 2014、al-Hayat, August 26, 2014、Kull-na Shuraka’, August 25, 2014、al-Mada Press, August 25, 2014、Naharnet, August 25, 2014、NNA, August 25, 2014、Reuters, August 25, 2014、SANA, August 25, 2014、UPI, August 25, 2014などをもとに作成。

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シリアで日本人が拉致(2014年8月25日)

クッルナー・シュラカー(8月25日付)は、イスラーム戦線広報局の話として、アレッポ県で行われていたダーイシュ(イスラーム国)とイスラーム戦線との捕虜交換の交渉が決裂したと報じた。

同報道によると、交渉は、ダーイシュが拘束する逮捕者と、ムハージリーン・ワ・アンサール軍メンバーの交換に関するもので、アレッポ県で活動するアンサール・ディーン戦線が仲介していたという。

ムハージリーン・ワ・アンサール軍は、外国人戦闘員からなる武装集団で、2014年7月にはアレッポ県のアレッポ中央刑務所でシャームの民のヌスラ戦線と交戦するなど、ダーイシュ以外の反体制武装集団としばしば対立する一方、ハマー県などではこれらの組織と共闘している。

なお交渉では、「日本人イスラーム教徒ジャーナリスト、アブー・ムジャーヒド・ヤーバーニー」(ダーイシュによって拉致されたとされる日本人男性のこと)の解放についても協議されたが、ダーイシュによって「断固拒否」された。

解放が拒否された理由について、イスラーム戦線広報局は明らかにしなかった。

Kull-na Shuraka’, August 25, 2014をもとに作成。

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諸外国の動き(2014年8月24日追記)

ジョン・ケリー米国務長官は声明を出し、2012年10月にシリア国内でシャームの民のヌスラ戦線に拘束されていた米国人ジャーナリストのピーター・テオ・カーティス氏がシリア国内で解放されたことを明らかにした。

これに関して、カーティス氏の家族は声明を出し、カタール政府・諜報機関が解放に向けた仲介にあたってきたとしたうえで、身代金の支払いはなかったことを明らかにした。

一方、国連報道官は、カーティス氏の身柄が過激派組織から、シリアとイスラエルの停戦監視にあたっているUNDOFに引き渡され、その後、米国側に送り届けられたことを明らかにした。

ロイター通信(8月25日付)などが伝えた。

AFP, August 25, 2014、AP, August 25, 2014、ARA News, August 25, 2014、Champress, August 25, 2014、al-Hayat, August 26, 2014、Kull-na Shuraka’, August 25, 2014、al-Mada Press, August 25, 2014、Naharnet, August 25, 2014、NNA, August 25, 2014、Reuters, August 25, 2014、SANA, August 25, 2014、UPI, August 25, 2014などをもとに作成。

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諸外国の動き(2014年8月24日)

サウジアラビア、エジプト、UAE、ヨルダン、カタールの外務大臣はサウジアラビアのジェッダで会合を開き、ダーイシュ(イスラーム国)への対応などについて協議した。

複数の外交筋によると、サウジアラビアのサウード・ファイサル外務大臣の呼びかけによって開催されたこの会合では、「イラクとシリアにおけるダーイシュの脅威に対抗するため、5カ国の治安機関が完全なる調整」のもとに対応することが確認されたという。『ハヤート』(8月25日付)が伝えた。

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シリア革命反体制勢力国民連立のナスル・ハリーリー事務局長は、アラビー21(8月24日付)に、ジェッダでのアラブ5カ国の外相会合をメディアを通じて知ったことを明らかにし、不快感を示した。

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イスラエル軍は声明を出し、シリア領内から占領下のゴラン高原に向けてロケット弾5発が発射され、着弾したと発表した。

このロケット弾攻撃による被害はなかったが、イスラエル軍はロケット弾の発射場所を特定できず、反撃しなかったという。

『ハヤート』(8月25日付)が伝えた。

AFP, August 24, 2014、AP, August 24, 2014、ARA News, August 24, 2014、Arabi21.com, August 24, 2014、Champress, August 24, 2014、al-Hayat, August 25, 2014、Kull-na Shuraka’, August 24, 2014、al-Mada Press, August 24, 2014、Naharnet, August 24, 2014、NNA, August 24, 2014、Reuters, August 24, 2014、SANA, August 24, 2014、UPI, August 24, 2014などをもとに作成。

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米国がシリア国内で軍事作戦(続報、2014年8月24日)

『ハヤート』(8月24日付)は、米国が、ダーイシュ(イスラーム国)によって拉致された人質を救出するために7月上旬に行ったとされる極秘作戦について、地元住民らの証言をもとにその詳細を報じた。

同紙によると、米軍ヘリコプター2機が7月4日深夜、ラッカ県アキールシー村にある通称「シャイフ・ウサーマ・ビン・ラーディン基地」(ラッカ市東部アキールシー基地)を空爆後、同村に着陸し、作戦が実行されたという。

特殊部隊は、アキールシー村に突入し、武装集団と戦闘し、戦闘員多数を殺害した後、内の民家を捜索したという。

なお特殊部隊には、米軍兵士だけでなく、アラブ諸国の兵士も含まれていたという。

特殊部隊は、住民から米国人ジャーナリストのジェームズ・フォーリー氏を含む人質が拘置所にいないことを知らされると、この拘置所を焼き討ち、土壌のサンプルを採取するなどして撤収したという。

なお、アブー・イブラーヒーム・ラッカーウィーを名乗るラッカ市の活動家によると、ダーイシュは米軍による極秘作戦の24時間前に、フォーリー氏らを処刑するためにアキールシー村から連れ出していたという。

AFP, August 24, 2014、AP, August 24, 2014、ARA News, August 24, 2014、Champress, August 24, 2014、al-Hayat, Augustr 24, 2014、August 25, 2014、Kull-na Shuraka’, August 24, 2014、al-Mada Press, August 24, 2014、Naharnet, August 24, 2014、NNA, August 24, 2014、Reuters, August 24, 2014、SANA, August 24, 2014、UPI, August 24, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年8月24日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がシリア軍との激しい戦闘の末、タブカ航空基地を完全制圧した。

戦闘はタブカ航空基地に近いウジャイリー農場、アジュラーウィー農場で未明から行われ、早朝にダーイシュが飛行場内に突入、シリア軍は同飛行場に配備されていた航空機を、ダイル・ザウル航空基地に撤退させたという。

また飛行場に展開していた地上部隊も、サラミーヤ市・ハナースィル市街道をイスリヤー村方面に向かって撤退したという。

これに関して、シリア人権監視団は、ダーイシュが23日晩に、タブカ航空基地とイスリヤー村(ハマー県)に至る街道一帯から撤退し、シリア軍の退路を確保、戦闘を回避しようとしたと発表した。

これにより、ダーイシュはラッカ県内のシリア軍の主要な軍事拠点のすべてを制圧した。

タブカ航空基地をめぐる戦闘では、ダーイシュ戦闘員370人(うち外国人170人、イラク人とシリア人200人)、シリア軍兵士25人が死亡した。

一方、SANA(8月24日付)は、タブカ航空基地を防衛するシリア軍部隊が、ダーイシュとの激しい戦闘の末、同空港から退避し、部隊を再結集し、「テロ集団」への的確な攻撃を続けている、と報じた。

Kull-na Shuraka', August 24, 2014
Kull-na Shuraka’, August 24, 2014
Kull-na Shuraka', August 24, 2014
Kull-na Shuraka’, August 24, 2014
Kull-na Shuraka', August 24, 2014
Kull-na Shuraka’, August 24, 2014

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、クルド人戦線旅団とジハード主義武装集団が、ダーイシュ(イスラーム国)との数日間にわたる戦闘の末、スーラーン・アアザーズ町に近いアディーヤ村、ダフリーヤ村を奪還した。

またアフタリーン市では、シリア軍が空爆を行うなか、クルド人戦線旅団、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団がダーイシュと交戦した。

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ハサカ県では、ARA News(8月24日付)によると、イラク国境に近いジャズア村で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、同村のアミールを名乗るアブー・ダーライヤー氏ら10人のダーイシュ戦闘員を殺害した。

AFP, August 24, 2014、AP, August 24, 2014、ARA News, August 24, 2014、Champress, August 24, 2014、al-Hayat, August 25, 2014、Kull-na Shuraka’, August 24, 2014、al-Mada Press, August 24, 2014、Naharnet, August 24, 2014、NNA, August 24, 2014、Reuters, August 24, 2014、SANA, August 24, 2014、UPI, August 24, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年8月24日)

ハマー県では、スマート・ニュース(8月24日付)が、シャームの民のヌスラ戦線がシリア軍との戦闘の末、キリスト教徒が多く住むムハルダ市を制圧したと報じた。

しかし、SANA(8月24日付)は、ハラファーヤー市方面からムハルダ市に潜入しようとしたシャームの民のヌスラ戦線をシリア軍が撃退したと報じた。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ザバダーニー市一帯で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がジハード主義武装集団と交戦し、シリア軍兵士18人が死亡、50人が負傷した。

またアルバイン市周辺で、シリア軍がジハード主義武装集団と交戦した。

これに関して、クッルナー・シュラカー(8月24日付)は、過去48時間で、シャッラーフ検問所(ザバダーニー市・ブルダーン村間)などシリア軍の検問所5カ所を反体制武装集団が制圧したと報じた。

一方、SANA(8月24日付)によると、ハーン・シャイフ・キャンプおよびその周辺で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ハーッラ市・ズィムリーン村間でシリア軍が反体制武装集団を要撃、戦闘員32人が死亡、26人が負傷した。

これに関して、SANA(8月24日付)は、シリア軍がハーッラ市・ズィムリーン村街道で、「武装テロ集団」を要撃し、外国人戦闘員ら多数を殲滅したと報じた。

またSANAによると、シリア軍は、タッル・フドル一帯、ハッラーブ・シャフム村、ヤードゥーダ村街道、ムサイフラ町、ブスラー・シャーム市、マアルバ町、ジーザ町、ダーイル町、ヌアイマ村、インヒル市、アトマーン村、タッル・アッラール周辺、ヒルバト・ガザーラ町・ムライハト・アトシュ村・アクラバー村交差点、ジャースィム・ニムル街道、ニムル・ズィムリーン村街道で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(8月24日付)によると、クムーナ村、ナブア・サフル村、西サムダーニーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(8月24日付)によると、アレッポ中央刑務所周辺、フライターン市、ウユーン村、マーリア市、マンナグ村、フール・ナフル村、ハーウーズ村、マンビジュ市、アンジャーラ村、アレッポ市ラーシディーン地区などで、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(8月24日付)によると、タルビーサ市、ダール・カビーラ村、ファーウ・シャーウィーシュ村、東サラーム村、ラッフーム村、ムシャイリファ村、タッルドゥー市、ブルジュ・カーイー村、サムアリール村、タドムル市郊外、ヒムス市ワアル地区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, August 24, 2014、AP, August 24, 2014、ARA News, August 24, 2014、Champress, August 24, 2014、al-Hayat, August 25, 2014、Kull-na Shuraka’, August 24, 2014、al-Mada Press, August 24, 2014、Naharnet, August 24, 2014、NNA, August 24, 2014、Reuters, August 24, 2014、SANA, August 24, 2014、SMART News, August 24, 2014、UPI, August 24, 2014などをもとに作成。

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クルド民族主義勢力の動き(2014年8月24日)

ハーワール・ニュース(8月24日付)は、アレッポ革命軍事評議会前議長のアブドゥルジャッバール・アカイディー大佐がハサカ県アフリーン市を訪問し、西クルディスタン移行期民政局アフリーン地区のアブドゥー・イブラーヒーム防衛委員長(防衛大臣)と会談し、「自由シリア軍」と人民防衛隊が共同でダーイシュ(イスラーム国)に対抗することを合意した、と報じた。

会談には、アカイディー大佐、イブラーヒーム防衛委員長のほか、シリア自由人旅団のアフマド・アファシュ司令官ら「自由シリア軍」司令官、人民防衛隊の司令官らが同席し、ダーイシュによるアアザーズ市一帯制圧などへの対応が協議されたという。

なおユーチューブには22日付で、アカイディー大佐がアフリーン市を訪問し、人民防衛隊の司令官らと会談する映像(https://www.youtube.com/watch?v=55Vo6hvPQN4)がアップされていた。

Youtube, August 22, 2014
Youtube, August 22, 2014

AFP, August 24, 2014、AP, August 24, 2014、ARA News, August 24, 2014、Champress, August 24, 2014、Hawar News, August 24, 2014、al-Hayat, August 25, 2014、Kull-na Shuraka’, August 24, 2014、al-Mada Press, August 24, 2014、Naharnet, August 24, 2014、NNA, August 24, 2014、Reuters, August 24, 2014、SANA, August 24, 2014、UPI, August 24, 2014などをもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き(2014年8月24日)

アフバール・アーン(8月24日付)によると、ダマスカス郊外県カラムーン地方で活動する反体制武装集団11組織が、「西カラムーン連合」を結成し、シリア軍、ヒズブッラー戦闘員への反抗を約束した。

「西カラムーン連合」に参加した武装集団は、特殊部隊、ムタハーッビーン・ビッラー大隊、カラムーン自由人大隊、スンナの獅子大隊、フーシュ・アラブ殉教者連合、カラムーンの男達大隊、アッラーの男達旅団、ハビーブ・ムスタファー旅団、アンサール大隊、ウマイヤの鷹旅団、人民革命旅団、サイフ・ハック旅団、ナブク殉教者旅団、カラムーンの鷹旅団、アフバーブ・サイイド・ナー・ムハンマド大隊、ハマド旅団、カラムーンの盾旅団、第215大隊、ハフィール自由人旅団、カラムーン解放旅団、シャーム解放旅団、カラムーン・サルハ大隊連合。

AFP, August 24, 2014、Akhbaral-An, August 24, 2014、AP, August 24, 2014、ARA News, August 24, 2014、Champress, August 24, 2014、al-Hayat, August 25, 2014、Kull-na Shuraka’, August 24, 2014、al-Mada Press, August 24, 2014、Naharnet, August 24, 2014、NNA, August 24, 2014、Reuters, August 24, 2014、SANA, August 24, 2014、UPI, August 24, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年8月23日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が占拠するタブカ市内の病院などに対し、シリア軍が6回にわたり空爆を行った。

この空爆で、ダーイシュ戦闘員10人、病院職員3人が死亡した。

シリア軍はまた、ダーイシュが攻略をめざすタブカ航空基地周辺に対して空爆を続け、同地一帯で交戦した。

ダーイシュは早朝、3度目となる自爆攻撃を飛行場の入り口で行ったが、シリア軍の応戦によって失敗した。

これに関して、SANA(8月23日付)は、ダーイシュのタブカ航空基地に対する攻撃が失敗に終わり、タブカ航空基地の外壁周辺には、ダーイシュ戦闘員の遺体数十体が散乱していると報じた。

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ダイル・ザウル県では、ARA News(8月24日付)によると、ガラーニージュ市で、ダーイシュ(イスラーム国)がシュアイタート部族の子息10人を処刑した。

AFP, August 23, 2014、AP, August 23, 2014、ARA News, August 23, 2014、Champress, August 23, 2014、al-Hayat, August 24, 2014、Kull-na Shuraka’, August 23, 2014、al-Mada Press, August 23, 2014、Naharnet, August 23, 2014、NNA, August 23, 2014、Reuters, August 23, 2014、SANA, August 23, 2014、UPI, August 23, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き(2014年8月23日)

『サフィール』(8月23日付)は、外交筋の話として、ベカーア県バアルベック郡アルサール村を8月初めに襲撃した武装集団(シャームの民のヌスラ戦線、ダーイシュ(イスラーム国)が拉致する内務治安軍総局隊員らの釈放に向けた交渉に関して、トルコとカタールが仲介に尽力していると報じた。

なおこれまで仲介を行っていたウラマー委員会は22日に武装集団との交渉を中止すると発表している。

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NNA(8月23日付)によると、レバノンの治安当局はベカーア県バアルベック郡で、ジハード主義武装集団に属するシリア人3人を逮捕した。

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レバノン軍は声明を出し、レバノン南部から発射されたロケット弾1発がイスラエル東部のアッカに着弾したと報じた。

被害状況は不明。

ナハールネット(8月23日付)が伝えた。

AFP, August 23, 2014、AP, August 23, 2014、ARA News, August 23, 2014、Champress, August 23, 2014、al-Hayat, August 24, 2014、Kull-na Shuraka’, August 23, 2014、al-Mada Press, August 23, 2014、Naharnet, August 23, 2014、NNA, August 23, 2014、Reuters, August 23, 2014、al-Safir, August 23, 2014、SANA, August 23, 2014、UPI, August 23, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年8月23日)

ダマスカス郊外県では、SANA(8月23日付)によると、ムライハ市北部農村地帯、アイン・タルマー渓谷、アドラー市旧市街、ザーキヤ町・ハーン・シャイフ・キャンプ街道、ハーン・シャイフ・キャンプ、ザバダーニー市東部山岳地帯で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、イスラーム戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、ダマスカス郊外県マダーヤー町で、地元和解プロセスの一環で当局に投降した反体制武装集団元メンバーら指名手配者254人が放免となり、釈放された。

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ダマスカス県では、SANA(8月23日付)によると、ジャウバル区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(8月23日付)によると、マーリア市南部、ウンム・クラー村、ハスィーラ村、サフィーラ市東部、アレッポ市ジュバイリーヤ地区、アクユール地区、マシュハド地区、ナッカーリーン地区、アーミリーヤ地区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(8月23日付)によると、アブー・ズフール航空基地周辺、バラーギーティー村、クマイナース村、マジャース村、バズィート村、バシーリーヤ村などで、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(8月23日付)によると、ヒムス市ワアル地区、アブー・ハワーディート村、ラッフーム村、アルシューナ村、スルターニーヤ村、ヒルバト・ラビート村、ラスタン市、ムフターリーヤ村、アクラブ村、タッル・ザハブ町で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(8月23日付)によると、インヒル市、西ガーラ村、ムサイフラ町、マアルバ町、ジーザ町、ブスラー・シャーム市、タッル・アッラール、アトマーン村周辺、ダルアー市で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(8月23日付)によると、ラスム・ブルグル村、ハルシュ・ハッラール村、ダイン・ダラブ村、マジュドゥーリーヤ村、マムティナ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(8月23日付)によると、サーハト・クルド村、タルティヤーフ村、ダルーシャーン村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の外国人戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, August 23, 2014、AP, August 23, 2014、ARA News, August 23, 2014、Champress, August 23, 2014、al-Hayat, August 24, 2014、Kull-na Shuraka’, August 23, 2014、al-Mada Press, August 23, 2014、Naharnet, August 23, 2014、NNA, August 23, 2014、Reuters, August 23, 2014、SANA, August 23, 2014、UPI, August 23, 2014などをもとに作成。

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シリア政府の動き(2014年8月23日)

バアス党シリア地域指導部はハサカ県支部指導部の再編を決定した。

この再編で、ムハンマド・ズアール・アリー・ハサカ県知事、アブドゥルバースィト・サラール支部組合局長、アフマド・シャイフ・アミーン支部教育・高等教育局長、ムスタファー・アリー支部農民局長は留任、ヒューヌス・ハラフ氏、ムハンマド・サイード・ハラフ氏、ジャーリヤ・トゥアイマ氏、ラーイド・ラフドゥー氏が新たに指導部入りを果たした。

ARA News(8月23日付)が伝えた。

AFP, August 23, 2014、AP, August 23, 2014、ARA News, August 23, 2014、Champress, August 23, 2014、al-Hayat, August 24, 2014、Kull-na Shuraka’, August 23, 2014、al-Mada Press, August 23, 2014、Naharnet, August 23, 2014、NNA, August 23, 2014、Reuters, August 23, 2014、SANA, August 23, 2014、UPI, August 23, 2014などをもとに作成。

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クルド民族主義勢力の動き(2014年8月23日)

クッルナー・シュラカー(8月23日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ジャズィーラ地区)のカナアーン・バラカート内務委員長(内務大臣)は、アサーイシュに対して、18歳から30歳の男性のジャズィーラ地区外への旅行を禁じることと、徴兵制の厳格な適用を要請した。

Kull-na Shuraka', August 23, 2014
Kull-na Shuraka’, August 23, 2014

 

 

ARA News(8月23日付)によると、バラカート内務委員長はまた、政党問題委員会に対して認可を申請していない政治団体に対して申請を促すようアサーイシュに支持した。

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クッルナー・シュラカー(8月23日付)は、西クルディスタン移行期部民局(ジャズィーラ地区)の共同執政官でシャンマル部族長のハミーディー・ダッハーム・ハーディー・ジャルバー氏が、ハサカ県マーリキーヤ市で2週間前に暗殺未遂に遭っていたと報じた。

AFP, August 23, 2014、AP, August 23, 2014、ARA News, August 23, 2014、Champress, August 23, 2014、al-Hayat, August 24, 2014、Kull-na Shuraka’, August 23, 2014、al-Mada Press, August 23, 2014、Naharnet, August 23, 2014、NNA, August 23, 2014、Reuters, August 23, 2014、SANA, August 23, 2014、UPI, August 23, 2014などをもとに作成。

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諸外国の動き(2014年8月22日)

オランダのフランス・ティマーマンス外務大臣はハーグで記者団に対し、「イラクでダーイシュ(イスラーム国)に対してより断固たる方針をとることを主唱している人々は、シリアでもこの組織と戦う準備ができてのみ成果をなすということを理解しなければならない」と述べた。

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国連の潘基文事務総長は、国連安保理決議2139号に関する報告書のなかで、シャームの民のヌスラ戦線が、シリア・トルコ間の密輸業を完全に掌握しており、それが同組織の主要な活動資金になっていると指摘した。

ARA News(8月23日付)が伝えた。

AFP, August 22, 2014、AP, August 22, 2014、ARA News, August 22, 2014、August 23, 2014、Champress, August 22, 2014、al-Hayat, August 23, 2014、Kull-na Shuraka’, August 22, 2014、al-Mada Press, August 22, 2014、Naharnet, August 22, 2014、NNA, August 22, 2014、Reuters, August 22, 2014、SANA, August 22, 2014、UPI, August 22, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年8月22日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、タブカ航空基地周辺での20日以降のシリア軍によるスカッド・ミサイルなどでの空爆や地雷の爆発で、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員70人が死亡した。

シリア軍はタブカ航空基地以外のラッカ県各所でも、ダーイシュの拠点に対して「樽爆弾」での空爆を行った。

シリア軍は24日には、タブカ航空基地に増援部隊をヘリコプターで派遣したという。

他方、クッルナー・シュラカー(8月22日付)によると、ダーイシュ・ラッカ州のシャリーア委員会が、ダーイシュ諜報機関の連絡調整担当官であるアブー・ウバイダ・マグリビー氏を含む3人を、背任、逃亡(トルコへの逃亡を計画)、欧米および地域諸国の諜報機関との内通の罪で処刑した。

マグリビー氏は、アレッポ県アイン・アラブ市出身のクルド人で、ダマスカス大学卒業後、2012年にダーイシュに参加していた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アフティームッラート村にクルド人戦線旅団やジハード主義武装集団が突入を試み、同村周辺でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

ダーイシュはまた、イスラーム戦線タウヒード旅団の本拠地であるマーリア市を砲撃した。

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ダイル・ザウル県では、クッルナー・シュラカー(8月22日付)によると、ヒサーン村で、ダーイシュ(イスラーム国)が、アブナー・イスラーム運動シャリーア委員会のムハンマド・シャイフ委員長(アブー・サッラージュ)を「背教」の罪で処刑した。

シャイフ委員長は、元政治犯で、釈放後にアンサール大隊に所属、その後アブナー・イスラーム運動シャリーア委員会の委員長に就任し、ダイル・ザウル県の他の武装集団とともにシャームの民のヌスラ戦線に忠誠を誓っていた。

Kull-na Shuraka', August 22, 2014
Kull-na Shuraka’, August 22, 2014

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ハサカ県では、ARA News(8月22日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が声明を出し、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、マギーラート村を奪還したと発表した。

声明によると、この戦闘で人民防衛隊隊員15人、ダーイシュ戦闘員100人以上が死亡した。

AFP, August 22, 2014、AP, August 22, 2014、ARA News, August 22, 2014、Champress, August 22, 2014、al-Hayat, August 23, 2014、Kull-na Shuraka’, August 22, 2014、al-Mada Press, August 22, 2014、Naharnet, August 22, 2014、NNA, August 22, 2014、Reuters, August 22, 2014、SANA, August 22, 2014、UPI, August 22, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き(2014年8月22日)

ヒズブッラーは、ダーイシュ(イスラーム国)による米国人ジャーナリストのジェームズ・フォーリー氏処刑に関して声明を出し、「テロ集団によって勇敢なままに殺害された」と哀悼の意を示したうえで、「テロ集団に資金、武器を供与し、シリアとイラクでの恐るべき犯罪を政治的に隠蔽し、沈黙を装うことこそ…恐るべき行為の主因だ」と述べ、両国でのジハード主義武装集団を支援してきたトルコ、サウジアラビア、カタールなどを暗に批判した。

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ベカーア県バアルベック郡アルサール村を8月初めに襲撃した武装集団(シャームの民のヌスラ戦線、ダーイシュ(イスラーム国)が拉致した内務治安軍総局隊員ら24人のうち、隊員8人とレバノン軍兵士1人の合わせて9人が撮影された映像がユーチューブ(https://www.youtube.com/watch?v=A41L-5mr1Mg)にアップされた。

ビデオで、隊員らは、「悪魔の党」(ヒズブッラーのこと)のシリアへの干渉に抗議するためのデモや道路封鎖を行うよう家族に対して呼びかけ、もしそうしなければ自分たちは殺害されるだろうと語った。

Naharnet, August 22, 2014
Naharnet, August 22, 2014

AFP, August 22, 2014、AP, August 22, 2014、ARA News, August 22, 2014、Champress, August 22, 2014、al-Hayat, August 23, 2014、Kull-na Shuraka’, August 22, 2014、al-Mada Press, August 22, 2014、Naharnet, August 22, 2014、August 23, 2014、NNA, August 22, 2014、Reuters, August 22, 2014、SANA, August 22, 2014、UPI, August 22, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年8月22日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シーハ村近郊でのシリア軍との戦闘で、ジハード主義武装集団の司令官が死亡した。

またシリア軍はハラファーヤー市に空爆を行い、同地一帯やハスラーヤー村で反体制武装集団と交戦し、反体制武装集団戦闘員5人を含む10人以上が死亡した。

これを受け、シャームの民のヌスラ戦線が、反体制武装集団を支援するために、アレッポ県方面からハラファーヤー市一帯に増援部隊を派遣した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、シャアラーン地区のダール・サラーム学校近くにジハード主義武装集団が撃った迫撃砲が着弾し、子供3人を含む4人が死亡した。

ヤルムーク区出身の男性1人が治安機関の拘置所で拷問を受け死亡した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ブスラー・シャーム市へのシリア軍の空爆で女性1人が死亡した。

シリア軍はまたインヒル市、ダーイル町、東ガーリヤ村を「樽爆弾」で空爆し、子供5人が死亡した。

このほか、ダルアー市で負傷していた男性1人が死亡したほか、ムサイフラ町出身の男性2人が治安機関の拘置所で拷問を受け死亡した。

一方、SANA(8月22日付)によると、ダルアー市マンシヤ地区、ヌアイマ村、ラジャート高原、サイダー町、アトマーン村・ダーイル市街道、ヤードゥーダ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(8月22日付)によると、ムライハ市郊外のTAMICOを占拠していた「テロ集団」をシリア軍が掃討した。

またアドラー市旧市街、ドゥーマー市、ハーン・シャイフ・キャンプ郊外で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

さらに、バスィーマ町では、地元和解プロセスの一環で反体制武装集団元メンバー180人が当局に投降、その後放免となり、釈放された。

Kull-na Shuraka', August 22, 2014
Kull-na Shuraka’, August 22, 2014

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ヒムス県では、SANA(8月22日付)によると、シャーイル山(ハマー県)西部、ウンム・シャルシューフ村、タルビーサ市、ウンム・リーシュ市、ラッフーム村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(8月22日付)によると、ナフラ町、マアッルバリート村、シャビーバ軍事基地周辺で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、SANA(8月22日付)によると、ジャドル・シヤーフ街道で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, August 22, 2014、AP, August 22, 2014、ARA News, August 22, 2014、Champress, August 22, 2014、al-Hayat, August 23, 2014、Kull-na Shuraka’, August 22, 2014、al-Mada Press, August 22, 2014、Naharnet, August 22, 2014、NNA, August 22, 2014、Reuters, August 22, 2014、SANA, August 22, 2014、UPI, August 22, 2014などをもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き(2014年8月22日)

クッルナー・シュラカー(8月22日付)は、ダマスカス郊外県での化学兵器使用事件(2013年8月21日)1周年に合わせて、反体制活動家らが、ダマスカス郊外県ダーライヤー市でシリア軍が毒ガスを使用し、3人が死亡、45人が負傷したと主張している、と報じた。

AFP, August 22, 2014、AP, August 22, 2014、ARA News, August 22, 2014、Champress, August 22, 2014、al-Hayat, August 23, 2014、Kull-na Shuraka’, August 22, 2014、al-Mada Press, August 22, 2014、Naharnet, August 22, 2014、NNA, August 22, 2014、Reuters, August 22, 2014、SANA, August 22, 2014、UPI, August 22, 2014などをもとに作成。

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シリアで日本人が拉致(2014年8月22日)

アレッポ県のムハンマド・アッカード知事は、共同通信(8月21日付)と会見し、ダーイシュ(イスラーム国)によると思われる日本人の拉致に関して、「ダーイシュから捕虜交換の要請があれば、解放に向けて支援する用意がある」と述べ、釈放に向けた協力の意思を示した。

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『読売新聞』(8月23日朝刊)は、ダーイシュ(イスラーム国)によって拉致されたとされる日本人男性と行動をともにしていたというイスラーム戦線メンバーが、この男性の解放に向けた直接交渉を開始したことを明らかにしたうえで、「解放条件が身代金なのか捕虜交換なのかは不明だが、我々は要求に応える準備がある」と語ったと報じた。

このメンバーによると、拉致されたとされる男性は現在、ダーイシュが制圧するアレッポ県バーブ市で拘留されていると見られるという。

しかし、『読売新聞』(8月23日夕刊)は、ダーイシュと直接交渉を始めたとするイスラーム戦線メンバーが22日、「ダーイシュとの戦闘が激化して状況が急変し、交渉は進まなかった」と明かした。

このメンバーによると、イスラーム戦線はバーブ市にメンバー4人を派遣し、当初は電話で交渉を始めたという。

だが、22日からバーブ市一帯での戦闘激化を受けて、予定されていたイスラーム戦線とダーイシュの代表の面会は中止されたという。

なお、イスラーム戦線メンバーがバーブ市で収集した情報によると、拉致された男性は「拘束時に顔や体にけがを負ったが、無事のようだ」という。

共同通信2014年8月22日、『読売新聞』2014年8月23日などを参照。

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諸外国の動き(2014年8月21日)

米国のチャック・ヘーゲル国防長官は、マーティン・デンプシー統合参謀本部議長と会見を開き、シリアとイラクで台頭するダーイシュ(イスラーム国)に関して、高度な軍事力や豊富な資金を有する「これまでに見たことがない組織だ」と述べ、警戒感を示した。

ヘーゲル国防長官は、イスラーム国が「単なるテロ組織の枠を超えている」としたうえで、「あらゆる事態に備えねばならない」と強調、「米軍の関与は終わらない」と述べた。

そのうえで、シリア国内でのダーイシュへの空爆について「引き続きあらゆる選択肢を考えている」と排除しない考えを示した。

同席したデンプシー統合参謀本部議長も、ダーイシュを打倒するには、シリア国内で対処する必要があるとしたうえで、「空爆もその一つだ」と語った。

しかし、米軍が直接空爆を行う可能性については「少なくとも米国が行うことは予期していない」と述べ、現時点では否定した。

AFP, August 21, 2014、AP, August 21, 2014、ARA News, August 21, 2014、Champress, August 21, 2014、al-Hayat, August 22, 2014、Kull-na Shuraka’, August 21, 2014、al-Mada Press, August 21, 2014、Naharnet, August 21, 2014、NNA, August 21, 2014、QNA, August 21, 2014、Reuters, August 21, 2014、SANA, August 21, 2014、UPI, August 21, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年8月21日)

シリア国内の動き

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が、タブカ航空基地の攻略をめざすダーイシュ(イスラーム国)と同飛行場周辺で激しく交戦し、ダーイシュ戦闘員11人を殺害した。

シリア軍はまた、飛行場周辺に対して「樽爆弾」、スカッド・ミサイルなどで空爆・砲撃を行った。

一方、ダーイシュは、爆弾を積んだ自動車で2度にわたって自爆攻撃を行い、シリア軍にも7人の戦死者が出たという。

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ダイル・ザウル県では、SANA(8月21日付)によると、ダイル・ザウル市ハウィーカ地区、ラシュディーヤ地区、工業地区、シャイフ・ヤースィーン地区、ジュバイラ地区、ジスル・スィヤーサ地区で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、ARA News(8月21日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊・アサーイシュが、ハサカ市グワイラーン地区で、ダーイシュ(イスラーム国)の支持者とされるハサン・タイス氏の自宅を攻撃し、ダーイシュを支持する武装集団メンバー5人を殺害した。

また対イラク国境に位置するヤアルビーヤ町南部のハビービーヤ村、スッカリーヤ村、クーズ村、ジャズア村一帯で、民主統一党とダーイシュが20日晩から交戦を続けた。

このほか、クッルナー・シュラカー(8月21日付)によると、20日晩、ラアス・アイン市南部のブワイダ村で、人民防衛隊がダーイシュと交戦した。

イラク国内の動き

キルクーク県では、治安筋によると、イラク軍がトゥーズ郡スライマーン・ベク地方にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、ダーイシュ戦闘員20人を死傷させた。

またフワイジャ郡北西部で、部族民兵が未明にダーイシュの車列を襲撃し、ダーイシュ戦闘員10人を殲滅した。

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バービル県では、治安筋によると、ジュルフ・サフル地方でのイラク治安部隊とダーイシュ(イスラーム国)との戦闘で、ダーイシュ司令官1人と副官3人が死亡した。

またイラク軍は同地一帯を空爆し、ダーイシュ戦闘員22人を死傷させた。

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アンバール県では、アンバール作戦司令室によると、ラマーディー市西部のハディーサ郡で、イラク軍がダーイシュ(イスラーム国)の襲撃を撃退し、ダーイシュ戦闘員12人を殺害した。

一方、ヒート郡では、警察と覚醒評議会の合同部隊の車列がダーイシュの攻撃を受け、警官ら9人が死傷した。

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サラーフッディーン県では、治安筋によると、ティクリート市南部のダルーイーヤ郡北部でのイラク警察治安部隊とダーイシュ(イスラーム国)の戦闘で、ダーイシュ戦闘員3人が死亡、警官3人が負傷した。

諸外国の動き

ヨルダンのジハード主義潮流のムハンマド・シャラビー氏(アブー・サヤーフ)は『ハヤート』(8月22日付)に対し、今週1週間でヨルダンの治安当局が、同潮流の若者約20人を「ダーイシュ(イスラーム国)を支援しているとの容疑」で、「不当逮捕」したことを明らかにした。

シャラビー氏によると、治安当局による逮捕・摘発はアンマン、サルト、サルトなどで行われ、逮捕された若者は「ほとんどがダーイシュを支援しており、シャームの民のヌスラ戦線を支持しているのはわずかだ」という。

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カタール外務省報道官は、ダーイシュ(イスラーム国)による米国人ジャーナリストのジェームズ・フォーリー氏処刑に関して「犯罪集団の手による殺害をもっとも強い表現で非難する」と述べるとともに、「シリアの民間人の苦難の真相の解明など、危険地での真相報道を行ってきた故人の勇気」を高く評価、哀悼の意を示した。

カタール通信(QNA、8月21日付)が伝えた。

AFP, August 21, 2014、AP, August 21, 2014、ARA News, August 21, 2014、Champress, August 21, 2014、al-Hayat, August 22, 2014、Kull-na Shuraka’, August 21, 2014、al-Mada Press, August 21, 2014、Naharnet, August 21, 2014、NNA, August 21, 2014、QNA, August 21, 2014、Reuters, August 21, 2014、SANA, August 21, 2014、UPI, August 21, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年8月21日)

ダマスカス郊外県では、SANA(8月21日付)によると、ザーキヤ町西部、フサイニーヤ町郊外、ハーン・シャイフ・キャンプ郊外、ムライハ市郊外、アイン・タルマー渓谷、ナシャービーヤ農場、アルバイン市、ザマルカー町で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(8月21日付)によると、ウーファーニヤー村、ハズラジーヤ農場で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(8月21日付)によると、ダーイル町南部、ナワー市周辺、ジュムーア丘、ラジャート高原、ヒルバト・ガザーラ町周辺、ダルアー市旧税関地区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(8月21日付)によると、ウンク・ハワー村、タッルドゥー市、カフルラーハー市、タッル・ザハブ町、ダイル・フール村、サアン村、アルシューナ村、西サラーム村、マリーミーン村、西グール村、カルヤタイン市で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(8月21日付)によると、ウワイジャ地区、サルジャ村、ブラート村、ハーン・アサル村、カフルダーイル村、アレッポ市カッラーサ地区、シャッアール地区、ライラムーン地区、ハナーヌー地区、ジュダイダ地区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(8月21日付)によると、スビールー村、クマイナース村、バラーギーティー村、ムスタリーハ村、イドリブ市・ハーリム市街道、バズィート村、バーリス村、アブー・ズフール町西部、ハミーマート・ダーイル村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, August 21, 2014、AP, August 21, 2014、ARA News, August 21, 2014、Champress, August 21, 2014、al-Hayat, August 22, 2014、Kull-na Shuraka’, August 21, 2014、al-Mada Press, August 21, 2014、Naharnet, August 21, 2014、NNA, August 21, 2014、Reuters, August 21, 2014、SANA, August 21, 2014、UPI, August 21, 2014などをもとに作成。

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「国民和解合意」(停戦合意)をめぐる動き(2014年8月21日)

Watan FM(8月21日付)は、ノルウェーの首都オスロで、シリア政府に近いビジネスマン、商人、反体制武装集団代表、シリア国内外の反体制活動家が非公式会合を開き、紛争の政治的解決などについての審議を開始したと報じた。

「オスロ会合」と称されるこの非公式会合は3日間の審議を予定しており、英国、ノルウェー、スウェーデンが開催を支援しているという。

会合には、反体制勢力の側から、ダマスカス県、ダマスカス郊外県、クナイトラ県で武装活動をしているアンサール・イスラーム戦線、ハビーブ・ムスタファー、シリア解放戦線、シリア東部および北部で活動する武装集団の代表ら、シリア政府からはマルウィー・フアード女史(国連特使担当局長)が参加しているほか、政権、反体制勢力のいずれにも属さない「グレーゾーン」の要人も出席しているという。

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『ハヤート』(8月22日付)は、ダマスカス県カダム区およびアサーリー地区で発効した停戦合意(国民和解合意)の内容を明らかにした。

同報道によると、停戦合意は以下11項目などからなるという。

1. 当事者によるすべての発砲停止。

2. シリア軍のカダム区からの完全撤退。

3. カダム区入り口へのシリア軍の検問所の設置。

4. 民間人の帰宅を促すための道路の整備・清掃

5. 主要道路の再開。

6. ライフ・ライン、生活インフラの復旧。

7. カダム区、アサーリー地区での逮捕者、とりわけ女性と子供の釈放。

8. 「自由シリア軍」による武器携帯、自治運営、国家機関や公務員の保護。

9. カダム区、アサーリー地区の「自由シリア軍」400人からなる治安維持部隊の設置。

10. 治安維持部隊と軍による検問所の共同管理。

11. 負傷者の治療。

カダム区、アサーリー地区は、サハーバ大隊、カダム・ムジャーヒディーン、シャーム解放、シャームの民のヌスラ戦線などによって占拠されていた。

この停戦合意に、ヌスラ戦線は参加していないという。

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ダマスカス県では、SANA(8月21日付)によると、カダム区でシリア軍と反体制武装集団の間で「国民和解合意」(停戦合意)が発効したのを受け、同地区住民数十世帯が帰宅、またシリア軍が住民に支援物資を配給した。

SANA, August 21, 2014
SANA, August 21, 2014

AFP, August 21, 2014、AP, August 21, 2014、ARA News, August 21, 2014、Champress, August 21, 2014、al-Hayat, August 22, 2014、Kull-na Shuraka’, August 21, 2014、al-Mada Press, August 21, 2014、Naharnet, August 21, 2014、NNA, August 21, 2014、Reuters, August 21, 2014、SANA, August 21, 2014、UPI, August 21, 2014、Watan FM, August 21, 2014などをもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き(2014年8月21日)

シリア人権監視団は、2011年3月18日から2014年8月20日までの3年5ヶ月間での紛争による死者総数が18万215人に達していると発表した。

同監視団によると死者の内訳は、民間人(武装した民間人を含むという)が5万8,805人(うち子供9,428人、女性6,036人)、軍および親政権民兵が6万8,780人(うち軍、治安部隊が4万438人、人民諸委員会や国防隊が2万5,927人)、反体制武装集団戦闘員が4万9,699人、シャームの民のヌスラ戦線やイスラーム(ダーイシュ)などに属す外国人戦闘員が1万6,855人、ヒズブッラーなどの親政権の外国員戦闘員が1,854人、身元不明が2,931人。

AFP, August 21, 2014、AP, August 21, 2014、ARA News, August 21, 2014、Champress, August 21, 2014、al-Hayat, August 22, 2014、Kull-na Shuraka’, August 21, 2014、al-Mada Press, August 21, 2014、Naharnet, August 21, 2014、NNA, August 21, 2014、Reuters, August 21, 2014、SANA, August 21, 2014、UPI, August 21, 2014などをもとに作成。

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シリアで日本人が拉致(続報、2014年8月21日)

アレッポ県でダーイシュ(イスラーム国)と拘束されたとされる日本人男性に関して、NHK(8月20、21日付)、『読売新聞』(8月20、21日付)は、この男性と行動をともにしていたというイスラーム戦線メンバーを名乗る人物の話として、「この男性は無事で、我々のもとにいる」との連絡をダーイシュから得たと報じた。

イスラーム戦線メンバーによると、男性を拘束しているとされる組織との接触は仲介人を通じて行われており、同組織は男性の解放に向けた捕虜交換に前向きな姿勢を示しているという。

ただ、この組織のどのレベルの人物が回答してきたかは分からず、現在、この人物について調べるとともに、交渉の具体的な時間や場所について、やり取りを進めているという。

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またTBS(8月20日付)も、この男性が5月にシリアに不法入国した際にバーブ・サラーマ国境通行所で合流し、同行したという「自由シリア軍」メンバーを名乗る人物の話として、この男性が無事で、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点であるアレッポ県バーブ市に移されたものと思われると報じた。

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一方、共同通信(8月21日付)は、日本政府当局者が18日夜、トルコのイスタンブールで、シリア革命反体制勢力国民連立(シリア国民連合)のハーディー・バフラ議長と会談していたと報じた。

詳細は不明だが、会談は日本側の要請によるもので、男性の解放に向けた支援が求められたという。

シリア革命反体制勢力国民連立筋が明らかにした。

なお、日本外務省のヨルダン現地対策本部は「誰と接触しているかは明らかにできない」と述べ、確認を避けたという。

NHK、TBS、共同通信、読売新聞などをもとに作成。

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米国がシリア国内で軍事作戦(2014年8月20日)

『ニューヨーク・タイムズ』(8月20日付)は、米国が、ダーイシュ(イスラーム国)によって拉致された人質を救出するための極秘作戦を実施したが、失敗していたと報じた。

この極秘作戦は、バラク・オバマ米大統領の承認のもと、7月上旬に米陸軍特殊部隊(デルタフォース)の隊員約20人によって実施され、同部隊はシリア国内の「人里離れた地域」にヘリコプターで降下し、人質救出を試みたという。

しかし、ダーイシュが人質を監禁していたとされる場所に、人質はいなかったという。

これに関して、国防総省交換は、「なぜ彼ら(人質)が移動したのか分からない」としたうえで人質が移されてから「数時間、ないしは1日か2日」しか経っていなかったとの見方を示した。

なお救出しようとしていた人質のなかには、ダーイシュによって処刑されたジャーナリストのジェームズ・フォーリー氏も含まれていたという。

また、リサ・モナコ米大統領補佐官は、オバマ大統領が「人質が危険な状態にある」と判断し、この作戦を承認したことを明らかにした。

The New York Times, August 20, 2014などをもとに作成。

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