新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で25人、北・東シリア自治局支配地域で5人、アル=カーイダとトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で2人(2022年1月10日)

保健省は政府支配地域で新たに25人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者120人が完治し、4人が死亡したと発表した。

これにより、1月10日現在のシリア国内での感染者数は計50,527人、うち死亡したのは2,930人、回復したのは33,718人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/227701049537879

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに5人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。

これにより、1月10日現在のシリア国内での感染者数は計37,266人、うち死亡したのは1,514人、回復したのは2,516人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性4人、女性1人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市1人、カーミシュリー市3人、ラッカ県のラッカ市1人。

https://www.facebook.com/smensyria/posts/1764862073703722

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で1月10日に新たに2人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、91人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡0人、ハーリム郡0人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡0人、バーブ郡0人、アフリーン郡2人、アアザーズ郡0人。

これにより、同地での感染者数は計93,010人、うち死亡したのは2,342人、回復したのは68,494人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/posts/1750057245199159

AFP, January 10, 2022、ACU, January 10, 2022、ANHA, January 10, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 10, 2022、Reuters, January 10, 2022、SANA, January 10, 2022、SOHR, January 10, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:難民298人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は740,266人に(2022年1月10日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、1月9日に難民298人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民291人(うち女性88人、子供145人)、ヨルダンから帰国したのは7人(うち女性2人、子供4人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は740,266人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者343,087人(うち女性103,105人、子ども174,683人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者397,179人(うち女性119,203人、子ども202,568人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,824,091人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は969,546人(うち女性290,966人、子供494,173人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,659人(うち女性41,390人、子供34,075人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,255人(うち女性423,949人、子供677,841人)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3134026016840133

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 10, 2022をもとに作成。

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パレスチナ・ファタハ中央委員会のラジューブ委員長がシリアを訪問し、ミクダード外務在外居住者大臣と会談(2022年1月9日)

ファタハ(パレスチナ国民解放運動)中央委員会のジブリール・ラジューブ委員会(少将)を団長とする使節団がシリアを訪れ、首都ダマスカスでファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣と会談した。

SANA(1月9日付)によると、ラジューブ委員長は会談冒頭、アサド大統領に宛てたパレスチナ自治政府のマフムード・アッバース大統領の親書をミクダード外務在外居住者大臣に手渡した。

ミクダード外務在外居住者大臣は、シリアがパレスチナ人民の権利回復を支持し、パレスチナとともにイスラエルの占領、侵略、国際法違反に対抗する意思を改めて示すとともに、パレスチナ諸派間の統合と対話が重要だとの見解を示した。

これに対して、ラジューブ委員長は、パレスチナ国家樹立と難民帰還実現への決意を述べたうえで、「テロとの戦い」におけるシリアの勝利に祝意を述べ、シリア国民に対する一方的制裁が解除されることを主唱した。

AFP, January 9, 2022、ANHA, January 9, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 9, 2022、Reuters, January 9, 2022、SANA, January 9, 2022、SOHR, January 9, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

カタール文化省はドーハ国際ブックフェアに反体制派が占拠を続けるシリア大使館の参加を呼び掛ける(2022年1月9日)

カタールの文化省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/MCSQA)などを通じて、首都ドーハで開催(1月13~22日)予定の第31回ドーハ国際ブックフェア(https://31.dohabookfair.qa/)に、シリア大使館の参加を呼び掛けた。

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=2274700839349674&id=286110394875405

在カタールのシリア大使館(https://www.facebook.com/syrembassydoha/)は、トルコのイスタンブールを拠点とするシリア革命反体制国民連立(シリア国民連合)によって占拠されているが、カタールの文化省は参加を呼びかける画像に、シリア国旗ではなく、「シリア革命旗」(委任統治領シリアの国旗)を表示し、シリア政府ではなく、在カタールの反体制活動家らに参加を呼びかけた。

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1876150295903592&id=133293440189295

なお、カタールの文化省は、在カタール・シリア大使館と合わせて、イタリア、ロシア、韓国、フランス、日本、パレスチナ、インドネシア、キルギスの大使館にも参加を呼び掛けている。

AFP, January 10, 2022、ANHA, January 10, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 10, 2022、Reuters, January 10, 2022、SANA, January 10, 2022、SOHR, January 10, 2022などをもとに作成。

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ラッカ県大スワイディーヤ村でシリア民主軍が住民が抗議デモを強制排除、子供1人が巻き添えとなって死亡(2022年1月9日)

ラッカ県では、SANA(1月9日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にある大スワイディーヤ村で、住民が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍による収穫物の略奪などに抗議するデモを行った。

これに対して、シリア民主軍は実弾を使用して強制排除を試み、住民多数が負傷した。

シリア人権監視団によると、シリア民主軍の強制排除によって子供1人が死亡した。

AFP, January 9, 2022、ANHA, January 9, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 9, 2022、Reuters, January 9, 2022、SANA, January 9, 2022、SOHR, January 9, 2022などをもとに作成。

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シリア政府の支配下にあるハラータ油田のパイプラインをダーイシュ・メンバーと思われる武装集団が破壊(2022年1月9日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるハラータ油田のパイプラインをダーイシュ(イスラーム国)メンバーと思われる武装集団が破壊した。

また、ダーイシュ・メンバーと思われる武装集団が複数のオートバイに分乗して、ラーイド油田の守衛を襲撃、撃ち合いとなった。

AFP, January 9, 2022、ANHA, January 9, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 9, 2022、Reuters, January 9, 2022、SANA, January 9, 2022、SOHR, January 9, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍がラッカ県、アレッポ県に対して激しい砲撃を続けるとともに、アイン・アラブ(コバネ)市をドローンで爆撃(2022年1月9日)

ラッカ県では、ANHA(1月9日付)によると、タッル・リフアト市一帯の占領地に展開するトルコ軍とシリア国民軍が同地近郊のアリーダ村、ジャラン村、カズアリー村、ズィヌービヤー村、フッリーヤ村、アフマディーヤ村、ハーニー村、アイン・アラブ市近郊のファーティサ村、M4高速道路沿線を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(1月9日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・アラブ(コバネ)市近郊のクールタッバ村を砲撃した。

また、アイン・アラブ市がトルコ軍の無人航空機(ドローン)の爆撃と思われる攻撃を2度にわたって受けた。

これに関して、シリア人権監視団は、トルコ軍ドローンがアイン・アラブ市内の2カ所を爆撃したと発表した。

トルコ軍とシリア国民軍はまた、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市一帯、同市近郊のスムーカ村、ワルディーヤ村を砲撃した。

シリア人権監視団によると、トルコ軍はまた、タッル・リフアト市近郊のハスィーヤ村、バイルーニーヤ村に展開するシリア軍と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点に対して砲撃を行った。

これに対して、シリア軍はトルコ占領下のマーリア市近郊のダービク村などを砲撃した。

一方、SANA(1月9日付)によると、トルコ占領下のマーリア市でトルコの支援を受ける武装集団どうしが衝突し、住民1人が巻き添えとなって死亡、複数が負傷した。

AFP, January 9, 2022、ANHA, January 9, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 9, 2022、Reuters, January 9, 2022、SANA, January 9, 2022、SOHR, January 9, 2022などをもとに作成。

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シュマイティーヤ町に設置された和解センターで指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが続く(2022年1月9日)

ダイル・ザウル県では、SANA(1月9日付)によると、1月4日にシュマイティーヤ町に設置された和解センターで指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが続けられた。

AFP, January 9, 2022、ANHA, January 9, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 9, 2022、Reuters, January 9, 2022、SANA, January 9, 2022、SOHR, January 9, 2022などをもとに作成。

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米軍は違法に駐留を続けるハサカ県ルマイラーン油田に石油精製設備を設置(2022年1月9日)

ハサカ県では、SANA(1月9日付)が、ルマイラーン油田局の複数筋の話として、同油田など各所に違法に基地を設置し、部隊を駐留させている米軍が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と協力して、ルマイラーン油田に石油精製設備を設置し、同地での石油盗奪の動きを強めていると伝えた。

一方、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の貨物車輌、タンクローリーなど35輌からなる車列がイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、県内各所の米軍基地に向かった。

AFP, January 9, 2022、ANHA, January 9, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 9, 2022、Reuters, January 9, 2022、SANA, January 9, 2022、SOHR, January 9, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方への砲撃を続ける一方、トルコ軍はシリア人戦闘員150人に対して地対空ミサイルの使用にかかる教練・講習を実施(2022年1月9日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村、カフル・ウワイド村、ファッティーラ村、スフーフン村、バイニーン村、カンスフラ村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して「決戦」作戦司令室はシリア政府の支配下にあるサラーキブ市郊外、マアッラトミスリーン市郊外、ダーディーフ村一帯を砲撃した。

一方、「決戦」作戦司令室の支配下にあるマストゥーマ村のバアス前衛基地に駐留するトルコ軍部隊が、シリア人戦闘員150人に対して地対空ミサイルの使用にかかる教練・講習を実施した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー市バハール地区で8日深夜、正体不明の武装集団が和解男性1人を襲撃、襲われた男性は9日に死亡した。

また、ナスィーブ村ではシリア政府との和解の応じた元反体制武装集団の司令官が乗った車の通過に合わせて、仕掛けられていた爆弾が爆発し、乗っていた元司令官が負傷した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反1件(イドリブ県1件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は0件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反2件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3133302393579162

AFP, January 9, 2022、ANHA, January 9, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 9, 2022、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 9, 2022、Reuters, January 9, 2022、SANA, January 9, 2022、SOHR, January 9, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で20人、アル=カーイダとトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で9人(2022年1月9日)

保健省は政府支配地域で新たに20人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者120人が完治し、2人が死亡したと発表した。

これにより、1月9日現在のシリア国内での感染者数は計50,502人、うち死亡したのは2,926人、回復したのは33,598人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/227113072930010

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で1月9日に新たに2人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、102人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡1人、ハーリム郡0人、アリーハー郡1人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡0人、バーブ郡0人、アフリーン郡0人、アアザーズ郡0人。

これにより、同地での感染者数は計93,008人、うち死亡したのは2,342人、回復したのは68,403人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/posts/1749691008569116

AFP, January 9, 2022、ACU, January 9, 2022、ANHA, January 9, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 9, 2022、Reuters, January 9, 2022、SANA, January 9, 2022、SOHR, January 9, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:難民306人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は739,968人に(2022年1月9日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、1月8日に難民306人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民287人(うち女性87人、子供147人)、ヨルダンから帰国したのは19人(うち女性6人、子供10人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は739,968人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者342,796人(うち女性103,017人、子ども174,535人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者397,172人(うち女性119,201人、子ども202,564人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,824,091人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は969,248人(うち女性290,876人、子供494,021人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,659人(うち女性41,390人、子供34,075人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,255人(うち女性423,949人、子供677,841人)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3133301746912560

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 9, 2022をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イドリブ県で電力価格が昨年5月から2倍まで高騰(2022年1月8日)

反体制系ウェブサイト「スーリーヤ・ネット」などによると、シャーム解放機構の民生部門「シリア救国政府」の支配下にあるイドリブ県で電力価格の高騰が発生した。

同地では家庭用電力のキロワットあたり料金が1.40から1.98トルコ・リラまで高騰し、業務用電力がキロワットあたり1.60から2.40トルコ・リラまで高騰したという。

同地における電力供給は2021年5月以来、自称民間企業「グリーン・エナジー」社が担っているとされ、開通当時のキロワットあたりの価格はわずか80トルコ・キルシュであったという。

電力価格の高騰に関しては、シリア民主軍支配下のアレッポ県北部郊外(バーブ市、アアザーズ市、バザーア市)などでも同様の問題が発生しているという。

Al-Souria.net, January 8, 2022、Anadolu Agency.com, May 25, 2021などをもとに作成。

(C)木戸皓平 All rights reserved.

ロシア軍戦闘機がラッカ県ラサーファ砂漠でダーイシュに対して20回以上の爆撃を実施(2022年1月8日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がラサーファ砂漠でダーイシュ(イスラーム国)に対して20回以上の爆撃を実施した。

AFP, January 8, 2022、ANHA, January 8, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 8, 2022、Reuters, January 8, 2022、SANA, January 8, 2022、SOHR, January 8, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

フール・キャンプに収容されていたイラク人難民113世帯がイラクに帰還(2022年1月8日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプに収容されていたイラク人難民113世帯がイラクに帰還した。

難民の身柄引き渡しは北・東シリア自治局とイラク政府との連携のもとに行われた。

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一方、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が米主導の有志連合の航空支援を受けて北・東シリア自治局の支配下にあるラシーディーヤ村でダーイシュ(イスラーム国)の司令官1人を拘束した。

AFP, January 8, 2022、ANHA, January 8, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 8, 2022、Reuters, January 8, 2022、SANA, January 8, 2022、SOHR, January 8, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍兵士3人がタッル・アブヤド国境通行所での爆発で死亡、トルコ軍は報復としてラッカ県、アレッポ県各所を激しく砲撃し、1人死亡、15人以上負傷(2022年1月8日)

ラッカ県では、ANHA(1月8日付)によると、タッル・アブヤド市一帯の占領地に展開するトルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にある同近郊のジャラン村、アリーダ村、スーラーン村、ビール・アラブ村、ハーニー村などを砲撃し、1人が死亡、女性と子供を含む11人が負傷した。

トルコ軍とシリア国民軍はまた、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のマアラク村、サイダー村、ムシャイリファ村、M4高速道路沿線を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(1月8日付)によると、ラッカ県タッル・アブヤド市一帯の占領地に展開するトルコ軍とシリア国民軍が、アイン・アラブ(コバネ)市、カラ・ムーグ村、タッル・ハージブ村、ウライシャール、サルズーリー村、クールタッバ村を砲撃し、女性1人を含む住民5人が負傷した。






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トルコ国防省はツイッターのアカウント(https://twitter.com/tcsavunma/)などを通じて声明を出し、トルコ国境に近いシリア北部での爆発で兵士3人が戦死したと発表した。

シリア人権監視団によると、トルコ軍兵士3人が死亡したのは、ラッカ県タッル・アブヤド市とトルコを結ぶタッル・アブヤド国境通行所。

トルコ軍装甲車1輌が通行所を通ってシリア領内に入ろうとしたところ、道路に仕掛けられていた爆弾が爆発したという。

実行犯の所属は不明。

AFP, January 8, 2022、ANHA, January 8, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 8, 2022、Reuters, January 8, 2022、SANA, January 8, 2022、SOHR, January 8, 2022などをもとに作成。

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シュマイティーヤ町に設置された和解センターで指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが続く(2022年1月8日)

ダイル・ザウル県では、SANA(1月8日付)によると、1月4日にシュマイティーヤ町に設置された和解センターで指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが続けられた。

AFP, January 8, 2022、ANHA, January 8, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 8, 2022、Reuters, January 8, 2022、SANA, January 8, 2022、SOHR, January 8, 2022などをもとに作成。

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シリア軍がハサカ県タッル・タムル町北のクブール・ガラージナ村に入ろうとした米軍の進行を阻止(2022年1月8日)

ハサカ県では、SANA(1月8日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町北のクブール・ガラージナ村の入口に設置されている検問所に駐留しているシリア軍部隊が、村に入ろうとした米軍の装甲車4輌からなる車列の進行を阻止し、これを退却させた。

AFP, January 8, 2022、ANHA, January 8, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 8, 2022、Reuters, January 8, 2022、SANA, January 8, 2022、SOHR, January 8, 2022などをもとに作成。

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シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方各所を砲撃し女性1人と女児1人が負傷、トルコ軍はM5高速道路に近い要衝に新たな拠点を設置(2022年1月8日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のカンスフラ村、ファッティーラ村、フライフィル村、スフーフン村、マアッルバリート村を砲撃し、女性1人と女児1人が負傷した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して「決戦」作戦司令室もシリア軍に対して応戦した。

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるアーフィス村東部地区に新たな軍事拠点を設置、兵士35人と装甲車4輌を配備した。

新たな軍事拠点は、アレッポ市とハマー市を結ぶM5高速道路を見下ろすことができる要衝に位置する。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原各所を砲撃した。

これに対して「決戦」作戦司令室もシリア軍に対して応戦した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反2件(イドリブ県0件、ラタキア県0件、アレッポ県2件、ハマー県0件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は0件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反3件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3132573890318679

AFP, January 8, 2022、ANHA, January 8, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 8, 2022、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 8, 2022、Reuters, January 8, 2022、SANA, January 8, 2022、SOHR, January 8, 2022などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で18人、アル=カーイダとトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で0人(2022年1月8日)

保健省は政府支配地域で新たに18人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者120人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、1月8日現在のシリア国内での感染者数は計50,482人、うち死亡したのは2,964人、回復したのは33,478人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/226539069654077

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で1月8日に新型コロナウイルスの新規感染者が確認されなかった一方、209人が完治したと発表した。

これにより、同地での感染者数は計93,006人、うち死亡したのは2,342人、回復したのは68,301人となった。
https://www.facebook.com/ACUSyria/posts/1748806018657615

AFP, January 8, 2022、ACU, January 8, 2022、ANHA, January 8, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 8, 2022、Reuters, January 8, 2022、SANA, January 8, 2022、SOHR, January 8, 2022などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民318人と国内避難民(IDPs)2人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は739,662人、2019年以降帰還したIDPsは105,659人に(2022年1月8日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、1月7日に難民318人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民313人(うち女性94人、子供160人)、ヨルダンから帰国したのは5人(うち女性2人、子供3人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は739,662人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者342,509人(うち女性102,930人、子ども174,388人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者397,153人(うち女性119,195人、子ども202,554人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,824,091人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は968,942人(うち女性290,783人、子供493,864人)となった。

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一方、国内避難民2人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは2人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所経由の帰還者のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は2人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,659人(うち女性41,390人、子供34,075人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,255人(うち女性423,949人、子供677,841人)となった。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3132573376985397

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 8, 2022をもとに作成。

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『南ドイツ新聞』はアル=カーイダ主体の反体制派が支配するイドリブ県より政府支配地の生活状況の方が劣悪だと喧伝する記事を掲載(2022年1月7日)

ドイツ日刊紙『南ドイツ新聞(Süddeutsche Zeitung)』(1月7日付)は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握り、「決戦」作戦司令室を構成する反体制派諸派などが支配するイドリブ県の生活状況が、シリア政府支配地域よりも良いとする記事を掲載した。

同記事によると、イドリブ県の国内避難民(IDPs)キャンプには、シリア軍の攻撃によって各地の都市部から強制的に移住を余儀なくされた住民100万人以上が身を寄せているが、シリア・ロシア軍は彼らに対しても容赦ない爆撃を加え、追い詰めている。

反体制派の支配地であるいわゆる「解放区」の中心都市であるイドリブ市には、400万人が暮らし、シリア・ロシア軍から定期的に爆撃を受けているのだという。

ドイツの非営利政治財団であるフリードリヒ・エーベルト財団に務めるサーリム・サイードを名乗る人物によると、ロシアとシリア政府は、ゴミを燃やして暖をとっているイドリブ県の住民に、水や暖房を提供できないにもかかわらず、同地を従属させようと狙っているのだという。

イドリブ県の住民の半数以上はIDPsで、うち75%が、トルコとの国境に位置するバーブ・ハワー国境通行所からの越境(クロスボーダー)人道支援のみに頼って暮らしているという。

こうした困難にもかかわらず、イドリブ県や同地のIDPsキャンプの生活状況は、シリア政府の支配下にある地域よりも良いという。

これは、シリア・ポンドが下落するなかで、住民がトルコ・リラを利用できているからで、政府の支配下にある住民のなかには、政府支配地での厳しい生活と物価高騰を理由にイドリブ県に避難する者もいるのだという。

AFP, January 14, 2022、ANHA, January 14, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 14, 2022、Reuters, January 14, 2022、SANA, January 14, 2022、SOHR, January 14, 2022、Süddeutsche Zeitung, January 7, 2022などをもとに作成。

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反体制活動家のハスナ・ハリーリー(通称ハンサー・ハウラーン)女史がヨルダンのアズラク難民キャンプを去りカナダへ(2022年1月7日)

アラビー21(1月7日付)は、ヨルダン当局から国外退去命令を受けていた反体制活動家のハスナ・ハリーリー(通称ハンサー・ハウラーン)女史がアズラク難民キャンプを去り、カナダに出国したと伝えた。

https://www.youtube.com/watch?v=aUskq-l6LgU

AFP, January 7, 2022、ANHA, January 7, 2022、Arabi 21, January 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 7, 2022、Reuters, January 7, 2022、SANA, January 7, 2022、SOHR, January 7, 2022などをもとに作成。

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シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者がアレッポ・バーブ・ハワー街道の開通式に出席、約2カ月ぶりに公の場に姿を現す(2022年1月7日)

イドリブ県では、イナブ・バラディー(1月7日付)など反体制系メディアによると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者が約2カ月ぶりに公の場に姿を現したと伝えた。

反体制系メディアによると、ジャウラーニー指導者が姿を現したのは、トルコとの国境に面するバーブ・ハワー国境通行所とアレッポ県を結ぶ街道の開通式。

ジャウラーニー指導者はシリア救国内閣のアリー・カッダ首班、サルマダー市、ダーナー市の行政関係者らとともに開通式に出席した。

式典が行われた会場や街道では、シャーム解放機構の総合治安機関の隊員が展開し、厳戒態勢を敷いた。

街道はシャーム解放機構が前回と同じく洋服を纏い、支配地の自治を委託しているシリア救国内閣が実施した「解放区における初の政府民衆プロジェクト」。

街道は、全長3.2キロ、幅30メートルで、照明灯70本が設置されており、建設には5カ月を要した。

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ドゥラル・シャーミーヤ(1月7日付)は、複数の活動家が、街道建設プロジェクトを「解放区で国家を建設する能力がある」ことを示すものだと高く評価していると伝えた。

https://twitter.com/ibrahimhamidi/status/1479486343252168707

https://www.facebook.com/watch/?v=1938964722929959

https://twitter.com/SamerAlomar023/status/1479505525842886664

https://twitter.com/kaisos1987/status/1479509417267716096

https://twitter.com/ahmedalasi/status/1479501946012717065

https://twitter.com/mzmgr941/status/1479513916145287172

https://twitter.com/radwan_gihan/status/1479506224982937611

AFP, January 7, 2022、ANHA, January 7, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 7, 2022、‘Inab Baladi, January 7, 2022、Reuters, January 7, 2022、SANA, January 7, 2022、SOHR, January 7, 2022などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がダイル・ザウル県の南部の砂漠地帯とラッカ県ラサーファ砂漠でダーイシュに対して12回以上の爆撃を実施(2022年1月7日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がダイル・ザウル県の南部の砂漠地帯とラッカ県ラサーファ砂漠でダーイシュ(イスラーム国)に対して12回以上の爆撃を実施した。

AFP, January 7, 2022、ANHA, January 7, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 7, 2022、Reuters, January 7, 2022、SANA, January 7, 2022、SOHR, January 7, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアレッポ県、ハサカ県各所を砲撃(2022年1月7日)

アレッポ県では、ANHA(1月7日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマーリキーヤ村、シャワーリガ村、マンビジュ市西のムフスィンリー村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるマーリア市、アアザーズ市、スーワーン町、バーブ市で生活状況の改善を求める抗議デモが行われた。

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ハサカ県では、ANHA(1月7日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアブー・ラースィーン(ザルカーン)町西のルバイアート村、タッル・ワルド村を砲撃した。

一方、SANA(1月7日付)によると、ハサカ電力公社の復旧作業チームがトルコ軍とシリア国民軍の砲撃によって被害を受けたタッル・タムル町の変電所の送電線を復旧し、変電所への電力供給が再開された。

AFP, January 7, 2022、ANHA, January 7, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 7, 2022、Reuters, January 7, 2022、SANA, January 7, 2022、SOHR, January 7, 2022などをもとに作成。

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シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県ザーウィヤ山地方のカンスフラ村、フライフィル村、バーラ村を砲撃(2022年1月7日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のカンスフラ村、フライフィル村、バーラ村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反4件(イドリブ県0件、ラタキア県0件、アレッポ県4件、ハマー県0件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は0件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反4件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3131845427058192

AFP, January 7, 2022、ANHA, January 7, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 7, 2022、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 7, 2022、Reuters, January 7, 2022、SANA, January 7, 2022、SOHR, January 7, 2022などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で22人、北・東シリア自治局支配地域で23人(2022年1月7日)

保健省は政府支配地域で新たに22人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者118人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、1月7日現在のシリア国内での感染者数は計50,464人、うち死亡したのは2,961人、回復したのは33,358人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/225959196378731

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに23人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、2人が死亡したと発表した。

これにより、1月7日現在のシリア国内での感染者数は計37,245人、うち死亡したのは1,512人、回復したのは2,515人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性15人、女性8人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市6人、カーミシュリー市5人、マーリキーヤ(ダイリーク)市3人、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市2人、ラッカ県のラッカ市1人、ダイル・ザウル県6人。

https://www.facebook.com/smensyria/posts/1763131703876759

AFP, January 7, 2022、ACU, January 7, 2022、ANHA, January 7, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 7, 2022、Reuters, January 7, 2022、SANA, January 7, 2022、SOHR, January 7, 2022などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民339人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は739,344人に(2022年1月7日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、1月6日に難民339人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民326人(うち女性98人、子供166人)、ヨルダンから帰国したのは13人(うち女性4人、子供7人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は739,344人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者342,196人(うち女性102,836人、子ども174,228人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者397,148人(うち女性119,193人、子ども202,551人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,824,091人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は968,624人(うち女性290,687人、子供493,701人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,657人(うち女性41,389人、子供34,074人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,253人(うち女性423,948人、子供677,840人)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3131837853725616

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 7, 2022をもとに作成。

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