ダーイシュ・メンバーと思われる武装グループが、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)周辺に展開する「イランの民兵」の一つファーティミーユーン旅団の拠点を襲撃(2022年9月13日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)メンバーと思われる武装グループが、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)周辺に展開する「イランの民兵」の一つファーティミーユーン旅団の拠点を襲撃した。

襲撃を受けたのは「第6拠点」と呼ばれる場所で、武装集団はオートバイに乗って襲撃を欠けたが、死傷者はなかった。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがシリア政府の支配下にあるマイーズィーラ村一帯に潜入し、「イランの民兵」の拠点を襲撃、民兵1人を殺害した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市内の病院で、内務治安部隊(アサーイシュ)が収監中のダーイシュ(イスラーム国)メンバーが病院の守衛から銃を奪い、アサーイシュの隊員に向けて発砲、2人を殺害した。

このダーイシュ・メンバーは病気だと偽り、病院に搬送されたところで犯行に及んだ。

AFP, September 13, 2022、ANHA, September 13, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 13, 2022、Reuters, September 13, 2022、SANA, September 13, 2022、SOHR, September 13, 2022などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がアレッポ県西部の第46中隊基地一帯でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害(2022年9月13日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるアルビーフ村一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、カンスフラ村にあるトルコ軍拠点一帯、スフーフン村、バーラ村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室が第46中隊基地一帯でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のサルマーニーヤ村、ズィヤーラ町を砲撃した。

AFP, September 13, 2022、ANHA, September 13, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 13, 2022、Reuters, September 13, 2022、SANA, September 13, 2022、SOHR, September 13, 2022などをもとに作成。

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フール・キャンプでアサーイシュがダーイシュのスリーパーセル摘発を目的とする「人道と治安」作戦第2段階を継続し、メンバーが家族に宛てたトルコ語の手紙などを新たに押収(2022年9月13日)

ハサカ県では、ANHA(9月13日付)によると、北・東シリア自治局の共同支配下にあるフール・キャンプで、内務治安部隊(アサーイシュ)がダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセル摘発を目的とする「人道と治安」作戦第2段階を継続した。

20日目となる9月13日には、ダーイシュのメンバーが家族に宛てたトルコ語の手紙、塹壕複数ヵ所、モバイルなどなどが発見された。

AFP, September 13, 2022、ANHA, September 13, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 13, 2022、Reuters, September 13, 2022、SANA, September 13, 2022、SOHR, September 13, 2022などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県北部で教育活動にあたる自由シリア人教員組合が、新学期開始に合わせて、教員の劣悪な生活環境に抗議するゼネストを開始(2022年9月13日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(9月13日付)によると、トルコ占領下の県北部で教育活動にあたる自由シリア人教員組合が、2022年度新学期が始まるのに合わせて、ゼネストを開始した。

ゼネストは、教員の劣悪な生活環境に抗議するのが目的。

また、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバーブ市で、カッシャ家とタイ部族の住民数十人が、中心街に位置するセンター交差点で、シリア国民軍所属のハムザ師団による住居への不法侵入と住民への暴行に抗議するデモを行い、主要な道路を封鎖した。

これに対して、ハムザ師団は強制排除を試み、メディア活動家らに暴行を加え、取材関連機器を没収した。

AFP, September 13, 2022、ANHA, September 13, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 13, 2022、Reuters, September 13, 2022、SANA, September 13, 2022、SOHR, September 13, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍によるハサカ県北部への断続的な攻撃で3,500人の生徒が修学できない状態に(2022年9月13日)

北・東シリア自治局ハサカ地区のザフラ・アリー学校総局長は、9月18日の2022/2023年度新学期開始に先立って、トルコ軍によるハサカ県アブー・ラースィーン(ザルカーン)町一帯およびタッル・タムル町一帯への断続的な攻撃によって多くの学校が破壊されるか、軍事転用されていることで、11,000人の生徒のうち3,596人が修学できなくなっていることを明らかにした。

ANHA(9月13日付)が伝えた。

AFP, September 13, 2022、ANHA, September 13, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 13, 2022、Reuters, September 13, 2022、SANA, September 13, 2022、SOHR, September 13, 2022などをもとに作成。

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ハサカ県内のシリア民主軍支配地で暮らす児童が教育省のカリキュラムとは異なった授業を受けることを余儀なくされる(2022年9月13日)

SANA(9月13日付)は、シリアの学校が2022年度の新学期を迎えるなか、ハサカ県の人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍(北・東シリア自治局)の支配地で暮らす児童が、教育省が認可する公立私立学校での修学、通学を阻止され、教育省のカリキュラムとは異なった授業を受けることを余儀なくされていると伝えた。

こうした状況は今年度で5年目となり、シリア民主軍は、教育省のカリキュラムと異なるカリキュラムを強要することで、「分離主義」的思考を植え付け、一部学校については軍事転用しているという。

AFP, September 13, 2022、ANHA, September 13, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 13, 2022、Reuters, September 13, 2022、SANA, September 13, 2022、SOHR, September 13, 2022などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県の部族が「イランの民兵」とレバノンのヒズブッラーに抵抗するため「殉教者サッダーム・フサイン旅団」なる新たな武装集団を結成(2022年9月12日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市および同市周辺の農村地域の部族らが、「イランの民兵」とレバノンのヒズブッラーの勢力伸長に抵抗するため、殉教者サッダーム・フサイン旅団なる新たな武装集団を結成したと発表した。

AFP, September 17, 2022、ANHA, September 17, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 17, 2022、Reuters, September 17, 2022、SANA, September 17, 2022、SOHR, September 17, 2022などをもとに作成。

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バーブ・ハワー国境通行所(イドリブ県)に欧州への移住を希望して約290人が殺到、入国を拒否されて、「平和のキャラバン」と称して再度出国を求めたが、シャーム解放機構の治安要員の暴行を受けて阻止(2022年9月12日)

イドリブ県では、アラビー・ジャディード(9月12日付)、シリア人権監視団によると、トルコとの国境に面するバーブ・ハワー国境通行所に、トルコ経由での欧州への移住を希望して約290人が殺到したが、出国を拒否された。

これを不服する数十人が「平和のキャラバン」と称して再度出国を求めようとしたが、同地に駐留するシャーム解放機構の治安要員が暴行を加えてこれを阻止した。

シャーム解放機構の治安要員はまた、同行していたメディア活動家のカメラを没収した。

https://twitter.com/hareth003/status/1569258970111688707

https://www.facebook.com/watch/?v=613201146855742

https://www.facebook.com/watch/?v=618613126314756

https://www.facebook.com/watch/?v=472893474746906

AFP, September 12, 2022、ANHA, September 12, 2022、al-‘Arabi al-Jadid, September 12, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 12, 2022、Reuters, September 12, 2022、SANA, September 12, 2022、SOHR, September 12, 2022などをもとに作成。

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フール・キャンプでアサーイシュがダーイシュのスリーパーセル摘発を目的とする「人道と治安」作戦第2段階を継続(2022年9月12日)

ハサカ県では、ANHA(9月12日付)によると、北・東シリア自治局の共同支配下にあるフール・キャンプで、内務治安部隊(アサーイシュ)がダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセル摘発を目的とする「人道と治安」作戦第2段階を継続した。

19日目となる9月12日には、拷問器具、軍用のバッグ、ダーイシュのロゴや思想が記されたノート、スマートフォンを押収した。

AFP, September 12, 2022、ANHA, September 12, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 12, 2022、Reuters, September 12, 2022、SANA, September 12, 2022、SOHR, September 12, 2022などをもとに作成。

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シリア軍と「決戦」作戦司令室がアレッポ県、イドリブ県で交戦(2022年9月12日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にある県西部のジャドラーヤー村一帯、バスラトゥーン村一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村、フライフィル村、バーラ村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ムザイリーブ町で軍事情報局の車輌に仕掛けられていた爆弾が爆発し、士官1人が死亡、3人が負傷した。

AFP, September 12, 2022、ANHA, September 12, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 12, 2022、Reuters, September 12, 2022、SANA, September 12, 2022、SOHR, September 12, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県タッル・タムル町近郊のダルダーラ村を砲撃(2022年9月12日)

ハサカ県では、ANHA(9月12日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のダルダーラ村を砲撃した。

AFP, September 12, 2022、ANHA, September 12, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 12, 2022、Reuters, September 12, 2022、SANA, September 12, 2022、SOHR, September 12, 2022などをもとに作成。

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シャーム解放機構がイドリブ県マアーッラト・ムーハス村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害(2022年9月11日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がシリア政府の支配下にあるマアーッラト・ムーハス村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

これに対して、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村、フライフィル村、スフーフン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がクルド山地方のカッバーナ村一帯で砲撃戦を行った。

AFP, September 11, 2022、ANHA, September 11, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 11, 2022、Reuters, September 11, 2022、SANA, September 11, 2022、SOHR, September 11, 2022などをもとに作成。

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アレッポ県北西部でシリア民主軍と、ヌッブル、市、ザフラー町の民兵が交戦、シリア民主軍が民兵メンバー11人を拘束(2022年9月11日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるズィヤーラ村とアキーバ村の間に位置する森林地帯で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と、ヌッブル、市、ザフラー町の民兵が激しく交戦、シリア民主軍が民兵メンバー11人を拘束した。

シリア人権監視団によると、11人は12日に釈放された。

AFP, September 11, 2022、ANHA, September 11, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 11, 2022、Reuters, September 11, 2022、SANA, September 11, 2022、SOHR, September 11, 2022、September 12, 2022などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県バーブ市中心街で、ダイル・ザウル県からのIDPsとイドリブ県マアッラト・ヌウマーン市出身のIDPsが撃ち合いに(2022年9月11日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のバーブ市中心街で、ダイル・ザウル県からの国内避難民(IDPs)とイドリブ県マアッラト・ヌウマーン市出身のIDPsが撃ち合いとなり、ダイル・ザウル県出身者1人が死亡した。

一方、ジャラーブルス市ではシリア国民軍の憲兵隊が麻薬密売業者と思われる若い男性4人を逮捕したことをきっかけに、アル=カーイダ系のシャーム自由人イスラーム運動と憲兵隊が激しく交戦した。

AFP, September 11, 2022、ANHA, September 11, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 11, 2022、Reuters, September 11, 2022、SANA, September 11, 2022、SOHR, September 11, 2022などをもとに作成。

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ダーイシュがヒムス県北東部の砂漠地帯にあるシリア軍の陣地を襲撃し、兵士1人を殺害(2022年9月11日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が県北東部の砂漠地帯にあるシリア軍の陣地を襲撃し、兵士1人を殺害、3人を負傷させた。

AFP, September 11, 2022、ANHA, September 11, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 11, 2022、Reuters, September 11, 2022、SANA, September 11, 2022、SOHR, September 11, 2022などをもとに作成。

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フール・キャンプでアサーイシュがダーイシュのスリーパーセル摘発を目的とする「人道と治安」作戦第2段階を継続するなか、ダーイシュはシリア民主軍の兵士6人を処刑(2022年9月11日)

ハサカ県では、ANHA(9月11日付)によると、北・東シリア自治局の共同支配下にあるフール・キャンプで、内務治安部隊(アサーイシュ)がダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセル摘発を目的とする「人道と治安」作戦第2段階を継続した。

18日目となる9月11日には、第4区で捜索活動が行われ、イラク人男性の遺体を発見した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるルワイシド村近くで人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の兵士6人を拉致、その後殺害した。

AFP, September 11, 2022、ANHA, September 11, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 11, 2022、Reuters, September 11, 2022、SANA, September 11, 2022、SOHR, September 11, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県北部を砲撃(2022年9月11日)

ハサカ県では、SANA(9月11日付)、ANHA(9月11日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のクーザリーヤ村、アリー・シャイフ村、ウンム・ハイル村、アブー・ラースィーン(ザルカーン)町近郊の村々を砲撃した。

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人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するタッル・タムル軍事評議会は、タッル・タムル町近郊のライラーン村に潜入したシリア国民軍の戦闘員2人を殺害した。

ANHA(9月11日付)が伝えた。

AFP, September 11, 2022、ANHA, September 11, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 11, 2022、Reuters, September 11, 2022、SANA, September 11, 2022、SOHR, September 11, 2022などをもとに作成。

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トルコ占領下のジャラーブルス市にあるジャラーブルス病院で、医師や看護師らが医療関係者に対する脅迫や暴行が相次いでいることに抗議(2022年9月10日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のジャラーブルス市にあるジャラーブルス病院で、医師や看護師らが、医療関係者に対する脅迫や暴行が相次いでいることに抗議し、ストライキを実施した。

AFP, September 10, 2022、ANHA, September 10, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 10, 2022、Reuters, September 10, 2022、SANA, September 10, 2022、SOHR, September 10, 2022などをもとに作成。

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シリア軍と「決戦」作戦司令室がイドリブ県などで交戦(2022年9月10日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるカフルナブル市を自作のロケット弾で攻撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍は、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるナイラブ村一帯、バイルーン村、バイニーン村、ダイル・サンバル村、バーラ村、フライフィル村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフルタアール村を砲撃した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、正体不明の武装集団がガントゥー市近郊にあるシリア軍防空部隊の検問所を襲撃し、兵士1人を殺害、3人を負傷させた。

AFP, September 10, 2022、ANHA, September 10, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 10, 2022、Reuters, September 10, 2022、SANA, September 10, 2022、SOHR, September 10, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県タッル・タムル町近郊のクーザリーヤ村を砲撃(2022年9月10日)

ハサカ県では、ANHA(9月10日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のクーザリーヤ村を砲撃した。

AFP, September 10, 2022、ANHA, September 10, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 10, 2022、Reuters, September 10, 2022、SANA, September 10, 2022、SOHR, September 10, 2022などをもとに作成。

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シリア民主軍のアブディー総司令官とCENTCOMのクレラ司令官らからなる合同使節団が「人道と治安」作戦第2段階実施中のフール・キャンプを視察(2022年9月10日)

ハサカ県では、ANHA(9月10日付)によると、北・東シリア自治局の共同支配下にあるフール・キャンプで、内務治安部隊(アサーイシュ)がダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセル摘発を目的とする「人道と治安」作戦第2段階を継続した。

17日目となる9月10日には、作戦を支援する人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官と米中央軍(CENTCOM)のマイケル・クレラ司令官らからなる合同使節団がキャンプを視察した。

AFP, September 10, 2022、ANHA, September 10, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 10, 2022、Reuters, September 10, 2022、SANA, September 10, 2022、SOHR, September 10, 2022などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で8人、北・東シリア自治局支配地域で26人、保健省はアレッポ県で15人のコレラ感染を確認したと発表(2022年9月10日)

保健省は政府支配地域で新たに8人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者49人が完治したと発表した。

これにより、9月10日現在のシリア国内での感染者数は計57,152人、うち死亡したのは3,163人、回復したのは53,833人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/pfbid02nUeumPPC4pvx4n2W8DYkuWPCEAm6RMer8esqnVzEF5SMf7uh5Z9iHAS2M1TaGVnzl

一方、保健省は声明を出し、アレッポ県で15人のコレラ感染が確認され、県内の病院で隔離・治療を行っていると発表した。

SANA(9月10日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに26人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。

これにより、9月10日現在のシリア国内での感染者数は計39,157人、うち死亡したのは1,578人、回復したのは2,577人となった。

https://hawarnews.com/ar/uploads//2022/09/10/114404_305916328_1937870819736179_1324790247837876079_n.jpg

AFP, September 10, 2022、ACU, September 10, 2022、ANHA, September 10, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 10, 2022、Reuters, September 10, 2022、SANA, September 10, 2022、SOHR, September 10, 2022などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるアレッポ県を砲撃し、シリア軍兵士1人死亡(2022年9月9日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にある県西部の第46中隊基地一帯、バスラトゥーン村一帯を砲撃、第46中隊基地一帯でシリア軍兵士1人が死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村、ズィヤーラ町、サルマーニーヤ村を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーニヤ村、シャイフ・スィンドヤーン村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるクルド山地方のカッバーナ村一帯を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ジャースィム市で、正体不明の武装集団の発砲により麻薬密売に関与していると思われる住民1人が死亡、1人が負傷した。

また、ブスル・ハリール市でも麻薬密売業者1人が何者かに撃たれて死亡した。

AFP, September 9, 2022、ANHA, September 9, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 9, 2022、Reuters, September 9, 2022、SANA, September 9, 2022、SOHR, September 9, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県北部を砲撃(2022年9月9日)

ハサカ県では、ANHA(9月9日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のウンム・ハイル村、シャイフ・アリー村、タウィーラ村、M4高速道路沿線、クーザリーヤ村、アブー・ラースィーン(ザルカーン)町、同町近郊のアサディーヤ村、ヌワイハート村、ダーダー・アブダール村、ブービー村(ハーッジ・ブービー村)、ヒルバト・シャイール村、タッル・ワルド村、ルバイアート村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がタッル・タムル町に近いトルコ占領地(アーリヤー村一帯)に潜入し、シリア国民軍の戦闘員2人を殺害した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル県出身の住民1人がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のM4高速道路沿線のハーリディーヤ村近郊の路上で故障した車を修理していたところをトルコ軍部隊に狙撃され、死亡した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のジャラーブルス市とビイル・クーサー村を結ぶ街道でオートバイに仕掛けられていた爆弾が爆発、乗っていた2人が死亡した。

AFP, September 9, 2022、ANHA, September 9, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 9, 2022、Reuters, September 9, 2022、SANA, September 9, 2022、SOHR, September 9, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

フール・キャンプで、アサーイシュがダーイシュのスリーパーセル摘発を目的とする「人道と治安」作戦第2段階を継続(2022年9月9日)

ハサカ県では、ANHA(9月9日付)によると、北・東シリア自治局の共同支配下にあるフール・キャンプで、内務治安部隊(アサーイシュ)がダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセル摘発を目的とする「人道と治安」作戦第2段階を継続した。

16日目となる9月9日には、第3区で捜索活動が行われ、大量の装備、止血用の薬品、ダーイシュの旗などが押収された。

AFP, September 9, 2022、ANHA, September 9, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 9, 2022、Reuters, September 9, 2022、SANA, September 9, 2022、SOHR, September 9, 2022などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県バーブ市、アアザーズ市、マーリア市で地元の教員ら数十人がデモを行い、生活状況、教育環境の改善を訴える(2022年9月8日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のバーブ市、アアザーズ市、マーリア市で地元の教員ら数十人がデモを行い、生活状況、教育環境の改善を訴えた。

AFP, September 8, 2022、ANHA, September 8, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 8, 2022、Reuters, September 8, 2022、SANA, September 8, 2022、SOHR, September 8, 2022などをもとに作成。

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ロシア軍使節団が、ラッカ県アイン・イーサー市にある北・東シリア自治局ギレ・スピ(タッル・アブヤド)地区評議会本舎を訪問(2022年9月8日)

ラッカ県では、ANHA(9月8日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市一帯地域に展開するロシア軍の使節団が、同市にある北・東シリア自治局ギレ・スピ(タッル・アブヤド)地区評議会本舎を訪問し、ハミード・アブド共同議長、ファディーラ・ムハンマド共同議長、ハザーア・ムハンマド共同副議長と会談した。

会談では、アイン・イーサー市一帯地域の軍事情勢、とりわけトルコ軍による断続的な砲撃について議論が及び、ギレ・スピ地区側は、攻撃による地域の不安定化、死傷者の発生、揚水所、変電所、学校など生活インフラへの被害の状況について説明、ロシア側に2019年10月に発効したトルコとの停戦合意を遵守し、攻撃を停止させるよう求めた。

AFP, September 8, 2022、ANHA, September 8, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 8, 2022、Reuters, September 8, 2022、SANA, September 8, 2022、SOHR, September 8, 2022などをもとに作成。

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フール・キャンプで、アサーイシュがダーイシュのスリーパーセル摘発を目的とする「人道と治安」作戦第2段階を継続、シリア民主軍兵士2人がスリーパーセルとの戦闘で死亡(2022年9月8日)

ハサカ県では、ANHA(9月8日付)によると、北・東シリア自治局の共同支配下にあるフール・キャンプで、内務治安部隊(アサーイシュ)がダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセル摘発を目的とする「人道と治安」作戦第2段階を継続した。

15日目となる9月8日には、第5区で摘発活動が行われ、カラシニコフ銃、RPG弾などの武器装備、弾薬、トルコ・リラ、携帯電話などが押収された。

作戦を支援する人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は声明を出し、第5区でスリーパーセルとの戦闘が発生、シリア民主軍の兵士2人が死亡したと発表した。

スリーパーセルはダーイシュ・メンバー7人からなり、女装してキャンプから脱走しようとしていたところを、シリア民主軍の部隊が包囲、戦闘になった。

シリア民主軍は1人を殺害し、6人を捕捉したが、その際兵士2人が重傷を負い、その後死亡した。

AFP, September 8, 2022、ANHA, September 8, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 8, 2022、Reuters, September 8, 2022、SANA, September 8, 2022、SOHR, September 8, 2022などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県シャイフ・ユースフ村一帯を爆撃、多数が死傷(2022年9月8日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が正午前にシリアのアル=カーイダである国際テロ組織のシャーム解放機構(旧シャームの民のヌスラ戦線)の支配下にあるいわゆる「解放区」内のシャイフ・ユースフ村とハフサルジャ村の一帯、サイジャル村、ルージュ平原のガファル村などに対して14回の爆撃を実施した。

このうちシャイフ・ユース村とハフサルジャ村の一帯に対する爆撃は、両村に近い石材加工と住宅1棟を狙ったもので、市民7人が死亡、15人が負傷した。

爆撃と合わせて、クラスター弾を装填した地対地ミサイルによる攻撃も行われた。

ロシア軍はまた、この爆撃の約10時間後にも、同地に対して爆撃を実施した。

この爆撃に報復するかたちで、「決戦」作戦司令室は、シリア政府の支配下にあるタッル・マルディーフ村、ハントゥーティーン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍も反撃、「決戦」作戦司令室の支配下にあるダイル・サンバル村一帯を砲撃し、女性1人が負傷した。

シリア軍はまた、ザーウィヤ山地方のバイニーン村、シャンナーン村、アーフィス村一帯に対しても砲撃を行った。

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ロシア当事者和解調整センターのオレグ・エゴロフ副センター長は、ロシア航空宇宙軍がイドリブ県シャイフ・ユースフ村近郊にあるシャームの民のヌスラ戦線(現シャーム解放機構)の教練キャンプを爆撃し、テロリスト120人以上を殺害したと発表した。

エゴロフ副センター長によると、この爆撃で、駐シリア・ロシア軍部隊の施設を攻撃するために準備していた無人航空機(ドローン)制御拠点4カ所、ドローン発射装置数ヵ所、自作ドローン約20機を無力化した。

エゴロフ副センター長はまた、シャーム解放機構が、イドリブ市、タフタナーズ市、ビンニシュ市、ジスル・シュグール市、ナイラブ村、アリーハー市で活動するホワイト・ヘルメットの代表らとともに、ロシア軍とシリア軍が民間人や民間インフラを攻撃していると見せかけるためのビデオを撮影している、と付言した。

RIAノーヴォスチ通信(9月8日付)が伝えた。

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イドリブ県内で活動する「第80監視団アブー・アミーン」はツイッターのアカウント(https://twitter.com/najdat567)を通じて、戦闘機4機が16回にわたって爆撃を行ったと発表した。

爆撃に参加したのは、Su-24戦闘機2機、Su-34戦闘機1機、Su-35戦闘機1機。

午前10時22分頃にラタキア県のフマイミーム航空航空基地を離陸、爆撃を実施した。

また、これと合わせて、シリア軍がザーウィヤ山地方の村々を砲撃したという。

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ホワイト・ヘルメットは、ロシア軍戦闘機がハフサルジャ村、ルージュ平原のガファルを爆撃し、新たな「虐殺」を行ったと非難、子ども1人を含む市民7人が死亡し、10人以上が負傷したと発表した。

https://www.facebook.com/watch/?ref=external&v=484264216886537

死傷者のほとんどは、製材加工所の労働者で、爆撃時に作業に従事していたという。

https://www.facebook.com/SYRMMC/posts/pfbid02DURF6Z7KviKrvaCtrZX4SBqbdBcWTAvodzGnwcLFLh9N36F5P5ntnMdNdeC6KjjFl

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このほか、アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にある県西部のマクラビース村を砲撃した。

AFP, September 8, 2022、ANHA, September 8, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 8, 2022、Reuters, September 8, 2022、RIA Novosti, September 8, 2022、SANA, September 8, 2022、SOHR, September 8, 2022などをもとに作成。

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米主導の有志連合とシリア民主軍がハサカ県マーリキーヤ市近郊で初の合同演習(2022年9月7日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマーリキーヤ市近郊のタカル・バカル村で初となる合同演習を実施した。

AFP, September 7, 2022、ANHA, September 7, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 7, 2022、Reuters, September 7, 2022、SANA, September 7, 2022、SOHR, September 7, 2022などをもとに作成。

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