トルコ軍とロシア軍がハサカ県国境地帯での合同パトロールを再開(2022年8月25日)

ハサカ県では、シリア人権監視団などによると、トルコ軍とロシア軍がダルバースィーヤ市一帯、アームーダー市一帯の国境地帯での合同パトロールを再開した。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるアフリーン市西のラージュー町で住民数十人が断続的な断水やパン不足に抗議してデモを行った。

AFP, August 25, 2022、ANHA, August 25, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 25, 2022、Reuters, August 25, 2022、SANA, August 25, 2022、SOHR, August 25, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

内務治安部隊(アサーイシュ)はフール・キャンプでのダーイシュの残党やスリーパーセル摘発を目的とする「人道と治安」作戦の第2段階を開始(2022年8月25日)

北・東シリア自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)の総司令部は、ハサカ県のフール・キャンプでのダーイシュ(イスラーム国)の残党やスリーパーセル摘発を目的とする「人道と治安」作戦の第2段階を、午前5時から人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とともに開始したと発表した。

第2段階の初日となる25日には、キャンプ内の第1区の掃討を完了したことが発表された。

ANHA(8月25日付)が伝えた。

AFP, August 25, 2022、ANHA, August 25, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 25, 2022、Reuters, August 25, 2022、SANA, August 25, 2022、SOHR, August 25, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコのチャヴシュオール外務大臣はシリア国民連合の代表と会談(2022年8月24日)

トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣はツイッターのアカウント(https://twitter.com/MevlutCavusoglu/)で、シリア革命反体制派国民連立(シリア国民連合)のサーリム・ムスラト代表、バドル・ジャームース書記長、傘下組織である暫定内閣のアブドゥッラフマーン・ムスタファー首班と首都アンカラで会談したと発表、国連安保理決議第2254号に沿った政治プロセスに寄与する反体制派を評価、支持すると表明した。

https://twitter.com/MevlutCavusoglu/status/1562400812155953152

AFP, August 24, 2022、ANHA, August 24, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 24, 2022、Reuters, August 24, 2022、SANA, August 24, 2022、SOHR, August 24, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米主導の有志連合の使節団がタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内で活動する革命特殊任務軍の司令官ら、ルクバーン・キャンプの名士らと会合(2022年8月24日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の使節団が、タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内で活動する革命特殊任務軍の司令官ら、ルクバーン・キャンプの名士らと会合を開き、55キロ地帯の治安状況、人道状況などについて意見を交わした。

AFP, August 24, 2022、ANHA, August 24, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 24, 2022、Reuters, August 24, 2022、SANA, August 24, 2022、SOHR, August 24, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米軍戦闘機がダイル・ザウル県にあるファーティミーユーン旅団とザイナビーユーン旅団の施設を爆撃、「イランの民兵」も反撃しCONOCOガス田の米軍基地を砲撃(2022年8月24日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団、アラビー・ジャディード(8月24日付)などによると、米軍戦闘機複数機が24日午前4時頃、シリア政府の支配下にあるアイヤーシュ村一帯にあるファーティミーユーン旅団とザイナビーユーン旅団が使用しているとされる複数の貯蔵施設、ファーティミーユーン旅団の教練キャンプ(サーイカ・キャンプ)を爆撃、爆発音が少なくとも3回にわたって確認された。

この爆撃で、シリア人と外国人の守衛6人が死亡、「イランの民兵」複数が負傷した。

これに対してSANA(8月24日付)が複数の住民筋の話として伝えたところによると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるユーフラテス川東岸地域のウマル油田とCONOCOガス田に米軍(有志連合)が違法に設置している基地が多数のロケット弾による攻撃を受け、基地の敷地内から煙が上がっているのが目撃された。

同住民筋によると、米軍は基地一帯を封鎖、ヘリコプターを上空で旋回させ、厳戒態勢を敷いた。

死傷者の有無は不明だという。

シリア人権監視団によると、ロケット弾攻撃を行われたのはCONOCOガス田の基地周辺。

シリア政府の支配下にあり、「イランの民兵」が活動するハトラ村一帯から発射されたロケット弾2発が着弾した。

https://www.youtube.com/watch?v=liJpzPrupKA

 

**

 

米軍戦闘機の爆撃に関して、米中央軍は8月23日付で以下の声明を発表した。

米軍部隊は本日、バイデン大統領よりシリアのダイル・ザウル県での精密爆撃命令を受け、爆撃を行った。この精密爆撃は、イランの支援を受けるグループが8月15日に米国人に対して行った攻撃から米軍を防衛・保護することが目的である。米軍の爆撃はイラン・イスラーム革命防衛隊に属するグループによって使用されていたインフラ施設複数カ所を標的とした。
本日実施された爆撃は米国人の保護と防衛のために必要だった。米国は事態悪化と負傷者発生の危険と軽減するため、適切且つ慎重な措置を講じてきた。
バイデン大統領は、こうした命令を米国人の保護と防衛にかかる(憲法)第2条が規定する権限に基づいて与え、イランの支援を受けるグループの攻撃を妨害・阻止した。
米国は紛争を望まない。だが、我が国民を保護・防衛するために必要な措置を講じ続ける。
シリア駐留米軍部隊はこれからもダーイシュ(イスラーム国)の持続的敗北を保障する。

https://twitter.com/CENTCOMArabic/status/1562261115287048192

**

イラン外務省は声明を出し、米軍が爆撃したダイル・ザウル県内の施設とイランの間には何らの関係もないと発表した。

AFP, August 24, 2022、ANHA, August 24, 2022、al-‘Arabi al-Jadid, August 24, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 24, 2022、Reuters, August 24, 2022、SANA, August 24, 2022、SOHR, August 24, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍がアレッポ県タッル・リフアト市中心街の市場に対して自爆型のドローンで攻撃を行い、住民多数が死傷(2022年8月24日)

アレッポ県では、ANHA(8月24日付)、シリア人権監視団によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市中心街の市場に対して自爆型の無人航空機(ドローン)で攻撃を行い、住民3人が死亡、6人が負傷した。

死亡したのはトルコの占領下にあるアフリーン市からの国内避難民(IDPs)。

また、26日に重態だった1人が死亡し、死者は4人となった


トルコ軍はまた、シリア国民軍とともに、タッル・リフアト市近郊のシャッアーラ村、タッル・アナブ村、ナイラビーヤ村、ジャウバ村、タッル・ジージャーン村、タッル・マディーク村、スムーキーヤ村、シャフバー・ダムを砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がトルコ占領下のアアザーズ市近郊のカフル・カルビーン村一帯を砲撃し、シリア国民軍所属の第3軍団の戦闘員2人が死亡、1人が負傷した。

また、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配地域から発射されたロケット弾多数が、トルコ占領下のバーブ市西のグーズ村に設置されているトルコ軍基地近くに着弾した。

**

ハサカ県では、ANHA(8月24日付)、SANA(8月24日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるダルバースィーヤ市近郊のジャトラ村、タッル・タムル町近郊のタッル・ラバン村、ウンム・カイフ村を砲撃した。

AFP, August 24, 2022、ANHA, August 24, 2022、August 26, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 24, 2022、Reuters, August 24, 2022、SANA, August 24, 2022、SOHR, August 24, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャーム解放機構はイドリブ県スンマーク山でドゥルーズ派宗徒老夫婦を殺害したとされるウズベキスタン人グループを逮捕(2022年8月23日)

シャーム解放機構の総合治安機関はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/GE.SE.SE1/)を通じて声明を出し、8月20日のイドリブ県スンマーク山(ハーリム山)のカフティーン村でのドゥルーズ派宗徒老夫婦殺害事件の容疑者であるウズベキスタン人グループを22日に逮捕した。

https://www.facebook.com/GE.SE.SE1/posts/pfbid02ykADCgZeUkm38Kbcciy5j88rVYkX3Za6h1S58XmYicMDpaDedG58gkHXjA62W1wxl?__cft__[0]=AZVRyIwG3rRR8f9dBwbpR8lemDqYG7j-w895oNJtrRSCcrZz0YLhw76JPpIys8iY2kGZMFbWlQ8V4oKje7OaOapwRudG8tLCh2xcDHYDKrmUhGkNXQkPKoL_uRzF_8IvCrh4uu5xr2r7q0HJGtKfSC3CeOn8j1z4PjTj0EhgJiKXJLlNVKl4bIdzmBeEx528t9DEv8bKcLaaHwD6oj2-pzfV&__tn__=%2CO%2CP-R

https://www.facebook.com/GE.SE.SE1/posts/pfbid02Az32ddUZM9MiamhBXcMZB4hQFysasW94qucuNfWvZUBH75Yq4oxFEeauWMBS3kRrl?__cft__[0]=AZXBbsDvbjoCUHXDJ2jqx18WCDBxTB7KNECUmKzDgvzORW2I8im6OTwevWN3sdkXRfakBYcwPxVT4hpiodVxLs3bdAO_e5bnZ_OeIRMXf31ICZQVSMScMCgr3MK7EqkVBxgvT09Gxop_z0zfeQQ6X9yHmkax5OoftsLLQr4R5k2NC-Wj5dlfNuPcvpvET7lTqRXS6NRGADj5clHa1kp_EGNz&__tn__=%2CO%2CP-R

AFP, August 24, 2022、ANHA, August 24, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 24, 2022、Reuters, August 24, 2022、SANA, August 24, 2022、SOHR, August 24, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

*******************

米主導の有志連合の使節団がアレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市を訪問、マンビジュ軍事評議会の司令官らと会談(2022年8月23日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・アラブ(コバネ)市を、米主導の有志連合の使節団が訪問した。

使節団は人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会の司令官らと会談し、トルコ軍の攻撃激化への対応などについて協議する予定だという。

 

**

 

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、兵站物資を積んだ米軍の貨物車輌50輌以上からなる車列が、イラクからワリード国境通行所を経由してシリア領内に侵入し、県内各所に違法に設置されている米軍基地に向かった。

AFP, August 23, 2022、ANHA, August 23, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 23, 2022、Reuters, August 23, 2022、SANA, August 23, 2022、SOHR, August 23, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍がイドリブ県、アレッポ県での砲撃でイッザ軍司令官1人とシャーム解放機構のメンバー3人を殺害する一方、新興のアル=カーイダ系組織の一つアンサール・タウヒードがイドリブ県のシリア軍拠点を砲撃(2022年8月23日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村一帯を砲撃し、同司令室の傘下で活動するイッザ軍の司令官1人が死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、新興のアル=カーイダ系組織の一つアンサール・タウヒードは、シリア政府の支配下にあるハザーリーン村・ダール・カビーラ村に設置されているシリア軍の拠点を砲撃した。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にある県西部のアターリブ市一帯を砲撃し、シャーム解放機構のメンバー3人をが死亡した。

シリア軍はまた、カフル・アンマ村、カフルタアール村を砲撃した。

AFP, August 23, 2022、ANHA, August 23, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 23, 2022、Reuters, August 23, 2022、SANA, August 23, 2022、SOHR, August 23, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア国民軍がドローンでタッル・リフアト市近郊のシャイフ・イーサー村一帯を爆撃(2022年8月23日)

アレッポ県では、ANHA(8月23日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のタナブ村、ウンム・フーシュ村、スムーキーヤ村を砲撃した。

また、シリア人権監視団によると、シリア国民軍が無人航空機(ドローン)でタッル・リフアト市近郊のシャイフ・イーサー村一帯を爆撃した。

一方、トルコ占領下のアフリーン市近郊のマリーミーン村に設置されているトルコ軍の基地近くに、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配地域から発射されたロケット弾1発が着弾した。

AFP, August 23, 2022、ANHA, August 23, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 23, 2022、Reuters, August 23, 2022、SANA, August 23, 2022、SOHR, August 23, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア当事者和解調整センターは過去24時間で緊張緩和地帯内でヌスラ戦線(シャーム解放機構)による1回の砲撃を確認したと発表(2022年8月23日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・エゴロフ副センター長は、過去24時間で緊張緩和地帯内でテロ組織のヌスラ戦線(現シャーム解放機構)による1回の砲撃(イドリブ県)を確認、これによりシリア軍兵士1人が負傷したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(8月23日付)が伝えた。

RIA Novosti, August 23, 2022をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヒムス県タンフ国境通行所に違法に設置されている米軍基地上空に所属不明のドローンが飛来、同地に駐留する地上部隊がこれを撃破(2022年8月22日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タンフ国境通行所に違法に設置されている米軍(有志連合)の基地上空に所属不明の無人航空機(ドローン)が飛来、同地に駐留する地上部隊がこれを撃破した。

AFP, August 22, 2022、ANHA, August 22, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 22, 2022、Reuters, August 22, 2022、SANA, August 22, 2022、SOHR, August 22, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャーム解放機構の幹部法学者の1人アブー・ファトフ・ファルガリー氏が同機構のシューラー評議会メンバーを辞職(2022年8月22日)

シャーム解放機構の幹部法学者の1人アブー・ファトフ・ファルガリー氏はSNSを通じて声明を出し、8月半ばに同機構のシューラー評議会メンバーを辞職したことを明らかにした。

辞職は同氏をめぐる一連の「噂」が原因だという。

ファルガリー氏をめぐっては、2018年の国民解放戦線との抗争時に、シャーム解放機構に対して同戦線とつながりがある「アブー・ヤクザーン」を名乗るエジプト人を殺害するよう求めるファトワーを発していたとの噂が流れていた。

「アブー・ヤクザーン」は逮捕を恐れて数ヵ月前にトルコに逃亡している。

AFP, August 22, 2022、ANHA, August 22, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 22, 2022、Reuters, August 22, 2022、SANA, August 22, 2022、SOHR, August 22, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍戦闘機によるイドリブ中央刑務所一帯への爆撃を受けて、トルコ占領下のアレッポ県バーブ市で住民らが抗議デモ(2022年8月22日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機によるイドリブ中央刑務所一帯への爆撃を受けて、トルコ占領下のバーブ市のセンター交差点近くで住民らが抗議デモを行い、イドリブ県との連帯、体制打倒、ロシア軍の爆撃反対を訴えた。

AFP, August 22, 2022、ANHA, August 22, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 22, 2022、Reuters, August 22, 2022、SANA, August 22, 2022、SOHR, August 22, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍戦闘機がシャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ市西のアラブ・サイード村近郊にあるイドリブ中央刑務所一帯に14回の爆撃を実施(2022年8月22日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機3機がシャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ市西のアラブ・サイード村近郊にあるイドリブ中央刑務所一帯に対して14回の爆撃を実施した。

ツイッターのアカウント「監視者アブー・アミーン80」(https://twitter.com/Najdat567/)によると、爆撃は4機の戦闘機により、13回にわたって行われた。

同地には、シャーム解放機構などの教練キャンプや軍事拠点跡があったが、爆撃による死傷者はなかった。

ロシア軍戦闘機がシャーム解放機構が軍事・治安権限を握るいわゆる「解放区」(緊張緩和地帯)に対して爆撃を実施するのは8月1日以来、3週間ぶり。

https://www.facebook.com/watch/?v=1097673287818461

https://www.facebook.com/SyriaCivilDef/posts/pfbid0w3LEMTpqjeVvpKCuaKQAf5E2NZ3hyaQ7nS6r6UAHhQMa7682ktRMJrPFuMF6YNnyl

https://www.facebook.com/watch/?v=406723574776788

ホワイト・ヘルメットによると、爆撃は森林や農地を狙ったもの。

ホワイト・ヘルメットが爆撃によって発生した森林火災の鎮火作業にあたったという。

一方、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がイドリブ市東のアーフィス村近郊で土塁を建設中のシリア軍の重機を地対地ミサイルで攻撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるマアーッラト・ナアサーン村の農地を砲撃した。

 

**

 

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にある県西部のカフル・アンマ村、タディール村を砲撃した。

**

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、バイト・ジン村でシリア軍第4師団の兵士1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, August 22, 2022、ANHA, August 22, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 22, 2022、Reuters, August 22, 2022、SANA, August 22, 2022、SOHR, August 22, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県、アレッポ県を砲撃(2022年8月22日)

ハサカ県では、ANHA(8月22日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるダルバースィーヤ市近郊のジャトラ村、シャイラク村を砲撃した。

**

アレッポ県では、ANHA(8月22日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、シャワーリガ村、シャワーリガ砦を砲撃した。

AFP, August 22, 2022、ANHA, August 22, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 22, 2022、Reuters, August 22, 2022、SANA, August 22, 2022、SOHR, August 22, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ占領地とシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る地域で2013年8月21日のグータ地方での化学兵器攻撃から9年が経過したのに合わせて追悼デモ(2022年8月21日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のアフリーン市で、ダマスカス郊外県東グータ地方からの国内避難民(IDPs)らが、2013年8月21日のグータ地方での化学兵器攻撃から9年が経過したのに合わせて追悼デモを、シリア政府との和解に拒否の意思を示した。

参加者は「8月21日の化学兵器虐殺、その犯人は今も逃亡中」、「大統領までも。我々はケミカル・バッシャールと和解しない」、「安全で自発的な帰還は政治的移行と正義の実現を必要とする」といったプラカードを掲げて抗議の意思を示した。

同様のデモは、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るアターリブ市でも行われた。

https://www.facebook.com/SYRMMC/posts/pfbid038LbEqn4Eqh1CL9LFGwURT1iumwHLmbU5feCsQvrKG1fWEKsEA2PhA3sVdMrgT4s2l

**

一方、MMC(8月21日付)によると、ホワイト・ヘルメットがシャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県イドリブ市、トルコ占領下のアレッポ県バーブ市で同様の追悼デモを行った。

https://www.facebook.com/SYRMMC/posts/pfbid0wJqfH1MjirJXbU3DmzKSUgiTVWuVXhJ8MVPdC8qrerxzLBj7eVRPBb2beRFb2zxnl

https://www.facebook.com/watch/?v=429013352537527

AFP, August 21, 2022、ANHA, August 21, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 21, 2022、MMC, August 21, 2022、Reuters, August 21, 2022、SANA, August 21, 2022、SOHR, August 21, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダーイシュのスリーパーセルがヒムス県タドムル市近郊で「イランの民兵」からなる部隊を要撃、多数殺害(2022年8月21日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがタドムル市近郊で「イランの民兵」からなる部隊を要撃し、外国人3人を含む4人を殺害した。

ドゥラル・シャーミーヤ(8月21日付)が複数の地元メディア筋の話として伝えたところによると、死者は7人で、イラク人民動員隊に所属するヒズブッラー大隊のメンバー。

AFP, August 21, 2022、ANHA, August 21, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 21, 2022、Reuters, August 21, 2022、SANA, August 21, 2022、SOHR, August 21, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアレッポ県、ハサカ県、ラッカ県を砲撃(2022年8月21日)

アレッポ県では、ANHA(8月21日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のハルバル村、アフラス村、マイヤーサ村、ザルナイータ村を砲撃した。

**

ハサカ県では、ANHA(8月21日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるダルバースィーヤ市西のタアラク村、アッバース村を砲撃した。

**

ラッカ県では、ANHA(8月21日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のムシャイリファ村、ワースィタ村を砲撃した。

AFP, August 21, 2022、ANHA, August 21, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 21, 2022、Reuters, August 21, 2022、SANA, August 21, 2022、SOHR, August 21, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

爆弾が仕掛けられたタクシーがダルアー市で爆発、内務治安部隊隊員1人が死亡(2022年8月21日)

ダルアー県では、SANA(8月21日付)によると、爆弾が仕掛けられたタクシーがダルアー市の工業高校前(工業高校交差点近く)を走行中に爆発し、車は全焼、内務治安部隊の隊員1人が死亡した。

シリア人権監視団によると、内務治安部隊の隊員複数人も負傷した。

また、シリア人権監視団によると、タスィール町でシリア政府との和解に応じた元反体制武装集団の司令官が正体不明の武装集団に自宅前で銃で撃たれて死亡した。

 

**

 

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のルワイハ村、カンスフラ村、スフーフン村、フライフィル村、カドゥーラ村、バイニーン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

 

**

 

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握る県西部のキトヤーン村で国民解放戦線のメンバー1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, August 21, 2022、ANHA, August 21, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 21, 2022、Reuters, August 21, 2022、SANA, August 21, 2022、SOHR, August 21, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アレッポ県バーブ市で、シリア政府との和解を主唱するようになったトルコのエルドアン大統領やチャヴシュオール外務大臣を暗に批判する抗議デモが行われる一方、同市へのシリア軍の報復砲撃に抗議するゼネストも発生(2022年8月20日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバーブ市で、シリア政府との和解を主唱するようになったレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領やメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣を暗に批判する抗議デモが行われ、住民数百人が参加した。

デモ参加者は、「ここ数日、私たちが知っていたあなたのレッドラインは色鮮やかになっている」などと書かれ、エルドアン大統領やチャヴシュオール外務大臣を暗に批判する横断幕やプラカードを掲げて、抗議の意思を示した。

一方、マーリア市では、医療スタッフらが19日のシリア軍によるバーブ市への報復砲撃への国際社会の沈黙に抗議するデモを行った。

また、バーブ市では、犠牲者に弔意を示すためのゼネストが実施された。

AFP, August 20, 2022、ANHA, August 20, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 20, 2022、Reuters, August 20, 2022、SANA, August 20, 2022、SOHR, August 20, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県カフティーン村で、ドゥルーズ派宗徒の老夫婦が自宅前で何者かによって殺害され、遺体となって発見される(2022年8月20日)

イドリブ県では、シリア人権監視団などによると、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るスンマーク山(ハーリム山)のカフティーン村で、ドゥルーズ派宗徒の老夫婦が自宅前で何者かによって殺害され、遺体となって発見された。

同地では、中国新疆ウィグル自治区出身者からなるアル=カーイダ系組織のトルキスタン・イスラーム党んみよるドゥルーズ派宗徒への襲撃や脅迫が繰り返されていた。

AFP, August 20, 2022、ANHA, August 20, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 20, 2022、Reuters, August 20, 2022、SANA, August 20, 2022、SOHR, August 20, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアレッポ県とハサカ県を砲撃(2022年8月20日)

アレッポ県では、ANHA(8月20日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のワルディーヤ村、タッル・マディーク村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、ターディフ市一帯でシリア軍がシリア国民軍の兵士1人を狙撃し、殺害した。

**

ハサカ県では、ANHA(8月20日付)によると、トルコ軍がシリア政府の支配下にあるタッル・タムル町近郊のクーザリーヤ村を砲撃した。

AFP, August 20, 2022、ANHA, August 20, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 20, 2022、Reuters, August 20, 2022、SANA, August 20, 2022、SOHR, August 20, 2022、August 21, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県各所、トルコ占領下のアレッポ県各所で、シリア政府との和解、チャヴシュオール外務大臣の発言を拒否するデモ(2022年8月19日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ市、サルマダー市、カフル・アルーク村、カフルルースィーン村で「我々は革命家であり、反体制派ではない」と銘打ったデモが行われ、シリア政府との和解と、トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣の発言への拒否の意思を表明した。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるマーリア市、アフタリーン市、シャマーリフ村の国内避難民(IDPs)キャンプで、イドリブ県と同様の抗議デモが行われた。

AFP, August 19, 2022、ANHA, August 19, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 19, 2022、Reuters, August 19, 2022、SANA, August 19, 2022、SOHR, August 19, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるアレッポ県、イドリブ県を砲撃(2022年8月19日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフル・アンマ村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にある不ザーウィヤ山地方のファッティーラ村、ルワイハ村、フライフィル村、スフーフン村を砲撃した。

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がガーブ平原の灌漑計画地区一帯で砲撃戦を行った。

**

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がクルド山地方のカッバーナ村一帯で砲撃戦を行った。

**

ヒムス県では、ドゥラル・シャーミーヤ(8月19日付)によると、スフナ市とタドムル市を結ぶ街道で、シリア軍兵士10人ほどを乗せたバスが正体不明の武装集団の要撃を受け、多数が死傷した。

AFP, August 19, 2022、ANHA, August 19, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 19, 2022、Reuters, August 19, 2022、SANA, August 19, 2022、SOHR, August 19, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア民主軍がダイル・ザウル県ズィーバーン町で逮捕した10人を釈放(2022年8月19日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)のズィーバーン町で逮捕した10人を釈放した。

10人の釈放は、17日にウマル油田に設置されている米軍(有志連合)の基地(グリーン・ヴィレッジ)で行われたシリア民主軍の代表と地元の部族長・名士の会合を受けたもの。

会合では、シリア民主軍が8月15日から続けているズィーバーン町ラトゥーワ地区包囲への対応を協議され、地元の部族長・名士の要請に従い、解囲が合意された。

ズィーバーン町の包囲は、ラトゥーワ地区の水上通行所近くで密輸業者とシリア民主軍の部隊が交戦し、シリア民主軍兵士1人を含む3人が負傷したことに端を発しており、内務治安部隊(アサーイシュ)は10人を逮捕していた。

一方、ダイル・ザウル民政評議会の支配下にあるシャンナーン村では、シリア民主軍の活動や生活苦に抗議してデモを行った。

AFP, August 19, 2022、ANHA, August 19, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 19, 2022、Reuters, August 19, 2022、SANA, August 19, 2022、SOHR, August 19, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ占領下のアレッポ県バーブ市の市街地や大衆市場が砲撃を受け、17人が死亡、35人以上が負傷:トルコの爆撃に対するシリア軍の報復(2022年8月19日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域の中心都市の一つバーブ市の市街地や大衆市場が砲撃を受け、子ども6人と身元不明者4人を含む17人が死亡、35人以上が負傷した(ホワイト・ヘルメットによると、子ども5人を含む14人が死亡、子ども11人を含む30人以上が負傷)。

https://twitter.com/SyriaCivilDef/status/1560564618635972608

砲撃は、バーブ市西のシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配地域から発射された。

https://t.me/ALMAREKK/11034

反体制組織のシリア対応調整者は声明を出し、砲撃が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍によるものだと断じ、非難した。

https://www.facebook.com/humanitarianresponse1/posts/pfbid02m8EFHj5KwqooE3XYqGdcCLwUR4pjNRFTWwtEx1gM8h7yLs9KBUZckyZ4wTzE8eqTl

シリア・イスラーム評議会も声明を出し、砲撃を「支配者アサドの悪党」によるものと断じ、「いかなる状況下においても和解は不可能だ」と表明した。

これに対して、シリア民主軍広報センター長のファルハード・シャーミー氏は報道声明を出し、砲撃への関与を否定した。

ANHA(8月19日付)が伝えた。

ドゥラル・シャーミーヤ(8月19日付)によると、砲撃は多連装ロケット砲によるもの。

シリア民主軍は多連装ロケット・システムは保有していない。

砲撃は17日に、トルコ軍の戦闘機がアイン・アラブ市西の国境に近いジャールカリー村一帯を爆撃し、シリア軍兵士多数が死傷したことへの報復と見られる。

シリア人権監視団によると、シリア軍はまた、バーブ市近郊とシリア政府の支配下にあるターディフ市近郊でシリア国民軍と砲撃戦を行った。

一方、ANHA(8月19日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市と同市近郊のバイルーニーヤ村、バイナ村、カラーミル村、ハースィーン村、アイン・ダクナ村、シャッアーラ村、ナイラビーヤ村、スムーキーヤ村を砲撃した。

一連の砲撃で、女性1人と子ども1人が負傷した。

シリア人権監視団によると、トルコ軍によるガルナータ村に対する砲撃で、タッル・ダマーン村からの国内避難民(IDPs)の少女が重傷を負い、20日に死亡した。

**

 

ハサカ県では、ANHA(8月19日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のダルダーラ村を砲撃し、シリア軍兵士2人が負傷した。

https://hawarnews.com/ar/uploads//2022/08/19/060400_e2808fe2808fmnashyt-nskhh-copy.jpg

トルコ軍はまたダルバースィーヤ市近郊のジャトラ村とカルマーニーヤ村の間に位置する農地を砲撃した。

AFP, August 19, 2022、ANHA, August 19, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 19, 2022、Reuters, August 19, 2022、SANA, August 19, 2022、SOHR, August 19, 2022、August 20, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア当事者和解調整センターはホワイト・ヘルメットがヌスラ戦線(シャーム解放機構)とともにロシア軍とシリア軍の無差別攻撃を偽装するための映像撮影を計画していると発表(2022年8月19日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・エゴロフ副センター長は、イドリブ県のアリーハー市とジスル・シュグール市で活動するホワイト・ヘルメットの代表らがテロ組織のヌスラ戦線(現シャーム解放機構)とともに、ロシア軍とシリア軍の市民インフラや住宅地への無差別攻撃を偽装するための映像の撮影を計画していると発表した。

RIAノーヴォスチ通信(8月19日付)が伝えた。

RIA Novosti, August 19, 2022をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍がハサカ県シャンムーカ村にある女児教育センターをドローンで攻撃し、国連の意識向上プログラムに参加する少女4人を殺害、多数を負傷(2022年8月18日)

ハサカ県では、ANHA(8月20日付)などによると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ市とタッル・タムル町を結ぶ街道沿線のシャンムーカ村にある女児教育センターをドローンで攻撃し、女性職員4人を殺害、多数を負傷させた。

女児教育センターは国連の意識向上プログラムの一環として運営されている施設。

シリア人権監視団は当初、ドローン攻撃は当初、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が拠点として転用しているタッル・タムル町近郊のアッブーシュ村にあるスポンジ工場が狙われ、クルド民族主義組織の民主統一党(PYD)に近い革命青年連合によって徴兵され、強制的に従軍することを余儀なくされていた少女4人が死亡、11人が負傷したと発表していた。

北・東シリア自治局が明らかにしたところによると、殺害されたのは、ラーニヤー・アターさん、ズーザーン・ザイダーンさん、ディーラーン・イッズッディーンさん、ディヤーナー・アルウさん。



シリア人権監視団はその後(8月18日)、9月5日に重体だった少女1人が死亡したと発表した。

 

ANHA(8月18日付)によると、トルコ軍はまた、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるダルバースィーヤ市近郊のジャトラ村を砲撃した。

 

**

 

アレッポ県では、ANHA(8月18日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のワフシーヤ村とカフル・カーリス村を結ぶ地域一帯、バイルーニーヤ村、シャイフ・イーサー村を砲撃した。

シリア人権監視団によると、トルコ占領下のマーリア市近郊でシリア民主軍の車輌が対戦車ミサイルの攻撃を受け、戦闘員1人が死亡、2人が負傷した。

ANHA, August 18, 2022、August 20, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 18, 2022、August 20, 2022、SOHR, August 18, 2022、August 20, 2022、September 5, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

「決戦」作戦司令室がアレッポ県、イドリブ県、ハマー県、ラタキア県を砲撃(2022年8月18日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるミーズナーズ村、カフル・ハラブ村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるカフルバッティーフ村、ハーン・スブル村、ダーディーフ村を砲撃した。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のフライフィル村、バイニーン村、ファッティーラ村、カンスフラ村、バーラ村一帯を砲撃した。

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるガーブ平原のバイト・ハサヌー村、灌漑計画地区一帯を砲撃した。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるカルクール村、ズィヤーラ町、サルマーニーヤ村、クライディーン村、カーヒラ村、アンカーウィー村を砲撃した。

**

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるブルカーン丘を砲撃した。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タッル・シハーブ町で何者かによって銃で撃たれて死亡した男性の遺体が発見された

AFP, August 18, 2022、ANHA, August 18, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 18, 2022、Reuters, August 18, 2022、SANA, August 18, 2022、SOHR, August 18, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.