中・西部シリア政治評議会(PCCWS)は執行部メンバーとその役職を発表(2025年9月16日)

中・西部シリア政治評議会(PCCWS)は、フェイスブックを通じて声明を出し、組織内で民主的選挙を実施し、メンバーの任務と役職を決定、近く新たなメンバーを発表することを明らかにした。

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中・西部シリア政治評議会(PCCWS)は、この声明の数時間後にフェイスブックを通じて、執行部メンバーによって選出されたとする組織・運営構造を明らかにした。

発表された幹部は以下の通り。

1. 執行部長:アムジャド・バドラーン(博士・法律家)
2. 執行部副部長兼組織局長:ナウワール・アリー(教授)
3. 執行部書記:アリー・アッブード(博士)
4. 広報局長:キナーン・ワッカーフ(教授)
5. 政治局長:ムスタファー・ルストゥム(弁護士)
6. 法務国際連絡局長:サーミル・アフマド(博士)
7. 経済局長:マアン・アブー・シャムウーン(教授)
8. 社会局長:ザカリーヤー・アドゥズズィー(シャイフ)

声明によると、執行部にはドゥルーズ派、スンナ派、キリスト教徒、イスマーイール派といった様々な宗教・宗派の信徒が参加しており、包括的な代表性を確保しているという。

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PYD幹部は、シャルア移行期政権が「交渉について虚偽のイメージを宣伝している」「政府は交渉について一切真剣さを示していない」と非難(2025年9月16日)

シリア・テレビによると、民主統一党(PYD)の幹部アルダール・ハリール氏は、アフマド・シャルア移行期政権との交渉について「対話はまだ正式には始まっていない」「政府は交渉について虚偽のイメージを宣伝している」「政府は交渉について一切真剣さを示していない」と非難した。

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ダマスカス郊外県アイサム村でドゥルーズ派の若い男性が武装グループの発砲を受けて死亡(2025年9月16日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ヘルモン山に近いアイサム村でドゥルーズ派の若い男性が羊の世話をしている作業中、オートバイに乗った武装グループの発砲を受けて死亡した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、マアッラト・ヌウマーン市で身元不明の若い男性が遺体で発見された。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市のシャイフ・ターハー地区で、覆面をした武装グループの発砲で男性が2人が死亡、1人が負傷した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハルファーヤー市で、前政権の国防隊の現地部隊の結成にかかわっていたとされる男性1人が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

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ダルアー県では、内務省(フェイスブック)によると、内務治安部隊は、前政権の第4師団傘下の「ガイス軍団」の司令官ギヤース・ダッラー准将の下の特別警護部隊を統括していたシャーディー・スマーディー容疑者を逮捕した。

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北・東シリア地域民主自治局がフランスにダーイシュのフランス人・メンバーの家族の身柄を引き渡す(2025年9月16日)

ANHAによると、フランスの国家テロ対策検察庁は声明を出し、ダーイシュ(イスラーム国)のフランス人メンバーの子ども10人と妻3人を本国に退避させたと発表した。
また、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局がフランスにダーイシュ・メンバーの家族35人の身柄を引き渡した。

35人のうち10人が女性、25人が子供で、ハサカ県のフール・キャンプ、ロジュ・キャンプに収容されていた。

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北・東シリア地域民主自治局の管理下にあるカーミシュリー国際空港入口で銃撃戦が発生し、1人が死亡(2025年9月15日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の管理下にあるカーミシュリー国際空港入口で銃撃戦が発生し、1人が死亡した。

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ダーイシュとされる組織が内務治安部隊のワーイル・サービト・アッバール氏を処刑(2025年9月15日)

シリア人権監視団は、ダーイシュ(イスラーム国)とされる組織が内務治安部隊のワーイル・サービト・アッバール氏を処刑する場面が映っている映像を確認したと発表した。

映像は、14日に公開されたもの。

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ヒムス県ラフターヤー村出身の若い男性(アラウィー派)がシャルア移行期政権の部隊に属すると見られる武装グループに暴行を受けて死亡(2025年9月15日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ザーキヤ町で、前政権の総合情報部の協力者だったムフスィン・シューダブ容疑者が逮捕された。

内務省(フェイスブック)によると、内務省は国防省と協力し、西部農村地帯で治安作戦を実施し、大量の重火器・軽火器に加え、さまざまな種類の弾薬が押収した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ラフターヤー村出身の若い男性(アラウィー派)が、アフマド・シャルア移行期政権の部隊に属すると見られる武装グループに暴行を受けて死亡した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タファス市で、2つの家族間の激しい衝突が発生し、若い男性1人が死亡、3人(うち女性1人)が負傷した。

また、シリア人権監視団によると、武装グループが住宅2軒を全焼させ、さらに1軒をRPGで破壊した。

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ダイル・ザウル県ムハイミーダ村にあるシリア民主軍の検問所が、ダーイシュのスリーパーセルと見られる武装グループの襲撃を受け(2025年9月15日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ムハイミーダ村にあるシリア民主軍の検問所が、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルと見られる武装グループの襲撃を受けた。

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民主統一党(PYD)主催による第5回シリア・フォーラムがハサカ市で開催される:北・東シリア地域民主自治局ジャズィーラ地区は火器の所持と使用を禁止(2025年9月15日)


ハサカ県では、ANHAによると、民主統一党(PYD)主催による第5回シリア・フォーラムがハサカ市で開催された。

「平和と民主社会のマニフェスト:現代シリア建設の保障」をスローガンとして開催されたフォーラムにはシリア各地から120名の政治活動家、法律家、知識人、女性団体の代表、さらにアラブ部族の有力者らが参加した。

ANHAによると、フォーラムでは、「中東における一般的政治状況と潜在的プロジェクト」、「バアス体制崩壊後のシリア:現状と課題」と題された講演・セッションが行われた。

また、ANHAによると、「指導者オジャランによる平和と民主社会の提案の重要性」、「平和と民主社会の段階とシリア解決の展望」と題した講演・セッションが行われた。

ANHAによると、以下を骨子とする閉幕声明が採択された。

・3月10日合意の堅持。
・すべてのシリア人が参加する包括的国民対話の開始。
・国民会議と新しい社会契約を開催し、すべての市民の権利を保障。
・ヘイトスピーチと分断を拒否し、平和的共存を促進。
・相互承認と排除のない多様性の尊重。
・女性団体と民主勢力を結集する民主的戦線の形成。
・オジャラン指導者の身体的自由を求める。
・地方分権の徹底を戦略的選択とする。
・平和と民主社会の段階での女性の先導的役割を確認。
・仏・米・英などの保証国に対し、全勢力を含む交渉プロセスを支援する責任を求める。
・「平和と民主社会のマニフェスト」を統一シリア建設の思想的・政治的基盤と位置づける。

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北・東シリア地域民主自治局ジャズィーラ地区は声明を出し、火器の所持と使用を禁止する通達第6号を発出した。

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北・東シリア地域民主自治局:「自治や分権、また国民和解の呼びかけを「分離主義」として断じることは現実を歪める」(2025年9月14日)

北・東シリア地域民主自治局は、声明を出し、「自治や分権、また国民和解の呼びかけを「分離主義」として断じることは、現実を歪めるもので、シリア人の統一を強めるどころか分断を深める結果となる」と批判、同自治局の憲法、行政、安全保障、サービスに関わるすべての専門委員会を、アフマド・シャルア移行期政権が活動開始のい適切な時期を決定し次第、機能させる準備を整えていると発表した。

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シリア民主評議会は、拡大会合を開催し、閉幕声明を発表し、現下のシリアの諸問題に対する望ましい解決策が外部勢力への従属から離れ、自由な国民の意志から生まれるべきだと表明した。

また、アフマド・シャルア移行期政権については、絶対的な権限を委任されていないとしたうえで、同政権が施行した憲法宣言がシリア国民の完全な意思を反映していないと強調、安全保障や国境協定、前政権の文部隊の処遇といった戦略的課題は、密室や個人の決定で扱うべきではなく、すべての社会構成体を代表する全国的で参加型の機関で管理されるべきと主張した。

ANHAが15日に伝えたところによると、会議はは107人の政党代表、社会活動家、女性団体・市民団体、独立した国民的人物が参加して開催された。

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ヒムス県とハマー県の国際幹線道路沿線各所で貨物車輛の運転手らが「尊厳ストライキ」と銘打って抗議行動(2025年9月14日)

ヒムス県とハマー県の国際幹線道路沿線各所で、シリア人権監視団によると、貨物車輛の運転手らが「尊厳ストライキ」と銘打って抗議行動を行い、国際幹線道路を一時閉鎖した。

デモが行われたのは、ヒムス市とタルトゥース市を結ぶ国際幹線道路沿線の製油所橋付近、ヒムス市とサラミーヤ市(ハマー県)を結ぶ道路沿線などで、参加者らは、汚職の温床とされている運行管理割り当て事務所や物流や貨物の積み替え場を適正に機能させることが求められるとともに、運輸大臣と陸路海路出入国管理総局長の解任が主唱された。

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シリア民主軍が米主導の国際連合の支援を受けてダイル・ザウル県シュハイル村で治安作戦を実施、ダーイシュ幹部の1人を逮捕(2025年9月14日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア民主軍が米主導の国際連合の支援を受けて、シュハイル村で治安作戦を実施、ダーイシュ(イスラーム国)幹部の1人を逮捕した。

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ダイル・ザウル県でシリア民主軍とシャルア移行期政権の部隊が交戦(2025年9月14日)

ダイル・ザウル県では、シリア民主軍(フェイスブック)によると、ダルナジュ村でのアシャーラ橋付近のユーフラテス川岸に駐屯する同軍部隊が、アフマド・シャルア移行期政権に属する武装集団による直接攻撃を受けた。

攻撃は、この集団が密輸業者の渡河を支援していた際に行われたものだという。

シリア人権監視団によると、シャルア移行期政権の軍部隊とシリア民主軍との間で小規模な銃撃戦が発生した

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スワイダー県シャルア移行期政権の軍部隊がイラー村に向けて重機関銃を射撃(2025年9月14日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権の軍部隊がイラー村に向けて重機関銃を射撃した。

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スワイダー24シリア人権監視団によると、スワイダー市の保健局前で、医療従事者らが抗議集会を行い、7月17日にジャイミル村でアフマド・シャルア移行期政権の部隊によって拉致された看護師のサーイル・ワリード・ハラビー氏の安否解明を要求した。

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スワイダー24によると、ガーリヤ村で、民間人や住民の中から拉致された人々や行方不明者の解放を求める抗議集会が続けられた。

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SANAによると、カタールの人道支援車列が、ダルアー県のブスル・ハリール市を経由したスワイダー県に入った。

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ダマスカス県のヤルムーク難民キャンプでパレスチナ解放人民戦線・総司令部派のメンバーが正体不明の武装グループによって射殺(2025年9月13日)

ダマスカス県シリア人権監視団が15日に発表したところによると、ヤルムーク難民キャンプでパレスチナ解放人民戦線・総司令部派のメンバーが正体不明の武装グループによって射殺された。

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アサド前大統領の盟友で、ムスタファー・トゥラース元国防大臣の次男のマナーフ・トゥラース氏がパリで講演:シャルア移行期政権を「一色による支配」と評し、シャルア暫定大統領に「権力ではなく国家に入る」ことを呼びかける(2025年9月13日)


『クドス・アラビー』によると、アサド前大統領の盟友で、ムスタファー・トゥラース元国防大臣の次男のマナーフ・トゥラース氏(共和国護衛隊准将、前政権より離反)がフランスの首都パリにあるパリ政治学院で講演を行った。

 

後援は、フランス・レバノン・サークルによって主催され、同氏はシリアの現状と将来への展望について語った。

会場は厳重な警備体制のもと、事前登録と身分証提示が義務づけられ、さらに写真やビデオ撮影は禁止された。

数十人の聴衆を前に、トゥラース氏はアフマド・シャルア移行期政権の成功を願うとともに、その成否は「すべてのシリア人を包摂し、真の参加を可能にすること」にかかっていると強調した。

彼は現在のシリアの状況を「一色による支配」と評し、シャルア暫定大統領に「権力ではなく国家に入る」ことを呼びかけた。また、自身に大統領になる野心はなく、目標は「シリアの統一と国家建設への参加」であると述べた。

さらにトゥラース氏は「政治に参加するアシュアリー的・スーフィー的のイスラーム」を望むと述べ、「政治を支配する政治的イスラーム」は拒否した。

彼は「銃を一つにまとめる軍事評議会」を設立し、全ての勢力を統合して真の国民軍を建設すべきだと訴えた。その軍は「宗教的ではなく世俗的」であるべきと強調し、シリア軍の崩壊を防ぐため10,000人以上の離反士官、シリア民主軍、その他諸派と連絡を取っていると明かした。

また、トゥラース氏は「大統領権限を弱め、軍事評議会に力を持たせるべきだ」と主張し、移行期を安定させられるのは軍事機構だと述べた。

イスラエルとの和平・正常化については「今のシリアは脆弱で、主権的決定を下せる状態にない」と語り、議会や憲法、強力な国軍がない現状での合意は「降伏」あるいは「強要された和平」にすぎないと断じた。

シリア難民問題についても触れ、まずはレバノン・ヨルダン・トルコにいる避難民の迅速な帰還を優先し、その後西側のディアスポラの経験と制度的知識を生かして復興に参加させるべきだと述べた。

 

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ムドゥンによると、フランスの人権筋は、シャルア移行期政権がトゥラース氏の講演を阻止するようフランス当局に要請したとの一部情報を否定した。

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ダイル・ザウル県、ラッカ県でアサーイシュ、YPJがダーイシュのメンバー10人を逮捕(2025年9月13日)

ダイル・ザウル県では、北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)シリア人権監視団によると、アサーイシュ部隊がジュダイド・アカイダート村で緊急対応部隊(HAT)と共同で、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルのメンバー8人を逮捕した。

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ラッカ県では、ANHAシリア人権監視団によると、シリア民主軍の特殊部隊と女性防衛部隊(YPJ)がラッカ市で急襲作戦を実施し、ダーイシュのメンバー2人を逮捕した。

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スワイダー市中心部のカラーマ広場で抗議デモが行われ、誘拐された住民の解放、自決権、国連調査委員会の派遣、シャルア移行期政権拒否が訴えられる(2025年9月13日)

スワイダー県では、スワイダー24によると、スワイダー市中心部のカラーマ広場で抗議デモが行われ、誘拐された住民の解放、自決権、国連調査委員会の派遣、アフマド・シャルア移行期政権拒否が訴えられた。

シリア人権監視団によると、デモには数百人の住民が参加し、一部は、「ジャウラーニー、嘘つき、テロ軍の指導者」「スワイダーは自由だ、ジャウラーニーは出て行け」といった主張を行った。

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SANAによると、ダルアー県のブスル・ハリール市の通行所を経由して、カタールが提供した新たな援助物資を積んだシリア・アラブ赤新月社の貨物車輛10台からなる車列がスワイダー県に到着した。

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シリア人権監視団によると、シリア・アラブ赤新月社の救助隊が、ラーヒサ村で、7月に殺害(処刑)された7人(うち1人は女性)の遺体を収容した。

これにより、7月13日以降の戦闘、処刑、イスラエル軍の爆撃による死者の総数は2,038人となった。

内訳は以下の通りである。
・スワイダー県の犠牲者730人:その大多数はドゥルーズ派。うち民間人162人(子ども21人、女性51人、ドゥルーズ派以外の民間人12人(女性6人を含む))。
・国防省・治安部隊の要員477人:うちベドウィン部族出身者40人とレバノン人戦闘員1人。
・イスラエルの爆撃で死亡した国防省・内務省所属要員15人。
・国防省庁舎に対するイスラエルの爆撃で死亡した民間人3人(女性1人と身元不明の2人)。
・スワイダー県での戦闘で死亡した報道関係者2人。
・国防省・内務省の要員によって処刑されたドゥルーズ派808人(うち女性75人、子ども15人、高齢者、スワイダー国立病院の医療従事者20人)。
・ドゥルーズ派武装勢力によって処刑されたベドウィン部族出身者3人(うち女性1人と子ども1人)

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中・西部シリア政治評議会(PCCWS)はシャルア移行期政権によるアラウィー派への体系的人権侵害を非難(2025年9月12日)

中・西部シリア政治評議会(PCCWS)は、フェイスブックを通じて声明を出し、アフマド・シャルア移行期政権によるアラウィー派への体系的人権侵害を非難した。

声明によると、アラウィー派に対する殺人・虐殺、誘拐、追放、財産の破壊、人身売買、女性や子供への暴行や拉致といった国際人道法に基づく人道に対する罪に該当し、同政権に全面的な責任があると断じた。

そのうえで、国際社会、国連安全保障理事会、人権団体に対し、手遅れになる前に以下の責任を果たすよう呼びかけた。

1. 独立かつ公正な国際調査の開始と、責任者・実行犯の追及。
2. 市民保護と影響を受けた地域での法の支配強化に向けた即時措置。
3. 中・西部シリアにおける連邦制と自治の道筋を支援し、住民の権利を保護し、安全と尊厳を回復する選択肢とすること。

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ダイル・ザウル県とハサカ県でダーイシュのスリーパーセルがアサーイシュとシリア民主軍を攻撃(2025年9月12日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダルナジュ村でダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルと見られるオートバイに乗った武装グループが、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)の検問所を銃撃、隊員1人が死亡し、2人が負傷した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュのスリーパーセルがダシーシャ村にあるシリア民主軍の軍事拠点を攻撃した。

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シュアイタート部族はダイル・ザウル県でシリア民主軍が若い男性を殺害し、遺族への遺体の引き渡しを拒否したことを受け、シリア民主軍に対して総動員を宣言(2025年9月11日)

ダイル・ザウル県では、イナブ・バラディーによると、シュアイタート部族は、ガラーニージュ市でシリア民主軍が若い男性を殺害し、遺族への遺体の引き渡しを拒否したことを受け、シリア民主軍に対して総動員を宣言した。

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シリア国民ブロックが正式に発足:シリアの領土防衛と占領地解放、さらにすべての政治的・宗教的信条に対して中立を貫く分権的な市民国家の実現を標ぼう(2025年9月10日)

「シリア国民ブロック」を名乗る反政府組織が正式に発足を発表し、シリアの領土防衛と占領地解放、さらにすべての政治的・宗教的信条に対して中立を貫く市民国家の実現といった主要原則を掲げた。

発足発表はオンライン形式でで行われ、連絡委員会のメンバーとなった人権活動家のハイサム・マンナーウ氏、シリア民族社会党の幹部のターリク・アフマド氏、女性活動家のフランスィース・タンヌース氏が登場した。

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発足声明は、同組織の連絡委員会メンバーであるハイサム・マンナーア氏によって発表された。

声明は、シリア革命においてもっとも重要であるべき市民運動が、ここ数ヵ月のうちに、すなわちアサド政権崩壊とシャルア移行期政権の成立以降、野心的な諸国の軍事化や宗派化を通じた介入によって打撃を受けたと指摘、「シオニスト政体」(イスラエル)とトルコが国土の一部を占領下に置いていることを厳しく非難した。

また、2023年10月以降続くガザ地区をめぐる戦争が、力関係や敵味方の構図を変えたことに言及しつつ、こうした状況下において、新たな支配、つまりはシャルア移行期政権が、専制と腐敗の複製に過ぎず、国を困難な状況に陥れているとの見方を示した。

そのうえで、独裁の再生産に終止符を打ち、古くて新しい衣をまとった独裁の継続を拒否し、これを破壊することを呼び掛けた。

また、眠りから立ち上がり、真の自由と尊厳のため、完全かつ平等な市民国家を建設することを主唱、国民統合を守り、政治的・民主的多元性のもとで、言論の自由、思想の自由、自然権を求めると標榜し、政治・経済・社会・行政において包括的で統合的なプロジェクトを追求し、参加型の民主政体を実現し、主権在民と社会的公正を結びつけ、尊厳ある生活を目指すと表明した。

加えて、シリア国民ブロックは、「サイレント・マジョリティ」ではなく、「物言う多数派」となり、「宗教は神のもの、祖国は万人のもの」をスローガンと掲げることで、市民的・平和的な運動体として、国が一色に塗りつぶされることを防ぎ、すべての宗教的・政治的信条を包含した分権国家を目指すと強調した。

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続いて、アフマドが、シリア国民ブロックに参加するすべての個人、組織が遵守すべき以下三つの基本原則を発表した。

  • シリアの地理的・政治的一体性および不可分性。
  • 法の支配、人間の尊厳と国民の意思の尊重に基づく共和政体の採用。
  • 自由で、公正で、連帯した社会を築くことへの献身。

これらの基本原則は、「憲法を超越した原則」として位置づけられた。

また、この原則に基づいて、以下が具体的な実現目標として示された。

  • 占領地の解放と外国の侵略に対する国土の防衛。
  • 性別、肌の色、宗教、人種、財産、政治的あるいは党派的帰属にかかわらず、権利と義務において平等であること。
  • 主権在民と、これに基づいた自由かつ民主的な意見表明と為政者の選出。
  • 議会選挙法を制定し、シリアを一つの選挙区とし、比例代表制に基づく閉鎖名簿での立候補・投票を行うこと。
  • すべての公的権力に対して、憲法および国家が批准した国際的協約に含まれる基本的権利と自由を尊重することを義務づけること。
  • 軍、武装部隊、警察、治安機関を政治生活において中立的な機関とすること。
  • 兵役義務を、憲法で定められた一定の期間のうちに履行すること。
  • 司法の独立。
  • 憲法に基づいた三権の分立、権限の再配分。
  • 最高憲法裁判所の設立。
  • 憲法における報道の自由の明記。
  • 女性の権利の完全保障。
  • 社会的正義および国家資源の公平な分配。
  • 信仰の自由、良心の自由、思想の自由、表現の自由、私生活の不可侵の尊重。
  • 宗教や信条を他者に明かすことを強いないこと。
  • 国際的規約と世界人権宣言に従った人権の保護。
  • 許可を得ることを条件としないかたちでの平和的集会の権利の保障。
  • 国連憲章に基づいた民族・エスニック集団の文化的・言語的権利の保障。
  • 宗派的・人種的な煽動を犯罪とし、共生と国民的結束を確立・強化すること。
  • 憲法に政党を設立する権利を盛り込むこと。
  • 宗教・宗派的、部族的、地域的、職業的、性別や出自、人種、肌の色による差別に基づいた政党の設立を認めないこと。
  • 憲法に市民社会団体に参加する権利を盛り込みつつ、それが国家機関や政党と有機的に結びつくことを許さないこと。
  • 憲法に最高選挙委員会、視聴覚メディア庁、国家人権庁、復興・持続開発庁、透明性腐敗防止庁、移行期正義・公正・被害回復庁の設置を盛り込むこと。
  • 憲法にシリア領土と社会の一体性のもと、国家の非中央集権の原則を盛り込むこと。
  • 地方当局の独立を保障し、分権的な方法で統治を行うこと。

アフマドによると、これらの実現目標もまた、基本原則と同じく、「憲法を超越した原則」とみなされ、憲法制定委員会によって起草される憲法草案に盛り込まれ、国民投票によって承認された後は、修正や廃止ができないとされた。

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最後に、タンヌースが「国民的・民主的・市民的・近代的な国家を建設するための名誉憲章」を読み上げた。

憲章は、「宗教はアッラーのもの、祖国は万人のもの」という原則に基づき、国家のあらゆる宗教や信条に対する中立性、そしてシリア領土と国民の一体性に基づくもので、領土占領を拒否し、抵抗することを強調した。

また、民主主義は新たな体制の核心と位置づけ、主権在民、意見・表現・結社の自由、多元主義、市民権、人権、社会正義、三権分立、法の遵守、社会の多様性の尊重、思想信条、利益、あらゆる階層の特性の尊重を保障すると定めた。

さらに、シリア国民を、分かつことのできない一つの国民と位置づけ、人種や社会階層を問わず、友愛的で積極的で同胞的な交流と協力を、物心両面で推奨することが求められた。そして、いかなる宗派や民族的集団に対しても差別的・排除的・不公正な政策を行わず、容認しないことを確認した。

加えて、国内の政治、社会生活における暴力(武器の使用)と権利の侵害を容認しないと明言した。

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『アフバール』によると、シリア国民ブロックは、発表前に長い時間を準備が行われ、さまざまな勢力の間で受け入れ可能な妥協点を見出す努力が行われていたという。

ブロックの内部関係者が明らかにしたところによると、すでに多くの層や地域、人物から支持を得ており、その中には部族長、実業家、政治家などが含まれており、当初は匿名で支援することを選んだ者もいるという。

匿名を希望する者がいる理由について、連絡委員会のメンバーの1人であるラーミヤ・イブラーヒーム氏は、『アフバール』に対して以下の通り述べた。

ブロックは、政治勢力や政党、市民社会、国内外の影響力ある国民的人物を含んでいる。しかし、現在の国内状況、ダマスカス当局による党活動や政治活動の禁止と治安の締め付け、そして国内の仲間たちを守るために、ブロックは国外から設立を発表し、活動を運営する決定を下した。私たちが目指すものを実現する時まで、国内での活動は公表されず、最終的にはシリア国内で、公然と、誰も排除しない自由な政治環境のもとで活動することを望んでいる。

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北・東シリア地域民主自治局の管理下にあるハサカ県のワーシュカーニー・キャンプで、トルコ占領下の「平和の泉」地域内のラアス・アル=アイン市にトルコとパキスタンの国旗が掲げられたことを非難する抗議デモ(2025年9月10日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の管理下にあるワーシュカーニー・キャンプで、トルコ占領下の「平和の泉」地域内のラアス・アル=アイン市からの国内避難民(IDPs)数十人が、同市にトルコとパキスタンの国旗が掲げられたことを非難する抗議デモを行った。

参加者らはまた、強制的に追放されたクルド人住民の家屋や土地を購入するトルコ提案の計画に反対の意を示した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ウマウィーイーン広場で、前政権下で不動産や土地を収用されたシリア人の所有者数十人が、シリア人権インサーフ連合からの呼びかけに応じ抗議集会を行った。

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アサーイシュはラッカ市でダーイシュに対する大規模な治安キャンペーンを開始したと発表(2025年9月10日)


ラッカ県では、ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)の総司令部は、ラッカ市でダーイシュ(イスラーム国)に対する大規模な治安キャンペーンを開始したと発表した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がハワーイジュ村にあるシリア民主軍の検問所(灌漑検問所)に向けて銃撃を加えた。

一方、シリア人権監視団によると、ルワイシド村の住民が身元不明の若い男性の遺体を発見した。

シリア人権監視団が11日に発表したところによると、ダーイシュのスリーパーセルと見られる武装グループがザッル村にあるアサーイシュの検問所と、ダフラ村でシリア民主軍の軍用車輛をほぼ同時に襲撃した。

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アレッポ県東部でシャルア移行期政権の親トルコ部隊とシリア民主軍が砲撃戦(2025年9月10日)

SANAによると、シリア民主軍がアレッポ県東部のハフサ村一帯を迫撃砲で攻撃した。

SANAによると、この攻撃で、シリア民主軍はアレッポ県東部のキヤーリーヤ村の民家をロケット弾と迫撃砲で攻撃、これにより民間人1人が死亡、子供を含む他数名が負傷した。

シリア民主軍はまた、ラスム・アフマル村の民家をロケット弾で攻撃した。

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SANAによると、シリア国防省のメディア広報局は、攻撃について、シリア民主軍がアレッポ県東部のジャッラーフ航空基地およびマスカナ市一帯の支配地域から激しい砲撃を開始し、キヤーリーヤ村、ラスム・アフマル村、大ハッブーバ村の民家を狙い、民間人2人が死亡、3人が負傷したと発表した。

 

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一方、シリア人権監視団は、親トルコの武装組織(シリア国民軍諸派)がハッブーバ村からマスカナ市にあるシリア民主軍の拠点を砲撃、また同市郊外のバービーリー村を迫撃砲で砲撃した。

これに対して、シリア民主軍は9月11日未明、マスカナ市の製糖工場内からロケット弾発射装置を使用して武装組織が砲撃を行った地点に反撃し、砲撃戦となった。

また、シリア人権監視団によると、シリア民主軍が発射したロケット弾がキヤーリーヤ村に着弾し、1人が死亡、6人の民間人が負傷、複数の民家や住民の財産に物的損害が生じた。

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シリア民主軍は、フェイスブックを通じて、ダイル・ハーフィル郡で、アフマド・シャルア移行期政権に属する無法な集団が行った潜入および砲撃の試みに断固として対処し、これを完全に阻止したと発表した。

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シリア人権監視団によると、シリア民主軍)は、トルコに同調する派閥から攻撃を受けた後、その発射源に対して反撃を行った。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、マールリーヤ市およびその郊外の上空にトルコ軍の無人航空機が飛来した。

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『アフバール』:シリアの政党・政治勢力や著名人たちが近く「国民ブロック」の名で新たな政治組織を結成(2025年9月9日)


レバノン日刊紙『アフバール』は、シリアの政党・政治勢力や著名人たちが「国民ブロック」の名で新たな政治組織を結成する準備を進めており、数時間以内に正式に発表される予定だと伝えた。

この組織には、ハイサム・マンナーア氏、ターリク・アフマド氏、ラーミヤー・イブラーヒーム氏、ナースィル・ガザーリー氏、フランスィース・タヌース氏などが参加する。

関係者が語ったところによると、新しい民主的で市民的、多元的なシリアを平等な市民権に基づいて建設することが活動の目的。

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シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会のガザール議長:「アラウィー派は存在そのものを消そうとする国家や勢力による組織的な攻撃に直面している」(2025年9月9日)

シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会フェイスブックを通じて、同評議会議長でアラウィー派の最高宗教権威であるガザール・ガザール師のビデオ声明を発表した。

ビデオ声明は、スイスのジュネーブにあるプレス・クラブで、クルド系人権擁護活動家でマイノリティの権利の専門家であるマスウード・アキール氏が司会をする記者会見として発表された。

同会議には、評議会の報道官であるムナー・ガーニムがガザール師の代理として代表して出席し、シリア問題に関わる各国大使らとの一連の重要な会合を開催し、協力の方途や共同作業の展望について議論が行われた。

ガザール師の声明の内容は以下の通り。

慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において。
すべての預言者と、全世界への慈悲として遣わされた使徒たちに祝福と平安がありますように。
メディア関係者の皆さん、ご来賓の皆さんに、平安とアッラーの慈悲と祝福がありますように。
明日、ジュネーブにて第60期人権理事会の会合が再開される。おそらくこれは、国際的な場において、初めてアラウィー派の真の声を届ける機会となるだろう。そして今この瞬間は、極めて重大で歴史的な岐路となっている。
シリアにおけるアラウィー派は、シリア社会の本来的かつ不可分の一部であり、常に祖国に根を下ろし、他のあらゆる共同体や宗派と共に架け橋を築くために、かけがえのない犠牲を払ってた。我々は、真の力とは平和と共生にあると信じている。これこそがアラウィー派の信条の核心であり、モーゼ、イエス、ムハンマドが担った光と預言をも受け継ぐものである。
しかし今日、いわゆる「政治的イスラーム化」と過激派テロリズムがアラウィー派を標的としている。それは、我々が決して認めたことのない罪のためではなく、存在そのものを消そうとする国家や勢力による組織的な攻撃のためだ。我々は、この果てしない紛争に無理やり巻き込まれ、それは破壊と荒廃、恐怖、脅威、不安定さ以外の何ももたらしていない。
アラウィー派と国家、そして近隣諸国との関係は、決して宗派的な色合いに基づいたものではない。我々の子どもたちの帰属は、ただ一つ、民主的で多元的な市民国家、あるいは世俗国家にある。そこでは、法と安全が支配し、合意に基づく憲法の下、公正な分配が保障され、テロから解放された未来を築くことができる。すべての人が人間性を守られ、宗派・民族・国籍に基づく差別から自由である社会だ。
こうした観点から、我々は体系的な攻撃に直面している状況の中で、連邦制と分権制を求めている。3月7日の虐殺から始まり、今日まで続く強制移住や脅迫、さらには地域の強制的な人口構成の変更の試みが存在する。現在に至るまで、我々は、報道もされないままに、殺害、逮捕、拉致、女性の暴行に晒され、数千人の無実の囚人や行方不明者がいる。彼らは兵士でありながら武器を手放した者たちであり、また一般市民や長老たちだ。彼らは罪もなく、裁判もなく、消息すら知らされずに拘束されている。土地は焼かれ、財産は略奪されている。
最後にアラウィー派は世界の誠実な人々と良心ある人々に対し、手遅れになる前に、アラウィー派共同体を民族浄化や大量虐殺から救うための根本的かつ迅速な解決策を求める。
同時に、我々は正義と平等の原則を堅持し、抑圧を取り除き、我々自身とすべてのシリア人が尊厳をもって生きる権利を守るために声を上げる。シリアの多様性こそが我々の国民的アイデンティティの本質であり、その保護を訴える。
我々はこれまでも、そしてこれからも平和を希求する者であり、未来において高貴な価値、権利、公正、安全が支配することを望む。
皆様に平安とアッラーの慈悲と祝福がありますように。

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シリア民主軍はダイル・ザウル県バーグーズ村でダーイシュのスリーパーセルに属していると疑われる人物1人を逮捕(2025年9月8日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア民主軍はバーグーズ村で大規模な治安作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルに属していると疑われる人物1人を逮捕した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、フール・キャンプで、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)の隊員どうしが撃ち合いとなり、3人が死亡し、1人が負傷した。

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スワイダー県ダーラ村で強制移住を余儀なくされたベドウィン系住民が帰還を求めて抗議デモを(2025年9月8日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、強制移住を余儀なくされたベドウィン系住民がダーラ村で、帰還を求めて抗議デモを行った。

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スワイダー市のタルシャーン広場にて、誘拐・強制失踪した女性たちの解放を求める連帯集会(2025年9月7日)

スワイダー県では、スワイダー24によると、スワイダー市のタルシャーン広場にて、誘拐・強制失踪した女性たちの解放を求める連帯集会が行われた。

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