ハマー県スカイラビーヤ市でウズベキスタン人戦闘員がクリスマス・ツリーに放火(2024年12月23日)

『ワタン』はフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/AlWatanNewspaper.sy/)で、ハマー県スカイラビーヤ教区のマーヒル・ハッダード神父は、外国人8人が12月21日にスカイラビーヤ市内に設置されたクリスマス・ツリーに放火、総合治安局(総合治安機関)が放火犯を逮捕し、クリスマス・ツリーは修復されたことを明らかにしたと伝えた。

**

シリア人権監視団によると、クリスマス・ツリーに放火したのは、ウズベキスタン人戦闘員。

住民は、座り込みデモを行い、放火に抗議した。

AFP, December 23, 2024、Aleamaliaat_aleaskaria, December 23, 2024、ANHA, December 23, 2024、‘Inab Baladi, December 23, 2024、Reuters, December 23, 2024、Sham FM, December 23, 2024、SANA, December 23, 2024、SOHR, December 23, 2024、Syriafree25, December 23, 2024、al-Watan, December 23, 2024などを参照。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア人権監視団:トルコはシリア国民軍所属組織のメンバーが前政権の支配を脱した地域に帰還することを拒否(2024年12月23日)

シリア人権監視団は、アサド政権の崩壊を受け、トルコ占領下のシリア北部で活動するシリア国民軍に所属する武装組織のメンバーらの証言をもとに、前政権の支配を脱した地域への帰還を希望しているものの、トルコがこれを拒否していると発表した。

同監視団が聞き取りを行ったのは、ダイル・ザウル県出身でダーイシュ(イスラーム国)の元メンバーなどによって攻勢される東部自由人連合のD.ウダイを名乗る人物、ダマスカス郊外県東グータ地方出身でイスラーム軍のメンバーだったD.アブー・ウマルを名乗る人物、ヒムス市出身で憲兵隊員のH.ムアイイドを名乗る人物。

AFP, December 23, 2024、Aleamaliaat_aleaskaria, December 23, 2024、ANHA, December 23, 2024、‘Inab Baladi, December 23, 2024、Reuters, December 23, 2024、Sham FM, December 23, 2024、SANA, December 23, 2024、SOHR, December 23, 2024、Syriafree25, December 23, 2024、al-Watan, December 23, 2024などを参照。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ラッカ県とハサカ県でシリア民主軍の将兵が離反し、シリア軍事作戦総司令部への合流を宣言(2024年12月23日)

テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)によると、ラッカ県タブカ市で活動する人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のヤフヤー・アフマド・ウマル司令官が離反し、シリア軍事作戦総司令部に合流すると宣言した。

また、ハサカ県フール町で活動する中隊の一つから100人以上の戦闘員が離反した。

AFP, December 23, 2024、Aleamaliaat_aleaskaria, December 23, 2024、ANHA, December 23, 2024、‘Inab Baladi, December 23, 2024、Reuters, December 23, 2024、Sham FM, December 23, 2024、SANA, December 23, 2024、SOHR, December 23, 2024、Syriafree25, December 23, 2024、al-Watan, December 23, 2024などを参照。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア民主軍が「自由の暁」作戦を継続中のシリア国民軍への反転攻勢を開始し、マンビジュ市近郊の3ヵ村を奪還(2024年12月23日)

アレッポ県では、ANHA(12月23日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍所属のマンビジュ軍事評議会がティシュリーン・ダム一帯に対するシリア国民軍の攻撃に応戦し、戦闘員数十人を殺害、これを撃退した。

これに対して、トルコ軍とシリア国民軍がカラ・クーザーク橋、アイン・アラブ(コバネ)市郊外のカムラグ村、ジャアダ村を砲撃した。

一方、マンビジュ軍事評議会は、マンビジュ市近郊一帯地域で「殉教者アズィーズ・アラブ・マンビジュ」と銘打った作戦を開始し、「自由の暁」作戦を継続中のシリア国民軍とこれを支援するトルコ軍への反転攻勢を開始した。

この反転攻勢で、マンビジュ軍事評議会は、マンビジュ市一帯とティシュリーン・ダム一帯でシリア国民軍の戦車1輌を撃破、また「殉教者ハールーン」部隊と名づけられた(無人)航空部隊が車輛3輌を破壊した。

シリア人権監視団によると、これにより、マンビジュ軍事評議会はティシュリーン・ダムに近いカシュラ村、サイーディーン村、ハーッジ・フサイン村を奪還した。


**

ハサカ県では、ANHA(12月23日付)によると、シリア民主軍所属のタッル・タムル軍事評議会が、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるタッル・タムル町近郊のアーリヤ村へのシリア国民軍の攻撃に応戦し、戦闘員3人を殺害した。

これに対して、トルコ軍とシリア国民軍が、タウィーラ村、タッル・タウィール村、アブー・ラースィーン(ザルカーン)町を砲撃した。

**

ラッカ県では、ANHA(12月23日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍が北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるアイン・イーサー市一帯を砲撃した。

これに対して、シリア民主軍所属のラッカ軍事評議会が同市一帯に侵攻したシリア国民軍を迎撃し、戦闘員2人を殺害した。

AFP, December 23, 2024、Aleamaliaat_aleaskaria, December 23, 2024、ANHA, December 23, 2024、‘Inab Baladi, December 23, 2024、Reuters, December 23, 2024、Sham FM, December 23, 2024、SANA, December 23, 2024、SOHR, December 23, 2024、Syriafree25, December 23, 2024、al-Watan, December 23, 2024などを参照。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハサカ県、ダイル・ザウル県で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のメンバー多数が離反(2024年12月22日)

テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)は、シリア民主軍のメンバー多数が離反したと伝えた。

離反したのは、ハサカ県カフターニーヤ市近郊に展開する中隊の兵士25人、ダイル・ザウル県カスラ村で活動する狙撃大隊の兵士2人。

AFP, December 22, 2024、ANHA, December 22, 2024、‘Inab Baladi, December 22, 2024、Reuters, December 22, 2024、SANA, December 22, 2024、Sham FM, December 22, 2024、SOHR, December 22, 2024、al-Watan, December 22, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハサカ県カーミシュリー市でクルド民族主義組織からなる対話委員会(クルド国民統合諸政党(PYNK)クルド対話委員会)会合が開催(2024年12月22日)

ハサカ県では、ANHA(12月22日付)によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるカーミシュリー市で、クルド民族主義組織からなる対話委員会(クルド国民統合諸政党(PYNK)クルド対話委員会)会合が開催され、シリア情勢の進展について、シリア・レベル、そしてクルド人レベルの双方から議論を行った。

「シリアにおけるクルド人民の民族的民主的諸権利実現のためのクルドの立場と隊列の統合に向けて」と銘打たれた会合には、シリア・クルド民主統一党パールティのナスルッディーン・イブラーヒーム書記長、シリア・クルド民主左派党のサーリフ・カッドゥー書記長らが報告を行い、その後意見が交わされた。

AFP, December 22, 2024、ANHA, December 22, 2024、‘Inab Baladi, December 22, 2024、Reuters, December 22, 2024、SANA, December 22, 2024、Sham FM, December 22, 2024、SOHR, December 22, 2024、al-Watan, December 22, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア民主評議会顧問局のダッラール共同議長は、トルコのフィダン外務大臣のシリア訪問について、「シリア民主軍を挑発するためだけに来たようだ」と批判(2024年12月22日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会の顧問局のリヤード・ダッラール共同議長は、トルコのハカン・フィダン外務大臣のシリア訪問について、「シリア民主軍を挑発するためだけに来たようだ」と批判、こうした介入を行わないよう警告、「そうすることで、すべての問題が刑決し、幻想も消え去るだろう」と述べた。

ANHA(12月22日付)が伝えた。

AFP, December 22, 2024、ANHA, December 22, 2024、‘Inab Baladi, December 22, 2024、Reuters, December 22, 2024、SANA, December 22, 2024、Sham FM, December 22, 2024、SOHR, December 22, 2024、al-Watan, December 22, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハサカ県シャッダーディー市のアリーシャー・キャンプに設置されているアサーイシュの検問所がダーイシュのスリーパーセルの襲撃を受け、隊員2人が負傷(2024年12月22日)

ハサカ県では、ANHA(12月22日付)によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるシャッダーディー市のアリーシャー国内避難民(IDPs)キャンプに設置されている内務治安部隊(アサーイシュ)の検問所がダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルの襲撃を受け、隊員2人が負傷した。

AFP, December 22, 2024、ANHA, December 22, 2024、‘Inab Baladi, December 22, 2024、Reuters, December 22, 2024、SANA, December 22, 2024、Sham FM, December 22, 2024、SOHR, December 22, 2024、al-Watan, December 22, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とシリア国民軍が北・東シリア地域民主自治局支配下のハサカ県とアレッポ県を攻撃(2024年12月22日)

ハサカ県では、ANHA(12月22日付)によると、トルコ軍が北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるタッル・タムル町近郊のウンム・ハイル村、クーザリーヤ村を砲撃した。

シリア人権監視団によると、トルコ軍はまた、シリア国民軍とともに、タッル・タムル町昨日のクブール・ガラージナ、フドル・フサイン浦を砲撃した。

トルコ軍とシリア国民軍はさらに、アブー・ラースィーン(ザルカーン)町にあるガソリン・スタンドや学校を砲撃、これを破壊した。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア国民軍と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がユーフラテス川に架かるカラ・クーザーク橋一帯で交戦した。

シリア国民軍はまた、アイン・アラブ(コバネ)市近郊のジャアダ村の民家を砲撃、女性1人と女児1人が死亡した。

AFP, December 22, 2024、ANHA, December 22, 2024、‘Inab Baladi, December 22, 2024、Reuters, December 22, 2024、SANA, December 22, 2024、Sham FM, December 22, 2024、SOHR, December 22, 2024、al-Watan, December 22, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

内務治安部隊(アサーイシュ)が米主導の有志連合の支援を受け、ラッカ市内各所でダーイシュのスリーパーセルのメンバー18人を逮捕(2024年12月21日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)が米主導の有志連合の支援を受け、ラッカ市内各所でダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルのメンバー18人を逮捕した。

AFP, December 22, 2024、ANHA, December 22, 2024、‘Inab Baladi, December 22, 2024、Reuters, December 22, 2024、SANA, December 22, 2024、Sham FM, December 22, 2024、SOHR, December 22, 2024、al-Watan, December 22, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とシリア国民軍が北・東シリア地域民主自治局支配下のアレッポ県、ハサカ県への攻撃を続ける(2024年12月21日)

アレッポ県では、ANHA(12月21日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍が北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるカラ・クーザーク橋、シュユーフ・ファウカーニー村を砲撃した。

また、トルコ軍はアイン・アラブ(コバネ)市南の穀物センターを無人航空機1機で攻撃したほか、同市東のマティーン村をシリア国民軍とともに砲撃した。

一方、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍所属のマンビジュ軍事評議会はティシュリーン・ダムでトルコ軍の戦車1輌を撃破した。

また、シリア民主軍はティシュリーン・ダムに対するトルコ軍とシリア国民軍の砲撃で、戦闘員5人が死亡したと発表した。

マンビジュ軍事評議会も声明を出し、シリア国民軍の戦闘員52人を殺害したと発表した。

**

ハサカ県では、ANHA(12月21日付)によると、トルコ軍の無人航空機1機が北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるタッル・ブラーク町とフール町を結ぶ街道で車1台を狙って攻撃、これにより市民3人が死亡した。

AFP, December 21, 2024、ANHA, December 21, 2024、‘Inab Baladi, December 21, 2024、Reuters, December 21, 2024、SANA, December 21, 2024、Sham FM, December 21, 2024、SOHR, December 21, 2024、al-Watan, December 21, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

交渉委員会とシリア革命反体制勢力国民連立内でアサド政権から離反していた将兵らの辞任が相次ぐ(2024年12月20日)

イナブ・バラディー(12月20日付)は、交渉委員会とシリア革命反体制勢力国民連立内で12月18日から19日にかけて、アサド政権から離反していた将兵らの辞任が相次いだと伝えた。

辞任したのは、交渉委員会のイブラーヒーム・ジャバーウィー准将、アブドゥッラー・カースィム・ハリーリー准将、アワド・アフマド・アリー准将、アブドゥルジャッバール・アカイディー准将、シリア革命反体制勢力国民連立のムハンマド・ダギーム氏。

AFP, December 20, 2024、ANHA, December 20, 2024、‘Inab Baladi, December 20, 2024、Reuters, December 20, 2024、SANA, December 20, 2024、Sham FM, December 20, 2024、SOHR, December 20, 2024、al-Watan, December 20, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

「自由の暁」作戦を継続中のシリア国民軍がラッカ県マアダーン町、ガーニム・アリー村、ズール・シャンマル村に展開したシリア民主軍を撃破、3町村を制圧(2024年12月20日)

ラッカ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)によると、「自由の暁」作戦を継続中のシリア国民軍が、マアダーン町、ガーニム・アリー村、ズール・シャンマル村に展開した人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍を撃破、3町村を制圧した。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍が19日深夜から20日未明にかけて、ティシュリーン・ダムとスィッリーン町を結ぶ街道を移動中の車1台を攻撃、ジャーナリスト2人を殺害した。

ANHA(12月21日付)によると、死亡したのは、ジーハーン・バルキーン氏とナーズィム・ダーシュターン氏。

また、ANHA(12月20日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍が北・東シリア地域民主自治の支配下にあるユーフラテス川のカラ・クーザーク橋を砲撃した。

**

ハサカ県では、ANHA(12月20日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍が北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるタッル・タムル町近郊のウンム・カイフ村・タッル・カイファジー村間の地域を砲撃した。

AFP, December 20, 2024、ANHA, December 20, 2024、December 21, 2024、‘Inab Baladi, December 20, 2024、Reuters, December 20, 2024、SANA, December 20, 2024、Sham FM, December 20, 2024、SOHR, December 20, 2024、al-Watan, December 20, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア民主軍のアブディー司令官:「シリアの未来への期待はシャーム解放機構の対応次第だ」(2024年12月19日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のマズルーム・アブディー司令官はアル・ヤウム・テレビ(12月19日付)のインタビューに応じ、シリアの未来への期待について、「シャーム解放機構の対応次第だ」と述べた。

AFP, December 19, 2024、ANHA, December 19, 2024、‘Inab Baladi, December 19, 2024、Reuters, December 19, 2024、SANA, December 19, 2024、Sham FM, December 19, 2024、SOHR, December 19, 2024、al-Watan, December 19, 2024、al-Yawm TV, December 19, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア民主軍がシリア軍事作戦局総司令部(「攻撃抑止」軍事作戦局)を装ってラッカ県東部に潜入したダーイシュと交戦(2024年12月19日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、「自由の暁」作戦を継続中の旧政権の国防隊がが、ユーフラテス川右岸のマアダーン町、ブーハマド村、ズール・シャンマル村、マガッラ村、フマイスィーヤ村から逃走したのを受けて、シリア軍事作戦局総司令部(「攻撃抑止」軍事作戦局)所属と見られる部隊が同地一帯に入り、地元住民がこれを出迎えるなか、名士らと会談を行った。

これに対して、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するラッカ軍事評議会がマアダーン町とズール・シャンマル村に対する掃討作戦を実施、武装集団と交戦、「攻撃」」所属と見られていた部隊がダーイシュ(イスラーム国)のメンバーであることが判明したという。

**

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがヒムス市とタドムル市を結ぶ街道沿線のバイヤーラート村近くで住民1人を殺害した。

AFP, December 19, 2024、ANHA, December 19, 2024、‘Inab Baladi, December 19, 2024、Reuters, December 19, 2024、SANA, December 19, 2024、Sham FM, December 19, 2024、SOHR, December 19, 2024、al-Watan, December 19, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍がシリア国民軍が北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるアレッポ県とハサカ県各所への攻撃を続ける(2024年12月19日)

アレッポ県では、ANHA(12月19日付)によると、トルコ軍がシリア国民軍とともにカラ・クーザーク橋、ウユーワ村を砲撃した。

トルコ軍はまた、アイン・アラブ(コバネ)市近郊のクーシュカール村、マティーン村、カラク村・シャーシー村間の一帯、カシュラ村を無人航空機複数機で攻撃した。

**

ハサカ県では、ANHA(12月19日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がカズワーン山地方のガッラ村を砲撃した。

また、シリア国民軍はタッル・タムル町一帯に展開する人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍所属のタッル・タムル軍事評議会の陣地複数ヵ所を無人航空機などで攻撃、タッル・タムル軍事評議会が応戦した。

AFP, December 19, 2024、ANHA, December 19, 2024、‘Inab Baladi, December 19, 2024、Reuters, December 19, 2024、SANA, December 19, 2024、Sham FM, December 19, 2024、SOHR, December 19, 2024、al-Watan, December 19, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア革命反体制勢力国民連立のバフラ代表はシリアに帰還し、シリア国内に本部を設置すると表明(2024年12月18日)

シリア革命反体制勢力国民連立のハーディー・バフラ代表は、滞在先のトルコからシリアに帰還し、シリア国内に本部を設置すると表明した。

ロイター通信(12月18日付)が伝えた。

AFP, December 18, 2024、ANHA, December 18, 2024、‘Inab Baladi, December 18, 2024、Reuters, December 18, 2024、SANA, December 18, 2024、Sham FM, December 18, 2024、SOHR, December 18, 2024、al-Watan, December 18, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

北・東シリア地域民主自治局の執行評議会共同議長府は国土統一を守るためとして、自治局支配地とそれ以外の勢力の支配地との間で設定されていた関税を廃止すると発表(2024年12月18日)

北・東シリア地域民主自治局の執行評議会共同議長府は声明を出し、アサド政権の崩壊を受け、国土統一を守るため、自治局支配地とそれ以外の勢力の支配地との間で設定されていた関税を廃止すると発表した。

AFP, December 18, 2024、ANHA, December 18, 2024、‘Inab Baladi, December 18, 2024、Reuters, December 18, 2024、SANA, December 18, 2024、Sham FM, December 18, 2024、SOHR, December 18, 2024、al-Watan, December 18, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とシリア国民軍が北・東シリア地域民主自治局支配下のハサカ県、アレッポ県を攻撃(2024年12月18日)

ハサカ県では、ANHA(12月18日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍が北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるウサイリム村、サワーン村、タッル・タムル町近郊のクーザリーヤ村を砲撃した。

**

アレッポ県では、ANHA(12月18日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がティシュリーン・ダムへの攻撃を続け、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と激しく交戦した。

トルコ軍はまた、アイン・アラブ(コバネ)市南のバルカル丘にあるコバネFMの放送局を2度にわたって無人航空機で爆撃した。

AFP, December 18, 2024、ANHA, December 18, 2024、‘Inab Baladi, December 18, 2024、Reuters, December 18, 2024、SANA, December 18, 2024、Sham FM, December 18, 2024、SOHR, December 18, 2024、al-Watan, December 18, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米主導の有志連合司令官がラッカ県、ダイル・ザウル県でシリア民主軍司令官、地元名士らと会談(2024年12月17日)

シリア人権監視団は複数筋の話として、米主導の有志連合の司令官、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の司令官、ラッカ市の名士や地元評議会のメンバーらが会合を開き、そのなかで有志連合の司令官が、安定維持とダーイシュ(イスラーム国)の復活阻止のためにラッカ市と周辺地域に残留することを確認したと発表した。

**

シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル県でも、ウマル油田に違法に設置されている米軍(有志連合)の基地で、有志連合の司令官、米国務省特使、ヨルダン軍の士官、シリア民主軍のマズルーム・アブディー司令官、同地で活動する武装組織の司令官、地元の部族長や名士が会合を開き、シリアの領土の一体性保持、シリア分割拒否、シリア北部の人口動態の改編拒否などについて議論された。

AFP, December 17, 2024、ANHA, December 17, 2024、‘Inab Baladi, December 17, 2024、Reuters, December 17, 2024、SANA, December 17, 2024、Sham FM, December 17, 2024、SOHR, December 17, 2024、al-Watan, December 17, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県、ラッカ県でシリア民主軍、アサーイシュを襲撃(2024年12月17日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、オートバイに乗ったダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがムハイミーダ村で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の兵士1人を銃で撃ち殺害した。

**

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がタドムル市とスフナ市を結ぶ街道に仮設の検問所を設置、制止を振り切ろうとした50代の男性1人を銃殺した。

**

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルが、ラッカ市郊外のカスラート村にある北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)の検問所を襲撃し、隊員1人を殺害、4人を負傷させた。

AFP, December 17, 2024、ANHA, December 17, 2024、‘Inab Baladi, December 17, 2024、Reuters, December 17, 2024、SANA, December 17, 2024、Sham FM, December 17, 2024、SOHR, December 17, 2024、al-Watan, December 17, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とシリア国民軍が北・東シリア地域民主自治局支配下のラッカ県、アレッポ県、ハサカ県への攻撃を続ける(2024年12月17日)

ラッカ県では、ANHA(12月17日付)によると、トルコ軍の無人航空機複数機がタッル・アブヤド市西にある北・東シリア地域民主自治局支配下のビールハート村を5回にわたって爆撃した。

**

アレッポ県では、ANHA(12月17日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍が北・東シリア地域民主自治局の支配下に留まるティシュリーン・ダムに無人航空機などを投入して、激しい攻撃を加え、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が迎撃、2時間にわたって交戦した。

トルコ軍とシリア国民軍はまた、カラ・クーザーク橋、ビイル・ハッスー村を砲撃した。

**

ハサカ県では、ANHA(12月17日付)によると、トルコ軍が北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるタッル・タムル町近郊のウンム・カイフ村を砲撃した。

AFP, December 17, 2024、ANHA, December 17, 2024、‘Inab Baladi, December 17, 2024、Reuters, December 17, 2024、SANA, December 17, 2024、Sham FM, December 17, 2024、SOHR, December 17, 2024、al-Watan, December 17, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市に展開していた米主導の有志連合が完全撤退し、シリア民主軍は市内の拠点に掲揚していた星条旗を回収(2024年12月16日)

アレッポ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)によると、アイン・アラブ(コバネ)市に展開していた米主導の有志連合が完全撤退し、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は市内の拠点に掲揚していた星条旗を回収した。

**

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍とシリア国民軍は、タッル・アブヤド市南に位置する北・東シリア地域民主自治局支配下のタルワーズィーヤ村、カンタリー村を砲撃した。

AFP, December 16, 2024、ANHA, December 16, 2024、‘Inab Baladi, December 16, 2024、Reuters, December 16, 2024、SANA, December 16, 2024、Sham FM, December 16, 2024、SOHR, December 16, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア人権監視団:アレッポ県タッル・リフアト市一帯地域からトルコ占領下のアレッポ県アフリーン市などに帰還・移住した住民20人以上がシリア国民軍によって不当逮捕(2024年12月16日)

シリア人権監視団は、アサド政権崩壊とアレッポ県タッル・リフアト市一帯地域の北・東シリア地域民主自治局支配地域の消失を受けてトルコ占領下のアレッポ県アフリーン市などに帰還・移住した住民20人以上が12月8日以降、同地で活動するシリア国民軍の憲兵隊によって不当に逮捕されていると発表した。

AFP, December 16, 2024、ANHA, December 16, 2024、‘Inab Baladi, December 16, 2024、Reuters, December 16, 2024、SANA, December 16, 2024、Sham FM, December 16, 2024、SOHR, December 16, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル県ブサイラ・ズィーバーン地区のアサーイシュ地区長がシリア民主軍から離反し、シリア軍事作戦局総司令部(「攻撃抑止」軍事作戦局)に合流すると発表(2024年12月16日)

ダイル・ザウル県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるブサイラ・ズィーバーン地区の内務治安部隊(アサーイシュ)のムハンマド・アフマド地区長が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍から離反し、シリア軍事作戦局総司令部(「攻撃抑止」軍事作戦局)に合流すると発表した。

**

一方、シリア人権監視団によると、県東部のザッル村の給水所で、女性の遺体が発見された。

AFP, December 16, 2024、ANHA, December 16, 2024、‘Inab Baladi, December 16, 2024、Reuters, December 16, 2024、SANA, December 16, 2024、Sham FM, December 16, 2024、SOHR, December 16, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

北・東シリア地域民主自治局は10項目からなる対話イニシアチブを提案、シャーム解放機構主体の旧反体制派との協力に前向きな姿勢を示す(2024年12月16日)

北・東シリア地域民主自治局は声明を出し、10項目からなる新たなシリアを建設するための対話イニシアチブを提案、首都ダマスカスを制圧したシャーム解放機構主体の旧反体制派との協力に前向きな姿勢を示した。

北・東シリア地域民主自治局が提案した10項目は以下の通り。

1. シリア領土の統一と主権を維持し、トルコとその「傭兵」による攻撃からこれらを防衛すること。
2. シリア全土での軍事作戦を停止し、包括的かつ建設的な国家対話を開始すること。
3. 寛容の姿勢を取り、シリア国民どうしの憎悪や裏切りの言説を避けること。シリアは多様性に富んだ国であり、この豊かさと多様性を公正で民主的な基盤の上で守るべきである。
4. 移行期に関する統一的なビジョンを確立するため、シリアの政治勢力がダマスカスに集う緊急会議を開催すること。
5. 政治プロセスにおける女性の積極的な参加を実現すること。
6. 資源や経済資産は、シリア全土に公平に分配されるべきで、シリア国民全員のものであることを強調すること。
7. 住民や強制的に追放された人々が自分たちの地域に戻ることを保証し、その文化遺産を保護し、人口構成を変える政策を終わらせること。
8. シリアの情勢変化を踏まえ、「テロとの戦い」を引き続き強調すること。とりわけダーイシュ(イスラーム国)の再興を防ぐため、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍および有志連合との共同協力を継続すること。
9. 占領状態を終わらせ、シリアの未来を描く決定をシリア国民に委ね、善隣関係の原則を適用すること。
10. アラブ諸国、国連、有志連合、ならびにシリアの問題に関わるすべての国際的な有力勢力による建設的な役割を歓迎し、彼らがシリア国民に助言や支援を提供し、多様な社会成員や勢力間の意見の調整を図ることで、安定と安全を維持し、シリアへの外部干渉を停止する積極的かつ効果的な役割を果たすよう促すこと。

AFP, December 16, 2024、ANHA, December 16, 2024、‘Inab Baladi, December 16, 2024、Reuters, December 16, 2024、SANA, December 16, 2024、Sham FM, December 16, 2024、SOHR, December 16, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

「自由の暁」作戦を継続中のシリア国民軍によって制圧されたアレッポ県マンビジュ市で、住民に対するシリア国民軍の対応に抗議するデモ(2024年12月15日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「自由の暁」作戦を継続中のシリア国民軍によって制圧されたマンビジュ市で、住民に対するシリア国民軍の対応に抗議するための「尊厳のデモ」が行われた。

AFP, December 15, 2024、ANHA, December 15, 2024、‘Inab Baladi, December 15, 2024、Reuters, December 15, 2024、SANA, December 15, 2024、Sham FM, December 15, 2024、SOHR, December 15, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とシリア国民軍が北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるハサカ県タッル・タムル町近郊のタウィーラ村を砲撃(2024年12月15日)

ハサカ県では、ANHA(12月15日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍が北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるタッル・タムル町近郊のタウィーラ村を砲撃した。

AFP, December 15, 2024、ANHA, December 15, 2024、‘Inab Baladi, December 15, 2024、Reuters, December 15, 2024、SANA, December 15, 2024、Sham FM, December 15, 2024、SOHR, December 15, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア民主軍のアブディー司令官はヨルダンのアカバ市で閉幕したアラブ連絡委員会拡大閣僚会合の声明への支持を表明(2024年12月15日)

ヨルダンのアカバで開催されていた合同連絡グループ閣僚会合に出席した米、アラブ連絡委員会、バーレーン、フランス、ドイツ、カタール、トルコ、UAE、英国、EU、ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表はシリア情勢に関する合同声明を発表して閉幕した。

声明では、移行政治プロセスがシリア人主導のもと、シリア人によって行われる必要があるとしたうえで、包括的、非宗派主義的な代議政体を樹立する必要があると信じていることが表明され、シリアの統合、領土保全、主演を全面支持すると表明した。

**

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のマズルーム・アブディー司令官はXのアカウント(https://x.com/mazloumabdi)を通じて、ヨルダンのアカバ市で閉幕したアラブ連絡委員会拡大閣僚会合について、対話に向けた道を開くためのステップとして、シリア全土での戦闘の全面停止を訴えた閉幕声明を支持すると表明した。

AFP, December 15, 2024、ANHA, December 15, 2024、‘Inab Baladi, December 15, 2024、Reuters, December 15, 2024、SANA, December 15, 2024、Sham FM, December 15, 2024、SOHR, December 15, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍事作戦局総司令部(「攻撃抑止」軍事作戦局)が南部作戦司令室との合意に基づき、軍用車輛数十輛からなる増援部隊をナスィーブ国境通行所に派遣(2024年12月14日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍事作戦局総司令部(「攻撃抑止」軍事作戦局)が軍用車輛数十輛からなる増援部隊をナスィーブ国境通行所に派遣した。

イナブ・バラディー(12月14日付)によると、シリア軍事作戦局総司令部(「攻撃抑止」軍事作戦局)は、ダルアー市の文化センターで地元の軍関係・民生関係の使節団と会談し、県内の警察署、ナスィーブ国境通行所、税関局などを引き継いだ。

会談に出席していた地元の名士の1人アブー・アリー・マハーミード氏によると、ナスィーブ国境通行所の引き渡しは、12月11日にシャーム解放機構の指導者でシリア軍事作戦局総司令部司令官のアブー・ムハンマド・ジャウラーニーことアフマド・シャルア氏と南部作戦司令室のアフマド・アウダ司令官(シリア軍第5軍団第8旅団司令官)が行った会合で合意されていたという。

11日の会合では、以下4点が合意されていた。
各分野における今後の優先順位を確定すること。 軍関連機関と民間行政の両分野において業務の調整と協力の強化を図ること。 県内のすべての有効な人材間で、調整と協力の仕組みと方途を強化すること。 治安の強化と祖国が勝ち取った成果を守るための手順を検討すること。
マハーミード氏によると、地元武装集団が掌握している治安機関なども引き渡され、統合されるという。

AFP, December 14, 2024、ANHA, December 14, 2024、‘Inab Baladi, December 14, 2024、Reuters, December 14, 2024、SANA, December 14, 2024、Sham FM, December 14, 2024、SOHR, December 14, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.