ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、バーグーズ村で、シリア民主軍の元兵士だった住民1人がダーイシュ(イスラーム国)の細胞の銃撃を受けて死亡した。
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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シャッダーディー市に設置されている米主導の有志連合の基地から、ダイル・ザウル県西部の砂漠地帯にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点を狙って2発のミサイルが発射された。
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Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。
クナイトラ県では、SANAによると、ハマー車2台およびハイラックス車2台からなるイスラエル軍部隊が県南部の西アフマル丘からアイン・ザイワーン村方面に侵入、同村とクードナ村の間に一時的な検問所を設置した。
これと前後して、約100人の兵士からなるイスラエル軍部隊が、西アフマル丘から東進を開始した。
シリア人権監視団によると、到着した部隊は約200人規模。
また、SANAによると、イスラエル軍部隊が県南部のイッシャ村に侵入し、住民1人を拘束した。
さらに、SANAによると、ハイラックス車4台からなるイスラエル軍部隊がアドナーニーヤ村からマントラ・ダム道路方面へ向けて移動し、ルワイヒーナ村とムシャイリファ村を結ぶ交差点に臨時検問所を設置、その後撤収した。
また、イスラエル軍は、県南部のサイダー・ハーヌート村西方において掘削および造成作業に使用していたすべての重機を撤去した。
シリア人権監視団によると、複数の軍用車輛からなるイスラエル軍部隊がマアラカ村西に位置する連隊基地方面に侵入した。
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一方、SANAによると、国連兵力引き離し監視軍(UNDOF)の部隊がマアラカ村を訪れ、住民らに聞き取りを行った。
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国防省(フェイスブック)によると、ムルハフ・アブー・カスラ国防大臣は国連兵力引き離し監視隊(UNDOF)のパトリック・グーシャ少将と会談した。
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国防省(フェイスブック)によると、アリー・ナアサーン参謀総長(准将)を団長とする代表団がトルコを訪れ、首都アンカラでヤシャル・ギュレル国防大臣と会談した。
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ジャン・バティスト・フェーヴル在シリア・フランス臨時代理大使は、28日の沿岸部、ハマー県、ヒムス県でのアラウィー派による抗議デモとアフマド・シャルア移行期政権の内務治安部隊による弾圧について、Xで以下の通り綴った。
تابعت #فرنسا بقلق الوضع يوم الأحد في منطقة الساحل السوري، وخاصة في اللاذقية. وهي تأسف لسقوط ضحايا من المدنيين ومن قوات الأمن، وتدين جميع أعمال العنف. وهي تدعو إلى إلقاء الضوء الكامل على هذه الأحداث.
تُذَكِّر فرنسا بالتزامها من أجل انتقال سياسي يسمح لجميع السوريين والسوريات…
— Jean-Baptiste Faivre (@JBaptisteFaivre) December 29, 2025
フランスは日曜日、シリア沿岸地域、特にラタキアにおける状況を懸念をもって注視した。民間人および治安部隊の双方に犠牲者が出たことを遺憾に思い、あらゆる暴力行為を非難する。また、これらの出来事について完全な解明がなされるよう求めている。フランスは、すべてのシリア人男女が、自由で、統一され、多元的で、安定し、主権を有するシリアにおいて、平和と安全のもとで共存できるようにする政治移行の実現に向けた自国のコミットメントを改めて強調する。
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大統領府(フェイスブック)によると、アフマド・シャルア暫定大統領は、首都ダマスカスの会議宮殿で開催された新通貨発表式典に出席した。
大統領府(フェイスブック)によると、シャルア暫定大統領は式典の一環として対話セッションを行った。
SANAによると、セッションのなかで、シャルア暫定大統領は、新通貨発表式典の一環として行われた対話セッションにおいて、新通貨の発行は、惜しまれることのない過去の段階を終わらせ、全シリア国民が希求する新たな国家的段階への扉を開く象徴であると強調した。
また、新通貨発行に伴うデノミネーションについて、経済状況や為替レートの改善を意味するものではなく、市民の日常取引を容易にすることが目的であると説明した。
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外務在外居住者省(フェイスブック)によると、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者相は首都ダマスカスにおいて、国連兵力引き離し監視隊(UNDOF)のパトリック・グーシャ少将と会談した。
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イスラエル公共放送会社(KAN)は、ロシアが米国の同意を得て、イスラエルとシリアによる安全保障協定締結にかかる交渉を仲介する動きを見せていると伝えた。
イスラエル治安情報源によれば、ロシア政府とアフマド・シャルア移行期政権はここ数週間、両者の間の調整を強化する動きを見せており、ロシア軍は最近になって、シリア南部でのパトロールを実施する準備を完了し、ラタキア県のフマイミーム航空基地に部隊を派遣したという。
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クナイトラ県では、SANAによると、2台のハンヴィーからなるイスラエル軍部隊が、西アフマル丘から県南部のクードナ村、アイン・ザイワーン村、スワイサ村方面に侵入し、検問所を設置した。
また、3台の軍用車輛からなる別の部隊がビイル・アジャム村とブライカ村の間の地域に短時間侵入した
SANA、シリア人権監視団によると、イスラエル軍は県南部イッシャ村付近で、キノコを採取していた複数の市民に向けて発砲した。
一方、シリア人権監視団によると、イスラエル軍が西アフマル丘の基地に前日に続いて仮設施設を搬入した。
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また、シリア人権監視団によると、5台の軍用車輛からなるイスラエル軍部隊がラフィード町郊外のマヒール丘方面に侵入した。
さらにシリア人権監視団によると、イスラエル軍は、夕方、西サムダニーヤ村とハミディーヤ村の間の地域、およびハドル村とジュバーター・ハシャブ村の間の地域の上空に照明弾を発射した。
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スワイダー県では、スワイダー24、シリア人権監視団によると、ヨルダン軍所属と見られる戦闘機機が、県南部のカフル町一帯で、武器貯蔵倉庫を標的にした5回の爆撃を行った。
スワイダー24によると、カフル村は、スワイダー軍事評議会が国民防衛部隊に加わる前にイスラエルのヘリコプターから武器の供与を受けた場所。
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スワイダー24によると、シュアーブ村の住民は、地域の安全を確保し、麻薬密輸犯を追及するため、アフマド・シャルア移行期政権の内務治安部隊と国防省部隊の展開を要求した。
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一方、国民防衛部隊は、フェイスブックを通じて声明を発表し、この情報について根拠のない虚偽の主張であるとしたうえで、爆撃が麻薬密輸に関連したものだと思われると表明、同地にいかなる拠点や貯蔵施設も保有していないと反論した。
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ヨルダン軍(公式サイト)によると、同軍は、北部国境沿いで武器と麻薬の密輸を行う武器商人および麻薬商人ら無力化、工場・作業場を破壊した。
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スワイダー24によると、爆撃は7回におよび、スワイダー県東部のシュアーブ村、ウンム・シャーマ村にある麻薬貯蔵用倉庫2棟、県南部郊外のザイビーン町、ウンム・ルンマーン村、ガーリーヤ村、ヒルバト・アウワード村の農場や倉庫、ハーザマ村とマラフ町を結ぶ道路上にある麻薬密輸業者イマード・ウルーム容疑者の農場を標的とした。
スワイダー24によると、爆撃は前政権の国防隊の武器貯蔵倉庫も標的にしたという。
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外務在外居住者省(フェイスブック)によると、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣がロシアを訪問し、首都モスクワでセルゲイ・ラブロフ外務大臣と会談した。
会談では両国間の二国間関係および共通の関心事項である地域的・国際的な政治的動向について協議が行われた。
また、シリアの復興支援の方策、ならびに地域の安定と安全に資するシリアの統一、主権および領土の保全を維持する重要性が確認された。
さらに、両大臣は、シリア領土に対する繰り返されるイスラエルの違反を拒否することを強調し、国際法と国際的な合法性の決議を尊重する必要性を確認した。
また、復興、安定の回復、移行期の正義の実現を目指す取り組みを支援する重要性についても協議した。
会談では、両国間の調整と協議の継続、ならびに共通の利益に資する様々な分野における協力の強化も確認された。
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SANAによると、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣とムルハフ・アブー・カスラ国防大臣はロシアを訪問し、首都モスクワでウラジーミル・プーチン大統領と会談した。
会談では、軍事産業における戦略的協力に焦点が当てられ、両国が関心を共有する様々な政治的、軍事的、経済的問題が議論された。
軍事協力をめぐっては、シリア軍の防衛能力を強化し、軍事装備の近代化、技術的・専門的知識の移転、研究開発分野での協力に伴う最新の動向に対応するための軍事・技術的パートナーシップを発展させる方法が検討された。
政治面では、地域及び国際情勢の最新動向を議論し、国際社会における両国の政治的・外交的調整の重要性を確認、国際法の原則を尊重し、国家の内政への外部からの干渉を拒否する必要性を強調した。
経済面では、再建プロジェクトの支援、インフラ部門の発展、シリアへの投資の促進、貿易の拡大、パートナーシップの円滑化を含む、両国間の経済・貿易協力の拡大の見通しが議論された。
会談でプーチン大統領は、シリアに対する揺るぎない支援の意思を表明した。
また、シリア領土の統一と完全な主権を維持することの重要性を強調し、国家分断や意思決定への干渉を目的とするいかなる試みにも反対した。
さらに、シリア領土に対するイスラエルの繰り返される侵害を拒否する立場を改めて表明し、それらが地域の安定と安全に対する直接的な脅威であると考えていると述べた。
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シリアの外務在外居住者省は、フェイスブックを通じてシリアと日本が関係再開と二国間協力の新たなページの開始を宣言したと伝えた。
在シリア日本大使館もフェイスブックを通じて、大西洋平外務大臣政務官がシリアを訪問したとして以下の通り発表した。
大西外務大臣政務官のシリア・アラブ共和国訪問
12月22日(現地時間、以下同じ)、大西洋平外務大臣政務官は、シリア・アラブ共和国を訪問し、ムハンマド・ヤーセル・バルニーヤ・シリア財務大臣(H.E. Mr. Mohammed Yasser Barnieh, Minister of Finance, Syrian Arab Republic)と会談したほか、外務省関係者(参考)とも会談した。
なお、この訪問には、国際協力機構(JICA)関係者も同行した。概要は以下のとおり。
1 大西政務官は、日本からの要人訪問は約15年ぶりであり、日本としては、歴史的な変化を経験したシリア政府による包摂的、平和的かつ安定した移行を支えていく、今日は日・シリア関係の新たなページの始まりである旨述べた。
2 また、大西政務官から、我が国として、これまでにシリアに対して実施している国際機関やNGO経由の支援に加えて、シリアへの二国間経済協力を随時再開することにした旨及び本年度補正予算において、新たに総額5,300万米ドルの対シリア支援を決定したことを伝達するとともに、これまで培われてきた両国間の人的つながりや日本ならではの知見や経験を活かし、シリアの復興を支援していきたい旨述べた。
3 同行したJICA関係者からは、研修等を通じた人材育成や能力構築に貢献できる、こうした取組を通じて両国間の絆を深めていきたいとの発言があった。
4 これを受け、シリア側からは、大西政務官が、日本のハイレベルとして約15年ぶりにダマスカスを訪問したことを心から歓迎する旨の発言があり、日本がこれまで一貫してシリアの人々に寄り添ってきたことへの謝意が表明されるとともに、二国間経済協力の再開を歓迎するとの発言があった。
5 また、シリア側からは、2024年12月に新政権が発足して以降の安定化に向けた取組について説明があったほか、今後の復興プロセスにおける日本の役割への強い期待が表明された。
6 双方は、往来を活性化させながら引き続き緊密に連携していくことで一致した。
(参考)シリア外務省関係者
ラバービディー・シリア外務省アジア局長(Mr. Zakaria Lababidi, Director of Director of the Afro-Asian and Oceanian Affairs Department, Ministry of Foreign Affairs and Expatriates, Syrian Arab Republic)、カナアーン同国際協力局長(Mr. Talal Kanaan, Director of International Cooperation, Ministry of Foreign Affairs and Expatriates, Syrian Arab Republic)及びバルード同国際機関・会議局長(Mr. Saad Baroud, Director of International Organizations and Conferences, Ministry of Foreign Affairs and Expatriates, Syrian Arab Republic)
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イスラエル軍は、Xを通じて、以下の通り発表した。
先ほど、ゴラン高原地域において、複数のイスラエル市民が国境を突破し、シリア領内に侵入したとの通報が入った。
イスラエル国防軍部隊は直ちに現場へ急行し、当該市民を発見して安全にイスラエル領内へ戻した。
拘束された容疑者らは、今後の対応のためイスラエル警察に引き渡される予定である。
イスラエル軍は本件を強く非難し、これは市民および同部隊の安全を危険にさらす、刑事犯罪に該当する重大な事件であると強調する。
לפני זמן קצר, התקבל דיווח על מספר אזרחים ישראלים שפרצו את הגבול במרחב רמת הגולן לשטח סוריה.
כוחות צה״ל קפצו לנקודה, איתרו את האזרחים והחזירו אותם בבטחה לשטח מדינת ישראל.
החשודים שנתפסו יועברו להמשך טיפול משטרת ישראל.
צה”ל מגנה בתוקף את האירוע ומדגיש כי מדובר באירוע חמור המהווה עבירה פלילית המסכנת את האזרחים ואת כוחות צה”ל
— צבא ההגנה לישראל (@idfonline) December 22, 2025
マアレヴによると、シリア領内に侵入したのは、「丘の若者たち」を名乗る極右グループの若者7人。
警察が一度拘束したものの、釈放後、再びフェンスを切断してシリア領内に侵入したという。
シリア人権監視団によると、シリア領内に侵入したのは8人。
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クナイトラ県では、SANAによると、ハイラックス車2台と軍用ハンヴィー1台からなるイスラエル軍部隊が、県南部のビイル・アジャム村に侵入し、ブライカ村に到達、同村にある旧シリア軍の連隊基地に向けて発煙弾を発射した。
また、シリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊がウンム・バーティナ村と東サムダーニーヤ村を結ぶ道路上に臨時検問所を設置し、通行人に対して取り調べを行った。
ダルアー県では、SANAシリア人権監視団によると、県西部のマアリーヤ村とアービディーン村の間の地域に侵入し、臨時の検問所を設置した。

大統領府(フェイスブック)などによると、トルコのハカン・フィダン外務大臣、ヤシャル・ギュレル国防大臣、イブラヒム・カルン国家情報機関(MiT)長官からなるトルコ代表団がシリアを訪れ、アフマド・シャルア暫定大統領が首都ダマスカスの人民宮殿で彼らを迎えた。
会談では、両国間の二国間関係について協議が行われるとともに、最新の地域情勢について意見交換がなされた。
会談には、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣、ムルハフ・アブー・カスラ国防大臣、フサイン・サラーマ国家諜報機関長官が同席した。
イスラエルのモサドは、Xで、シリアの外務在外居住者省がフェイスブックなどで公開したインフォグラフィックスに描かれているシリアの地図について以下の通り発表した。
史上初めて、シリアの新たな外務省は、ゴラン高原を含まない公式のシリア地図を公開した。
For the first time, Syria’s new Ministry of Foreign Affairs has published an official map of Syria that does not include the Golan Heights.
Source: @DocumentIsraelStay connected, follow, subscribe @MOSSADilpic.twitter.com/s0qqLpi9VZ
— Mossad Commentary (@MOSSADil) December 20, 2025
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