ハサカ県タッル・タムル町近郊のシュワイシュ農場に設置されている検問所に駐留するシリア軍部隊が米軍の装甲車4輌からなる車列の進行を阻止、ダイル・ザウル県ジャズラト・ブーハミード村で「人民諸派」がシリア民主軍の本部を襲撃(2021年12月26日)

ハサカ県では、SANA(12月26日付)、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のシュワイシュ農場に設置されている検問所に駐留するシリア軍部隊が、米軍の装甲車4輌からなる車列の進行を阻止し、これを退却させた。

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ダイル・ザウル県では、SANA(12月26日付)によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるジャズラト・ブーハミード村で「人民諸派」が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の本部を襲撃し、設備の一部を破壊した。

AFP, December 26, 2021、ANHA, December 26, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 26, 2021、Reuters, December 26, 2021、SANA, December 26, 2021、SOHR, December 26, 2021などをもとに作成。

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ロシア、シリア、トルコは緊張緩和地帯での停戦違反を確認せず(2021年12月26日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

シリア政府、トルコ側の監視チームも停戦違反を確認しなかった。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3123178177924917

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 26, 2021をもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民323人と国内避難民(IDPs)14人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は735,294人、2019年以降帰還したIDPsは105,639人に(2021年12月26日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、12月25日に難民297人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民291人(うち女性88人、子供148人)、ヨルダンから帰国したのは6人(うち女性2人、子供3人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は735,591人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者338,571人(うち女性101,747人、子ども172,381人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者397,020人(うち女性119,154人、子ども202,484人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,824,091人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は964,871人(うち女性289,559人、子供491,787人)となった。

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一方、国内避難民14人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは14人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所経由の帰還者のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は14人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,639人(うち女性41,385人、子供34,064人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,235人(うち女性423,944人、子供677,830人)となった。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3123176964591705

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 26, 2021をもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がスフナ市近郊の砂漠地帯でダーイシュに対する爆撃を実施(2021年12月25日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がスフナ市近郊の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)に対する爆撃を実施した。

AFP, December 25, 2021、ANHA, December 25, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 25, 2021、Reuters, December 25, 2021、SANA, December 25, 2021、SOHR, December 25, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県マアッラトミスリーン市一帯を3発のミサイルで攻撃(2021年12月25日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるマアッラトミスリーン市一帯を3発のミサイルで攻撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

AFP, December 25, 2021、ANHA, December 25, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 25, 2021、Reuters, December 25, 2021、SANA, December 25, 2021、SOHR, December 25, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍がドローンでアレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市の民家を爆撃し、住民2人が死亡、7人が負傷(2021年12月25日)

アレッポ県では、ANHA(12月25日付)によると、トルコ軍が無人航空機(ドローン)でシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・アラブ(コバネ)市の民家を爆撃し、住民2人が死亡、7人が負傷した。

シリア人権監視団によると、死亡したのは民主人民党(PYD)に近い革命青年運動のメンバー。

ANHA(12月26日付)によると、12月26日には重傷を負っていた2人が死亡、死者数は5人となった。

一方、シリア人権監視団は12月26日、死者は6人(うち幹部2人)に増加したと発表した。

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ハサカ県では、ANHA(12月25日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるダルダーラ村を砲撃した。

AFP, December 25, 2021、ANHA, December 25, 2021、December 26, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 25, 2021、Reuters, December 25, 2021、SANA, December 25, 2021、SOHR, December 25, 2021、December 26, 2021などをもとに作成。

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ロシア、シリア、トルコは緊張緩和地帯での停戦違反を確認せず(2021年12月25日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

シリア政府、トルコ側の監視チームも停戦違反を確認しなかった。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3122455327997202

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 25, 2021をもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民323人と国内避難民(IDPs)1人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は735,294人、2019年以降帰還したIDPsは105,625人に(2021年12月25日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、12月24日に難民323人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民314人(うち女性94人、子供160人)、ヨルダンから帰国したのは9人(うち女性3人、子供5人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は735,294人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者338,280人(うち女性101,659人、子ども172,233人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者397,014人(うち女性119,152人、子ども202,481人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,827,630人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は964,574人(うち女性289,469人、子供491,636人)となった。

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一方、国内避難民1人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは1人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所経由の帰還者のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は1人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,625人(うち女性41,381人、子供34,058人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,221人(うち女性423,940人、子供677,824人)となった。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3122449424664459

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 25, 2021をもとに作成。

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ダイル・ザウル県の北・東シリア自治局支配地に入ろうとしたロシア軍の車列を住民が阻止(2021年12月24日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ラッカ県アイン・イーサー市方面から派遣されたロシア軍の車列がユーフラテス川東岸のサーリヒーヤ村に設置している通行所を通過し、北・東シリア自治局支配下の工場地区に入ろうとしたが、住民が街道に集まり、路上でタイヤを燃やすなどしてこれを阻止した。

ロシア軍が退却した後、今度は米主導の有志連合の車輌が工場地区に入った。

AFP, December 24, 2021、ANHA, December 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 24, 2021、Reuters, December 24, 2021、SANA, December 24, 2021、SOHR, December 24, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍がラッカ県ラサーファ砂漠でダーイシュに対して爆撃を実施(2021年12月24日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍がラサーファ砂漠でダーイシュ(イスラーム国)に対して爆撃を実施した。

AFP, December 24, 2021、ANHA, December 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 24, 2021、Reuters, December 24, 2021、SANA, December 24, 2021、SOHR, December 24, 2021などをもとに作成。

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アサーイシュがハサカ市で給水所設置に携わっていたイラン人技師3人を拘束(2021年12月24日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)がシリア政府と同自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市とハサカ市を結ぶ街道で、イラン人技師3人を拘束した。

3人は地元の民間水道会社に勤務し、ハサカ県水道公社とイランの企業の契約に基づいて、ハサカ市内の4カ所に給水所を設置する作業に携わっていた。

アサーイシュは、設置作業を完了し、カーミシュリー国際空港に向かっていた3人を検問所で静止、そのまま拘束した。

AFP, December 24, 2021、ANHA, December 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 24, 2021、Reuters, December 24, 2021、SANA, December 24, 2021、SOHR, December 24, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県アブー・ラースィーン町近郊を砲撃、シリア軍が応戦(2021年12月24日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアブー・ラースィーン町近郊のアサディーヤ村、ハドラーウィー村を砲撃した。

これに対して、シリア軍は砲撃で応戦した。

AFP, December 24, 2021、ANHA, December 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 24, 2021、Reuters, December 24, 2021、SANA, December 24, 2021、SOHR, December 24, 2021などをもとに作成。

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ロシアとトルコは緊張緩和地帯での停戦違反をそれぞれ1件ずつ確認(2021年12月24日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反1件確認したと発表した。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反1件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3121693041406764

AFP, December 24, 2021、ANHA, December 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 24, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 24, 2021、Reuters, December 24, 2021、SANA, December 24, 2021、SOHR, December 24, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:難民330人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は734,971人に(2021年12月24日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、12月23日に難民330人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民323人(うち女性97人、子供165人)、ヨルダンから帰国したのは7人(うち女性2人、子供4人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は734,971人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者337,966人(うち女性101,565人、子ども172,073人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者397,005人(うち女性119,149人、子ども202,476人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,827,630人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は964,251人(うち女性289,372人、子供491,471人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,624人(うち女性41,381人、子供34,058人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,220人(うち女性423,940人、子供677,824人)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3121690511407017

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 24, 2021をもとに作成。

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シリア国民軍がマンビジュ市近郊を砲撃し住民1人が死亡する一方、サンダフ村のトルコ軍拠点が砲撃を受ける(2021年12月23日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市北西の農場を砲撃し、住民1人が死亡した。

また、トルコ占領下のカッバースィーン村近くで正体不明の武装集団が男性を銃で撃ち殺害した。

一方、トルコ占領下のアアザーズ市とマーリア市を結ぶ街道上に位置するサンダフ村に設置されているトルコ軍の拠点に迫撃砲弾1発が着弾した。

迫撃砲を撃ったのが、シリア軍か人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍かは不明。

このほか、バーブ市にある教育局前で教員らが給与引き上げと生活状況改善を求める抗議デモを行った。

AFP, December 23, 2021、ANHA, December 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 23, 2021、Reuters, December 23, 2021、SANA, December 23, 2021、SOHR, December 23, 2021などをもとに作成。

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シリア民主軍と米主導の有志連合がダイル・ザウル県ジュダイド・アカイダート村でダーイシュ・メンバーと思われる6人を逮捕(2021年12月23日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるジュダイド・アカイダート村で22日深夜から23日未明にかけて人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が米主導の有志連合のヘリコプター複数機の支援を受けて強制捜査を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)メンバーと思われる6人を逮捕した。

AFP, December 23, 2021、ANHA, December 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 23, 2021、Reuters, December 23, 2021、SANA, December 23, 2021、SOHR, December 23, 2021などをもとに作成。

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ハサカ市近郊のフワイリド村の住民が村を通過しようとした米軍の装甲車3輌からなる車列の進行を阻止(2021年12月23日)

ハサカ県では、SANA(12月23日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ市の北に位置するフワイリド村の住民が、村の入口に設置されている検問所に駐留するシリア軍部隊とともに、村を通過しようとした米軍の装甲車3輌からなる車列の進行を阻止し、これを退却させた。

AFP, December 23, 2021、ANHA, December 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 23, 2021、Reuters, December 23, 2021、SANA, December 23, 2021、SOHR, December 23, 2021などをもとに作成。

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トルコとシリア国民軍によるハサカ県アブー・ラースィーン町および同地周辺の農村への砲撃で1,100世帯が避難(2021年12月23日)

ハサカ県のイブラーヒーム・ハラフ社会問題労働局長は12月21日以降のトルコとシリア国民軍によるアブー・ラースィーン町および同地周辺の農村への砲撃で1,100世帯が避難を余儀なくされていることを明らかにした。

AFP, December 23, 2021、ANHA, December 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 23, 2021、Reuters, December 23, 2021、SANA, December 23, 2021、SOHR, December 23, 2021などをもとに作成。

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ロシア合同連携センターとシリア国外難民帰還調整委員会の合同会合を開催:欧米諸国の妨害にもかかわらず、2018年9月以降、難民2,338,141人が帰宅を実現したと発表(2021年12月23日)

ロシア合同連携センターとシリア国外難民帰還調整委員会の合同会合が、ダマスカス県のコンベンション・センター(ウマウィーイーン宮殿)とロシアの首都モスクワにある国防司令センターをビデオ会議システムで繋いで開催された。

SANA(12月23日付)によると、合同会合は、一部諸外国が難民の帰国を妨害するなかで、その帰還を促す環境を整備することが目的。

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シリア国外難民帰還調整委員会の委員長を務めるフサイン・マフルーフ地方行政環境大臣が基調演説を行い、これまでに帰還した難民の総数が260万人に達し、シリア軍によって解放された郡の数は404に達し、うち94郡においては75~100%の住民が、133郡においては25~75%の住民が、それ以外の郡では25%以下の住民がそれぞれ帰還したことを明らかにした。

また、政府は帰還民のためにダマスカス郊外県ハルジャラ村、アドラー市ウンマーリーヤ地区、ヒムス県ハスヤー町の一時居住センターに1,600の住居を建設するとともに、62,475世帯に対して補償を行い、3万棟以上の住居を修復、2021年の1年間で60の医療センター、44の政府関連施設、29の診察ステーション、93のパン製造所、270の変電所を建設したと述べた。

産業復興に関しては、545の工業施設を建設を完了、238の工業施設の建設に着手し、すでに操業を始めた122の施設では帰還難民など6,315人の雇用が確保されていると明らした。

人道支援に関しては、反体制派の支配下にあるイドリブ県を含む国内あらゆる場所に支援の移送を行ったことを強調した。

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続いて、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣が演説を行い、西側諸国が難民の帰還を望んでおらず、あらゆる手段を駆使して帰還を妨害していると非難した。

ミクダード外務在外居住者は欧米諸国、そしてトルコがシリア国内のテロ組織を支援しているとしたうえで、欧米諸国は一方的な制裁を継続することで、トルコはハサカ県における水道供給を幾度となく停止させることで、国民を苦しめ、そのことが難民の帰還を阻害していると指弾した。

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一方、合同会合に出席するためにシリアを訪れているロシアのジェナディ・ジドコ国防副大臣はコンベンション・センターで演説を行い、シリアの経済状況は諸外国の占領や新型コロナウイルスによって深刻な状態にあり、欧米諸国が一方的制裁を続けることで難民の帰還が阻害されていると指摘した。

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また、ロシア合同連携センターの議長を務めるミハイル・ミズィンツェフ上級大将は国防司令センターで演説を行い、国際社会が難民帰還を促すために支援を増加させる必要があると述べた。

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このほかにも、ラーニヤー・ハーッジ・アリー外務在外省国際機関大会局長、ロシア大統領府の子供の権利のための弁務官を務めるマリア・ルヴォヴァ=ベロヴァ氏も演説を行った。

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ロシア合同連携センターとシリア国外難民帰還調整委員会は合同会合後に共同声明を出し、2021年の難民の帰還に向けた取り組みの成果を発表した。

声明によると、シリア政府の主導のもとに「テロリスト」から解放された地域でのインフラ、農業、道路、電力、水道、住宅、学校、病院の復旧・復興が続けられ、2018年9月以降、難民2,338,141人が帰宅を実現した。

ロシアが2021年にシリアに提供した人道支援物資は、発電設備、医療機器、医薬品、食糧物資、教材、衣服など7,751トンに達し、シリア各地に183回にわたって物資の配給を行った。

こうした取り組みが行われるなか、米国と西欧諸国は一方的な制裁と違法な部隊駐留を継続し、社会、経済、人道状況に悪影響を与えた。

また、こうした諸外国の行為は、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)のルクバーン・キャンプの劣悪な状況に示されている通り、人道支援の範囲を拡大するうえで必要な政治的条件に反している。

米国占領下の地域に位置するハサカ県フール・キャンプでは2021年だけで、84件の殺人事件、23件の殺人未遂事件が発生しており、そのことは米国が事態を掌握し、安定を実現できないことを示している。

欧米諸国による人道支援の政治利用によって、緊張緩和地帯(イドリブ県)への支援を阻害しており、政府支配地域から反体制派支配地に境界経由(クロスライン)で提供された支援物資は、いまだに現地で配給がなされておらず、こうした状況はイドリブ県のバーブ・ハワー国境通行所を通じた越境(クロスボーダー)人道支援を2022年1月10日まで認めるとした国連安保理決議第2585号の規定にも反している。

こうした人道支援の政治利用を阻止するとともに、国際社会はシリアへの制裁を解除し、さらなる人道支援を行い、シリアの危機の政治解決を促すことが求められている。

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SANA(12月23日付)が伝えた。

AFP, December 23, 2021、ANHA, December 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 23, 2021、Reuters, December 23, 2021、SANA, December 23, 2021、SOHR, December 23, 2021などをもとに作成。

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ロシア、シリア、トルコは緊張緩和地帯での停戦違反を確認せず(2021年12月23日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

シリア政府、トルコ側の監視チームも停戦違反を確認しなかった。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3120963814813020

AFP, December 23, 2021、ANHA, December 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 23, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 23, 2021、Reuters, December 23, 2021、SANA, December 23, 2021、SOHR, December 23, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民329人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は734,641人に(2021年12月23日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、12月22日に難民329人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民319人(うち女性95人、子供162人)、ヨルダンから帰国したのは10人(うち女性3人、子供5人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は734,641人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者337,643人(うち女性101,468人、子ども171,908人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者396,998人(うち女性119,147人、子ども202,472人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,827,630人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は963,921人(うち女性289,273人、子供491,302人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,624人(うち女性41,381人、子供34,058人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,220人(うち女性423,940人、子供677,824人)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3120962421479826

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 23, 2021をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ジャアファリー副外相がレバノンの放送局によるインタビューのなかでサウジアラビア国連大使を「サウジの雇われ」と表現(2021年12月23日)

アサド政権のバッシャール・ジャアファリー外務在外居住者副大臣(外務副大臣)は、今月16日に行われた国連会合でサウジアラビアのアブドゥッラー・ムアッリミー国連大使が行った発言にコメントするかたちで、同大使を「サウジの雇われ」と表現した。

反体制系ウェブサイト「スーリーヤ・ネット」、レバノンの「マヤーディーン・ネット」などが伝えた。

この発言はレバノンのマヤーディーン・チャンネルが今月22日に同外相に対し行ったインタビューのなかでなされたもので、「シリアはこちらやあちらからサウジの雇われの声明に返答するには大きすぎる」と述べ、サウジ当局者による攻撃を意に介さない姿勢を示した。

また同外相は「依然として非アラブ的なアジェンダを適用している」としてサウジの政治ポリシーを批判した。

ムアッリミー国連大使は同会合において、「シリアにおける戦争が集結したとする彼らの言説を信じてはならない。終わったのであれば、国連決議を出す必要はないからである」としつつ、アサド大統領について「無実の頭蓋骨でできたピラミッドの上に立って偉大なる勝利を主張している」との見解を述べていた。

Al-Souria.net, December 23, 2021、Al Mayadeen.net, December 22, 2021などをもとに作成。

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パレスチナ人民兵組織のクドス旅団、シリア人民兵組織のバーキル旅団、「イランの民兵」の一つでファーティミーユーン旅団がダーイシュに対する掃討作戦開始、ロシア軍も爆撃実施(2021年12月22日)

シリア人権監視団によると、ロシアの支援を受けるパレスチナ人民兵組織のクドス旅団、シリア人民兵組織のバーキル旅団、「イランの民兵」の一つでファーティミーユーン旅団がヒムス県、ハマー県、ラッカ県、ダイル・ザウル県の砂漠地帯からアレッポ県東部にいたる地域でダーイシュ(イスラーム国)の残党を掃討するための大規模作戦を開始した。

また、ロシア軍戦闘機がこの大規模掃討作戦を支援するかたちでダイル・ザウル県のティブニー町一帯の砂漠地帯、ラッカ県ラサーファ砂漠で25あまりの爆撃を実施した。

AFP, December 22, 2021、ANHA, December 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 22, 2021、Reuters, December 22, 2021、SANA, December 22, 2021、SOHR, December 22, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米主導の有志連合の貨物車輌など35輌以上からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入(2021年12月22日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の貨物車輌など35輌以上からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、ルマイラーン町一帯に違法に設置されている米軍基地に向かった。

AFP, December 22, 2021、ANHA, December 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 22, 2021、Reuters, December 22, 2021、SANA, December 22, 2021、SOHR, December 22, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がハサカ県タッル・タムル町、アブー・ラースィーン町一帯を激しく砲撃、住民多数負傷(2021年12月22日)

ハサカ県では、ANHA(12月22日付)、SANA(12月22日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のウンム・カイフ村を激しく砲撃した。

これに対して、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍(タッル・タムル軍事評議会)が砲撃で応戦し、シリア国民軍と交戦した。

この戦闘で、シリア国民軍の戦闘員3人が死亡、1人が負傷した。

トルコ軍とシリア国民軍はまた、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアブー・ラースィーン(ザルカーン)町を砲撃した。

トルコ軍はさらに、アブー・ラースィーン町に近いルバイアート村、バスィース村、ダーダー・アブダール村、ヒルバト・シャイール村、アッシリア教徒が暮らすタッル・シャンナーン村を砲撃した。

砲撃は、占領下のいわゆる「平和の泉」地域に展開する部隊だけでなく、トルコ本国に展開する部隊によっても行われた。

一連の砲撃で、女性1人を含む4人が負傷した。



このほか、SANAなどによると、マアバダ(カルキールキー)町に近い国境でトルコ軍国境警備隊が住民に向けて機関銃を発砲し、1人を殺害した。

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アレッポ県では、ANHA(12月22日付)によると、トルコ占領下のマーリア市に近いハルバル村に展開するシリア軍部隊もシリア国民軍に所属するムウタスィム旅団の軍用車を地対地ミサイルで攻撃、これを破壊した。

シリア人権監視団によると、砲撃を行ったのはシリア軍ではなく、シリア民主軍に近いアフリーン解放軍団だという。

シリア人権監視団によると、シリア民主軍とシリア国民軍はまた、カフル・カルビーン村一帯で交戦した。

AFP, December 22, 2021、ANHA, December 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 22, 2021、Reuters, December 22, 2021、SANA, December 22, 2021、SOHR, December 22, 2021などをもとに作成。

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アスタナ17会議が閉幕:シリア北東部の主権、領土保全の必要を強調し米国を暗に非難(2021年12月22日)

カザフスタンの首都ヌルスルタン(旧アスタナ)で12月21日に開幕したアスタナ17会議は2日間の議事を終え、保証国であるロシア、トルコ、イランが共同声明を発表して閉幕した。

声明のなかで三カ国は、無垢の民間人や民間施設を狙ったテロ行為を非難、ダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線(現シャーム解放機構)などアル=カーイダとつながりがあるすべての個人、組織の根絶をめざすことを改めて確認した。

緊張緩和地帯の処遇については、これまでの合意を完全施行する必要が強調され、また、米国の後ろ盾を受ける北・東シリア自治局が支配する北東部の情勢については、シリアの主権、領土保全の維持なくしては安定と安全は実現しないと指摘、「テロとの戦い」を口実とした原状の変更と石油盗奪を拒否、米国を暗に非難した。

そのうえで、シリアの危機の解決に関しては、軍事的な解決を拒否し、国連安保理決議第2254号に従った政治解決をめざすことを確認、制憲委員会の議事、人道支援、難民・国内避難民(IDPs)帰還を促進すること、西側諸国による一方的制裁を拒否すると強調した。

また、イスラエルによる度重なる侵犯行為についても非難を表明した。


SANA(12月22日付)が伝えた。

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会談後、シリア政府代表団の代表を務めるアイマン・スーサーン外務在居住者大臣は記者会見を開き、米国、トルコによる領土占領が危機を長引かせる主因だと非難した。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/3159035827716856

SANA(12月22日付)などが伝えた。

ロシアのアレクサンドル・ラヴレンチエフ・シリア問題担当大統領特使も記者会見を開き、シリア国内で活動を続けるテロ組織を根絶する必要を強調した。

SANA(12月22日付)などが伝えた。

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一方、イランのアリー・アスガル・ハージー外務大臣補は、2022年2月から3月にかけて、首都テヘランでシリア情勢への対応を協議するための首脳会談を開催する予定であることを明らかにした。

SANA(12月22日付)などが伝えた。

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反体制派(シリア軍事革命諸勢力代表団)代表団の1人ヤースィル・アブドゥッラヒーム離反大佐は、イナブ・バラディー(12月22日付)に対して「我々が参加したのは、現場における我々のプレゼンスを支え、解放区の市民の苦悩をできる限り軽減するためだ」としたうえで、すべての逮捕者の釈放、人道支援、難民・国内避難民(IDPs)の自発的帰還を改めて強調した。

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『エルサレム・ポスト』(12月22日付)は、アスタナ17会議の閉幕声明に関して、ロシアとトルコが、クルド民族主義組織の民主統一党(PYD)に対して、シリア政府との交渉を続け、分離主義的な野望を断念するよう圧力をかける内容だと伝えた。

AFP, December 22, 2021、ANHA, December 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 22, 2021、‘Inab Baladi, December 22, 2021、The Jerusalem Post, December 22, 2021、Reuters, December 22, 2021、SANA, December 22, 2021、SOHR, December 22, 2021などをもとに作成。

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ロシア、シリア、トルコは緊張緩和地帯での停戦違反を確認せず(2021年12月22日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

シリア政府、トルコ側の監視チームも停戦違反を確認しなかった。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3120270821548986

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村、ヒルバト・ナークース村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タファス市で正体不明の武装集団が車を襲撃し、乗っていた女性1人が死亡、男女複数が負傷した。

AFP, December 22, 2021、ANHA, December 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 22, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 22, 2021、Reuters, December 22, 2021、SANA, December 22, 2021、SOHR, December 22, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民343人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は734,312人に(2021年12月22日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、12月21日に難民343人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民325人(うち女性98人、子供165人)、ヨルダンから帰国したのは18人(うち女性5人、子供9人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は734,312人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者337,324人(うち女性101,373人、子ども171,746人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者396,988人(うち女性119,144人、子ども202,467人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,827,630人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は963,592人(うち女性289,072人、子供490,961人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,624人(うち女性41,381人、子供34,058人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,220人(うち女性423,940人、子供677,824人)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3120270764882325

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 22, 2021をもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がハサカ県アブー・ラースィーン町、タッル・タムル町一帯を激しく砲撃し、女性2人を含む住民3人死亡、シリア軍兵士5人を含む15人負傷(2021年12月21日)

ハサカ県では、ANHA(12月21日付)、SANA(12月21日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の管理下にあるアブー・ラースィーン(ザルカーン)町および周辺のバーブ・ハイル村、ムハルマラ村、タッル・アミール村、マズラ村、タッル・ワルド村などを砲撃した。

北・東シリア自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)によると、この攻撃により、女性2人を含む住民3人が死亡、住民10人が負傷した(ANHA(12月22日付)によると、その後重傷を負っていた住民1人が死亡、死者数は4人となった。)。

またシリア軍兵士3人が負傷した。



シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍もこれに応戦し、シリア国民軍兵士3人が死亡した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍はまたタッル・タムル町近郊のウンム・カイフ村、タッル・カラービート村、タッル・ジュムア村、タッル・シャンナーン村、タウィーラ村を砲撃し、ウンム・カイフ村でシリア軍兵士2人が負傷した。


シリア人権監視団によると、トルコ軍側が発射した砲弾は100発以上におよんだ。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のバーブ市で住民が生活状況改善を求めて抗議デモを行った。

AFP, December 21, 2021、ANHA, December 21, 2021、December 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 21, 2021、Reuters, December 21, 2021、SANA, December 21, 2021、SOHR, December 21, 2021などをもとに作成。

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米軍が違法に駐留を続けるタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で4回の爆発が発生、原因は不明(2021年12月21日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米軍が違法に駐留を続けるタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で4回の爆発が発生した。

爆発時には米軍ヘリコプター複数機が上空を飛来しており、地雷の爆発、米軍の演習での爆発、あるいは基地に対する何らかの攻撃の可能性があるという。

AFP, December 21, 2021、ANHA, December 21, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 21, 2021、Reuters, December 21, 2021、SANA, December 21, 2021、SOHR, December 21, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.