ハサカ県カーミシュリー市近郊の2カ所で住民が米軍の車列の通過を阻止し、これを撃退(2021年12月16日)

ハサカ県では、SANA(12月16日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市近郊のダムヒーヤ村、アブー・ズワイル村、ハームー村、クサイル村の住民が2カ所で米軍の車列の通過を阻止し、これを撃退した。

カーミシュリー市郊外の複数の住民によると、ダムヒーヤ村とアブー・ズワイル村の住民が、ダムヒーヤ村に設置されているシリア軍の検問所を通過しようとした米軍の装甲車5輌と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輌1輌からなる車列に対峙し、これを退却させた。

住民らは、米国を非難するスローガンを連呼して、投石を行うなどして車列を撃退したという。

また、ハームー村の複数の地元筋によると、ハームー村近郊の検問所(バイルーナ検問所)でも、ハームー村、クサイル村の住民が、M4高速道路に向かおうとしていた米軍の装甲車4輌とシリア民主軍の車輌1輌からなる車列に対して、投石を行うなどして通過を阻止し、退却させた。


https://youtu.be/1ZyvBSs6zio

シリア人権監視団によると、検問所は国民軍のもの。

AFP, December 16, 2021、ANHA, December 16, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 16, 2021、Reuters, December 16, 2021、SANA, December 16, 2021、SOHR, December 16, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県、アレッポ県各所を砲撃(2021年12月16日)

ハサカ県では、SANA(12月16日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるダルダーラ村を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(12月16日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の支配下にあるブーガーズ村を砲撃した。

AFP, December 16, 2021、ANHA, December 16, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 16, 2021、Reuters, December 16, 2021、SANA, December 16, 2021、SOHR, December 16, 2021などをもとに作成。

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ロシア、トルコの仲介でシリア軍とシリア国民軍がそれぞれ5人を解放(2021年12月16日)

アレッポ県では、SANA(12月16日付)によると、トルコ占領下のいわゆる「ユーフラテスの盾」地域と、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアブー・ザンディーン村の通行所で、「テロ組織」によって拉致されていた5人の身柄引き渡しが行われた。

5人はシリア赤新月社などからなる医療チームによって保護され、医療チェックを受けたのち、シリア政府支配地に移送された。
https://youtu.be/XD1sGvCWy7c

シリア人権監視団によると、5人の解放は、ロシアとトルコの仲介によって行われ、シリア政府側も拘束していた5人の身柄を引き渡した。

シリア軍側が解放したのはシリア国民軍の戦闘員。

AFP, December 16, 2021、ANHA, December 16, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 16, 2021、Reuters, December 16, 2021、SANA, December 16, 2021、SOHR, December 16, 2021などをもとに作成。

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イスラエル軍戦闘機が占領下のゴラン高原上空からシリア南部をミサイル攻撃、兵士1人死亡(2021年12月16日)

SANA(12月16日付)は、シリア軍筋の話として、イスラエル軍戦闘機が午前2時50分頃、占領下のゴラン高原上空からシリア南部の複数カ所に向けて多数のミサイルを発射、シリア軍防空部隊がこれを迎撃し、ミサイルのほとんどを撃破したものの、一部が着弾し、兵士1人が死亡、若干の物的被害が出たと伝えた。

シリア人権監視団によると、イスラエル軍のミサイル攻撃は、スワイダー県シャフバー町近郊のシリア軍防空部隊の拠点1カ所を狙ったもので、兵士1人が死亡、複数が負傷したという。

また、シリア人権監視団が12月18日に発表したところによると、この攻撃では、ダマスカス郊外県のダイル・アリー町一帯のヒズブッラーや「イランの民兵」の拠点や貯蔵施設が狙われたという。

AFP, December 16, 2021、ANHA, December 16, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 16, 2021、Reuters, December 16, 2021、SANA, December 16, 2021、SOHR, December 16, 2021、December 18, 2021などをもとに作成。

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シリア北西部の緊張緩和地帯での停戦違反はロシア発表で7件、トルコ発表で4件、シリア政府発表で0件(2021年12月16日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を7件(イドリブ県2件、ラタキア県2件、アレッポ県1件、ハマー県1件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は0件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反4件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3115862255323176

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タファス市で、銃で撃たれて死亡したと思われる麻薬密輸業者1人の遺体が発見された。

AFP, December 16, 2021、ANHA, December 16, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 16, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 16, 2021、Reuters, December 16, 2021、SANA, December 16, 2021、SOHR, December 16, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民328人と国内避難民(IDPs)10人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は732,367人、2019年以降帰還したIDPsは105,599人に(2021年12月16日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、12月15日に難民328人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民319人(うち女性95人、子供162人)、ヨルダンから帰国したのは9人(うち女性3人、子供5人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は732,367人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者335,472人(うち女性100,816人、子ども170,803人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者396,895人(うち女性119,116人、子ども202,419人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,822,156人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は961,647人(うち女性288,590人、子供490,144人)となった。

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一方、国内避難民10人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは10人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所経由の帰還者のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は10人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,599人(うち女性41,375人、子供34,045人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,195人(うち女性423,934人、子供677,811人)となった。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3115875565321845

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 16, 2021をもとに作成。

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米軍がハサカ県ダルダーラ村を訪問、その数時間後トルコ軍とシリア国民軍は同地を激しく砲撃(2021年12月15日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米軍の軍用車輌6輌からなる部隊が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輌4輌を伴ってシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるダルダーラ村を訪れた。

米軍がハサカ県北西部の係争地に入るのは、2019年10月のトルコ軍による「平和の泉」作戦以降は初めて。

米軍はダルダーラ村に1時間ほどとどまったのち、同地を後にした。

その数時間後、ANHA(12月15日付)、シリア人権監視団によると、トルコ軍とシリア国民軍がダルダーラ村を激しく砲撃した。

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ラッカ県では、ANHA(12月15日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のディブス村、M4高速道路沿線を砲撃した。

AFP, December 15, 2021、ANHA, December 15, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 15, 2021、Reuters, December 15, 2021、SANA, December 15, 2021、SOHR, December 15, 2021などをもとに作成。

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アルジェリアのタブーン大統領:「アラブ人を統合するには、シリアをアラブ連盟に復帰させねばならない」(2021年12月15日)

アルジェリアのアブドゥルマジード・タブーン大統領がチュニジアの首都チュニスでのチュニジアのカイス・サイード大統領との会談後の共同記者会見で、シリアのアラブ連盟への復帰に関して、アラブ諸国間で意見の相違はなく、3月にアルジェで予定されているアラブ連盟首脳会議への招聘に際して差別をするつもりはないと述べた。

タブーン大統領は、「アラブ人を統合するには、シリアをアラブ連盟に復帰させねばならない…。いかなる国も他国の情勢に干渉する権利はない」と強調した。

SANA(12月15日付)が伝えた。

AFP, December 15, 2021、ANHA, December 15, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 15, 2021、Reuters, December 15, 2021、SANA, December 15, 2021、SOHR, December 15, 2021などをもとに作成。

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UNESCOはシリアの伝統的歌謡クドゥード・ハラビーヤを世界遺産リストに追加(2021年12月15日)

国際連合教育科学文化機関(UNESCO)は、フランスの首都パリで開催(12月13~18日)されている無形文化遺産保護条約政府間委員会の第16回会合で、クドゥード・ハラビーヤ(シリアの伝統的歌謡)を世界遺産リストに追加することを決定した。

SANA(12月15日付)が伝えた。


AFP, December 15, 2021、ANHA, December 15, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 15, 2021、Reuters, December 15, 2021、SANA, December 15, 2021、SOHR, December 15, 2021などをもとに作成。

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アサド大統領はロシア大統領府の子供の権利のための弁務官を務めるルヴォヴァ=ベロヴァ氏を代表とする使節団と会談(2021年12月15日)

ロシア大統領府の子供の権利のための弁務官を務めるマリア・ルヴォヴァ=ベロヴァ氏を代表とする使節団がシリアを訪問し、アサド大統領と会談した。

SANA(12月15日付)によると、会談では、北・東シリア自治局)の管理下にあるハサカ県のフール・キャンプ、ルージュ・キャンプに収容されている子供たちへの対応について意見を交わした。

アサド大統領は会談で、両キャンプに収容されている子供への対応が第1級の人道問題であるにもかかわらず、西側諸国は国内避難民(IDPs)キャンプをテロや過激派思想の温床として維持するために、この問題を利用していると非難したうえで、子供たちをキャンプ生活から解放するのと並行して、こうした非人道的なキャンプを閉鎖するための行動を行うべきだと述べた。

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/277275131105474

AFP, December 15, 2021、ANHA, December 15, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 15, 2021、Reuters, December 15, 2021、SANA, December 15, 2021、SOHR, December 15, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民331人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は732,039人に(2021年12月15日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、12月14日に難民331人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民327人(うち女性98人、子供167人)、ヨルダンから帰国したのは4人(うち女性1人、子供2人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は732,039人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者335,153人(うち女性100,721人、子ども170,641人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者396,886人(うち女性119,113人、子ども202,414人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,822,156人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は961,319人(うち女性288,492人、子供489,977人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,589人(うち女性41,373人、子供34,037人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,185人(うち女性423,932人、子供677,803人)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3115161302059938

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 15, 2021をもとに作成。

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GCC首脳会議は声明でシリアへのあらゆる干渉と人口構成改変の試みを拒否する意思を明示(2021年12月14日)

湾岸協力会議(GCC)はサウジアラビアの首都リヤドで第42回首脳会議を開催した。

会議後に発表された声明は、シリア情勢についての言及、シリアへのあらゆる干渉と人口構成改変の試みを拒否する意思を明示するとともに、ジュネーブ1会議(2012年)や国連安保理決議第2254号などに基づいた政治解決を求めた。

サウジアラビア国営のSPA(12月14日付)などが伝えた。

AFP, December 14, 2021、ANHA, December 14, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 14, 2021、Reuters, December 14, 2021、SANA, December 14, 2021、SOHR, December 14, 2021、SPA, December 14, 2021などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県ブサイラ市などで前日の米軍による大規模空挺作戦に抗議するデモ発生(2021年12月14日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるブサイラ市、アブリーハ村、ジャルズィー村で、前日のブサイラ市での米軍による大規模空挺作戦に抗議するデモが発生し、住民らがタイヤを燃やすなどして道路を封鎖した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプの第5区で身元不明の女性が遺体が発見された。

AFP, December 14, 2021、ANHA, December 14, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 14, 2021、Reuters, December 14, 2021、SANA, December 14, 2021、SOHR, December 14, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍の砲撃で送電が停止していたタッル・タムル町の変電所が復旧(2021年12月14日)

ハサカ県では、SANA(12月14日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍による13日の砲撃で利用不能となっていたタッル・タムル町の変電所に電気を供給する送電線がハサカ県の電力公社の復旧作業チームによって修復され、変電所の稼働が再開された。

AFP, December 14, 2021、ANHA, December 14, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 14, 2021、Reuters, December 14, 2021、SANA, December 14, 2021、SOHR, December 14, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がダイル・ザウル県西部とラッカ県の砂漠地帯でダーイシュを爆撃(2021年12月14日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がダイル・ザウル県西部とラッカ県の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)に対して爆撃を実施した。

AFP, December 14, 2021、ANHA, December 14, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 14, 2021、Reuters, December 14, 2021、SANA, December 14, 2021、SOHR, December 14, 2021などをもとに作成。

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シリア軍がカーミシュリー市近郊で米軍の車列の通過を阻止、退却させる(2021年12月14日)

ハサカ県では、SANA(12月14日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市近郊のタッル・ザハブ村に設置されている検問所に駐留するシリア軍部隊が、村を通過してカーミシュリー市方面に向かおうとした米軍の装甲車5輌と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輌複数輌からなる車列の通過を阻止、退却させた。

シリア人権監視団によると、検問所で米軍の車列に対峙したのは国防隊。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の貨物車輌など約15輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、米軍基地が設置されているマーリキー市方面に向かった。

AFP, December 14, 2021、ANHA, December 14, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 14, 2021、Reuters, December 14, 2021、SANA, December 14, 2021、SOHR, December 14, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民310人と国内避難民(IDPs)13人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は731,708人、2019年以降帰還したIDPsは105,589人に(2021年12月14日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、12月13日に難民310人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民299人(うち女性90人、子供152人)、ヨルダンから帰国したのは11人(うち女性3人、子供6人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は731,708人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者334,826人(うち女性100,623人、子ども170,474人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者396,882人(うち女性119,112人、子ども202,412人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,822,156人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は960,988人(うち女性288,393人、子供489,808人)となった。

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一方、国内避難民13人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは13人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所経由の帰還者のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は13人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,589人(うち女性41,373人、子供34,037人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,185人(うち女性423,932人、子供677,803人)となった。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3114446735464728

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 14, 2021をもとに作成。

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『ワシントン・ポスト』:6月8日にイスラエルによるシリアへのミサイル攻撃は化学兵器開発に関連する軍施設を狙ったもの(2021年12月13日)

『ワシントン・ポスト』(12月13日付)は、6月8日にイスラエルが実施したシリアに対するミサイル攻撃が化学兵器開発に関連するシリア軍の施設を狙ったもので、シリア政府による化学兵器生産再開を阻止することが狙いだったと伝えた。

The Washington Post, December 13, 2021をもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県、ラッカ県各所を砲撃(2021年12月13日)

ハサカ県では、ANHA(12月13日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のタウィーラ村、タッル・カラービート村を砲撃した。

SANA(12月13日付)によると、この砲撃でタッル・タムル町の変電所に電気を供給する送電線が切断され、変電所が利用不能となった。

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ラッカ県では、ANHA(12月13日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊に位置する国内避難民(IDPs)キャンプ、M4高速道路沿線を砲撃した。

AFP, December 13, 2021、ANHA, December 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 13, 2021、Reuters, December 13, 2021、SANA, December 13, 2021、SOHR, December 13, 2021などをもとに作成。

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米軍がダイル・ザウル県ブサイラ市で大規模空挺作戦を実施し4人を殺害する一方、ウマル油田近くで爆発発生(2021年12月13日)

ダイル・ザウル県では、SANA(12月13日付)によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるブサイラ市およびその周辺地域で米軍が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とともに大規模な空挺作戦を実施し、住居や農地に対して無差別に発砲し、住民3人を銃殺した。

殺害された3人は家族。

シリア人権監視団によると、殺害されたのは4人。

また住民多数が拘束されたという。

空挺作戦は、スワル町の刑務所から脱走した武器密輸業者、ダーイシュ(イスラーム国)メンバーを拘束するのが目的。

空挺作戦実施後、シリア民主軍がブサイラ市に展開し、拡声器を通じて住民に対して外出を控えるよう警告したという。

同監視団にようと、外出禁止措置は、空挺作戦で殺害・拘束できなかった脱走者を追跡するためのものだという。

一方、シリア人権監視団によると、米軍が違法に基地を設置しているウマル油田一帯で、爆発が複数回にわたって発生した。

爆発の原因は不明だが、複数の活動家によると、爆発による煙があがるなか、米主導の有志連合の部隊が同地を巡回していたという。

これに関して、スプートニク・ニュース(12月13日付)は、迫撃砲弾複数発が基地に着弾したと伝えた。

複数の地元筋によると、爆発音が4回続けて聞こえ、その後煙が立ち上り、その後米軍の無人偵察機が同地上空で旋回を続けていたという。

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ハサカ県では、SANA(12月13日付)によると、米軍がハッラーブ・ジール村の基地に配備されている軍用車輌や戦車をルマイラーン町内に移動させた。

AFP, December 13, 2021、ANHA, December 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 13, 2021、Reuters, December 13, 2021、SANA, December 13, 2021、SOHR, December 13, 2021、Sputnik News, December 13, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍がシリア政府の支配下にあるイドリブ県のM5高速道路の沿線を砲撃(2021年12月13日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がシリア政府の支配下にあるM5高速道路の沿線に位置するカフルバッティーフ村、ハーン・スブル村の森林地帯を砲撃した。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方各所を砲撃した。

シリア軍はまた、「決戦」作戦司令室の支配下にあるマンタフ村、マアッルバリート村、マアッルザーフ町を誘導砲弾3OF39クラスノポールで砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原各所を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、正体不明の武装集団がフラーク市近郊のシリア軍第52機械化旅団基地に周辺に設置されている警備拠点複数カ所を襲撃した。

これに対して、第52機械化旅団がフラーク市各所を砲撃し対抗した。

一方、政府当局は2018年のシリア軍による同県制圧時に拘束した反体制武装集団メンバーら約20人を釈放した。

このほか、シャイフ・サアド村近郊で正体不明の武装集団がヨルダン国籍の退役士官1人を殺害した。

殺された退役士官は、シリア人と結婚した娘に会うためにシャジャラ町を訪れていた。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を3件(イドリブ県1件、ラタキア県0件、アレッポ県2件、ハマー県0件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は0件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反6件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3113740308868704

AFP, December 13, 2021、ANHA, December 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 13, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 13, 2021、Reuters, December 13, 2021、SANA, December 13, 2021、SOHR, December 13, 2021、December 14, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:難民319人と国内避難民(IDPs)4人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は731,398人、2019年以降帰還したIDPsは105,576人に(2021年12月13日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、12月12日に難民319人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民305人(うち女性92人、子供155人)、ヨルダンから帰国したのは14人(うち女性4人、子供7人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は731,398人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者334,527人(うち女性100,533人、子ども170,322人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者396,871人(うち女性119,109人、子ども202,406人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,822,156人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は960,678人(うち女性288,300人、子供489,650人)となった。

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一方、国内避難民4人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは4人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所経由の帰還者のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は4人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,576人(うち女性41,368人、子供34,031人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,172人(うち女性423,927人、子供677,797人)となった。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3113749535534448

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 13, 2021をもとに作成。

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『ニューヨーク・タイムズ』:「タロン・アンヴィル」と呼ばれる極秘部隊がシリア領内で農夫、子供、家族、村人を巻き込むかたちで爆撃を実施(2021年12月12日)

『ニューヨーク・タイムズ』(12月12日付)は「極秘部隊のISIS(ダーイシュ(イスラーム国))に対する爆撃で民間人の死者が増加」(デイブ・フィリップス記者、エリック・シュミット記者、マーク・マッゼッティ記者)と題したリポートを掲載した。

リポートは複数の現役および退役した軍・諜報機関関係者の情報をもとに書かれたもの。

それによると、「タロン・アンヴィル」と呼ばれる極秘部隊が2014年から2019年までの期間、ダーイシュの車列、爆弾を装備した車輌、司令拠点、戦闘機部隊に対して24時間体制(三交代制)で爆撃を実施していた。

しかし、この部隊は、非戦闘員を保護するための規則を無視し、収穫作業に従事する農夫、街にいる子供、戦闘を逃れた家族、建物内に避難している村人など紛争に関与していない人々を殺害したという。

タロン・アンヴィルは、20人にも満たない人々によって複数のモニターが設置された場所不明の部屋から司令を受ける小規模な部隊だったが、ダーイシュに対して11万2000回の爆撃・ミサイル攻撃を実施し、その規模ゆえに軍の規則に対して緩い解釈がなされた。

2016年から2018年にかけて数百回におよぶタロン・アンヴィルの作戦にかかわった空軍情報部の元士官は「彼らは冷酷なまでに効率的で良い仕事をした…。だが、多くの過った爆撃を行った」と証言した。

ダーイシュに対する米軍の爆撃は最高指揮官の監督のもと、民間人の犠牲を極力回避するために正確を期して実施されていたが、4人の現役および退役した士官の話によると、タロン・アンヴィルの場合、命令は最高指揮官ではなく、米軍デルタフォースの下位の指揮官によって下されていたという。

タロン・アンヴィルの爆撃をめぐっては、パイロットらが事実確認がとれていない人口密集地域内の標的を狙うことを拒否したり、CIAの高官が爆撃の仕方に抗議することもあったという。

また、空軍内の諜報チームがタロン・アンヴィルと「レッドライン」と呼ばれる電話回線を用いて議論を行ったことや、タロン・アンヴィルの一部隊員が爆撃参加を拒否したこともあったという。

空軍の作戦司令室は、タロン・アンヴィルの爆撃で幾度となく民間人が巻き添えとなって死亡していたことを確認していた。

例えば、2017年3月に実施された爆撃では、50人が避難していたビルに対して500ポンド爆弾が使用されたが、指揮官らは、こうした事案を調査することに消極的だったという。

なお、『ニューヨーク・タイムズ』(11月13日付)にリークした、2019年3月18日のダイル・ザウル県バーグーズ村に対して米軍が行った爆撃(女性や子供を含む70人以上が死亡)も、このタロン・アンヴィルによって実施されたもの。

シリアでの爆撃は、「タスクフォース9」と呼ばれる特殊作戦部隊が実施しており、タロン・アンヴィルは公式には実在しないことになっている。

「タスクフォース9」の任務は多岐に及び、そのなかには、グリーンベレー部隊による人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の教練、ダーイシュのアブー・バクル・バグダーディー暗殺などデルタフォースによる地上作戦も含まれていた。

だが、爆撃については、そのほとんどにタロン・アンヴィルが関与していた。

その司令室は当初イラクのアルビールに設置されていたが、その後、イラク国境に近いシリア領内に設置された「グリーン・ヴィレッジ」と呼ばれる複合型居住施設に移設された。

司令室内では、隊員らはファーストネームで呼び合い、ラフな格好で、RQ-1プレデターやMQ-9 リーパーといった無人航空機(ドローン)を操り、AGM-114ヘルファイア空対地ミサイルやレーザー誘導爆弾で爆撃を行っていたという。

The New York Times, December 12, 2021をもとに作成。

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ダイル・ザウル県ムサッラブ村近郊でダーイシュがパレスチナ人民兵組織のクドス旅団とシリア軍大17師団の拠点複数カ所を襲撃し、24人を殺傷、ロシア軍が同地を爆撃(2021年12月12日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団、アイン・フラート(12月12日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が11日深夜から12日未明にかけて、ムサッラブ村近郊の砂漠地帯にあるパレスチナ人民兵組織のクドス旅団とシリア軍大17師団の拠点複数カ所を襲撃し、民兵と兵士7人を殺害、17人を負傷させた。

これを受けるかたちで、ロシア軍戦闘機は同地一帯でダーイシュに対して8回の爆撃を実施した。

AFP, December 12, 2021、ANHA, December 12, 2021、‘Ayn al-Furat, December 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 12, 2021、Reuters, December 12, 2021、SANA, December 12, 2021、SOHR, December 12, 2021などをもとに作成。

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ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表がシリアを訪問し、ミクダード外務在外居住者大臣と会談(2021年12月12日)

ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表がシリアを訪問し、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣と会談した。

SANA(12月12日付)によると、会談では、シリア国内情勢や政治プロセスの進捗状況について意見が交わされ、ミクダード外務在外居住者大臣は、トルコが、アスタナ会議での諸合意に反して侵略的・非人道的行為を続け、国際人道法に違反して占領地のトルコ化やハサカ県への水道供給停止を行い、テロ支援や治安紊乱を試みていると指摘した。

また、ペデルセン特別代表が制憲委員会(憲法制定委員会)の進捗についての報告すると、ミクダード外務在外居住者大臣は、外国の干渉を回避することが重要だと述べた。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/3151911581762614

AFP, December 12, 2021、ANHA, December 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 12, 2021、Reuters, December 12, 2021、SANA, December 12, 2021、SOHR, December 12, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民305人と国内避難民(IDPs)22人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は731,079人、2019年以降帰還したIDPsは105,572人に(2021年12月12日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、12月11日に難民305人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民297人(うち女性89人、子供152人)、ヨルダンから帰国したのは8人(うち女性2人、子供4人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は731,079人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者334,222人(うち女性100,441人、子ども170,167人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者396,857人(うち女性119,105人、子ども202,399人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,822,156人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は960,359人(うち女性288,204人、子供489,488人)となった。

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一方、国内避難民22人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは22人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所経由の帰還者のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は22人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,572人(うち女性41,366人、子供34,031人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,168人(うち女性423,925人、子供677,797人)となった。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3113065055602896

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 12, 2021をもとに作成。

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米ラジオ局NRPは2019年10月のイドリブ県でのダーイシュのバグダーディー指導者暗殺作戦で民間人が犠牲になった可能性を明らかにするための文書開示を求めて国防総省を起訴(2021年12月11日)

米国のナショナル・パブリック・ラジオ(NPR)は、2019年10月にシリアのイドリブ県で実施されたダーイシュ(イスラーム国)のアブー・バクル・バグダーディー指導者暗殺作戦で民間人が犠牲になった可能性を明らかにするための文書の開示を求めて国防総省を起訴した。

NPRは2019年12月3日、この暗殺作戦において、米軍ヘリコプターがシリアの民間人2人を殺害し、また襲撃時に別の民間人1人の片腕を吹き飛ばしたと伝えていた。

これを受けて、米中央軍(CENTCOM)が調査を行っていたが、国防総省は、3人が戦闘員だったか、米軍兵士を脅かそうとしていたのかを示す証拠を示してはいなかった。

NPRは国防総省に関連する文書、データの開示を求めていたが、国防総省がこれに応じなかったため、今回の起訴に至った。

NPR, December 11, 2021をもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県、アレッポ県各所を砲撃(2021年12月11日)

ラッカ県では、ANHA(12月11日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のファーティサ村を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(12月11日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマーリキーヤ村、バイナ村を砲撃した。

AFP, December 11, 2021、ANHA, December 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 11, 2021、Reuters, December 11, 2021、SANA, December 11, 2021、SOHR, December 11, 2021などをもとに作成。

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北・東シリア自治局は刑務所に収容していたダーイシュ・イラク人メンバー100人の身柄をイラク政府に引き渡す(2021年12月11日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターは声明を出し、シリア国内で拘束し、北・東シリア自治局管理下の刑務所に収容していたダーイシュ(イスラーム国)のイラク人メンバー100人の身柄をイラク政府に引き渡した。

ANHA(12月11日付)が伝えた。

AFP, December 11, 2021、ANHA, December 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 11, 2021、Reuters, December 11, 2021、SANA, December 11, 2021、SOHR, December 11, 2021などをもとに作成。

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ハサカ県カーミシュリー市近郊のマティーニーヤ村住民が米軍の車列の通過を阻止し、退却させる(2021年12月11日)

ハサカ県では、SANA(12月11日付)が複数の地元筋の話として伝えたところによると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市近郊にあるマティーニーヤ村の住民が、村を通過してカーミシュリー市に向かおうとした米軍装甲車と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輌複数台からなる車列の進入を阻止し、これを退却させた。

シリア人権監視団によると、車列は装甲車5輌から編成されていた。

AFP, December 11, 2021、ANHA, December 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 11, 2021、Reuters, December 11, 2021、SANA, December 11, 2021、SOHR, December 11, 2021などをもとに作成。

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