シリア人権監視団は、前政権下の刑務所で拷問などにより400人が死亡していたことを新たに確認したと発表した。
2011年3月に「アラブの春」がシリアに波及して以降に確認された死者数は71000人以上(うち男性70463人、18歳以上の女性188人、18歳未満の子ども349人)。
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Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。
ラッカ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍がスィッリーン町および同地一帯を砲撃した。
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アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍戦闘機がティシュリーン・ダム一帯を爆撃した。

ANHAによると、この爆撃で、ティシュリーン・ダム方面に向かう民間人を乗せていた車列が狙われ、民間人1人が死亡、4人が負傷した。


ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は、ティシュリーン・ダムに対して砲撃を加え、ダムの施設で働いていた民間人3人が死亡、7人が負傷した。


ANHAによると、シリア民主軍はマンビジュ市東方とティシュリーン・ダム北方での戦闘で、シリア国民軍の戦車3輌、装甲車7輌、機関銃を装備した車輛6台を破壊、戦闘員18人を殲滅した。

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イドリブ県では、『ワタン』によると、米主導の有志連合の無人航空機1機が、トルコとの国境に近いサルマダー市近郊を移動中の標的に対して3発のミサイルで攻撃した。
「シリア革命の咆哮者たち」によると、有志連合のミサイル攻撃が行われたのはバーブ・ハワー国境通行所近く、サルマダー市北のカルア国内避難民(IDPs)キャンプに至る街道を移動中のオートバイが標的となった。
オートバイには、以下2人の民間人が乗っていた。
シリア人権監視団によると、この攻撃で、2人は死亡した。
シリア人権監視団によると、このうちのズィーバーン氏はイドリブ県サラーキブ市近郊のシャイフ・イドリース村の出身で、ダーイシュ(イスラーム国)、ジュンド・アクサーなどと活動を続けていた人物だという。
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ハマー県では、SANAが伝えた内務省広報局の発表によると、「旧体制の残党」が保持している武器を没収するため、同省の総合治安局が、シリア軍事作戦総司令部の命令を受け、県農村地帯複数ヵ所において治安作戦を開始した。
発表によると、治安作戦の対象地は、カムハーナ町、アルザ村、ハッターブ村、ハルファーヤー市などで、市民な内務省の要員に対してテロ活動を行う犯罪者の摘発が行われ、殺人、拷問、武器略奪などに関与した多数が逮捕された。
シリア軍事作戦局総司令部がシリア情勢の進捗についての情報を発信するために開設した専門のプラットフォーム「自由シリア」は、シリア軍事作戦総司令部と内務省総合治安局がカムハーナ町、アルザ村、ハッターブ村、ハルファーヤー市で行った「旧体制の残党」追跡、武器押収、和解プロセス拒否者の逮捕を目的とした掃討作戦に従事する写真を掲載した。
『ワタン』によると、総合治安局は、カムハーナ村一帯での治安作戦で、シリア軍第25特殊任務師団の民兵の武器・弾薬・ミサイル貯蔵施設複数ヵ所を押収した。
「シリア革命の咆哮者たち」によると、この掃討作戦で、カムハーナ村出身のハイダル・ナアサーン、ジャマール・ジャミール・カッターシュらシャッバーハが逮捕された。
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ダマスカス県では、SANAによると、内務省総合治安局がシリア軍事作戦総司令部の支援を受けて、マシュルーウ・ドゥンマル地区で「アサドの民兵の残党」の追跡と武器の押収を目的とした掃討作戦を実施した。
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ダマスカス郊外県では、SANAによると、内務省総合治安局がシリア軍事作戦総司令部の支援を受けて、ディーマース町で「旧体制の残党」に対する掃討作戦を継続した。
シリア人権監視団によると、シリア軍事作戦総司令部は、同地区内のクルド人が多く居住するズール・アーヴァー地区を強襲し、住宅の玄関、窓、家財道具などを破壊、無差別に発砲し、民家10件に立ち入り、携帯電話を没収、金品を強奪した。
シリア人権監視団によると、シリア軍事作戦総司令部は、クルド系住民6人とダイル・ザウル県出身者10人を逮捕、また強襲によって複数人が負傷した。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局は、アサド政権下で総合情報部長を務めていたフサーム・ルーカー少将が潜伏しているとの情報を得て、ヒムス市の複数地区を包囲した。
また、シリア人権監視団によると、シリア軍事作戦総司令部を名乗る武装グループが13日深夜から14日未明にかけて、アラウィー派宗徒が住むタスニーン村を襲撃し、民家7棟に放火し、数十人が逮捕した。
さらに、シリア人権監視団によると、ヒムス市のタッル・ナスル墓地で、何者かによって殺害された若い男性2人が遺体で発見された。
この2人は、20日ほど前にムハージリーン地区で誘拐され、失踪していた。
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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、カシリア軍事作戦総司令部の戦闘員を乗せた車輛数十台がラムーン地方のタルフィーター村に入り、指名手配者や武器を押収するための治安維持活動を行った。
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また、シリア人権監視団によると、ハフィール・ファウカー村で正体不明の武装集団によって殺害された若い男性が遺体で発見された。
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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、正体不明の武装集団がスワイダー市で代理販売企業者に勤務する若い男性1人を誘拐した。
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アレッポ県では、SANAによると、内務省総合治安局は、13日にサフィーラ市で誘拐されていた市民(ムハンマド・アリー・ハーッジ・ハサン氏)の釈放に成功した。
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『ナハール』によると、13日深夜から14日未明にかけて、クサイル市近郊のナフリーヤ村とミスリーヤ村のシリア人武装勢力とフーシュ・サイイド・アリー村に住むレバノン人が激しく交戦した。
発端は、密輸や略奪をめぐるシリア人武装勢力どうしの対立で、ミスリーヤ村のシリア人武装勢力の一部が混乱に乗じてフーシュ・サイイド・アリー村に侵入し、家畜を盗もうとしたことで、戦闘に発展した。
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一方、シリア人権監視団によると、13日深夜から14日未明にかけて、レバノンのヒズブッラーのメンバーとクサイル市近郊のミスリーヤ村の住民が重火器や中火器を使って激しく交戦した。
戦闘は、ヒズブッラーのメンバーがミスリーヤ村を三方から攻撃、住民がシリア軍事作戦総司令部に支援を要請、増援部隊を派遣することで激化した。
ヒズブッラーはミスリーヤ村をはじめとするクサイル市周辺の村々を武器貯蔵場所として使用しており、シリア軍事作戦総司令部が発見していない隠し場所からレバノンに武器を密輸しようとしているという。
ヒズブッラーはまた、クサイル市から武器をレバノンに持ち出そうとして、国境地帯でシリア軍事作戦総司令部と戦闘となった。
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これに関して、シリア人民抵抗は、レバノンのベカーア県の部族がクサイル市近郊のミスリーヤ村を制圧し、シリア人民抵抗がこの部族とともに、シャーム解放機構を交戦したと発表した。
この戦闘で、シリア人民抵抗、ベカーア県の部族、そして住民は、シャーム解放機構のメンバー35人以上を殺害したという。
また、その後、シリア人民抵抗とシャーム解放機構が同地で再び交戦、シリア人民抵抗はクサイル市西部郊外でシャーム解放機構の車列を要撃し、メンバー数十人を殺傷した。
ベカーア県の部族は、シャーム解放機構を撃退後にレバノンに帰還した。
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ラタキア県では、SANAによると、内務省総合治安局とシリア軍事作戦総司令部がジャブラ郡で「アサドの民兵の残党」を捜索するための掃討作戦を開始した。
掃討作戦は、同地で軍の兵舎や民間人を狙った事件が多発していることに対処するためのもの。
この掃討作戦の背景と進捗に関して、ムスタファー・クナイファーティー中佐は、SANAに対して通り述べた。
また、SANAは、シリア軍事作戦総司令部の航空部隊(ヘリコプター)がジャブラ郡での掃討作戦に参加したとして、映像や画像を公開した。
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シリア人権監視団によると、掃討作戦には、約100台の武装した車輛が投入され、総合治安局の部隊はアイン・シャルキーヤ町、ザーマー村などに向かった。
シリア人権監視団によると、総合治安局の隊員を拉致した武装集団側は、アラウィー派のシャイフ、サーリフ・マンスール師らの仲介により、シリア軍事作戦総司令部側から地域の治安を確保し、報復行為を防止するとの確約を受けて、隊員を解放した。
だが、シリア人権監視団によると、これと前後して、マンスール師と同行していた2人が消息を絶った。
マンスール師は12日に、アラウィー派の村々で犯罪や殺害が増加していることを受けて、民衆の前で、国際社会によるシリアの沿岸地域の保護を呼びかけていた人物。
また、シリア人権監視団によると、総合治安局の隊員が解放されたのを受けて、シリア軍事作戦総司令部は、アイン・シャルキーヤ町を強襲し、複数の市民を逮捕した。
シリア人権監視団によると、アイン・シャルキーヤ町での戦闘では、フサームッディーンが死亡(自爆)、また消息を経っていたマンスール師、アイン・シャルキーヤ町出身の子ども1人を含む3人も死亡した。
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これに関して、「シリア革命の咆哮者たち」は、「アサドの民兵の残党の犯罪者司令官の1人」で「シャッビーハ」のバッサーム・フサームッディーンが沿岸地方で内務省総合治安局の要員を要撃している様子を撮影した映像を公開した。
「シリア革命の咆哮者たち」はまた、フサームッディーンがその後、シリア軍事作戦総司令部の部隊に包囲され、自爆したとして、その画像と映像を公開した。
また、ジャブラ郡で掃討作戦を遂行中に「アサドの民兵の残党」によって捕捉された内務省総合治安局の隊員6人が釈放されたとして、その氏名を公開した。
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一方、シリア人民抵抗は、山地の獅子大隊の司令官の指揮のもと、住民を虐殺するためにジャブラ郡に侵入した「ジャウラーニー・テロリスト一味」の車列を要撃し、メンバー複数人を殺傷、捕捉したと発表した。
また、シリア人民抵抗は声明を出し、ラタキア県ジャブラ市農村地帯で市民を攻撃しようとしていたシャーム解放機構のグループを狙った特殊作戦を実施し、2人を殺害、7人を捕捉したと発表した。
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『ワタン』によると、アラウィー派のカルダーハ・ワクフ支局長が内務省総合治安局に対する攻撃を非難するとともに、アラウィー派への帰属を理由としたいかなる攻撃も受けていないと主張、新政権への支持を表明した。
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アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍がアイン・アラブ(コバネ)市近郊のカラク村、ウーマルキー村を砲撃した。
ANHAによると、トルコ軍は、ティシュリーン・ダム一帯に対して戦闘機で2度にわたり爆撃を行う一方、シリア国民軍とともに同地を砲撃した。
ANHAによると、トルコ軍は、その後もティシュリーン・ダム一帯への砲撃を続けた。
ANHAによると、シリア民主軍は過去24時間のマンビジュ市一帯での戦闘で、シリア国民軍の戦闘員23人を殺害、7人を負傷させ、軍用車輛5台を破壊したと発表した。

一方、ANHAによると、女性防衛隊(YPJ)はカラ・クーザーク橋一帯での戦闘で、隊員3人が戦死したと発表した。

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ハサカ県では、ANHAによると、トルコ軍がタッル・タムル町近郊のウンム・ハイル村を砲撃した。
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ラッカ県では、ANHAによると、トルコ軍がスィッリーン町一帯を戦闘機で爆撃した。
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シリア軍事作戦局総司令部がシリア情勢の進捗についての情報を発信するために開設した専門のプラットフォーム「自由シリア」は、ヒムス県ヒムス市などでの内務省総合治安局とシリア軍事作戦総司令部による掃討作戦で逮捕された前政権の逮捕者が釈放される映像を公開した。
しかし、シリア人権監視団によると、シリア軍事作戦総司令部は9000人以上のシリア軍の元将兵らを依然として拘束中。
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シリア人民抵抗は、タルトゥース県タルトゥース市のハミーディーヤ分所に集結するシャーム解放機構の戦闘員らに対して自作の手りゅう弾での攻撃を行い、これにより複数のメンバーが負傷、沿岸地域の複数ヵ所から撤退したと発表した。
一方、『ワタン』によると、内務省総合治安局がバーニヤース市で和解プロセスに応じるのを拒否し、武器を依然として所持している「旧体制の残党」に対する掃討作戦を開始した。
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ラタキア県では、シリア人民抵抗によると、ジャブラ市近郊にあるアラウィー派のシャイフの1人サーリフ・マンスール師の自宅近くで「テロ一味」を撃退した。
一方、『ワタン』によると、内務省総合治安局がシリア・テレコム社のラタキア支店長と職員4人を逮捕した。
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ダイル・ザウル県では、SANAによると、ダイル・ザウル市西部警察署が麻薬密売、闇両替に関与していた犯罪グループを摘発した。
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ダマスカス県では、SANAによると、内務省総合治安局はマイダーン地区で犯罪グループを摘発、大量の麻薬と盗品を押収した。
一方、シリア人権監視団によると、ヨルダン生物産業センター(JOVAC)のシリア代理店の代表で実業家のアブドゥッラッザーク・アフマド・ラズィーク氏がティジャーラ地区にある自宅で運転手に撃たれて死亡した。
この運転手は、ラズィーク氏を殺害した後、大金を盗み逃亡した。
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アレッポ県では、SANAによると、内務省総合治安局がアレッポ市で誘拐された市民1人を解放することに成功した。
誘拐犯は、米ドルで身代金の支払いを求めていた。
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ハマー県では、シリア人権監視団によると、サラミーヤ市近郊で、女性1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ワアラ村で家畜の取引に従事する市民が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ブーカマール市で、内務省総合治安局の車に何者かが手りゅう弾で攻撃を行い、隊員3人が負傷した。
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ハサカ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍がタッル・タムル町北のフドル・ハサン村を砲撃した。
ANHAによると、トルコ軍は、アブー・ラースィーン(ザルカーン)町近郊のヒルバト・シャイール村を砲撃した。
ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は、アブー・ラースィーン(ザルカーン)町近郊のハドラワーヤ村を砲撃した。
ANHAによると、トルコ軍がアブー・ラースィーン町近郊のガソリン・スタンドを砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍の無人航空機1機がカズワーン山を攻撃した。
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アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍がティシュリーン・ダム一帯を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍はアイン・アラブ(コバネ)市南のカラク村、ウーマラク村を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は、ティシュリーン・ダム一帯を砲撃した。
ANHAによると、トルコ軍の戦闘機がアイン・アラブ市近郊のサブト村を爆撃した。
ANHAによると、トルコ軍戦闘機複数機がアイン・アラブ市南のバルカル村を爆撃した。

ANHAによると、トルコ軍はシリア国民軍とともに、ティシュリーン・ダム一帯に対して砲撃と爆撃を行った。

ANHAは、ティシュリーン・ダム一帯への攻撃には、ダーイシュ(イスラーム国)の元メンバーもシリア国民軍の戦闘員として参加していると伝え、その写真を公開した。

また、ANHAによると、シリア民主軍の広報センターが、ティシュリーン・ダム一帯やカラ・クーザーク橋一帯でトルコ軍とシリア国民軍を迎撃していた部隊がダーイシュの攻撃を受けて、戦闘員7人が死亡したと発表した。

一方、ANHAによると、シリア民主軍の広報センターは、10 日と11日の戦闘で、シリア国民軍の戦闘員23人を殺害、36人を負傷させたと発表した。

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シリア人民抵抗は、ダマスカス郊外県のタルフィーター村でシャーム解放機構の車列と2時間前から激しく交戦、メンバー8人を殺害したと発表した。
シリア人権監視団によると、タルフィーター村でシリア軍事作戦総司令部の戦闘員と、地元部族(ユースフ家)の民兵が激しく交戦した。
戦闘は、前政権を支持していたとされる地元民兵のメンバー1人を投降させようと、シリア軍事作戦総司令部の戦闘員らがその妻に暴行を加え、罵倒、息子に発砲するなどしたことを受けたもので、地元民兵のメンバー1人が死亡したのに対して、地元民兵はシリア軍事作戦総司令部の戦闘員らの住居を焼き討ちにした。
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ラタキア県では、SANASANAによると、内務省総合治安局は、通報を受け、ジャブラ市農村地帯で軍人を装った窃盗・強奪の犯罪グループを逮捕した。
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ヒムス県では、シリア人民抵抗によると、シャーム解放機構がヒムス市のマズラア地区で5人の兄弟を虐殺した。
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ダマスカス県では、サウト・アースィマによると、ジャウバル区でイスラーム教のシャイフのウマル・ムヒーッディーン・フーリー師が何者かによって誘拐・殺害され、遺体で発見された。
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ダマスカス郊外県では、SANAが総合諜報機構筋の話として伝えたところによると、シーア派(12イマーム派)の巡礼地の一つサイイダ・ザイナブ・モスク(廟)(サイイダ・ザイナブ町)内で爆発物を爆発させようとしたダーイシュ(イスラーム国)を、総合諜報機構が内務省総合治安局とともに阻止し、爆破未遂に関与した複数人を逮捕した。
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シリア人権監視団は、複数筋から得た情報として、「イランの民兵」がアサド政権崩壊の4日前の12月4日に、シリアからイラク方面に完全撤退する際に、所持していた武器のすべてをダーイシュ(イスラーム国)に引き渡していたと発表した。
「イランの民兵」内の複数筋によると、イランは、ダーイシュに対して、サイイダ・ザイナブ廟などへの攻撃を促し、聖地防衛を口実してシリアに介入する機会を狙っているという。
シリア人権監視団によると、ダーイシュはアサド政権の崩壊に乗じて、シリア軍や「イランの民兵」によって放棄された陣地から大量の武器や弾薬を鹵獲、ヒムス県のハマード砂漠やスフナ市近郊の特別教練場で集中訓練を終え、大規模な軍事作戦を開始しようとしているという。
複数の情報によると、新たな戦闘は、ハマー県東部で行われると見られている。
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ハサカ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍がアブー・ラースィーン(ザルカーン)町近郊のヒルバト・シャイール村を砲撃した。
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アレッポ県では、ANHAによると、シリア民主軍に所属する航空部隊である殉教者ハールーン部隊は10日にマンビジュ市東方でシリア国民軍の車輛2台を撃破したと発表、その画像や映像を公開した。

ANHAによると、トルコ軍はシリア国民軍とともに、ティシュリーン・ダム一帯を砲撃、また同地を戦闘機で爆撃した。

ANHAによると、トルコ軍は、無人航空機複数機でティシュリーン・ダム一帯を攻撃した。
ANHAによると、トルコ軍は戦闘機複数機で、カラ・クーザーク橋近くのサイファ丘、ビール・ハッスー村を爆撃した。

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ラッカ県では、ANHAによると、トルコ軍がスィッリーン町一帯を砲撃した。
一方、ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)は、ダイル・ハーフィル市一帯で隊員1人が死亡したと発表した。

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シリア人民抵抗は、’A.M.D.少佐が率いるメンバーがヒムス県のクサイル市西で「ジャウラーニーのテロ悪党」を要撃し、ウィグル人司令官1人を含む「テロリスト」5人を暗殺したと発表した。
シリア人民抵抗はまた、過去7日間にシリア各地でシャーム解放機構の「悪党」の集結拠点複数ヵ所に対して特殊作戦を敢行し、メンバーに直接の被害を与えたと発表した。
特殊作戦を行ったのは、ラタキア県ラタキア市ウワイナ地区(要撃により、ハッターブ大隊司令官でトルコ人のムヒーッディーン・トゥルキーとアブドゥッラフマーン・カズアリー、チェチェン人とウィグル人戦闘員を含む数十人を殺傷)、ダマスカス郊外県タルフィーター村(シャーム解放機構部隊を要撃)、アレッポ県アレッポ市マルジャ地区(シャーム解放機構の軍用車輛を攻撃し、メンバーを負傷させる)。
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ダマスカス県では、シリア人民抵抗によると、シリア軍事作戦総司令部がドゥンマル区内の広場で、同区のマーズィン・カニーナ前区長を処刑した。
シリア人権監視団によると、カニーナ前区長は前政権の強い支持者として知られており、地元の若者らの投獄・拷問に関与してきたとして、シリア軍事作戦総司令部に属する地元のメンバーによって処刑された。
また、シリア人権監視団によると、キスワ市で内務省総合治安局が正体不明の武装集団と交戦し、前者のメンバー1人が死亡した。
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シリア人民抵抗は声明を出し、アレッポ県アレッポ市のマルジャ地区で「テロリスト・シャーム解放機構の悪党」の車輛に対する特殊差羽扇を実行し、メンバーに直接の損害を与えたと発表した。
一方、SANAによると、内務省総合治安局が「アサドの民兵の残党」を追跡するための掃討作戦を実施した。
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