2014年3月7日のシリア情勢:国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ヤブルード市周辺で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員が、ジハード主義武装集団と交戦する一方、軍が同市を「樽爆弾」などで空爆・砲撃し、男女5人が死亡した。

一方、SANA(3月7日付)によると、ヤブルード市およびその周辺、ザバダーニー市東部山岳地帯、ドゥーマー市郊外、アドラー市旧市街およびウンマーリーヤ地区、ハムーリーヤ市、アルバイン市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ザーラ村とカルアト・ヒスン市一帯を軍が14回にわたり空爆、また同地一帯で軍と反体制武装集団が交戦した。

一方、SANA(3月7日付)によると、軍がザーラ村および同村東部の丘陵地帯を完全制圧した。

軍は同村およびその周辺で反体制武装集団の追撃を続ける一方、地雷、時限爆弾などの撤去を行ったという。

また反体制武装集団の戦闘員23人が軍に投降したという。

このほか、ダール・カビーラ村、ハーリディーヤ村、サラーム・シャルキー村、ラスタン市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ムーリク市およびその周辺で、軍と反体制武装集団が交戦し、軍、国防隊の兵士・戦闘員14人が死亡、反体制武装集団戦闘員9人が死亡した。

この戦闘を受け、軍が同地一帯を空爆した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、軍がビンニシュ市を空爆し、反体制武装集団戦闘員5人が死亡した。

またムアスラーン村のモスク近くで爆発が起き、男性2人が死亡した。

このほか、軍はクマイナース村を空爆した。

一方、SANA(3月7日付)によると、マアッラトミスリーン市、サルミーン市などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャイフ・ナッジャール市での軍との戦闘で、ジハード主義武装集団戦闘員1人が死亡した。

また軍は、マルイヤーン村、ムスリミーヤ村、アレッポ市スッカリー地区、子供2人を含む9人が死亡した。

一方、SANA(3月7日付)によると、アレッポ中央刑務所周辺、クワイリス村、ラスム・アッブード村、アルバイド村、シャイフ・ナッジャール市工業団地血宇、ハンダラート・キャンプ、フライターン市、アレッポ市サーフール地区、サカン・シャバービー地区、マアスラーニーヤ地区、マサーキン・ハナーヌー地区、マルジャ地区、シャイフ・ヒドル地区、バニー・ザイド地区、ブスターン・カスル地区、カスタル・ハラーミー地区、マズラバ地区、ブライジュ交差点、ジュダイダ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

他方、ARA(3月7日付)によると、クルド戦線旅団とシリア自由人旅団が、マンビジュ市郊外で、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と交戦し、4人を殺害、ハイヤ検問所を制圧したと発表した。

ARA News, March 7, 2014
ARA News, March 7, 2014

またARAによると、アアザーズ市入り口にタウヒード旅団が検問所を設置したことに反対するデモが同村内で発生し、住民らが反体制武装集団の退去を求めた。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ナワー市、ヌアイマ村を軍が空爆し、子供2人を含む7人が死亡した。

またダルアー中央刑務所近くで軍と反体制武装集団が交戦、軍が同地一帯を砲撃した。

一方、SANA(3月7日付)によると、ザアタル丘で、フラーク市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、第17師団基地周辺で軍とイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が交戦した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル軍事空港周辺で、軍とジハード主義武装集団が交戦し、軍が同地一帯を空爆・砲撃した。

一方、SANA(3月7日付)によると、マリーイーヤ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(3月7日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(3月7日付)によると、タルティヤーフ村、アッラ村、マールーニーヤート村、バルナース村、カビール村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

 

AFP, March 7, 2014、AP, March 7, 2014、ARA News, March 7, 2014、Champress, March 7, 2014、al-Hayat, March 8, 2014、Iraqinews.com, March 7, 2014、Kull-na Shuraka’, March 7, 2014、Naharnet, March 7, 2014、NNA, March 7, 2014、Reuters, March 7, 2014、SANA, March 7, 2014、UPI, March 7, 2014などをもとに作成。

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2014年3月6日のシリア情勢:国内の暴力(追記)

ハサカ県では、ARA(3月7日付)によると、カフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市の人民防衛隊本部前で自爆テロが発生した。

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アレッポ県では、ARA News(3月6日付)によると、アイン・アラブ(コバネ)市で、民主統一党アサーイシュが「コバネ・クルド」(kobanikurd.com)の管理人のムスタファー・アブディー氏を逮捕した。

またシリア赤新月社は声明を出し、アレッポ県アレッポ中央刑務所周辺で救急医療チームが何者かの攻撃を受け、現在もなお行方不明であると発表した。

Kull-na Shuraka', March 7, 2014
Kull-na Shuraka’, March 7, 2014

ARA News, March 6, 2014、March 7, 2014、Kull-na Shuraka’, March 7, 2014、などをもとに作成。

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2014年3月6日のシリア情勢:国内の暴力

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市アルメニア地区で爆弾が仕掛けられた車が爆発し、少なくとも15人が死亡、12人が負傷した(SANAによると女性・子供を含む13人が死亡、30人が負傷)。

またマフラム地方のウンム・ダーリー村にある軍と国防隊の合同検問所近くでも爆弾が仕掛けられた車が爆発し、検問所の治安要員3人が死亡、複数が負傷した。

SANA, March 6, 2014
SANA, March 6, 2014

このほか、軍、国防隊が反体制武装集団が占拠を続けるザーラ村入り口まで進軍し、反体制武装集団と交戦し、戦闘員10人以上が死亡した。

一方、SANA(3月6日付)によると、ザーラ村周辺農場およびタッラト・ジャラーラを軍が完全制圧した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市南部の軍事情報局本部近くで、爆弾が仕掛けられた車が爆発し、少なくとも5人が死亡、20人以上が負傷した(SANAによると4人が死亡、22人が負傷)。

また反体制武装集団が占拠するムーリク市一帯では、軍と反体制武装集団の交戦が続いた。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ラッカ市北部の第17師団基地内でイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が2度にわたり自爆攻撃を行うとともに、軍と激しく交戦、複数の兵士が死傷した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団がハーン・シャイフーン市周辺の軍検問所4カ所を襲撃、制圧した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ヤルムーク区を軍が砲撃し、男性1人が死亡した。

一方、SANA(3月6日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、アブー・ルンマーナ地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾2発が着弾し、市民5人が負傷した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、軍がヤブルード市一帯、リーマー農場を空爆・砲撃した。

一方、SANA(3月6日付)によると、軍はリーマー農場およびヤブルード市東部の丘陵地帯を完全制圧し、治安を回復した。

またリーハーン農場一帯、アドラー市旧市街およびウンマーリーヤ地区、ヤブルード市南西部、ダーライヤー市、ザバダーニー市東部山岳地帯、アッブ農場で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

このほか、聖タクラー修道院(ダマスカス郊外県マアルーラー市)の修道女らを拉致する反体制武装集団との交渉に当たっている信頼できる匿名消息筋は、AFP(3月6日付)に対し、「昨日(6日)から修道女との連絡が途絶え、彼女らはヤブルード市から、レバノン国境地域へと連行された可能性がある」ことを明らかにした。

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アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(3月6日付)によると、アターリブ市で爆弾が仕掛けられた車が爆発し、自爆犯1人が死亡した。

一方、SANA(3月6日付)によると、アレッポ市ジュダイダ地区、アッサーン村、ラスム・アッブード村、クワイリス村、アルバイド村、アレッポ中央刑務所周辺、フライターン市、ジュバイラ村、ハーン・アサル村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またアレッポ市では、サーリヒーン地区、スッカリー地区、ジャンドゥール交差点地区、シャイフ・ナッジャール市工業団地地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(3月6日付)によると、ザバーイル村、アイド村、フラーク市、サムリーン村、ハムラ村、ヤードゥーダ村、ヌアイマ村、ダルアー市ヤルムーク学校周辺、ビラール・モスク西方で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、ARA News(3月6日付)によると、アームーダー市にあるシリア・クルド進歩民主党の事務所が何者かによって放火された。

シリア・クルド進歩民主党はアブドゥルハミード・ダルウィーシュ氏が書記長を務め、シリア革命反体制勢力国民連立のシリア・クルド国民評議会を主導している。

AFP, March 6, 2014、AP, March 6, 2014、ARA News, March 6, 2014、Champress, March 6, 2014、al-Hayat, March 7, 2014、Iraqinews.com, March 6, 2014、Kull-na Shuraka’, March 6, 2014、Naharnet, March 6, 2014、NNA, March 6, 2014、Reuters, March 6, 2014、SANA, March 6, 2014、UPI, March 6, 2014などをもとに作成。

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2014年3月5日のシリア情勢:国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ヤブルード市周辺とリーマー農場を軍が10回以上にわたり空爆、また同市内外で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)などからなる反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(3月5日付)によると、ヤブルード市およびその周辺、リーマー農場、アドラー市ウンマーリーヤ地区、ハラスター市警察病院、アッブ農場、ダーライヤー市、ハーン・シャイフ・キャンプ、ザーキヤ町、ザバダーニー市東部山岳地帯で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ドゥワイラア地区・カッバース地区間に迫撃砲弾1発が着弾した。

またヤルムーク区のヤルムーク通り、サラースィーン通りを軍が砲撃した。

同監視団によると、ヤルムーク区では、食糧医療物資の不足が原因で2人が新たに死亡した。

このほか、サーリヒーヤ区のジスル・アブヤドで、治安機関が若者2人を逮捕、連行したという。

一方、SANA(3月5日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またドゥワイラア地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線などが制圧したイドリブ市・マストゥーマ村間の検問所の周辺、ビンニシュ市・フーア市間で、軍、人民諸委員会とジハード主義武装集団と交戦し、武装集団戦闘員20人以上が死亡した。

また軍はビンニシュ市一帯を砲撃した。

一方、SANA(3月5日付)によると、タッル・カール、ハーン・シャイフーン市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、サウジ人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、カルアト・ヒスン市、ザーラ村、ダール・カビーラ村を軍が砲撃・空爆し、3人が死亡した。

一方、SANA(3月5日付)によると、タッル・ディーブ村・ザーラ村間、ガースィビーヤト・ナイーム村、ラスタン市、タラフ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、近トンネル、拠点・装備を破壊した。

またヒムス市旧市街を占拠していた武装集団多数が武装解除し、当局に投降した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団が占拠するムーリク市の南部に位置する街道で、軍と反体制武装集団が交戦した。

一方、SANA(3月5日付)によると、ムーリク市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、サウジ人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

またジャドリーン村近くのラスタン湖で反体制武装集団が住民を襲撃し、漁師1人を殺害、子供4人を誘拐した。

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アレッポ県では、ARA News(3月5日付)によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がマンビジュ市のシャイフ・アキール・ムンビジー廟を爆破、破壊した。

またシリア人権監視団によると、アレッポ市スッカリー地区、ハッルーム地区、アカバ地区、マルジャ地区を軍が砲撃、またマサーキン・ハナーヌー地区を「樽爆弾」などで空爆した。

さらにブスターン・カスル地区では、軍とジハード主義武装集団が交戦した。

一方、シャイフ・ナッジャール市工業団地地区では、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線などからなる武装集団と交戦した。

他方、SANA(3月5日付)によると、アッサーン村、アイン・アッサーン村、アレッポ市ハミーディーヤ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、民主統一党人民防衛隊がタッル・ブラーク町から撤退した。

撤退は、西クルディスタン移行期民政局評議会(ジャズィーラ地区)とジャズィーラ住民国民委員会との間で結ばれた合意に基づくもので、声明によると「クルド人とアラブ人の歴史的同胞的絆」の証として実施されたという。

合意ではまた、民主統一党のタッル・ブラーク町からの撤退のほかに、地元部族民への武器引き渡し、同村住民による治安維持、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)および地元部族民兵以外の武装集団の侵入阻止、西クルディスタン移行期民政局評議会支配地域との往来の自由などが定められている。

なおジャズィーラ住民国民委員会は、『ハヤート』(3月6日付)によると、タッル・ブラーク町一帯の有力者および部族長32人からなる。

一方、ARA News(3月5日付)によると、民主統一党の党旗の掲揚を拒みアームーダー市で4日にアサーイシュに逮捕されていたクルド青年連合の元メンバーのアイマン・ダクーリー氏が釈放された。

また、クッルナー・シュラカー(3月5日付)は、カーミシュリー市のあるホテルで先週、軍事情報局に逮捕されていた複数の若者が多額の保釈金を払って釈放された、と伝えた。

軍事情報局の活動に対して、西クルディスタン移行期民政局評議会(ジャズィーラ地区)は何らの対応もとらなかったという。

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ラッカ県では、アラビーヤ(3月5日付)が、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)ラッカ州の女性部隊「ハンサー大隊」が先週、ラッカ市内の女学校に立ち入り調査を行い、髪飾りをしていた10歳の小学生1人を含む女子生徒複数名を逮捕、むち打ち刑に処したと報じた。

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ダルアー県では、SANA(3月5日付)によると、スーラ町南西部、ウンム・アウサジュ村南部、ダルアー市ヤルムーク学校周辺、ウンム・マヤーズィン町、ヌアイマ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(3月5日付)によると、ダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区、労働者住宅地区、ハウィーカ地区、工業地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, March 5, 2014、Alarabia, March 5, 2014、AP, March 5, 2014、ARA News, March 5, 2014、Champress, March 5, 2014、al-Hayat, March 6, 2014、Iraqinews.com, March 5, 2014、Kull-na Shuraka’, March 5, 2014、Naharnet, March 5, 2014、NNA, March 5, 2014、Reuters, March 5, 2014、SANA, March 5, 2014、UPI, March 5, 2014などをもとに作成。

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2014年3月4日のシリア情勢:国内の暴力

ダマスカス郊外県では、『ハヤート』(3月5日付)によると、軍がヤブルード市近郊のジハード主義武装集団の拠点などに対して「樽爆弾」で空爆を行った。

シリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表は、AFP(3月4日付)に対し、SANAが3日に完全制圧したと報じたサフル村で、軍、ヒズブッラー戦闘員が進軍、シャームの民のヌスラ戦線などと激しく交戦を続けていると語った。

一方、マナール(3月4日付)もサフル村での戦闘の映像を放映した。

このほか、軍は、ザマルカー回廊でジハード主義武装集団と交戦、またジュダイダト・アルトゥーズ町で1人を逮捕した。

他方、SANA(3月4日付)によると、ヤブルード市内、リーマー農場、ムライハ市郊外、ザマーニーヤ農場、ブハーリーヤ農場、アルバイン市、アーリヤ農場、アドラー市ウンマーリーヤ地区、ダーライヤー市、ザバダーニー市東部山岳地帯、ザーキヤ町、ムカイラビーヤ市、ダイル・ハイバ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

Kull-na Shuraka', March 4, 2014
Kull-na Shuraka’, March 4, 2014

このほか、AFP(3月4日付)によると、映画監督のムハンマド・マラス氏がシリア・レバノン国境でシリアのムハーバラートに身柄を拘束された。

ムリッス氏は、自身の映画が出展されているスイスの映画祭に出席する途上だったという。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団がサラーキブ市のアシュカル検問所とドゥリーム・ランド検問所、マストゥーマ村郊外の検問所で、軍、国防隊と交戦し、これらの検問所を制圧した。

戦闘に参加した武装集団は、ダーウド旅団、ハッターブ大隊、サラーキブ革命家戦線、シリア革命家戦線。

またハーン・シャイフ・キャンプのハンナーン検問所でも戦闘があり、ジハード主義武装集団が、同検問所を制圧したという。

一方、イドリブ市・マストゥーマ村街道では、軍とジハード主義武装集団が交戦し、武装集団戦闘員4人が死亡した。

また、フーア市周辺での戦闘でも、ジハード主義武装集団司令官1人と戦闘員2人が死亡した。

他方、SANA(3月4日付)によると、イドリブ市・アリーハー市街道、イドリブ市各所で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市マサーキン・ハナーヌー地区、カラム・トゥラーブ地区、ザバディーヤ地区、アレッポ中央刑務所周辺で軍と反体制武装集団が交戦した。

また複数の活動家によると、ディーマーン村、バルザーニーヤ村、ラスム・アッサーン村の大部分を「自由シリア軍」が制圧した。

さらにARA News(3月4日付)によると、クルド戦線旅団(自由シリア軍)がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の追撃を続け、ジャラーブル市郊外の水道施設(ズール・マガール地方)を制圧した。

一方、SANA(3月4日付)によると、アレッポ市ザバディーヤ地区、ブスターン・カスル地区、ジュダイダ地区、アレッポ中央刑務所周辺、ヒーラーン村、ジュバイラ村、フーランディー・ガソリン・スタンド、クワイリス村、アルバイド村、フライターン市、ディーマーン村、サドアーヤー村、ムスリミーヤ村、サムリーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、ARA(3月4日付)によると、軍がタッル・アブヤド市の南45キロに位置するアイン・イーサー市で、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と交戦し、同市を制圧した。

ダーイシュ掃討にあたったのは第93旅団で、アイン・イーサー市を奪われたダーイシュは同村の東に位置するシャルカラーク村方面に敗走したという。

Kull-na Shuraka', March 4, 2014
Kull-na Shuraka’, March 4, 2014

一方、Syria-News(3月4日付)によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が、シャイフ・アブー・アイシュ廟を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(3月4日付)によると、タラフ村、サアン村、ザーラ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, March 4, 2014、AP, March 4, 2014、ARA News, March 4, 2014、Champress, March 4, 2014、al-Hayat, March 5, 2014、Iraqinews.com, March 4, 2014、Kull-na Shuraka’, March 4, 2014、Qanat al-Manar, March 4, 2014、Naharnet, March 4, 2014、NNA, March 4, 2014、Reuters, March 4, 2014、SANA, March 4, 2014、Syria-news.com, March 4, 2014、UPI, March 4, 2014などをもとに作成。

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2014年3月3日のシリア情勢:国内の暴力(追記)

アレッポ県では、ARA News(3月4日付)によると、シリア自由人旅団、クルド戦線旅団からなる「自由シリア軍」が、ジャラーブルス市でイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)との交戦の末、同市を制圧した。

この戦闘で、「自由シリア軍」はダーイシュの戦闘員7人を殺害したという。

ARA News, March 4, 2014などをもとに作成。

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2014年3月3日のシリア情勢:国内の暴力

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、軍がヤルムーク区およびジャウバル区各所を砲撃し、救急車両運転手1人が死亡したほか、アッバースィーイーン地区のバス発着場に迫撃砲弾が着弾した。

これに関して、シリア革命総合委員会は、軍がヤルムーク区およびジャウバル区から3月4日までに撤退しなければ、パレスチナ人の人民諸委員会とともに大規模な軍事作戦を行う、との最後通告を出し、タダームン区に軍、国防隊、人民諸委員会に大号令が出されていると主張した。

またロイター通信(3月3日付)は、ヤルムーク区で戦闘が再開し、UNRWAによる2日の人道支援物資搬入作業が中止を余儀なくされたと伝えた。

一方、SANA(3月3日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またバーブ・トゥーマー地区、ジャウラ地区、シャーグール区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、市民5人が負傷した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、サフル村周辺で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と交戦した。

またザーキヤ町に対して、軍が「樽爆弾」で空爆する一方、ジハード主義武装集団は、ムライハ市近郊の防空総局の軍拠点を砲撃した。

このほか、ダイル・ムクリン町・アフラフ村間の街道、ダーライヤー市東部で、軍とジハード主義武装集団が交戦した。

一方、SANA(3月3日付)によると、ヤブルード市北部のサフル村で、軍が多数の「テロリスト」を殲滅し、同市が完全制圧した。

またヤブルード市各所およびその周辺、ラアス・アイン市、ハーン・シャイフ・キャンプおよびその周辺、ザバダーニー市東部山岳地帯、ダーライヤー市、アーリヤ農場、ヒジャーリーヤ農場、ムライハ市、アルバイン市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

このほか、ハラスター市の警察病院を反体制武装集団が砲撃し、市民4人が負傷した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タルビーサ市各所を軍が砲撃し、ダール・カビーラ村などで軍と反体制武装集団が交戦した。

一方、SANA(3月3日付)によると、タルビーサ市、カルアト・ヒスン市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、北部の複数カ所を軍が砲撃した。

一方、SANA(3月3日付)によると、カルマス村に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、女性1人が負傷した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ビンニシュ市、サルミーン市を軍が砲撃する一方、ワーディー・ダイフ軍事基地周辺で爆弾を敷設しようとしていたジハード主義武装集団戦闘員が地雷に触れて死亡した。

一方、SANA(3月3日付)によると、ビカフルーン村、カフルラーター村、ナイラブ村、ファイルーン村、ナリラヤー村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またタラール・バラーズィー県知事は、ハスヤー町一帯で投降した反体制活動家291人が、「祖国と市民に危害を与えない」ことを誓約し、釈放されたと発表した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市ザバディーヤ地区を軍が砲撃する一方、アッサーン村、ラスム・シャイフ村、ディーマーン村で、軍、国防隊がジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(3月3日付)によると、アレッポ市旧市街、ブスターン・カスル地区、バニー・ザイド地区、ハナーヌー地区、アーミリーヤ地区、サラーフッディーン地区、ジュダイダ地区、シャイフ・ナッジャール市工業団地地区、アレッポ中央刑務所周辺、タッル・スースィーン、サイイド・アリー地区、アルバイド村、クワイリス村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またアレッポ市ハーリディーヤ地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、市民2人が死亡した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(3月3日付)によると、ハウィージャト・マリーイーヤ村を軍が制圧し、治安を回復した。

またダイル・ザウル市ハミーディーヤ地区、ラシュディーヤ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(3月3日付)によると、シャムスィーヤ村、マフミヤト・ラルラック村、ダッラ村、マジュダル・キーヒヤー村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、ARA News(3月3日付)によると、マルカダ町周辺で、シャームの民のヌスラ戦線とイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が交戦し、ダーイシュのメンバー4人が死亡した。

ヌスラ戦線は現在、ほかのジハード主義武装集団とマルカダ町を包囲しているという。

またラアス・アイン市の地元消息筋によると、民主統一党人民防衛隊がダーイシュと交戦、司令官1人を含むダーイシュ戦闘員4人を殺害した。

AFP, March 3, 2014、AP, March 3, 2014、ARA News, March 3, 2014、Champress, March 3, 2014、al-Hayat, March 4, 2014、Iraqinews.com, March 3, 2014、Kull-na Shuraka’, March 3, 2014、Naharnet, March 3, 2014、NNA, March 3, 2014、Reuters, March 3, 2014、SANA, March 3, 2014、UPI, March 3, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

2014年3月2日のシリア情勢:国内の暴力(追記)

ハマー県では、『ハヤート』(3月4日付)によると、サルミーン市で、アサド政権を支持する義勇軍の国防隊の行為に反対するデモが行われ、軍およびその支持者からの発砲を受けた。

活動家らがユーチューブなどにアップしたビデオによると、デモ参加者は「魂と血にかけて、我々はサラミーヤのために身を捧げる」などと連呼している。

これに対して、複数の消息筋によると、武装した車輌4台がデモ参加者に小銃などで発砲し、強制排除した。

またある反体制活動家は、フェイスブックで、政権支持者らが「我らアラウィー派は、魂と血にかけて、バッシャールのために身を捧げる」、「アラウィー派、アラウィー派、我々はサラミーヤをぶちこわしたい」などと連呼して、対抗したと主張している。

サラミーヤ市はイスマーイーリー派宗徒が多く住み、住民の多くはアサド政権を支持していることで知られている。

al-Hayat, March 4, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

2014年3月2日のシリア情勢:国内の暴力

ダマスカス郊外県では、『ハヤート』(3月3日付)によると、ムウダミーヤト・シャーム市住民が帰宅を開始した。

住民の帰宅は、バービッラー市一帯での「国民和解」(停戦)に伴う暴力の沈静化に伴う動きだという。

またバービッラー市では4日前から一時閉鎖となっていた市内への通行所が再開され、バービッラー市民、ヤルダー市民、バイト・サフム市民の市外への外出が許可されたという。

『ハヤート』によると、バービッラー市などでは「国民和解」以降、住民の市外への移動が制限されていたという。

SANA, March 2, 2014
SANA, March 2, 2014

これに関して、SANA(3月2日付)は、欧米諸国が「政治化」しようとしている国連の人道援助の受け入れをムウダミーヤト・シャーム市民が拒み、シリア政府とシリア赤新月社に対して「支援をめぐる義務の完全履行」を求めていると伝えた。

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同じくダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、軍がヤブルード市を空爆・砲撃、同市周辺の対レバノン国境地帯では、軍、国防隊がジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(3月2日付)によると、ヤブルード市、ダーライヤー市、ザバダーニー市郊外の山岳地帯、ドゥーマー市、アルバイン市、ハラスター市、ムライハ市、リーマー農場、アッブ農場、アーリヤ農場で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イスラーム戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

またジャルマーナー市に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾した。

他方、シリア革命ニュース(3月2日付)によると、クドスィーヤー市でアサド政権を支持するデモを行おうとしていた政権支持者と、反体制活動家が衝突し、ナジュムッディーン・アフマド法務大臣の随行者2人が殺害された。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ヤルムーク区サラースィーン通り、ヤルムーク通りで、シャームの民のヌスラ戦線とPFLP-GCが交戦した。

戦闘はヤルムーク区に隣接するカダム区で発生、またジャウバル区、カーブーン区に対して軍が砲撃を加えた。

これに関して、シャームの民のヌスラ戦線は声明を出し、シリア軍とPFLP-GCがダマスカス県ヤルムーク区での停戦合意に違反し、同地区の「中立化」を阻害していると発表した。

ヌスラ戦線の声明によると、軍とPFLP-GCの民兵は、合意に反して、指定地域からの撤退、武装解除を行っておらず、またUNRWAによる人道支援物資搬入に乗じて、「PFLP-GCのシャッビーハ集団」を送り込み、民間人数十人を逮捕しているのだという。

しかし、PFLP-GCのアンワル・ラジャー報道官は、ダマスカス県ヤルムーク区の停戦合意をめぐるシャームの民のヌスラ戦線の非難声明に関して「ヌスラ戦線、タクフィール主義者、ないしはいわゆる外国人(グラバー)がヤルムーク区のサラースィーン通り(など)に潜入し、占拠している」と反論した。

ラジャー報道官はまた、「パレスチナ人武装集団だけでは、平和的イニシアチブを実行するため停戦合意を遵守することはできず、パレスチナ民衆運動が必要になっている。占拠されているキャンプを救済するのにふさわしいすべての方法をもって、諸派レベルでこうした悪党とその支援者に対抗しなければならない」と付言した。

一方、SANA(3月2日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またアッバースィーイーン地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、市民3人が負傷した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、アトマーン村、シャイフ・マスキーン市を軍が砲撃、またヌアイマ村で軍と反体制武装集団が交戦した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、カフルヌブーダ町近くの検問所で、軍と反体制武装集団が交戦、またフワイズ村で爆発が発生した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ハーン・シャイフーン市郊外の検問所で軍と反体制武装集団が交戦した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市旧市街、アレッポ中央刑務所周辺で、軍と反体制武装集団が交戦した。

一方、SANA(3月2日付)によると、アレッポ市バニー・ザイド地区、マルジャ地区、ハルワーニーヤ地区、ハラク地区、ジャンドゥール交差点、サカン・シャバービー地区、マアスラーニーヤ地区、ハーウーズ交差点、カッラーサ地区、ジュダイダ地区、フライターン市、アルバイド村、クワイリス村、ヒーラーン村、ジュバイラ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(3月2日付)によると、ハーリディーヤ村、ガジャル村、ブルジュ・カーイー村、ハーッジ・マスウード農場、ラスタン市東部、ヒムス市ジャウラト・シヤーフ地区、バーブ・スィバーア地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

またヒムス市マイダーン地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、市民3人が死亡した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(3月2日付)によると、ダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区、ハウィーカ地区、工業地区、マリーイーヤ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

また反体制武装集団は、ダイル・ザウル市南部のティーム地方を通るガス・パイプラインを破壊した。

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ラッカ県では、ARA News(3月2日付)によると、タッル・アブヤド市でイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がクルド人青年(キンダール村出身)を殺害した。

またタッル・アブヤド市西部のベールカヌー村を民主統一党人民防衛隊が制圧したのを受け、同村周辺およびアブディークウィー村周辺で同部隊とダーイシュの戦闘が発生した。

AFP, March 2, 2014、Akhbar al-Thawra al-Suriya, March 2, 2014、AP, March 2, 2014、ARA News, March 2, 2014、Champress, March 2, 2014、al-Hayat, March 3, 2014、Iraqinews.com, March 2, 2014、Kull-na Shuraka’, March 2, 2014、Naharnet, March 2, 2014、NNA, March 2, 2014、Reuters, March 2, 2014、SANA, March 2, 2014、UPI, March 2, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

2014年3月1日のシリア情勢:国内の暴力

ダマスカス郊外県では、SANA(3月1日付)などが、ヤブルード市に対峙する「クウェート高原」の名で知られる丘陵地帯を軍部隊が制圧し、数十人の「テロリスト」を殲滅する一方、サフル村、リーマー農場で「重要な進軍」を遂げたと報じた。

またSANAによると、ヤブルード市およびその周辺、ドゥーマー市、アドラー市旧市街、ダーライヤー市一帯、ザバダーニー市郊外の山岳地帯で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

さらにレバノン(ベカーア県バアルベック郡アルサール地方)から潜入しようとした反体制武装集団を軍が撃退した。

このほか、ハラスター市警察病院を反体制武装集団が迫撃砲で攻撃し、市民5人が負傷した。

一方、シリア人権監視団によると、ヤブルード市、マール・マールーン山、ザバダーニー市東部山岳地帯、フライタ村を、軍が空爆・砲撃、またカラムーン地方各所での戦闘で、ジハード主義武装集団戦闘員4人が死亡した。

他方、クッルナー・シュラカー(3月1日付)は、複数の消息筋の話として、ヤブルード市、カスタル市を空爆していたシリア軍のMiG戦闘機2機が撃墜されたと報じた。

同報道によると、同地ではまた、シリア軍の戦車2輌が破壊されたほか、軍と「ハーリシュ」の将兵20人以上が死亡したという。

「ハーリシュ」(حالش)は「レバノン・シャームのアッラーの党」(حزب الله في لبنان والشام)の略称で、反体制勢力がシリアの紛争に介入するヒズブッラーの戦闘員を指す用語として用いられるようになっている。

Kull-na Shuraka', March 1, 2014
Kull-na Shuraka’, March 1, 2014

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー市ダム街道地区、キャンプ地区、ダルアー・バラド地区各所、カルファー村を軍が空爆し、ジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(3月1日付)によると、ジャムラ村、ウンム・アウサジュ街道、ナマル町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャイフ・ナッジャール市工業団地地区を軍が空爆した。

一方、SANA(3月1日付)によると、アレッポ市サーフール地区、マサーキン・ハナーヌー地区、ジャズマーティー地区、旧市街、ブスターン・カスル地区、バニー・ザイド地区、ジャンドゥール交差点、ハルワーニーヤ交差点、ライラムーン地区、ジュダイダ地区、クワイリス村、アルバイト村、シャイフ・ナッジャール市工業団地地区、タッル・リフアト市北部、フライターン市、アレッポ中央刑務所周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またARA News(3月1日付)によると、マンビジュ市でイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)に拘束されていたクルド人21人が、アイン・アラブ市(コバネ市)で釈放された。

21人は民主統一党人民防衛隊のメンバーだと疑われ拘束されていたという。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ムーリク市を軍が砲撃、また同市で、軍、国防隊がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(3月1日付)によると、イスリヤー村・ハナースィル市間の街道、バッザーム丘で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市ワアル地区、ザーラ村、カルアト・ヒスン市が軍の砲撃を受けた。

一方、SANA(3月1日付)によると、ウユーン・フサイン村、ザアフラーナ村、キースィーン村、カルアト・ヒスン市周辺、ザーラ村周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、タリーム村周辺で、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動が、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と交戦し、ダーイシュ報道官として知られていた戦闘員など多数を殲滅した。

またジャズラト・ブー・ハミード村を軍が空爆した。

一方、SANA(3月1日付)によると、ダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区、マリーイーヤ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団が、マルカダ町でイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)との戦闘の末、同村を制圧した。

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ダマスカス県では、SANA(3月1日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またアッバースィーイーン地区、シャーグール区に、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾市、市民3人が負傷した。

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イドリブ県では、SANA(3月1日付)によると、カフルハーヤー村、アルバイーン山周辺、マアッラト・ヌウマーン市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, March 1, 2014、AP, March 1, 2014、ARA News, March 1, 2014、Champress, March 1, 2014、al-Hayat, March 2, 2014、Iraqinews.com, March 1, 2014、Kull-na Shuraka’, March 1, 2014、Naharnet, March 1, 2014、NNA, March 1, 2014、Reuters, March 1, 2014、SANA, March 1, 2014、UPI, March 1, 2014などをもとに作成。

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2014年2月28日のシリア情勢:国内の暴力

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が県北部の農村からの撤退を開始、マアッルスィッタ村、マーイル町、カッファイン村、ダイル・ジャマール村、タッル・リフアト市発電所、マンナグ航空基地、アアザーズ市からの撤退が確認された。

ハラブ・ニュース(2月28日付)によると、これを受け、シャームの民の作戦司令室が、マーイル町、ダイル・ジャマール村、カッファイン村、タッル・リフアト市、マンナグ航空基地、ダイル・ジャマール村、カフルカラバイン村を制圧したと発表した。

同作戦室はまた、タウヒード旅団がアアザーズ市に入り、同市および同市周辺の農村を制圧するとともに、バーブ・サラーマ国境通行所が再開されたと付言した。

シリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表はAFP(2月28日付)に、ダーイシュがラッカ県に近い農村地帯に撤退したと述べる一方、ジャラーブルス市、マンビジュ市の守備を固めていると指摘した。

一方、シリア人権監視団によると、アレッポ中央刑務所周辺などを軍が砲撃した。

他方、SANA(2月28日付)によると、アレッポ市ハナーヌー地区、ジャンドゥール地区、ハーウーズ交差点地区、旧市街、アルバイド村、クワイリス村、ラスム・アッブード村、アッザーン村、タッル・ジュバイン村、シャイフ・ナッジャール市(工業団地地区)、バーブ市北部、アナダーン市、フライターン市東部、バヤーヌーン町、アレッポ中央刑務所周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ヤブルード市周辺および同市郊外のリーマー農場を軍が空爆・砲撃、また軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)などからなる反体制武装集団と交戦した。

アラビーヤ(2月28日付)によると、軍によるカラムーン地方への空爆は22回に及び、NNA(2月28日付)によると、カラムーン地方で死亡した男女2人の遺体がベカーア県バアルベック郡アルサール地方の病院に搬送された。

一方、SANA(2月28日付)によると、東グータ地方とカラムーン地方を結ぶ支線道路で、軍が反体制武装集団を要撃し、アンサール・ハリーファ旅団、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員20人以上を殲滅した。

またリーマー農場、ヤブルード市、サフル村、ダーライヤー市、ドゥーマー市、ナシャービーヤ町、ヒジャーリーヤ農場、アーリヤ農場、ダイル・アティーヤ市、アドラー市ウンマーリーヤ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イスラーム戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ヌアイマ村、ダルアー県ダム街道地区を軍が「樽爆弾」などで空爆した。

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イドリブ県では、Syria-News(2月28日付)によると、スィンジャール町で、爆弾が仕掛けられた車が爆発し、市民15人が死亡、20人が負傷した。

活動家らは、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の攻撃だと疑っているという。

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ダマスカス県では、SANA(2月28日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またバーブ・シャルキー地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、女性・子供ら18人が負傷した。

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ハマー県では、SANA(2月28日付)によると、ハマー市郊外で軍がスーラーン自由人軍事部門を名乗る武装集団を軍が殲滅した。

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ヒムス県では、SANA(2月28日付)によると、ダール・カビーラ村、ガースィビーヤト・ナイーム村、サムアリール村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また東ドゥワイアル村、西ドゥワイアル村では、治安当局に投降した反体制武装集団メンバー60人が釈放された。

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ハサカ県では、ARA News(2月28日付)によると、ハサカ市タッル・ハジャル地区で爆弾が仕掛けられた車が爆発し、複数の市民が負傷した。

爆発はアサーイシュの車輌を狙ったものだという。

AFP, February 28, 2014、 Alarabia, February 28, 2014、AP, February 28, 2014、ARA News, February 28, 2014、Champress, February 28, 2014、Halabnews.com, February 28, 2014、al-Hayat, March 1, 2014、Iraqinews.com, February 28, 2014、Kull-na Shuraka’, February 28, 2014、Naharnet, February 28, 2014、NNA, February 28, 2014、Reuters, February 28, 2014、SANA, February 28, 2014、Syria-news.com, February 28, 2014、UPI, February 28, 2014などをもとに作成。

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最新論考「紛争下のシリアにおける政治構造の若干の変容(試論):「権力の二層構造」持続に向けた抜本的制度改革」『国際情勢 紀要』

青山弘之「紛争下のシリアにおける政治構造の若干の変容(試論):「権力の二層構造」持続に向けた抜本的制度改革」『国際情勢 紀要』第84号、2014年2月(世界政治経済調査会国際情勢研究所出版)、pp. 183-196。

Ⅰ はじめに
Ⅱ 紛争前の政治構造
Ⅲ 紛争下の政治構造
Ⅳ 結びに代えて

http://www.sekaiseikei.or.jp/kokusaijyosei.htm

2014年2月27日のシリア情勢:国内の暴力(追記)

ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(2月28日付)によると、カーミシュリー市にあるアッシリア民主機構の本部が、西クルディスタン移行期民政局に参加しているシリア正教民主連合に属する武装した男女によって襲撃された。

Kull-na Shuraka’, February 27, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

2014年2月27日のシリア情勢:国内の暴力

ダマスカス県では、パレスチナ自治政府(危機管理内閣)のアフマド・マジュダラーニー労働大臣がAFP(2月27日付)に対して、ヤルムーク区のパレスチナ難民キャンプの状況に関して「昨晩から今朝にかけて重要な二つの進展があった。すなわち、パレスチナ諸派からなる武装・非武装の部隊がキャンプに入り、キャンプ西部の治安維持のために展開した…。またキャンプ中心部につながる主要道路が開通し、緊急治療が必要な167人が搬送された」と述べた。

またマジュダラーニー労働大臣によると、UNRWAの人道支援物資がキャンプ内で配給されたという。

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ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(2月27日付)によると、タッル・マアルーフ町で、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)などからなるジハード主義武装集団が、コーラン暗誦学校、ハズナウィー家(著名なクルド人ウラマーの家系でナクシュバンディー教団)廟などを自爆攻撃などで破壊した。

ARA News(2月27日付)によると、この襲撃により、タッル・マアルーフ町はダーイシュに制圧され、ほとんどの住民が避難した。

これに関して、シリア・クルド国民評議会は声明を出し、ダーイシュによるタッル・マアルーフ町襲撃・占拠を非難した。

ARA News, February 27, 2014
ARA News, February 27, 2014

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ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(2月27日付)によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)ラッカ州の司令官の一人、アブー・バクル・フラーティー氏が県東部での戦闘で負傷し、戦死した。

フラーティー氏はダーイシュ治安委員会幹部でもあった。

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ダマスカス郊外県では、『ワタン』(2月27日付)によると、カラムーン地方ヤブルード市一帯で作戦を続行する軍部隊が、「ヤブルード市に面する二つの丘を制圧したのを受け、同市およびその周辺にゆっくりと進軍するための新たな計画実行の準備」を始めた。

これに関してAFP(2月27日付)は、治安筋の話として、軍によるカラムーン地方での作戦は漸進的な成果を上げており、ヤブルード市周辺の丘陵部は軍が制圧、反体制武装集団の兵站路も、そのほとんどが軍によって制圧されるか、交戦状態にあると伝えた。

SANA(2月27日付)によると、ヤブルード市で、軍がフィラース・ファウワーズ・カースィム氏ら多数の「テロリスト」を殺害した。

カースィム氏は、車爆弾によるテロの責任者だという。

また、ヤブルード市郊外、マシュラファ村、リーマー農場、ジャブアディーン町、サルハ市、ダーライヤー市、ムライハ市郊外、アドラー市旧市街、サイドナーヤー中央刑務所東部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

このほか、SANAによると、ブカイン市、マダーヤー町で投降した反体制活動家350人と、ダーライヤーで投降した反体制活動家82人の合わせて432人が釈放された。

SANA, February 27, 2014
SANA, February 27, 2014

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ヒムス県では、タラール・バラーズィー県知事が、ヒムス市旧市街からの住民退避に伴い一時身柄拘束されていた男性のうち50人が釈放されたと発表した。

『ハヤート』(2月28日付)によると、一時身柄拘束されていた15歳から55歳の男性の数は522人で、うち431人が釈放された。

バラーズィー県知事によると、現在も身柄拘束中の91人のうち、47人が兵役逃れ、9人が軍からの脱走の容疑で聴取を受けているという。

なおヒムス市旧市街から退避した住民の数は1,400人に達するという。

一方、シリア人権監視団によると、ヒムス市アクラマ地区(アラウィー派が多い地区)で、車爆弾ないしは迫撃砲弾着弾によると思われる爆発が起こり、3人が死亡、9人が負傷した。

またヒムス市ワアル地区で、軍と反体制武装集団が交戦し、軍が砲撃した。

他方、SANA(2月27日付)によると、ジュッブ・ジャッラーフ町、マスウーディーヤ村、ハーリディーヤ村・ダール・カビーラ村間、ラスタン市、ハワーシュ町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、『ハヤート』(2月28日付)によると、アレッポ市マサーキン・ハナーヌー地区を軍が空爆、イザーア地区では、軍とジハード主義武装集団と交戦した。

またシャイフ・ナッジャール市、アレッポ国際空港守備にあたる第80旅団基地近くで、ジハード主義武装集団が軍、国防隊、ヒズブッラーの拠点を砲撃、交戦した。

これに対し、軍は、アブティーン村のガソリン・スタンドを空爆した。

一方、SANA(2月27日付)によると、アレッポ市アンサーリー地区、ブスターン・カスル地区、バニー・ザイド地区、カッラーサ地区、ハーン・アサル村、ファーフィーン村、フライターン市、アウラム・クブラー町、クワイリス村、アルバイド村、ジュダイダ村、アレッポ中央刑務所周辺、アイン・ジャマージマ村、シャリーア村、ジャービリーヤ村、シャイフ・ナッジャール市(工業団地地区)、ナイラブ航空基地近くで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(2月27日付)によると、フール村、ハッジャ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(2月27日付)によると、ウカイリバート町一帯で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(2月27日付)によると、ジスリー村、ラスーム・バルガシャ村、マタッラ村、ダルアー県旧税関地区、ヨルダン通りで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(2月27日付)によると、カストゥーン村、カフルターター村、マアッルバリート村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, February 27, 2014、AP, February 27, 2014、ARA News, February 27, 2014、Champress, February 27, 2014、al-Hayat, February 28, 2014、Iraqinews.com, February 27, 2014、Kull-na Shuraka’, February 27, 2014、Naharnet, February 27, 2014、NNA, February 27, 2014、Reuters, February 27, 2014、SANA, February 27, 2014、UPI, February 27, 2014、al-Watan, February 27, 2014などをもとに作成。

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最新論考「アサド政権にさらなるフリーハンド:和平会議「破綻⼨前」の裏事情」(e-World)

青山弘之「アサド政権にさらなるフリーハンド:和平会議「破綻⼨前」の裏事情(特集II・シリアの隘路)」

e-World、2014年2月26日号 https://janet.jw.jiji.com/

■シリア政府に有利な戦況
■⾃国出⾝活動家の帰還恐れる⻄欧諸国

シリアでの紛争解決に向けた政府とシリア国⺠連合による初の直接和平交渉「ジュネーブ2会議」が、1⽉22⽇から2⽉15⽇にかけてスイスで開催された。・・・

2014年2月26日のシリア情勢:国内の暴力

ダマスカス郊外県では、SANA(2月26日付)によると、東グータ地方のナシャービーヤ町・マイダアー町・アドラー市工業団地地区・ドゥマイル市・ビイル・カサブ地区回廊で、軍がシャームの民のヌスラ戦線、イスラーム旅団を要撃し、サウジ人、カタール人、チェチェン人などを含む175人以上の戦闘員を殺傷した。

この戦闘は、東グータ地方への「テロリスト」の潜入を阻止するために行われた作戦の一環だという。

これに関して、シリア人権監視団は、ウタイバ村・マイダアー町間で軍とヒズブッラー戦闘員が反体制武装集団を要撃し、「イスラーム主義武装集団戦闘員が少なくとも70人死亡し、89人との連絡がとれなくなっており、死亡した模様だ」と発表した。

またシリア革命総合委員会のアーミル・カラムーニー報道官は、「革命家」が25日にヤブルード市周辺の軍の拠点複数カ所を攻撃し、150人以上の軍兵士とヒズブッラー戦闘員を殺害していたと主張した。

このほか、SANAによると、マシュラファ村北西部、リーマー農場、アタバ市、タラール・クーア・ハラス、ダーライヤー市、アルバイン市、ザマルカー町、アドラー市ウンマーリーヤ地区、ヤブルード市、タルフィーター村など、軍が反体制武装集団の追撃を続け、ヌスラ戦線、イスラーム戦線などの戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、シリア人権監視団によると、ヤブルード市周辺で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)などからなるジハード主義武装集団と交戦し、後者の戦闘員4人が死亡、また軍が同市周辺を砲撃・空爆した。

他方、クッルナー・シュラカー(2月26日付)などによると、タッル市商業高等学校校長で国民和解委員会メンバーのスライマーン・サルアス氏が、何者かに頭を銃で撃たれて殺害され、タッル市で遺体が発見された。

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ダマスカス県では、SANA(2月26日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、『ハヤート』(2月27日付)は、複数のパレスチナ消息筋の話として、ダマスカス県ヤルムーク区内で、ファタハが反体制武装集団と同地区内で治安維持活動にあたる合同治安部隊の結成に向けた交渉を行っていると報じた。

同報道によると、この合同部隊は280人の戦闘員からなっており、ファタハは、アサド政権と良好な関係にあるPFLP-GCとヤルムーク区の支配権をめぐって「激しい競争」を行っているのだという。

ヤルムーク区の反体制武装集団は約1,500人からなり、うち300人がシャームの民のヌスラ戦線、70人がイブン・タイミーヤ大隊、200人がアクナーフ・ムカッダス大隊の戦闘員だという。

なお、ヤルムーク区では、2月22日にハマースを除くパレスチナ諸派の使節団50人が地区内での武装解除の状況を確認する作業を行う一方、人道支援物資の流出を防ぐため、ヤルムーク区とダマスカス郊外県ハジャル・アスワド市、タダームン区の境界に諸派合同治安部隊が展開した(https://syriaarabspring.info/wp/?p=3897)。

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アレッポ県では、SANA(2月26日付)によると、アレッポ市サラーフッディーン地区、ブスターン・カスル地区、ハッダーディーン地区、ムスリミーヤ村、ワディーヒー村、畜産農場地区、シャイフ・ナッジャール市および同工業団地地区、自由貿易地区、アレッポ中央刑務所周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(2月26日付)によると、ダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区、ハウィーカ地区、マリーイーヤ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、アッバース大隊の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

またアレッポ市ムーカンブー地区で、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、子供1人を含む市民4人が死亡した。

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イドリブ県では、SANA(2月26日付)によると、アブー・ズフール航空基地周辺、タラブ村、マジュダリヤー村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(2月26日付)によると、シャフルーラ村、ラウダ村、ザーヒヤ村、スーダ村、ダブラ村、ドゥーリーン村、マルジュ・フーハ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、サウジ人、リビア人の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(2月26日付)によると、ダルアー市ヨルダン通り、技術研究所周辺、ジャフラ村、サムリーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、ARA News(2月26日付)が、民主統一党人民防衛隊によって制圧されたタッル・タムル町での「平穏」に乗じて、窃盗団による犯罪(商店などへの強盗)が横行し、アサーイシュが事態への対処に尽力している、と報じた。

AFP, February 26, 2014、AP, February 26, 2014、ARA News, February 26, 2014、Champress, February 26, 2014、al-Hayat, February 27, 2014、Iraqinews.com, February 26, 2014、Kull-na Shuraka’, February 26, 2014、Naharnet, February 26, 2014、NNA, February 26, 2014、Reuters, February 26, 2014、SANA, February 26, 2014、UPI, February 26, 2014などをもとに作成。

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2014年2月25日のシリア情勢:国内の暴力(追記2)

アレッポ県アイン・アラブ市(コバネ市)では、ARA(2月27日付)によると、シリア・クルド民主党(アル・パールティ)ナスルッディーン・イブラーヒーム派の党事務所に掲げられていたクルドの旗と委任統治領シリアの旗が何者かによって燃やされた。

ARA News, February 27, 2014をもとに作成。

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2014年2月25日のシリア情勢:国内の暴力(追記)

ダマスカス郊外県では、SANA(2月26日付)によると、東グータ地方のナシャービーヤ町・マイダアー町・アドラー市工業団地地区・ドゥマイル市・ビイル・カサブ地区回廊で、軍がシャームの民のヌスラ戦線、イスラーム旅団を要撃し、サウジ人、カタール人、チェチェン人などを含む175人以上の戦闘員を殺傷した。

この戦闘は、東グータ地方への「テロリスト」の潜入を阻止するために行われた作戦の一環だという。

これに関して、シリア人権監視団は、ウタイバ村・マイダアー町間で軍とヒズブッラー戦闘員が反体制武装集団を要撃し、「イスラーム主義武装集団戦闘員が少なくとも70人死亡し、89人との連絡がとれなくなっており、死亡した模様だ」と発表した。

またシリア革命総合委員会のアーミル・カラムーニー報道官は、「革命家」が25日にヤブルード市周辺の軍の拠点複数カ所を攻撃し、150人以上の軍兵士とヒズブッラー戦闘員を殺害していたと主張した。

このほか、SANAによると、マシュラファ村北西部、リーマー農場、アタバ市、タラール・クーア・ハラス、ダーライヤー市、アルバイン市、ザマルカー町、アドラー市ウンマーリーヤ地区、ヤブルード市、タルフィーター村など、軍が反体制武装集団の追撃を続け、ヌスラ戦線、イスラーム戦線などの戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、シリア人権監視団によると、ヤブルード市周辺で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)などからなるジハード主義武装集団と交戦し、後者の戦闘員4人が死亡、また軍が同市周辺を砲撃・空爆した。

他方、クッルナー・シュラカー(2月26日付)などによると、タッル市商業高等学校校長で国民和解委員会メンバーのスライマーン・サルアス氏が、何者かに頭を銃で撃たれて殺害され、タッル市で遺体が発見された。

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民主統一党人民防衛隊総司令部は声明を出し、西クルディスタン移行期民政局における「軍事掃討作戦」を終了し、「合法的な自衛権に則った自衛活動」に活動を限定すると発表した。

人民防衛隊は声明で「民主的自治機関の高官とジャズィーラ地方の防衛委員会(国防省)顧問の指示に従い、人民防衛隊(YPG)は三地域(ジャズィーラー、コバネ、アフリーン)、およびクルド人が暮らすアレッポ、ラッカ各地で、軍事掃討作戦を停止し、合法的な自衛権に則った自衛活動を行うことを遵守する」と発表した。

ARA News, February 26, 2014
ARA News, February 26, 2014

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ダマスカス県では、SANA(2月26日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、『ハヤート』(2月27日付)は、複数のパレスチナ消息筋の話として、ダマスカス県ヤルムーク区内で、ファタハが反体制武装集団と同地区内で治安維持活動にあたる合同治安部隊の結成に向けた交渉を行っていると報じた。

同報道によると、この合同部隊は280人の戦闘員からなっており、ファタハは、アサド政権と良好な関係にあるPFLP-GCとヤルムーク区の支配権をめぐって「激しい競争」を行っているのだという。

ヤルムーク区の反体制武装集団は約1,500人からなり、うち300人がシャームの民のヌスラ戦線、70人がイブン・タイミーヤ大隊、200人がアクナーフ・ムカッダス大隊の戦闘員だという。

なお、ヤルムーク区では、2月22日にハマースを除くパレスチナ諸派の使節団50人が地区内での武装解除の状況を確認する作業を行う一方、人道支援物資の流出を防ぐため、ヤルムーク区とダマスカス郊外県ハジャル・アスワド市、タダームン区の境界に諸派合同治安部隊が展開した(https://syriaarabspring.info/wp/?p=3897)。

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アレッポ県では、SANA(2月26日付)によると、アレッポ市サラーフッディーン地区、ブスターン・カスル地区、ハッダーディーン地区、ムスリミーヤ村、ワディーヒー村、畜産農場地区、シャイフ・ナッジャール市および同工業団地地区、自由貿易地区、アレッポ中央刑務所周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(2月26日付)によると、ダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区、ハウィーカ地区、マリーイーヤ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、アッバース大隊の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

またアレッポ市ムーカンブー地区で、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、子供1人を含む市民4人が死亡した

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イドリブ県では、SANA(2月26日付)によると、アブー・ズフール航空基地周辺、タラブ村、マジュダリヤー村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(2月26日付)によると、シャフルーラ村、ラウダ村、ザーヒヤ村、スーダ村、ダブラ村、ドゥーリーン村、マルジュ・フーハ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、サウジ人、リビア人の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(2月26日付)によると、ダルアー市ヨルダン通り、技術研究所周辺、ジャフラ村、サムリーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、ARA News(2月26日付)が、民主統一党人民防衛隊によって制圧されたタッル・タムル町での「平穏」に乗じて、窃盗団による犯罪(商店などへの強盗)が横行し、アサーイシュが事態への対処に尽力している、と報じた。

AFP, February 26, 2014、AP, February 26, 2014、ARA News, February 26, 2014、Champress, February 26, 2014、al-Hayat, February 27, 2014、Iraqinews.com, February 26, 2014、Kull-na Shuraka’, February 26, 2014、Naharnet, February 26, 2014、NNA, February 26, 2014、Reuters, February 26, 2014、SANA, February 26, 2014、UPI, February 26, 2014などをもとに作成。

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2014年2月25日のシリア情勢:国内の暴力

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ナッカーリーン村、タッラト・シャイフ・ユースフ、アレッポ国際空港を防衛する第80旅団基地周辺で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

またシャイフ・ナッジャール市工業団地地区周辺でも、軍、国防隊がヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、ムジャーヒディーン軍などと交戦した。

一方、SANA(2月25日付)によると、アレッポ市バニー・ザイド地区、シャイフ・ヒドル地区、ハナーヌー地区、ラーシディーン地区、スッカリー地区、ブスターン・カスル地区、シャイフ・サイード地区、シリアテル地区、工業団地地区、自由貿易地区、アレッポ中央刑務所周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区を軍が砲撃する一方、カーブーン区で軍とジハード主義武装集団が交戦し、武装集団戦闘員1人が死亡した。

一方、SANA(2月25日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またザバダーニー地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、カラムーン地方で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(2月25日付)によると、リーマー農場および周辺の丘陵地帯、マシュラファ村西部、ヤブルード市周辺、ダーライヤー市、ハーン・シャイフ・キャンプおよびその周辺、アドラー市旧市街、アルバイン市、ムライハ市、アーリヤ農場、ハラスター市警察病院東部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イスラーム戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

またハラスター市に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、2人が負傷した。

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ラッカ県では、Syria-News(2月25日付)によると、ラッカ市内で、「自由シリア軍」がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)ラッカ州(ウィラーヤト・ラッカ)の副アミールのアブー・ハムザ・トゥーニスィー氏を爆殺した。

「自由シリア軍」はトゥーニスィー氏が乗っていた車に爆弾を仕掛け爆発させ、同情していた複数の戦闘員も殺害したという。

トゥーニスィー氏は、シャームの民のヌスラ戦線の元メンバーで、ダーイシュ・ラッカ州の結成に貢献した人物。

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ヒムス県のタラール・バラーズィー県知事は、ヒムス市旧市街からの市民退避に伴い一時身柄拘束されていた男性のうち58人が釈放されたと発表した。

SANA(2月25日付)が伝えた。

またSANAによると、ガースィビーヤト・ナイーム村、サラーム・シャルキー村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県ではSANA(2月25日付)によると、ダルアー市各所で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(2月25日付)によると、ナイラブ村近郊、アブー・ズフール航空基地周辺、ジバーブ・ハマド村、ナースィリーヤ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(2月25日付)によると、マリーイーヤ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, February 25, 2014、AP, February 25, 2014、ARA News, February 25, 2014、Champress, February 25, 2014、al-Hayat, February 26, 2014、Iraqinews.com, February 25, 2014、Kull-na Shuraka’, February 25, 2014、Naharnet, February 25, 2014、NNA, February 25, 2014、Reuters, February 25, 2014、SANA, February 25, 2014、Syria-news.com, February 25, 2014、UPI, February 25, 2014などをもとに作成。

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2014年2月24日のシリア情勢:国内の暴力(追記2)

クッルナー・シュラカー(2月25日付)は、「自由シリア軍」の複数の消息筋の情報として、アサド政権を支援するとされるイラク人民兵組織のズー・フィカール旅団の司令官ハイダル・ジャブーリー氏(イラク人)が殺害されたと報じた。

Kull-na Shuraka', February 25, 2014
Kull-na Shuraka’, February 25, 2014

Kull-na Shuraka’, February 25, 2014などをもとに作成。

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2014年2月24日のシリア情勢:国内の暴力(追記)

ハサカ県では、ARA News(2月25日付)によると、カーミシュリー市内のハダーヤー・ホテルに設置された西クルディスタン移行期民政局のカーミシュリー市庁を国防隊(アサド政権を支持する民兵)が襲撃、職員複数名を逮捕した。

地元の活動家によると、これを受け、民主統一党のアサーイシュがハダーヤー・ホテルに急行し、国防隊の戦闘員複数を逮捕・連行した。

カーミシュリー市のアサーイシュ報道官を務めるムハンマド・ハッルー氏によると、アサーイシュが逮捕・連行した国防隊戦闘員の数は15人。

その後、国防隊とアサーイシュは逮捕者の身柄公刊を行い、市庁職員および国防隊戦闘員は全員釈放されたという。

ARA News, February 25, 2014をもとに作成。

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2014年2月24日のシリア情勢:国内の暴力

シリア赤新月社は声明を出し、シリア軍と反体制武装集団の間で「国民和解」が成立したダマスカス郊外県内の各地に人道支援物資6,650箱を配給したと発表した。

人道支援物資が配給されたのは、バイト・サフム市、ヤルダー市、バービッラー市などの5,450世帯、1万2,000人。

また、これらの地域で暮らす住民460人に対する医療支援が行われる一方、過去4日間で1,700人の患者が治療のために移送されたという。

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同じくダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、軍がナシャービーヤ町、ザバダーニー市郊外の山岳地帯、ランクース市郊外、ムライハ市周辺、ヤブルード市などを空爆・砲撃する一方、ヤブルード市周辺、サフル村周辺で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)などと交戦した。

一方、SANA(2月24日付)によると、ムウダミーヤト・カラムーン町の農場、ルハイバ市一帯、ジャブアディーン町・ジュッバ市・フーシュ・アラブ村交差点、ヤブルード市内、リーマー農場、サフル村北東部、マシュラファ村、ダイル・シールビーム東部、ハーン・シャイフ・キャンプ、ダイル・ハイバ市、ダーライヤー市、ナシャービーヤ町、カフルバトナー町、ムライハ市、ザバディーン市、ダイル・アサーフィール市、アーリヤ農場、アルバイン市、アドラー市ウンマーリーヤ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

またドゥーマー市郊外のガソリン・スタンド近くで、反体制武装集団が走行中の車を狙撃し、市民1人が死亡したほか、ジャルマーナー市に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、8人が負傷した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、サラフィー・ジハード武装主義集団のアブー・ズィヤーブ中隊などが軍との交戦の末に兵士3人を殺害し、ダルアー県とクナイトラ県を結ぶ要衝に位置するナースィリーヤ村を制圧した。

シャーム自由人イスラーム運動はビデオ声明を出し、アブー・ズィヤーブ中隊のほか、ハリール中隊、バドゥール中隊が戦闘に参加したことを明らかにした。

これを受け、軍はクルキス村に対して空爆・砲撃を加えた。

また複数の反体制サイトによると、クナイトラ県南部に展開する第61旅団の砲兵大隊基地、防空大隊基地、偵察大隊基地、歩兵大隊基地も「革命家」によって制圧されたという。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、インヒル市周辺で軍と反体制武装集団が交戦した。

一方、SANA(2月24日付)によると、アトマーン村、ダルアー中央刑務所周辺、ダルアー市ダム街道地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、ムウタッズ・ビッラー旅団の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、マルカダ町で、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)とシャームの民のヌスラ戦線が交戦した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市のラシュディーヤ地区、ハウィーカ地区、旧空港地区などで軍がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線と交戦した。

一方、SANA(2月24日付)によると、ダイル・ザウル市工業地区、旧空港地区、ラシュディーヤ地区、ジュバイラ地区、ハウィーカ地区、マリーイーヤ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、カルアト・ヒスン市、ザーラ村を軍が砲撃する一方、カルアト・ヒスン市周辺で軍とジュンド・シャーム大隊などからなるジハード主義武装集団が交戦した。

一方、SANA(2月24日付)によると、ハッターブ村、ウンム・ハーラタイン村、ガントゥー市、ビイル・ジャッバーブ村、ザーラ村、ハーリディーヤ村、ウンム・ラジーム村、タルビーサ市、ラスタン市、ヒムス市バーブ・ドゥライブ地区、ムライハ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、AFP(2月24日付)によると、シャイフ・ナッジャール市一帯で軍と反体制武装集団が激しく交戦した。

一方、SANA(2月24日付)によると、ラスム・アッブード村、クワイリス村、アンジャーラ村、アレッポ中央刑務所周辺、ダーラト・イッザ市、フライターン市、ハイヤーン町、工業団地地区、アブティーン村、ハーン・トゥーマーン村、シャイフ・サイード市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またアレッポ市では、カースティールー地区、スッカリー地区、ザルズール病院周辺、旧市街、ブスターン・カスル地区、ハーウーズ地区、ザバディーヤ地区、ジュダイダ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、クッルナー・シュラカー(2月25日付)、SANA(2月25日付)によると、アマーラ地区のマーリク通りにある軍検問所近くで、爆弾が仕掛けられた車が爆発し、3人が負傷した。

またSANA(2月24日付)によると、カッバース地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、女性1人が死亡した。

このほか、AFP(2月25日付)は、22日に治安当局に身柄を拘束されたアクラム・ブンニー弁護士が釈放されたと報じた。

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ハマー県では、SANA(2月24日付)によると、ムーリク市で、軍が反体制武装集団拠点に対して特殊作戦を行い、ジュンドッゥッラー旅団のサウジ人戦闘員らを殲滅した。

AFP, February 24, 2014、AP, February 24, 2014、ARA News, February 24, 2014、Champress, February 24, 2014、al-Hayat, February 25, 2014、Iraqinews.com, February 24, 2014、Kull-na Shuraka’, February 24, 2014、Naharnet, February 24, 2014、NNA, February 24, 2014、Reuters, February 24, 2014、SANA, February 24, 2014、UPI, February 24, 2014などをもとに作成。

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2014年2月23日のシリア情勢:国内の暴力

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコ国境に面するアティマ村の「オリエント病院」近くで、車に仕掛けられた爆弾が爆発し、活動家(野戦医師)ら14人が死亡した。

トルコ当局の高官によると、爆発による負傷者10人がトルコ領内に搬送された。

Kull-na Shuraka', February 23, 2014
Kull-na Shuraka’, February 23, 2014

イドリブ県で活動するという匿名の活動家はAFP(2月23日付)の取材に対して、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)による犯行の可能性が高いと述べた。

しかしオリエント病院を経営するガッサーン・サーヒブ氏はフェイスブックで、アサド政権による犯行だと非難した。

サーヒブ氏によると、オリエント病院は反体制勢力による「解放区」における最大の医療施設で、世界中の医師が医療活動に従事、これまで250万人を治療してきたという。

またシリア革命反体制勢力国民連立も声明を出し、オリエント病院へのテロを「アサド政権が医師、人道活動家に対して行ってきた一連の犯罪の一環」と非難した。

他方、反体制武装集団は、ヒーシュ村を手製の迫撃砲などで攻撃、同村から軍を撃退しようとした。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市ハラク地区では、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員がシャーム自由人イスラーム運動の本部に対して自爆攻撃を行い、司令官のアブー・ハーリド・スーリー氏を含む6人が死亡した。

またフライターン市、バーブ市、アレッポ市アンサーリー地区を軍が空爆し、子供2人を含む市民6人が死亡した。

このほか、タッルアラン村では、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が軍を襲撃した。

一方、SANA(2月23日付)によると、アレッポ市マルジャ地区、ブスターン・カスル地区、バニー・ザイド地区、旧市街、ハーウーズ交差点、サカン・シャバービー地区、ジュダイダ地区、シャイフ・ナッジャール市(工業団地地区)周辺、アブティーン村、ジュッブ・サファー村、クワイリス村、アルバイド村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、軍がヤブルード市、サフル村などに対する砲撃・空爆を続けた。

一方、SANA(2月23日付)によると、アドラー市ウンマーリーヤ地区、ハラスター市、ヤブルード市北部のジャラージール町、マシュラファ村、リーマー農場、サフル村、アーリヤ農場、ハーン・シャイフ・キャンプおよび同市周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

またハラスター市、ジャルマーナー市に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、市民2人が負傷した。

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クナイトラ県では、クッルナー・シュラカー(2月23日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線などによる「あなたがたはアッラーの絆に皆でしっかりと縋り、分裂してはならない」作戦の開始を受けて、第324大隊司令部、ナースィリーヤ村の軍の拠点などを「自由シリア軍」が制圧したという。

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ヒムス県では、SANA(2月23日付)によると、タラール・バラーズィー県知事が、ヒムス市旧市街からの退避後に一時身柄拘束されていた男性のうち63人が新たに釈放されたと発表した。

また、カルアト・ヒスン市、ハーリディーヤ村、フーシュ・ザワーヒラ村、タルビーサ市、サアン村郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャリーア裁判所の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(2月23日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またアッバースィーイーン地区の競技場周辺に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、建物が被害を受けた。

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ダイル・ザウル県では、SANA(2月23日付)によると、軍がマリーイーヤ村周辺の丘陵地帯で反体制武装集団を掃討し、同地を制圧した。

またブーライル村で軍は反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、SANA(2月23日付)によると、バースィル・ダムの水門を反体制武装集団が破壊した。

一方、ARA News(2月23日付)は、民主統一党人民防衛隊によるタッル・ブラーク町制圧を受け、ハサカ市のアズィーズィーヤ地区とサーリヒーヤ地区でアラブ系住民とクルド系住民の緊張が高まっていると報じた。

これらの地区はクルド系住民が多く住んでおり、アラブ系部族の若者が襲撃を脅迫しているという。

AFP, February 23, 2014、AP, February 23, 2014、ARA News, February 23, 2014、Champress, February 23, 2014、al-Hayat, February 24, 2014、Iraqinews.com, February 23, 2014、Kull-na Shuraka’, February 23, 2014、Naharnet, February 23, 2014、NNA, February 23, 2014、Reuters, February 23, 2014、SANA, February 23, 2014、UPI, February 23, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

2014年2月22日のシリア情勢:国内の暴力

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区で軍が、ジハード主義武装集団と交戦、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、ハビーブ・ムスタファー旅団が行った爆弾攻撃により、兵士32人が死亡した。

一方、SANA(2月22日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イスラーム戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

またハラスター市郊外の警察病院に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、3人が負傷した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、またカスタル村周辺で、軍とジハード主義武装集団が交戦し、軍がヤブルード市周辺を砲撃した。

また、SANA(2月22日付)によると、ヤブルード市および同市周辺、ダーライヤー市、ハーン・シャイフ・キャンプおよび同市周辺、ダイル・ハビーヤ村、キスワ市郊外、ドゥーマー市、アルバイン市、ハラスター市、アーリヤ農場で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、ハッジャ村周辺で、軍、国防隊とジハード主義武装集団が交戦し、軍が同地域を空爆した。

また、SANA(2月22日付)によると、軍がラスム・フール農場、ラスム・サッド農場を制圧し、反体制武装集団を殲滅、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市インザーラート地区などに軍が「樽爆弾」で空爆を行った。

Kull-na Shuraka', February 22, 2014
Kull-na Shuraka’, February 22, 2014

また、クッルナー・シュラカー(2月22日付)によると、アレッポ市旧市街でバアス大隊を指揮するハサン・バシール氏がアブー・アマーラ特殊任務中隊によって暗殺された。

一方、SANA(2月22日付)によると、アレッポ市シャイフ・サイード地区、ジャズマーティー地区、スッカリー地区、インザーラート地区、ブスターン・カスル地区、カーディー・アスカル地区、マルジャ地区、ジュダイダ地区、シャイフ・ナッジャール市(工業団地地区)、マーイル町、クワイリス村、アレッポ中央刑務所周辺、ラスム・アッブード村、カスキース村、イダ村、アターリブ市、マンスーラ村、スバイヒーヤ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、民主統一党人民防衛隊がタッル・ブラーク町でのイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)との戦闘を征し、ダーイシュを放逐した。

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ダルアー県では、SANA(2月22日付)によると、ダルアー市キャンプ地区、ダム街道地区、クード・スルターン地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(2月22日付)によると、ブワイティー村、タッル・サラムー村、カルア・ガザール村、マジャース村、アブー・ズフール航空基地周辺、ナビー・アイユーブ高地、マアッルディブサ村、タルヒーヤ農場で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(2月22日付)によると、タッルドゥー市、カフルラーハー市、アブー・ハワーディード村、ウンム・サフリージュ村、タルビーサ市、アブー・アナズ農場、ウンム・ラジーム村、ラスタン市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イスラーム戦線、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

 

AFP, February 22, 2014、AP, February 22, 2014、Champress, February 22, 2014、al-Hayat, February 23, 2014、Iraqinews.com, February 22, 2014、Kull-na Shuraka’, February 22, 2014、Naharnet, February 22, 2014、NNA, February 22, 2014、Reuters, February 22, 2014、Rihab News, February 22, 2014、SANA, February 22, 2014、UPI, February 22, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

2014年2月21日のシリア情勢:国内の暴力

ヒムス県では、タラール・バラーズィー県知事がAFP(2月21日付)に、ヒムス市旧市街から退避後に一時身柄拘束されていた男性のうち新たに38人が釈放されたと述べた。

バラーズィー県知事によると、現在もなお195人の男性が一時身柄拘束されているという。

SANA, February 21, 2014
SANA, February 21, 2014

バラーズィー県知事によると、身柄拘束されている男性は、兵役逃れの容疑など取り調べを受けており、兵役義務がない42歳以上の男性については即時釈放されるという。

シリア人権監視団によると、身柄拘束中の男性は、ヒムス市ダブラーン地区のアンダルス学校、軍事情報局に拘置されている。

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同じくヒムス県では、シリア人権監視団によると、クマイリー村(アラウィー派の村)を襲撃したジハード主義武装集団を、軍、国防隊が撃退、戦闘員18人を殲滅した。

一方、SANA(2月21日付)によると、ヒムス市ワアル地区、ガースィビーヤ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市ハムダーニーヤ地区にある軍事アカデミーをジハード主義武装集団が襲撃する一方、軍はウワイジャ地区、アターリブ市近郊の第46連隊基地を「樽爆弾」などで空爆した。

一方、SANA(2月21日付)によると、アレッポ市旧市街、マルジャ地区、ブスターン・カスル地区、ムスリミーヤ村、アレッポ中央刑務所周辺、工業団地地区、ジャービリーヤ村、ウワイジャ地区、ハンダラート・キャンプ、ダーラト・イッザ市、カサーラート村、ワディーヒー村、アターリブ市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、『ハヤート』(2月22日付)によると、ダーナー市でまたアフリーン市郊外のウールクーン村出身のクルド人女性の遺体が発見された。

この女性は、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)によって3ヶ月前に拉致され、頭を撃たれ、死亡したのち、遺棄されたのだという。

一方、SANA(2月21日付)によると、アブー・ズフール町、マジャリヤー村、サルマダー市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ダーライヤー市、ドゥーマー市を軍が「樽爆弾」で空爆する一方、ジハード主義武装集団がマアルーラー市・アイン・ティーナ村間で軍部隊を襲撃、兵士4人を殺害した。

一方、SANA(2月21日付)によると、ヤブルード市および同市周辺、マシュラファ村、ワーディー・ジャラービーア、ヤブルード市・サフル村街道、ダーライヤー市、ハーン・シャイフ・キャンプおよび同市周辺、ザーキヤ町、シャキーク農場、タッル・アブー・スィーフ、フライラ市郊外の山間部、ドゥーマー市、アーリヤ農場、ムライハ市、ザバディーン市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、ムウダミーヤト・カラムーン町一帯の国民和解委員会のアフマド・アミーン・サアドッディーン委員長とダマスカス県旧市街にあるウマイヤ・モスクのムアッズィンのファフド・アフマド・マグリビー氏の射殺体が発見された。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ムーリク市東部で、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団が、軍、国防隊と交戦した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、マルカダ町周辺で、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなるジハード主義武装集団が、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と交戦した。

一方、ラジオ・ロザナ(2月21日付)によると、カーミシュリー市で、「テロとの戦い」を支持する官制デモに対抗するかたちで、アサド政権に反対するデモが行われた。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、タリーム村で、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と交戦し、ダーイシュの戦闘員13人とジハード主義武装集団の司令官1人が死亡した。

またマリーイーヤ村が軍の砲撃を受けた他、ガリーバ村で爆発が発生し(ダーイシュの犯行と思われる)、複数が死傷した。

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ダルアー県では、『ハヤート』(2月22日付)によると、軍が各所に砲撃、空爆を強化した。

一方、SANA(2月21日付)によると、ヒルバト・ガザーラ町、アーイブ村、サムリーン村、ダーイル町、イブタア町、西ガーリヤ村、ウンム・マヤーズィン町、マアルバ町、サイダー町・タイバ町間、カラク村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(2月21日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(2月21日付)によると、サルマー町、グナイミーヤ村、ザーヒヤ村、スーダ村、ラウダ村、シャフルーラ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イラク人、モロッコ人、イエメン人の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, February 21, 2014、AP, February 21, 2014、Champress, February 21, 2014、al-Hayat, February 22, 2014、Iraqinews.com, February 21, 2014、Kull-na Shuraka’, February 21, 2014、Naharnet, February 21, 2014、NNA, February 21, 2014、Reuters, February 21, 2014、Rihab News, February 21, 2014、SANA, February 21, 2014、UPI, February 21, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

2014年2月20日のシリア情勢:国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、「国民和解」が実現したバービッラー市で、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)戦闘員が市庁舎に掲げられたシリア国旗を引きずり下ろして焼き払った。

しかし、政権との停戦に同意した同市内の名望家たちは、「和解」を継続し、人道支援物資を搬入したことを明らかにしたという。

またシリア人権監視団によると、ドゥーマー市・アルバイーン市間一帯を空爆する軍戦闘機がジハード主義武装集団の応戦によって損傷した。

このほか、同監視団によると、軍はサフル村、ダーライヤー市などに対しても「樽爆弾」で空爆を行う一方、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がヤブルード市、リーマー農場、ワーフィディーン・ゴラン高原難民キャンプなどで反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(2月20日付)によると、リーマー農場、ヤブルード市北部および南東部一帯、フライラ市郊外の山岳地帯、ダーライヤー市、ハーン・シャイフ・キャンプおよび同市郊外、ザマルカー町、ハッザ町、ハラスター市、ムライハ市郊外、アーリヤ農場、ランクース市郊外などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャーム自由人イスラーム運動の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

他方、リハーブ・ニュース(2月21日付)によると、イスラーム軍がドゥマイル市郊外にある軍の電子戦争大隊本部を制圧した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、旧市街のザーヒラ地区で軍の退役准将とその妻娘の3人の他殺体が発見された。

一方、SANA(2月20日付)によると、ジャウバル区、カダム区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、バーブ・サラーマ国境通行所近くで大きな爆発があり、複数の負傷者が救急車両でトルコのキリス市に搬送された。

クッルナー・シュラカー(2月21日付)によると、爆発を受けて、トルコ当局は国境通行所を閉鎖した。

またシリア人権監視団によると、アレッポ中央刑務所の正門前と刑務所内の施設近くで、シャームの民のヌスラ戦線戦闘員が爆弾を仕掛けた車などで自爆攻撃を行い、兵士8人を殺害した。

クッルナー・シュラカー(2月21日付)によると、これを受け、軍は刑務所周辺に「樽爆弾」16発を投下した。

これに関して、SANA(2月20日付)は、反体制武装集団がアレッポ中央刑務所を襲撃したが、軍がこれを撃退したと報じた。

このほか、アレッポ市マサーキン・ハナーヌー地区が軍による「樽爆弾」の攻撃を受ける一方、旧市街などで軍と反体制武装集団が交戦した。

一方、SANA(2月20日付)によると、アレッポ市スッカリー地区、インザーラート地区、旧市街、サーフール地区、シャイフ・サイード地区、ハナーヌー地区、ブスターン・カスル地区、サイフ・ダウラ地区、シャイフ・ヒドル地区、ジュダイダ地区、クワイリス村、ブライジュ村、ラスム・アッブード村、工業団地地区、アターリブ市、アウラム・クブラー町、アッザーン村、ハッダーディーン村、アイン・ジャマージマ村、アレッポ中央刑務所周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またアレッポ市ナイル通りに反体制武装集団が打った迫撃砲弾1発が着弾し、子供1人が死亡した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市ワアル地区に人道支援物資が搬入された。

またシャーム自由人イスラーム運動がヒムス・タドムル街道で軍の士官(少尉)1人を含む兵士6人を要撃・殺害する一方、カルヤタイン市住民が身柄拘束中に軍の拷問を受けて死亡した。

さらにラスタン市が軍の砲撃を受けるとともに、クマイリー村検問所などで軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員とジュンド・シャーム大隊が交戦した。

一方、SANA(2月20日付)によると、ムシャイリファ村、ヒムス市クスール地区、旧市街灌漑水路近く、サアン村、バイト・ハッジュー村、ウユーン・フサイン村、タルビーサ市、タイバ村、クマイリー村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、ジュンド・シャーム大隊の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ジャースィム市、インヒル市が軍の「樽爆弾」による攻撃を受けた。

一方、SANA(2月20日付)によると、ヨルダン領内からマターイヤ村に潜入しようとした反体制武装集団を軍が撃退した。

またズィムリーン村、サムリーン村、ダルアー市旧税関地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

他方、リハーブ・ニュース(2月21日付)によると、「自由シリア軍」がナワー市郊外の軍検問所2カ所を制圧した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団との戦闘で、軍の兵士12人が死亡した。

一方、SANA(2月20日付)によると、ジュバーター・ハシャブ村街道で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(2月20日付)によると、カフルズィーター市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(2月20日付)によると、ダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区、ハウィーカ地区、ジュバイラ地区、マリーイーヤ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、SANA(2月20日付)によると、ハサカ県マサーキン・マハッタ地区で反体制武装集団が手榴弾を投げ、市民1人が負傷した。

AFP, February 20, 2014、AP, February 20, 2014、Champress, February 20, 2014、al-Hayat, February 21, 2014、Iraqinews.com, February 20, 2014、Kull-na Shuraka’, February 20, 2014, February 21, 2014、Naharnet, February 20, 2014、NNA, February 20, 2014、Reuters, February 20, 2014、Rihab News, February 21, 2014、SANA, February 20, 2014、UPI, February 20, 2014などをもとに作成。

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2014年2月19日のシリア情勢:国内の暴力

ヒムス県では、タラール・バラーズィー県知事がAFP(2月19日付)に対して、ヒムス市旧市街(ディーワーン地区、ハミーディーヤ地区)から新たに11人の市民が退避したことを明らかにした。

バラーズィー県知事によると、市民の退避作業は、武装集団の発砲で中断していたが、この日の退避作業は国連の調整なしに、現地の名望家や宗教指導者のイニシアチブのもとに行われたという。

一方、SANA(2月19日付)によると、カフルラーター村、ダール・カビーラ村、キースィーン村、ブルジュ・カーイー村・タッルドゥー市間、ラスタン市、ウンム・リーシュ村・ラスム・アルナブ村間、サアン村郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア・ライヴ・ネットワーク(2月19日付)によると、アレッポ市旧市街のアレッポ城の近くにある軍本部の地下にイスラーム戦線がトンネルを掘って爆発を仕掛け爆破、本部棟が全壊し、兵士30人以上を殺害した。

また『ハヤート』(2月20日付)によると、軍とイスラーム戦線が市内の警察署前、旧市街のアワーミード地区、スーク・ハリール地区で交戦する一方、軍はマサーキン・ハナーヌー地区、スッカリー地区、インザーラート地区、アターリブ市を「樽爆弾」で空爆したという。

一方、SANA(2月19日付)によると、アレッポ市バニー・ザイド地区、ハイダリーヤ地区、インザーラート地区、サーフール地区、マサーキン・ハナーヌー地区、ブスターン・カスル地区、ジュダイダ地区、クワイリス村、ブライジュ村、サルバス村、ウワイジャ地区、フサーミーヤ村、ハンダラート・キャンプ、ラスム・アッブード村、工業団地地区(シャイフ・ナッジャール市)、フマイマ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、軍がヤブルード市、ハッザ氏、ジスリーン町、ハムーリーヤ市、サクバー市周辺、ダーライヤー市などを砲撃・空爆する一方、ヘリコプターがヤブルード市にビラを散布、武装集団メンバーに対してシリア・アラブ軍への投降を呼びかけた。

一方、SANA(2月19日付)によると、ヤブルード市一帯、サフル村郊外、ムシュリファ市郊外、リーマー農場、ルハイバ市東部、アーリヤ農場、アシュアリー農場、ハーン・シャイフ・キャンプおよびその郊外、ダーライヤー市、ハラスター市、アルバイン市、アドラー市ウンマーリーヤ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

またハラスター市では、反体制武装集団が警察病院を砲撃し、建物に被害が出た。

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ダルアー県では、UNRWA(ベイルート)が声明を出し、ムザイリーブ町でUNRWAが運営する学校に対する砲撃で、子供5人を含む18人が死亡した。

これに関して、シリア人権監視団は、軍による「樽爆弾」の投下で、19人が死亡したと発表した。

またシリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、政権による「虐殺」と批判した。

一方、SANA(2月19日付)によると、ムザイリーブ町で軍が「テロリスト」6人を殲滅したほか、ムハッジャ村入口などで、軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、ハッジャ村、ズバイダ村、バルザン村で軍と反体制武装集団が交戦し、軍がハッジャ村一帯を空爆した。

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ラッカ県では、Syria-News(2月19日付)によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が、アイン・アルース村出身のメンバー2人と、シャルカラーク村出身のメンバー1人がダーイシュ検問所を襲撃したとして処刑した。

またタッル・アブヤド市でも、ダーイシュの武器を襲撃したメンバー1人が粛清・処刑されたという。

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イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(2月19日付)によると、ナスル中隊の盾旅団がハーン・シャイフーン市の南部と北部をつなぐ橋を爆破したと発表した。

一方、SANA(2月19日付)によると、バーブ・ハワー国境通行所近くにあるシャリーア法廷本部に対して軍を攻撃・破壊し、複数の戦闘員を殺傷した。

またクマイナース村では軍が反体制武装集団を要撃し、戦闘員35人を殺害、車輌4台を破壊、またファイルーン村、タッル・サラムー村、マジャース村、シュワイハ村、ナイラブ村近郊、ダブシャ村でも、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

このほか、マストゥーマ村、フーア市に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、男女2人が死亡した。

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ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(2月19日付)によると、ラアス・アイン市で民主統一党のアサーイシュが、前日に拘束した青年の遺体を家族に引き渡した。

Kull-na Shuraka', February 19, 2014
Kull-na Shuraka’, February 19, 2014

この青年は、灯油販売業者と家族の間で発生したトラブルを受けて身柄を拘束されていたという。

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ダマスカス県では、SANA(2月19日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またサブア・バフラート広場、ジャラー通りに迫撃砲弾3発が着弾し、女性1人が死亡した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(2月19日付)によると、ダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区、旧空港地区などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(2月19日付)によると、ムハルダ市に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が着弾し、2人が死亡、6人が負傷したほか、スカイラビーヤ市・ハマー市間の街道で反体制武装集団が爆弾を仕掛けた車を爆破するなどして攻撃し、7人が負傷した。

さらにハマー市でも爆弾が仕掛けられた車が爆発し、市民3人が負傷した。

AFP, February 19, 2014、AP, February 19, 2014、Champress, February 19, 2014、al-Hayat, February 20, 2014、Iraqinews.com, February 19, 2014、Kull-na Shuraka’, February 19, 2014、Naharnet, February 19, 2014、NNA, February 19, 2014、Reuters, February 19, 2014、Rihab News, February 19, 2014、SANA, February 19, 2014、Syria Live Network, February 19, 2014、UPI, February 19, 2014などをもとに作成。

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2014年2月18日のシリア情勢:国内の暴力

ロイター通信(2月18日付)などは、休戦(政権が言うところの「国民和解」)が実現したダマスカス郊外県バービッラー市で、軍の将兵と反体制武装集団の戦闘員が笑顔で握手を交わし、懇談する写真などを配信した。

al-Hayat, February 18, 2014
al-Hayat, February 18, 2014
al-Hayat, February 18, 2014
al-Hayat, February 18, 2014

これらの写真は、欧米諸国の報道機関などに対して政府当局が準備した報道ツアーに同行したロイター通信のカメラマンらが撮影したものだという。

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同じくダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ヤブルード市一帯での軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員の攻勢により、ジハード主義武装集団の特殊任務大隊の司令官を含む3人が、ヤブルード市郊外、ジャイルード市郊外で死亡した。

この戦闘に関して、SANA(2月18日付)は、軍が、イスラーム戦線司令官の一人でサウジアラビア人の「アブー・マーリク」と、同戦線内務治安局長のサミール・ナスルッラー・ラフムーン氏、「同地域のテロ活動を唱導し、資金援助を行ってきた」とされるマフムード・ウルーク氏(アブー・アリー・ヤブルーディー)、そしてシャーム自由人イスラーム戦線メンバーで同じく「同地域のテロ活動を唱導し、資金援助を行ってきた」とされるアナス・アッブード氏とルクン・ミスカール氏を殺害したと報じた。

Kull-na Shuraka', February 18, 2014
Kull-na Shuraka’, February 18, 2014

またシリア人権監視団によると、ヒライラ市周辺の非居住地域などを軍が砲撃した。

一方、SANA(2月18日付)によると、ヤブルード市一帯、サフル村郊外、ジャラージール町郊外、リーマー農場、サーリヒーヤ農場、アーリヤ農場、ムライハ市郊外、ダイル・アサーフィール市郊外、アドラー市ウンマーリーヤ地区、ジャイルード市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イスラーム戦線の外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

またドゥーマー市郊外のガソリン・スタンド近くで反体制武装集団が住民に発砲、1人が死亡した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ガルナータ村が軍の砲撃を受ける一方、ザーラ村周辺での軍、国防隊との戦闘で、ジハード主義武装集団戦闘員6人が死亡した。

またフーリーン村では、軍の拘置所で男性1人が拷問を受け死亡した。

このほか、クッルナー・シュラカー(2月18日付)によると、軍がカルアト・ヒスン市を空爆した。

一方、SANA(2月18日付)によると、ザーラ村、ダール・カビーラ村、タドムル市郊外のシャーイル山(ハマー県)西部、タルビーサ市、ハッターブ村、サラーム・シャルキー村、ハーリディーヤ村、ガースィビーヤト・ナイーム村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、クワイリス航空基地周辺、シャイフ・ナッジャール市周辺で、シャームの民のヌスラ戦線、ハドラー大隊などからなる武装集団が軍と交戦する一方、軍が工業団地地区一帯を砲撃した。

またクルド人が多く住むアフラス村を武装した何者かが襲撃、村人15人を拉致・連行した。

さらにアレッポ市ではアーミリーヤ地区で市民が射殺されたほか、マシュハド地区に迫撃砲弾が着弾し、建物などが被害を受けた。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、西サムダーニーヤ村、ウンム・バーティナ村、クサイバ村、アイン・ザイワーン村が軍の砲撃、「樽爆弾」などによる空爆を受けた。

一方、SANA(2月18日付)によると、軍がタッラト・ヤルズンを制圧した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ラッカ市内のラシード公園で、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が祝宴を行い、「復興評議会」(ダーイシュと対立する反体制武装集団)をと殺すると唱道する一方、アレッポ市奪還を誓ったという。

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ダルアー県では、SANA(2月18日付)によると、二ムル村・ハーッラ市間の街道、ナスィーブ村、ウンム・マヤーズィン町、フラーク市郊外、ダルアー市・ナーフタ町間の街道で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、SANA(2月18日付)によると、ジャドヤー村・サラーヒド村間で、ラジャーとの鷹大隊メンバー3人を関係当局が強盗殺人容疑で逮捕した。

AFP, February 18, 2014、AP, February 18, 2014、Champress, February 18, 2014、al-Hayat, February 19, 2014、Iraqinews.com, February 18, 2014、Kull-na Shuraka’, February 18, 2014、Naharnet, February 18, 2014、NNA, February 18, 2014、Reuters, February 18, 2014、Rihab News, February 19, 2014、SANA, February 18, 2014、UPI, February 18, 2014などをもとに作成。

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2014年2月17日のシリア情勢:国内の暴力

ダマスカス郊外県のフサイン・マフルーフ知事はバービッラー市の裁判所前で記者団に対し、市民の献身的な努力と、軍、国防隊との真の協力関係のもと、同市、バイト・サフム市、ヤルダー市などで国民和解が実現したと発表、同地住民に対して電気などにインフラ、医療、清掃業務、食糧品などを提供する準備が完了したと発表した。

SANA, February 17, 2014
SANA, February 17, 2014

SANA(2月17日付)によると、バービッラー市の裁判所前には多数の市民が集まり、復興を祝ったという。

これに関して、シリア人権監視団は、バービッラー市で、軍と反体制武装集団の「停戦合意」(シリア政府が言うこと頃の国民和解、ないしは人民和解)を受け、多数の市民が退避し、軍の技術部隊が入り、仕掛け爆弾、地雷などの捜索・撤去作業を行うとともに、同市議事堂、政府関連施設にシリア国旗を掲揚したことを明らかにした。

同監視団によると、退避・避難したバイト・サフム市およびスィーディー・ミクダード町住民は帰宅を待ち望んでおり、また軍兵士と反体制武装集団兵士が銃を持ったまま相まみえているという。

また『ハヤート』(2月18日付)によると、停戦合意を受けて、当局は武装集団メンバー300人以上の身柄を解放したという。

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同じくダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ヤブルード市郊外のラアス・マアッラ町周辺、サフル村周辺で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦、軍が「樽爆弾」などで攻撃・砲撃した。

また、SANA(2月17日付)によると、ヤブルード市周辺、ダーライヤー市、ドゥーマー市、アルバイン市、リーマー農場、サーリヒーヤ農場、ムシュリファ市、アーリヤ農場で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イスラーム戦線、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

またジャルマーナー市に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、市民2人が死亡した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ヤルムーク区のパレスチナ難民キャンプにあるライージャ広場でパレスチナ人武装集団の戦闘員100人余りがシリア軍に武器を引き渡し、その後、シリア軍技術部隊が地区内で地雷、爆弾の捜索・撤去作業を行った。

一方、SANA(2月17日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(2月17日付)によると、軍がシャイフ・ナッジャール市とタッラト・ガーリーを完全制圧し、反体制武装集団の拠点を破壊した。

またアレッポ中央刑務所周辺、クワイリス村、ラスム・アッブード村、カフルサギール村、シャイフ・ナッジャール市(工業団地地区)、アレッポ市マルジャ地区、カーディー・アスカル地区、旧市街で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、シリア人権監視団によると、アレッポ市アシュラフィーヤ地区に対する軍の砲撃により、クルド人戦線旅団のアラー・ジャッブー総司令官が負傷、死亡した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、イスラーム戦線がラッカ市内で17日深夜からイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)戦闘員の逮捕・摘発活動を行い、複数の逮捕者を連行した。

これに対し、ダーイシュは、ダイル・ザウル県とラッカ県を結ぶ街道を閉鎖し、食糧物資の輸送を禁じたという。

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ヒムス県では、SANA(2月17日付)によると、ヒムス市旧市街から退避後に当局に身柄拘束されていた15歳から55歳の男性のうち17人が新たに解放された。

また、ザーラ村、カルアト・ヒスン市、ハーリディーヤ村、ダール・カビーラ村、ヒムス市マサービグ地区、カラービース地区、クスール地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、シリア人権監視団によると、ザーラ村、カルアト・ヒスン市一帯で、軍、国防隊が、ジュンド・シャーム機構などからなるジハード主義武装集団と交戦、軍が空爆を行った。

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ハマー県では、シリア人権監視団、SANA(2月17日付)によると、軍と国防隊がマアーン村を完全制圧した。

一方、クッルナー・シュラカー(2月17日付)によると、「自由シリア軍」が政治治安部ハマー支部の特捜課長(アブー・ガーズィー氏)の自動車に車を仕掛け爆破、同課長を暗殺した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(2月17日付)によると、ダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区、ジュバイラ地区、ウルフィー地区、ハウィーカ地区、工業地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(2月17日付)によると、バイト・アブラク村、アイン・サームール村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、サウジアラビア人の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(2月17日付)によると、クーリーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(2月17日付)によると、ダルアー市各所、ヒルバト・ガザーラ町郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, February 17, 2014、AP, February 17, 2014、Champress, February 17, 2014、al-Hayat, February 18, 2014、Iraqinews.com, February 17, 2014、Kull-na Shuraka’, February 17, 2014、Naharnet, February 17, 2014、NNA, February 17, 2014、Reuters, February 17, 2014、Rihab News, February 17, 2014、SANA, February 17, 2014、UPI, February 17, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.