ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県ムハイミーダ村で北・東シリア地域民主自治局の車輌を襲撃し、隊員1人を負傷(2025年3月6日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがムハイミーダ村で、北・東シリア地域民主自治局の車輌を襲撃し、隊員1人を負傷させた。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県ティシュリーン・ダム一帯などを攻撃(2025年3月6日)

アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後4時頃、ティシュリーン・ダム一帯を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍が午後6時頃、戦闘機でティシュリーン・ダム一帯を爆撃した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は午後7時頃、スィッリーン町一帯を砲撃した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

スワイダー市のカラーマ広場でシャルア暫定大統領が指導する新政権の政策を拒否する抗議デモ(2025年3月6日)

スワイダー県では、スワイダー24によると、スワイダー市のカラーマ広場(旧サイル広場)で、アフマド・シャルア暫定大統領が指導する新政権の政策を拒否する抗議デモが行われた。

デモ参加者は、ドゥルーズ派の五色旗を掲げ、ドゥルーズ派の最高宗教指導者であるヒクマト・ヒジュリー師支持を表明、「暫定政府は職にしがみつくだけで、国家を築こうとはしていない」といった抗議の声を上げた。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ラタキア県での戦闘激化を受け、タルトゥース市とラタキア市でアラウィー派イスラーム最高評議会の呼びかけを受けて、治安作戦の停止を訴える抗議デモ:内務省総合治安局はタルトゥース市で外出禁止令を発出(2025年3月6日)

シリア人権監視団によると、タルトゥース市とラタキア市ダアトゥール地区では、アラウィー派イスラーム最高評議会の呼びかけを受けて、ジャブラ市および周辺農村地帯に対する治安作戦の停止を訴える抗議デモを行った。




タルトゥース県では、SANAによると、内務省総合治安局は、これを受けて、午後10時から翌午前10時までタルトゥース市で外出禁止令を発出した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県スィッリーン町一帯を攻撃(2025年3月5日)

アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が4日深夜から5日未明にかけて、カラ・クーザーク橋一帯を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍の戦闘機複数機が4日深夜から5日未明にかけて、スィッリーン町近郊のガサク村、ティーナ村を爆撃した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が未明に、アイン・アラブ(コバネ)市近郊のカルリーシュク村を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は午後2時頃、ティシュリーン・ダム一帯を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は午後2字頃、スィッリーン町の穀物サイロ一帯、カズク村、ドゥーカーン村、スィーナ村を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は午後9時頃、ティシュリーン・ダム一帯を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍の戦闘機複数機が午後11時頃、スィッリーン町近郊のカサク村を爆撃、またトルコ軍とシリア国民軍がティシュリーン・ダム一帯を砲撃した。

ANHAによると、シリア民主軍広報センターは、ティシュリーン・ダム一帯、カラ・クーザーク橋一帯でトルコ軍の攻撃に応戦し、無人航空機2機を撃墜したと発表した。

ANHAによると、シリア民主軍の広報センターはトルコ軍、シリア国民軍との戦闘で兵士4人が新たに戦死したと発表した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

スワイダー軍事評議会は一部グループがシャーム解放機構の支援を受けてスワイダー県とその社会に浸入しようとしていると指摘、「ダマスカスに存在する事実上の権力」を拒否すると表明(2025年3月5日)

スワイダー軍事評議会の広報センターはフェイスブックを通じて声明を出し、一部のグループがシャーム解放機構(新政権)の支援を受けて、評議会と連携せずにスワイダー県とその社会に浸入しようとしていると指摘、こうした行為を非難、拒否すると表明し、「ダマスカスに存在する事実上の権力」を拒否する姿勢を確認した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ドゥルーズ派最高位の宗教指導者ヒジュリー師:「我々の計画は愛国的で、非常に明確だ」(2025年3月4日)

スワイダー24などは、ドゥルーズ派最高位の宗教指導者であるヒクマト・ヒジュリー師が、SNSでスワイダー県の住民がシリアからの分離を望んでいるなどとの書き込みが拡散されていることに関する見解を述べる映像を公開した。

映像のなかで、ヒジュリー師は以下のように述べた。

我々の計画は愛国的で、非常に明確だ。それは、シリアの領土と国民の統合を目指している。我々は、尊厳をもって生きたいと願っており、それが我々の要求である。かつては一つの段階にあった。現在は空白の段階にあるが、事態はきわめて重要であり、我々は一丸とならねばならない。

(C)青山弘之 All rights reserved.

北・東シリア地域民主自治局の管理下にあるアリーシャ・キャンプに収容されていた80世帯が、ダイル・ザウル県に帰還(2025年3月4日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の管理下にあるアリーシャ・キャンプに収容されていた80世帯が、ダイル・ザウル県に帰還した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県ティシュリーン・ダム一帯を攻撃(2025年3月4日)

アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍の戦闘機複数機が午後1時頃、ティシュリーン・ダム一帯を爆撃した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は午後10時頃、ティシュリーン・ダム一帯を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍の有人および無人戦闘機が11時頃、ティシュリーン・ダム一帯を爆撃した。

ANHAによると、シリア民主軍は、カラ・クーザーク橋一帯に対するトルコ軍とシリア国民軍の攻撃を撃退したと発表した。

**

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にある「平和の泉」地域の拠点都市ラアス・アイン市で、シリア国民軍に所属する東部自由人連合のメンバー1人が、覆面姿の武装グループの襲撃を受けて死亡した。

殺害されたメンバーは、ダイル・ザウル県フシャーム町出身で、人身売買や麻薬密輸に関与していたという。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア民主軍軍事作戦師団(TOL)がハサカ市でテロ攻撃などのための情報収集を行っていたとされるバアス党政権時代のスパイを逮捕(2025年3月3日)

ハサカ県では、ANHAによると、シリア民主軍の広報センターは、軍事作戦師団(TOL)が2日に、ハサカ市で精密且つ周到に計画された治安作戦を実施し、バアス党政権時代にスパイとして活動していたイスラーム・マアルーフ容疑者(別名イスラーム・ハッファージー)を逮捕した。

マアルーフ容疑者は、シリア民主軍に対するテロ攻撃などのための情報収集を行っていたとされる人物。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とシリア国民軍がラッカ県、アレッポ県を砲撃(2025年3月3日)

ラッカ県では、ANHAによると、トルコ軍が午後1時頃、アイン・イーサー市近郊のスカイルー村、タッル・アブヤド市近郊のイブラーヒーム・カルドゥー村を砲撃した。

**

アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後3時頃、ティシュリーン・ダム一帯を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は午後4時頃、カラ・クーザーク橋一帯を砲撃した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県のティシュリーン・ダム一帯への攻撃を繰り返す(2025年3月2日)

アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後1時頃、ティシュリーン・ダム一帯を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後1時半頃、ティシュリーン・ダム一帯を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後10時頃、ティシュリーン・ダム一帯を砲撃した。

**

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後4時頃、アイン・アラブ(コバネ)市近郊のビール・ハッスー村、サナア村を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後6時頃、スィッリーン町近郊のマルハ村を砲撃し、住民1人が負傷した。

**

ラッカ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後9時頃、タッル・アブヤド市西のシャムスィーン村を砲撃したと発表した。

**

ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)は声明を出し、オートバイに乗ったダーイシュ(イスラーム国)のグループがブサイラ市の検察局を襲撃したと発表した。

ANHAによると、シリア民主軍の広報センターが、ダイル・ハーフィル市一帯、ティシュリーン・ダム一帯でシリア国民軍を迎撃し、多数の戦闘員を殺傷したと発表した。

**

ANHAによると、シリア民主軍の広報センターは、トルコ軍、シリア国民軍との戦闘で兵士7人が新たに死亡したと発表した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハマー県サラミーヤ市などで医療関係者が解職処分に抗議するデモ(2025年3月2日)

ハマー県では、『ワタン』によると、サラミーヤ市で医療分野の職員らが、保健省の決定により、3ヵ月の有給休暇を与えられ、職務停止処分を受けたことに抗議する座り込みデモを行い、市民団体らが参加、抗議の意思を示した。

デモ参加者によると、保健省の決定は医療特区の職員約215人、サラミーヤ国立病院の職員210人に及び、医師、看護し、救急救命士などが対象となっているという。

シリア人権監視団によると、同様のデモはスカイラビーヤ市、首都ダマスカスでも発生した。

**

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、県保健局が看護師ら336人の病院・医療スタッフ・経営者を解職処分とした。

**

シリア人権監視団によると、鉄鋼製品公会社は、職員500人を突如解職処分とした。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダーイシュのスリーパーセルのメンバーらがダイル・ザウル県スーサ町と、ナムリーヤ村・スワル町間の街道沿線でシリア民主軍の陣地や指揮所などを攻撃(2025年3月1日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルのメンバーらがスーサ町と、ナムリーヤ村・スワル町間の街道沿線でシリア民主軍の陣地や指揮所などを攻撃した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県ティシュリーン・ダム一帯を砲撃(2025年3月1日)

アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後1時頃、ティシュリーン・ダム一帯を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は午後8時頃、ティシュリーン・ダム一帯を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は午後11時頃、ティシュリーン・ダム一帯を砲撃した。

ANHAによると、シリア民主軍の広報センターは、2月28日にティシュリーン・ダム一帯に対するシリア国民軍の攻撃を撃退、戦闘員8人を殺害、5人を負傷させたと発表した。

**

ハサカ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後5時頃、タッル・タムル町近郊のタッル・タウィール村を砲撃した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

北・東シリア地域民主自治局はオーストリア外務省の使節団と会談し、拘束していたダーイシュ・メンバーの家族の身柄を引き渡す(2025年2月28日)

ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局はオーストリア外務省の使節団と会談し、拘束していたダーイシュ(イスラーム国)メンバーの家族の身柄を引き渡した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア・クルド国民評議会はPKKに武装解除と組織の解体を呼びかけたオジャランの声明を歓迎(2025年2月28日)

シリア・クルド国民評議会は声明を出し、アブドゥッラー・オジャランがPKKに武装解除と組織の解体を呼びかけたことについて、暴力を終わらせ、政治闘争によってトルコのクルド人問題を平和的に解決するための真の機会だとして、歓迎の意を示した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

(イスラーム国)のスリーパーセルと見られる武装グループがダイル・ザウル県シャンナーン村でシリア民主軍の陣地1ヵ所を襲撃(2025年2月28日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルと見られる武装グループがシャンナーン村でシリア民主軍の陣地1ヵ所を襲撃した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県、ラッカ県への攻撃を続ける(2025年2月28日)

アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後1時頃、アイン・アラブ(コバネ)市南のアーシマト・アウニーヤ村を砲撃した。

**

ラッカ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後3時頃、アイン・イーサー市東のアブド・ジュムア村を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍は午後8時頃、アイン・イーサー市東のサラーミダ村を砲撃した。

**

ANHAによると、シリア民主軍がアレッポ県のラファージュ・セメント工場(ハッラーブ・ウシュク村)一帯、ティシュリーン・ダム一帯、ダイル・ハーフィル市一帯、ラッカ県のアイン・イーサー市一帯でトルコ軍の無人航空機4機を撃墜した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

北・東シリア地域民主自治局のロジャバ戦略研究センターがシリア国民対話フォーラムを開催:分権体制の樹立、社会契約の策定、外国軍の撤退を主唱(2025年2月27日)

北・東シリア地域民主自治局はフェイスブックを通じて、ラッカ県のラッカ市で、ロジャバ戦略研究センターがシリア国民対話フォーラムを開催したと発表した。

「民主的、自由、多元的なシリアに向けて」とのスローガンのもとに開催されたフォーラムには、250人以上の部族長、名士、宗教関係者、政治活動家、有識者、法律家、政治組織、女性組織、青年組織、北・東シリア地域民主自治局、シリア民主軍の代表、アレッポ県、ダルアー県、スワイダー県、ダマスカス県、ハマー県、ラタキア県などからの参加者が会した。

フォーラムでは、冒頭に北・東シリア地域民主自治局執行評議会共同議長のアフィーン・スワイド氏、シリア民主軍のマズルーム・アブディー司令官らが演説を行い、その後、以下の議題についての議論が行われた。

  • 中央集権・全体主義的体制が孕む危機
  • 新しいシリアの形態の特徴、解決策、理想とすべきモデル





最期にフォーラムは閉幕声明が読み上げられて終了した。

閉幕声明の内容は以下の通り。

シリア全土の社会は、経済・政治・安全保障面において複雑な課題に直面している。60年以上にわたる独裁体制により、歴史的な遺産と豊富な天然資源を持つこの国は「失敗国家」となった。この体制が定めた憲法のもとで、市民国家を確立するのではなく、逆に「ディープ・ステート」が形成され、自由が抑圧され、人権が侵害され、国の財源が寡頭制の支配下で搾取された。しかし、シリア各地のすべての社会成員からなる数百の愛国的勢力の犠牲と努力によって、最終的にこの独裁体制は崩壊した。
現在のシリアでは、新たな政治・行政体制が形成されつつある。シリアのさまざまな愛国的勢力は、この移行期において見解や提案を提示している。ダマスカスの新政権も国内での対話に対して、一定の開放的な姿勢を示している、シリア社会の大部分は、依然としてこの移行段階に不信感を根強く持っており、政治勢力間の信頼構築が進んでいない状況である。また、多くの政治勢力の言説には、未だに排他的な思考が根強く残っている。
このフォーラムでは、シリアの政治エリート間の相互理解を促進し、排他主義的思考が移行期を支配することを防ぐことを目的とした。我々は、国民対話の継続と、全てのシリア人が権利を享受できる新たな政治体制の構築が不可欠であると確信している。
シリア各地の知識人、学者、宗教指導者、女性、若者、芸術家、社会のあらゆる層の代表者が参加し、シリアの未来像について議論を重ねた。この場を通じて、シリア国民の意志を示し、政治的状況を分析し、国民対話の課題と解決策を模索した。
本フォーラムの最後、我々は一連の考えや提案をまとめ、世論、ダマスカスや自治行政地域の意思決定者に提示することとした。その内容は以下の通りである。
1. シリアの国民対話プロセスは、すべてのシリア人が合意する民主主義の原則と明確な国民的基礎がなければ成功せず、国家の危機は続く。
2. シリア国民対話への外部からの干渉を拒否する。それは、特定の社会成員を排除し、シリア人の間に憎悪を助長するものである。
3. シリアの力は成員の多様性にある。この多様性を受け入れるためには、地方分権を導入することが不可欠であり、これにより国内の安定を確保し、国際制裁の解除と経済回復が可能となる。
4. 国民アイデンティティと地域毎のアイデンティティは矛盾しない。各社会成員が近代シリア史において役割を果たしてきた。それゆえ、政治体制や憲法制定のプロセスに積極的に参加させることを正式に認めなければならない。
5. 建国以来シリア人が受けてきた抑圧の影響に対処するための移行期正義を実現し、被害者への賠償などあらゆる手段で権利を回復することを強調する。
6. すべての避難民・国内避難民の自主的かつ安全な帰還の必要を確認する。彼らの人道的安全を確保し、必要な支援を提供する。
7. シリア社会の大部分が受けてきた抑圧と、シリアを特徴づける文化的・民族的多様性は、すべての政治・社会的要素が排除されることなく参加する社会契約の策定を必要とする。この社会契約を、国の新しい憲法を策定するための唯一の基盤とみなすべきである。
8. 女性はシリア革命において重要な役割を果たし、地域社会の保護にも貢献した。女性の権利を制限することや、公的機関および民間機関における指導的・行政的役職への就任を妨げることを拒否する。
9. 北・東シリア地域は、歴史的、政治的、社会的、文化的に独自の特性を持つ。同地の機関がシリアの新たな政治、行政、経済、文化体制の構築から排除されることを拒否する。
10. 国の資源はすべてのシリア人に属するものであり、公正な原則に基づいて管理されるべきである。その運用は、国の発展と国民全体の福祉向上に貢献するものでなければならない。
11. すべての占領軍はシリアの領土から撤退する必要があると強調する。
12. すべてのシリア人を統合する民主的な国民戦線の結成を呼びかける。
13.参加者は、シリア各地で公開フォーラムや対話集会を開催し、国の未来について議論を深めることに合意した。
14. 参加者は、市民社会組織、青年運動、女性運動の役割の重要性を確認した。


(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県、ラッカ県への攻撃を続ける(2025年2月27日)

アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後2時頃、ティシュリーン・ダム一帯を砲撃した。

**

ラッカ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後4時頃、アイン・イーサー市近郊のファーティサ村、サファーウィヤ村、サラーミダ村を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍が午後4時頃、タッル・アブヤド市西のカルファリー村、ラファージュ・セメント工場(ハッラーブ・ウシュク村)を無人航空機で爆撃した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は午後9時頃、アイン・イーサー市近郊のサラーミダ村を砲撃した。

ANHAによると、トルコ占領下の「平和の泉」地域の拠点都市タッル・アブヤド市で、ブー・アッサーフ部族の男性ら数十人が、部族のメンバーを殺害されたとして、シリア国民軍憲兵隊の本部を襲撃した。

**

ANHAによると、シリア民主軍の広報センターは、アレッポ県ティシュリーン・ダム一帯、マンビジュ市一帯、ダイル・ザウル県でのトルコ軍とシリア国民軍の攻撃によって、兵士6人が死亡したと新たに発表した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

オジャランがPKKに武装解除と組織解体を呼びかける:PYD、シリア民主軍は呼びかけに応じず(2025年2月27日)

トルコの人民平等民主党(DEM)の使節団は、マルマラ海のイムラル島を訪れ、島の刑務所に収監さえれている唯一の囚人であるクルディスタン労働者党(PKK)の創設者・指導者であるアブドゥッラー・オジャランの声明を受け取った。

DEMの使節団は、イスタンブールのエリト・ワールド・ホテルで記者会見を開き、約300人の記者らの前でオジャランの声明の内容を発表した。

声明は、アフメト・トゥルク氏がクルド語で、バロウィン・ブルダン氏がトルコ語でそれぞれ代読した。

「平和と民主社会のための呼びかけ」と題された2月25日付声明のなかで、オジャランは、以下の通り表明した。

(トルコ)共和国は、次の100年において、民主主義が確立することなくして、統一も持続的な安定を享受し得ない。民主主義から乖離したところで、制度を模索し、それを実行する方途などなく、それらは不可能だ。民主的合意こそが基本的な方法である。この過程において、私は、武装解除を呼びかけるとともに、この呼びかけに対する歴史的責任を負う。
大会を開催し、決定を下せ。すべての組織が武器を放棄しなければならない。PKKは自らを解体しなければならない。

ANHASozcuが伝えた。

**

ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるシリア北東部では、各地にライブ・ビュー会場が設置され、多くの住民が集い、オジャランの声明代読に耳を傾けた。

ライブ・ビュー会場されたのは、ハサカ県のカーミシュリー市、マーリキーヤ(ダイリーク)市、ジュワーディーヤ(ジャッル・アーガー)村、アームーダー市、マアバダ(カルキールキー)町、カフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市、タッル・ハミース町、ハサカ市、ダルバースィーヤ市、タッル・タムル町、ラッカ県のタブカ市、ラッカ市、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市、アレッポ市。

ANHAによると、アレッポ県のティシュリーン・ダムの施設に「人間の盾」として留まっている活動家らもオジャランの声明代読に耳を傾けた。

**

民主統一党(PYD)の党首委員会委員を務めるサーリフ・ムスリム元共同党首は、アブドゥッラー・オジャランの解党と武装解除の呼びかけについて、アラビーヤ・チャンネルの取材に対して、以下の通り述べた。

我々に政治活動が許されていれば、武器は必要ではない。
武装する理由がなくなれば、我々はそれを放棄するだろう。
トルコからの侵略が繰り返されるなかで、依然として武器を携帯する必要が存在する。
PKKの指導部は、オジャランの呼びかけを検討せずに実施することはないだろう。
PKK大会での決定を待つ。

**

シリア民主評議会はフェイスブックで、アブドゥッラー・オジャランによるPKKの武装解除と解体の呼びかけを受けて行われたシリア民主軍のマズルーム・アブディー司令官のビデオ記者会見の映像を公開した。

会見のなかで、アブディー司令官は以下の通り述べた。

トルコでの戦争を終わらせ、平和的な政治プロセスへの道を切り開くことを呼びかけた歴史的な発表だ。和平を構築する好機であり、この地域において健全で建設的な関係を始めるカギとなる。
オジャラン氏は、この発表についてのメッセージを我々に送ってくれていた。その内容は非常に前向きなもので、地域の平和と安全を強調するものだった。
しかし、発表はPKKだけに関するもので、我々とは無関係だ。

(C)青山弘之 All rights reserved.

英国マディソン市長らからなる英国使節団が北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるハサカ県カーミシュリー市のシリア・カトリック教会、民主統一党(PYD)が主導するクルド国民統合諸政党(PYNK)の事務所を訪問(2025年2月26日)

ANHAによると、英国マディソン市のマーティン・ダウンド市長らからなる英国使節団が北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるハサカ県カーミシュリー市のシリア・カトリック教会、民主統一党(PYD)が主導するクルド国民統合諸政党(PYNK)の事務所を訪問した。

**

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ヒサーン村で、正体不明の武装グループが北・東シリア地域民主自治局の職員1人を殺害した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア民主評議会は国民対話大会について、「長年にわたりこの国の政治情勢を支配してきた排除と周縁化の方針の継続であり、シリア社会を構成するさまざまな勢力を排除し、分断を深めるかたちばかりの措置」と非難(2025年2月26日)

ANHAによると、シリア民主評議会は声明を出し、国民対話大会について、「長年にわたりこの国の政治情勢を支配してきた排除と周縁化の方針の継続であり、シリア社会を構成するさまざまな勢力を排除し、分断を深めるかたちばかりの措置」と批判した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍が無人航空機1機で、米主導の有志連合が駐留するハサカ県シャッダーディー市の南に位置するダイル・ザウル県ルワイシド村のシリア民主軍の陣地1ヵ所を爆撃、12人を殺害(2025年2月26日)

アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍が午前11時頃、戦闘機複数機でティシュリーン・ダム一帯を爆撃した。

ANHAによると、シリア民主軍の広報センターは、ティシュリーン・ダム一帯、ダイル・ハーフィル市一帯、カラ・クーザーク橋一帯でトルコ軍、シリア国民軍と交戦し、複数の戦闘員を殺傷したと発表した。

ANHAによると、シリア民主軍は3人の兵士が新たに死亡したと発表した。

**

ラッカ県では、ANHAによると、トルコ軍が午後7時頃、無人航空機1機でアイン・イーサー市東のフワイジャ村、スカイルー村、ガーズィリー村を爆撃した。

**

ダイル・ザウル県では、ANHAによると、シリア民主軍の広報センターは、トルコ軍が午後7時頃、無人航空機1機で、米主導の有志連合が駐留するハサカ県シャッダーディー市の南に位置するルワイシド村一帯に設置されているシリア民主軍の陣地1ヵ所を爆撃したと発表した。

また、ANHAによると、シリア民主軍の広報センターは、この爆撃で軍関係者や民間人12人が死亡したと発表した。

シリア人権監視団によると、シリア民主軍のコンクリート・プラントで働いていた民間人6人とシリア民主軍の兵士4人が死亡、無人航空機はハサカ市とダイル・ザウル市を結ぶハラーフィー街道でも車を狙って攻撃を行い、これにより民間人2人が死亡した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米主導の有志連合所属の無人航空機がトルコ占領下の「平和の泉」地域の拠点都市ジャラーブルス市近郊を攻撃し、フッラース・ディーン機構の幹部の1人アブー・アフマド・シャーミーを殺害(2025年2月25日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合所属の無人航空機1機がトルコ占領下の「平和の泉」地域の拠点都市ジャラーブルス市近郊のナスル・ハイリーヤ村郊外でオートバイを狙って攻撃を行い、フッラース・ディーン機構の幹部の1人アブー・アフマド・シャーミー(ファーディ・アフマド・ファッルーフなる名前のIDを所持していた)を殺害した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア民主軍の広報センターは、トルコ軍戦闘機がティシュリーン・ダム一帯、ダイル・ハーフィル市一帯、カラ・クーザーク橋一帯を爆撃するなか、シリア民主軍が侵攻を試みたシリア国民軍を撃退したと発表(2025年2月24日)

アレッポ県では、ANHAによると、シリア民主軍の広報センターは、トルコ軍戦闘機がティシュリーン・ダム一帯、ダイル・ハーフィル市一帯、カラ・クーザーク橋一帯を爆撃するなか、シリア民主軍が侵攻を試みたシリア国民軍を撃退したと発表した。

**

ハサカ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が25日深夜、アブー・ラースィーン(ザルカーン)町一帯を砲撃した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

北・東シリア地域民主自治局は国民対話大会について、「我々はシリアの一部として代表されていなかった。この大会の形式、内容について留保したい。また、我々はその成果の実施の一部をなすことはないだろう」と非難(2025年2月25日)

ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局は声明を出し、国民対話大会について、「我々はシリアの一部として代表されていなかった。この大会の形式、内容について留保したい。また、我々はその成果の実施の一部をなすことはないだろう」と非難した。

(C)青山弘之 All rights reserved.