ダーイシュがヒムス県アムール山一帯で市民2人を銃で撃ち殺害したほか、羊飼い3人を処刑(2024年12月13日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がアムール山一帯で市民2人を銃で撃ち殺害したほか、羊飼い3人を処刑した。

AFP, December 13, 2024、ANHA, December 13, 2024、‘Inab Baladi, December 13, 2024、Reuters, December 13, 2024、SANA, December 13, 2024、Sham FM, December 13, 2024、SOHR, December 13, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とシリア国民軍がハサカ県、ラッカ県でシリア民主軍と交戦(2024年12月13日)

ハサカ県では、ANHA(12月13日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍が北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるタッル・タムル町近郊のタッル・ラバン村、ウンム・カイフ村、タッル・タウィール村、タッル・ルーラド村、アッブーシュ村を砲撃した。

**

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がトルコ占領下の「平和の泉」地域の拠点都市タッル・アブヤド市農村地帯から、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるアイン・イーサー市方面に潜入を試みたシリア国民軍と交戦した。

AFP, December 13, 2024、ANHA, December 13, 2024、‘Inab Baladi, December 13, 2024、Reuters, December 13, 2024、SANA, December 13, 2024、Sham FM, December 13, 2024、SOHR, December 13, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア国内各所で、アサド政権の崩壊を祝う「勝利の金曜日」と銘打った集会、デモが行われ、数十万人が参加した。(2024年12月13日)

シリア国内各所で、アサド政権の崩壊を祝う「勝利の金曜日」と銘打った集会、デモが行われ、数十万人が参加した。

デモはアサド政権の支配下にあった首都ダマスカス、アレッポ市、ヒムス市、ハマー市、ラタキア市、スワイダー市、ダルアー市、ヒムス県クサイル市、シャーム解放機構の支配下にあったイドリブ市、アレッポ県アターリブ市でデモが行われた。






また、アレッポ県のジャラーブルス市では、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の支配に抗議するデモが、ラッカ県のスルーク町では、「攻撃抑止」軍事司令局や「自由の暁」作戦を継続するシリア国民軍による解放を求めるデモが行われた。

**

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ラッカ市でアサド政権の崩壊と「シリア革命旗」の掲揚を祝うデモでの空砲によって、市民1人が死亡した。

**

SANA(12月13日付)は、首都ダマスカス中心部で行われた「勝利の金曜日」のデモ、ウマイヤ・モスクでの午後の集団礼拝の様子を伝えた。


AFP, December 13, 2024、ANHA, December 13, 2024、‘Inab Baladi, December 13, 2024、Reuters, December 13, 2024、SANA, December 13, 2024、Sham FM, December 13, 2024、SOHR, December 13, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャーム解放機構のジャウラーニーことアフマド・シャルア総司令官は革命の勝利を祝うことを呼びかける(2024年12月13日)

シリア軍事作戦局総司令部(「攻撃抑止」軍事作戦局)は午後3時40分、テレグラムの専用アカウント(https://t.me/aleamaliaat_aleaskaria/)を通じて、アブー・ムハンマド・ジャウラーニーことアフマド・シャルア総司令官の国民向け祝辞メッセージを配信した

声明の内容は以下の通り。

偉大なるシリア人民に、祝福された革命の勝利への祝意を述べたい。この喜びを分かち合うために、広場に繰り出し、歓喜の声を上げるよう呼びかける。だが、祝砲なしで、人々を怖がらせることなくだ。
そして、これからは、国の再建に向けて進もう。
当初から述べてきたように、勝利はアッラーの助けによるものだ。

AFP, December 13, 2024、ANHA, December 13, 2024、‘Inab Baladi, December 13, 2024、Reuters, December 13, 2024、SANA, December 13, 2024、Sham FM, December 13, 2024、SOHR, December 13, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア民主軍のアブディー司令官はシャーム解放機構との間に合意が成立していると明らす(2024年12月12日)

人民防衛隊(YPG)主体の人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のマズルーム・アブディー司令官はロナヒ・チャンネル(12月12日付)のインタビューに応じ、シャーム解放機構との間に合意が成立していることを明らかにした。

アブディー司令官は、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がアレッポ県とダイル・ザウル県の処遇、ダイル・ザウル県のユーフラテス川東岸と西岸の処遇について複数の合意があることを明らかにした。

アブディー司令官はまた、シャーム解放機構が「攻撃抑止」軍事作戦局の開始を事前に人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍側に通知、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の支配地を標的としないことを伝えていたと述べた。

AFP, December 13, 2024、ANHA, December 13, 2024、‘Inab Baladi, December 13, 2024、Reuters, December 13, 2024、SANA, December 13, 2024、Sham FM, December 13, 2024、SOHR, December 13, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

北・東シリア地域民主自治局の民主諸人民評議会は「シリア革命旗」を支配地に掲揚することを決定(2024年12月12日)

北・東シリア地域民主自治局の民主諸人民評議会(国会に相当)は声明を出し、アサド政権の崩壊を受け、シリア北東部がシリアの領土の一部であることを改めて確認、シリア革命の象徴である緑、白、黒の横縞と赤い三つの星をあしらった旗を支配地域内のすべての評議会、機関、自治体に掲揚することを決定したと発表した。

AFP, December 12, 2024、ANHA, December 12, 2024、‘Inab Baladi, December 12, 2024、Reuters, December 12, 2024、SANA, December 12, 2024、Sham FM, December 12, 2024、SOHR, December 12, 2024、al-Watan, December 12, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリアの首相府は、シャーム解放機構の解体、ジャウラーニー氏を司令官とするシリア軍の新設、アラウィー派の軍、警察からの排除などを決定(2024年12月12日)

シリアの首相府は以下の一連の決定を発出した。

決定第13号
政府機関を退職した全職員へ、前体制が停止していた年金について、過去数年分の全額を郵便局の各支店から引き出す権利がある。

決定第14号
シリア・アラブ共和国のすべての市民は、本年末までにシリア救国内閣発行の身分証明書の取得が義務づけられる。この手続きのため、以下の3つの地域にセンターが設置される予定である:ダマスカス県、ラッカ県、スワイター県、クナイトラ県はダマスカス民事局で対応、ヒムス県、タルトゥース県、ハマー県はハマー民事局で対応、アレッポ県、ラタキア県はイドリブ市民事で対応。民事局はすべての市民のデータや書類を、市民のデータと文書のすべてを登録した県に移送・整理済みである。

決定第15号
来年初め以降、いかなる市民または戦闘員であっても、公衆の場で武器を見せることは禁止される。この規定に違反した場合、法的責任を問われ、武器は押収される。

決定第16号
シャーム解放機構を解散し、アフマド・フサイン・シャルラが指揮するシリア軍武装部隊総司令部を新たに設立する。

決定第17号
(シリア)国民軍およびすべての革命諸派の戦闘員は、本年末までにシリア軍武装部隊総司令部の指揮下に参加することが義務づけられる。これに従わない者は、軍事活動を停止されることとなる。さらに、軍武装部隊への志願が希望者に対して開放される。この対象は、シリア・アラブ共和国のすべての市民に適用されるが、アラウィー派の市民は例外とされる。

決定第18号
アラウィー派のいかなる人物も、軍隊および内務省への加入を厳格に禁止する。

決定第19号
シリア・アラブ共和国国内のすべての市民は、新しいシリア・ポンドが来年3月に発行されるまでの間、トルコ・リラ、シリア・ポンド、および米ドルでの取引を行うことが義務づけられる。

決定第20号
アサド一族による犯罪行為のために職務を放棄していた政府機関職員は、最長で6ヵ月以内に職務に復帰することとする。

決定第21号
すべての輸入業者は、貨物をトルコのメルシン港ではなく、シリアの港へ移送することが義務づけられる。この措置に伴い、2025年末まで関税は完全に免除される。

決定第22号
バーブ・ハワー、サラーキブ、ハマー、ヒムス、ダマスカスを結ぶ国際幹線道路を再開させる。一方で、ガズィアンテップとアレッポを結ぶルートは完全に閉鎖される。

決定第23号
シリア・トルコ間のすべての国境通行所を閉鎖する。ただし、バーブ・ハワー国境通行所のみは例外として引き続き開放される。

決定第24号
海外在住のシリアの商人および製造業者へ、シリア・アラブ共和国に帰国を希望する者には全面的な支援とサービスを提供する。

決定第25号
レバノンに居住するすべてのシリア市民に対し、本年末までにシリア・アラブ共和国に帰国するよう求める。年末以降は、レバノンから直接シリアへの入国は受け付けられず、第三国を経由してシリアに入国する必要があると定められている。

決定第26号
ダマスカス国際空港およびアレッポ国際空港は、来年初めから運用が再開される予定である。また、イドリブ市西部の森林地域に新たな国際空港を建設する計画が進められており、2026年末までに完成する見込みである。

決定第27号
最新の高速地下鉄プロジェクトの建設に着手する。計画されている運行ルートは、ダイル・ザウル・アレッポ間、イドリブ・ラタキア間、アレッポ・イドリブ間、ハマー・ヒムス間、ダマスカス・ダルアー間である。

決定第28号
シリア砂漠に大規模な太陽光発電プロジェクトを開始する。このプロジェクトは、エノロジー社を通じて投資家からの申請を受けつける。同プロジェクトの目的は、シリア全土に電力を供給することで、来年初頭に着工し、同年末までに完成する予定である。

決定第29号
戦争被害者からのすべての申請を受け付け、来年3月より復興および住宅建設を開始する予定である。まずはインフラの再建から始め、その後に住宅プロジェクトを進める計画である。また、戦争による被害者には補償が行われる予定である。

AFP, December 12, 2024、ANHA, December 12, 2024、‘Inab Baladi, December 12, 2024、Reuters, December 12, 2024、SANA, December 12, 2024、Sham FM, December 12, 2024、SOHR, December 12, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャーム解放機構のジャウラーニー指導者(アフマド・シャルア):「前体制の治安部隊を解体し、悪名高い刑務所を閉鎖する」(2024年12月12日)

シャーム解放機構指導者で「攻撃抑止」軍事司令局指導者改め、シリア・アラブ共和国軍事調整室総司令官を名乗るアフマド・シャルア氏(アブー・ムハンマド・ジャウラーニー)は、ロイター(12月12日付)の取材に応じ、そのなかで、「前体制の治安部隊を解体し、悪名高い刑務所を閉鎖する」との意思を示した。

AFP, December 12, 2024、ANHA, December 12, 2024、‘Inab Baladi, December 12, 2024、Reuters, December 12, 2024、SANA, December 12, 2024、Sham FM, December 12, 2024、SOHR, December 12, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イブラヒム・カリン国家情報機構(MIT)長官を代表とするトルコ外交使節団が首都ダマスカスに到着(2024年12月12日)

イブラヒム・カリン国家情報機構(MIT)長官を代表とするトルコ外交使節団が首都ダマスカスに到着した。

使節団は、シャーム解放機構指導者のアブー・ムハンマド・ジャウラーニーことアフマド・シャルア・シリア・アラブ共和国軍事調整室総司令官が運転する車に乗り換え、トルコ、「攻撃抑止」軍事司令局の護衛の車輛とともに、滞在先に向かった。

また、首都ダマスカス上空で、トルコ軍の偵察機が警備にあたった。

トルコの使節団は滞在中、ジャウラーニー(シャルア)氏、ムハンマド・バシール首相と会談する予定。

外国の使節団がシリアに入るのは、アサド政権が崩壊して以降ではこれが初めて。

AFP, December 12, 2024、ANHA, December 12, 2024、‘Inab Baladi, December 12, 2024、Reuters, December 12, 2024、SANA, December 12, 2024、Sham FM, December 12, 2024、SOHR, December 12, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるダイル・ザウル県の「7ヵ村」の一つハトラ村で「攻撃抑止」軍事司令局による支配を求めるデモ(2024年12月12日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にある「7ヵ村」の一つハトラ村で、住民数十人が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の退去と、シャーム解放機構が主導する「攻撃抑止」軍事司令局による支配を求めた。

ダイル・ザウル県でも、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)などによると、ダイル・ザウル市で「攻撃抑止」軍事司令局による支配を祝うデモが行われた。

**

ラタキア県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」などによると、ラタキア市でアサド政権の崩壊を祝う大規模なデモが行われた。

**

また、SNSでは、翌日12月13日に「勝利の金曜日」と銘打ったデモの実施が呼びかけられた。

AFP, December 12, 2024、ANHA, December 12, 2024、‘Inab Baladi, December 12, 2024、Reuters, December 12, 2024、SANA, December 12, 2024、Sham FM, December 12, 2024、SOHR, December 12, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダーイシュのスリーパーセルがヒムス県カルヤタイン市ガソリンスタンドの経営者を殺害(2024年12月12日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがカルヤタイン市でシャーイル・ガソリンスタンドの経営者を殺害した。

**

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の管理下にあるフール・キャンプに収容されているダーイシュ(イスラーム国)のロシア人、キルギスタン人、チュニジア人メンバーの家族(女性と子ども)らが脱走を試みたが、内務治安部隊(アサーイシュ)がこれを阻止した。

AFP, December 12, 2024、ANHA, December 12, 2024、‘Inab Baladi, December 12, 2024、Reuters, December 12, 2024、SANA, December 12, 2024、Sham FM, December 12, 2024、SOHR, December 12, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ラッカ県でアサド政権の崩壊を祝う集会に向けて何者かが発砲、アサーイシュが参加者を強制排除(2024年12月12日)

ラッカ県では、シリア人権監視団、イナブ・バラディー(12月12日付)などによると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるラッカ市で住民らがアサド政権の崩壊と「シリア革命旗」の掲揚を祝う集会が行われた。

集会に参加した一部住民らが、内務治安部隊(アサーイシュ)に投石などを行ったため、アサーイシュは発砲し、強制排除を試みた。

これにより、デモに参加していた5人が負傷した。

一方、ANHA(12月12日付)は、「傭兵」がアサド政権の崩壊を祝う集会に向けて発砲、これにより市民43人が負傷したと伝えた。

**

こうした事態を受けて、内務治安部隊(アサーイシュ)は外出禁止令を発出、13日から追って通知があるまで、午後5時から13日午前8時までの外出を全支配地で禁じると発表した。

AFP, December 12, 2024、ANHA, December 12, 2024、‘Inab Baladi, December 12, 2024、Reuters, December 12, 2024、SANA, December 12, 2024、Sham FM, December 12, 2024、SOHR, December 12, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ラッカ県のティシュリーン・ダム一帯でシリア民主軍とシリア国民軍が激しく交戦、トルコ軍が同地を攻撃(2024年12月12日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるティシュリーン・ダム一帯で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と、「自由の暁」作戦を継続中のシリア国民軍が激しく交戦した。

また、トルコ軍も無人航空機、戦車、重火器などでシリア民主軍を攻撃した。

戦闘激化を受けて、シリア民主軍を支援する米主導の有志連合所属の戦闘機が上空を音速で旋回、威嚇した。

**

ハサカ県では、ANHA(12月12日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍が北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるタッル・タムル町近郊のタッル・ジュムア村を砲撃した。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍が北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるアイン・アラブ(コバネ)市近郊のディーカーン村を無人航空機1機で攻撃した。

**

シリア国民軍は午後4時16分、「自由の暁」作戦開始に合わせてテレグラムに開設した専用アカウント(https://t.me/Dawn_of_Freedom1/)を通じて、マンビジュ市および同農村地域でシリア民主軍との停戦合意を交わしたと発表した。

AFP, December 12, 2024、ANHA, December 12, 2024、‘Inab Baladi, December 12, 2024、Reuters, December 12, 2024、SANA, December 12, 2024、Sham FM, December 12, 2024、SOHR, December 12, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

エジプト、イラク、サウジアラビア、UAE、ヨルダン、バーレーン、オマーン、イタリアがダマスカスへの外交使節団の活動を再開、トルコとカタールが大使館再開を約束(2024年12月12日)

シャーム解放機構がシリア北西部の支配地の行政を委託する政治問題局はXのアカウント(https://x.com/syriadpa/)を通じて、エジプト、イラク、サウジアラビア、UAE、ヨルダン、バーレーン、オマーン、イタリアがダマスカスへの外交使節団の活動を再開したことに謝意を示した。

また、カタール、トルコの2ヵ国は、大使館を再開するとの直接の約束を得たと付言した。

**

「攻撃抑止の戦い」軍事作戦局は午前9時17分、テレグラムの専用アカウント(https://t.me/aleamaliaat_aleaskaria/)を通じて、アラブ連盟の2024年の議長国であるバーレーンが「シリア・アラブ共和国軍事調整室総司令官」(シャーム解放機構指導者のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者ことアフマド・シャルア氏と見られる)宛にメッセージを送り、対話の用意があると表明したと発表、メッセージを転載した。

AFP, December 12, 2024、ANHA, December 12, 2024、‘Inab Baladi, December 12, 2024、Reuters, December 12, 2024、SANA, December 12, 2024、Sham FM, December 12, 2024、SOHR, December 12, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

バシール首相付き報道官:「レバノンの主権を尊重することを保証した」(2024年12月11日)

LBCI(12月11日付)は、シャーム解放機構がシリア北西部の統治を委託する組織の一つで、ムハンマド・バシール暫定首相主導のもとで、シリア救国内閣とともに移行プロセスを推し進める政治問題局のウバイダ・アルナーウート報道官が、レバノンの主権を尊重することを保証したと伝えた。

LBCIが行ったインタビューのなかで、アルナーウー報道官は、「シリア革命」の目標が、アサドを倒し、民政国家を築くことだとしたと強調した。

AFP, December 11, 2024、ANHA, December 11, 2024、‘Inab Baladi, December 11, 2024、LBCI, December 11, 2024、Reuters, December 11, 2024、SANA, December 11, 2024、Sham FM, December 11, 2024、SOHR, December 11, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャーム解放機構のジャウラーニー指導者(本名アフマド・シャルア):「人々は戦争に疲れているため、国は新たな戦争に突入する準備ができていない」(2024年12月11日)

衛星テレビ・チャンネルのアル=ジャズィーラ(12月11日付)やハダス(12月11日付)は、シャーム解放機構指導者で「攻撃抑止」軍事作戦局の司令官を務めるアブー・ムハンマド・ジャウラーニー氏(本名アフマド・シャルア)が支持者と見られる男性らに対して、シリアが新たな戦争を行う用意ができていないと話す映像を公開した。

このなかで、ジャウラーニー氏は以下の通り述べた。

人々は戦争に疲れているため、国は新たな戦争に突入する準備ができていない。
アサド体制の存在がシリアに恐怖をもたらしていた…。現在、その体制が崩壊したことで、国は発展、復興、そして安定に向かって進んでいる。
我々の戦いを支持してくれた国は一つもなかった。誰も我々を励まさなかった。しかし、我々は勝利を確信していた。
我々は地元で製造された武器を使って戦った。

AFP, December 11, 2024、Alarabia, December 11, 2024、Aljazeera, December 11, 2024、ANHA, December 11, 2024、al-Hadath, December 11, 2024、‘Inab Baladi, December 11, 2024、Reuters, December 11, 2024、SANA, December 11, 2024、Sham FM, December 11, 2024、SOHR, December 11, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ホワイト・ヘルメットはダマスカス郊外県クタイファ市近郊での化学物質飛散の情報について、事実確認できなかったと発表(2024年12月11日)

ホワイト・ヘルメット(民間防衛隊)は声明を出し、ダマスカス郊外県クタイファ市近郊のシリア軍の拠点1ヵ所から黄色い雲が立ち上がり、一部活動家や地元住民が化学物質が飛散したとの情報を受けて、専門チームが現場に立ち入り、検査を行った結果、事実確認できなかったと発表、報道機関や個人に対して民間人にパニックを引き起こすような情報を拡散しないよう呼びかけた。


AFP, December 11, 2024、ANHA, December 11, 2024、‘Inab Baladi, December 11, 2024、Reuters, December 11, 2024、SANA, December 11, 2024、Sham FM, December 11, 2024、SOHR, December 11, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア民主軍のアブディー司令官はマンビジュ市の処遇をめぐってシリア国民軍と停戦合意したと発表:トルコ軍の攻撃続く(2024年12月11日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のマズルーム・アブディー司令官はXのアカウント(https://x.com/MazloumAbdi/)を通じて、アレッポ県マンビジュ市に展開していたシリア民主軍が民間人の安全と安定を守るため、米国の仲介により、「自由の暁」作戦を継続中のシリア国民軍との停戦合意を交わしたと発表した。

アブディー司令官はまた、ハダス(12月11日付)のインタビューに対して、米国を介して「攻撃抑止」軍事作戦局と連絡を維持したいとの意向を表明した。

一方、ズィノービヤー女性連合は、トルコ軍とシリア国民軍によってマンビジュ市一帯で女性3人が殺害されたと発表、これを非難した。

**

ハサカ県では、ANHA(12月11日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がタッル・タムル町西のタウィーラ村、タッル・ジュムア村、ウンム・カイフ村を砲撃、これによりタッル・ムジュア村で市民1人が負傷した。

**

ラッカ県では、ANHA(12月11日付)によると、トルコ軍の無人航空機1機がティシュリーン・ダムとアレッポ県スィッリーン町を結ぶ街道を移動中の救急車輛1輌を攻撃、これにより2人が死亡、2人が負傷した。

トルコ軍はまた、ラッカ市近郊、ラッカ市内の落下国立病院を無人航空機2機で攻撃した。

**

アレッポ県では、ANHA(12月11日付)によると、トルコ軍の無人航空機1機がカラ・クーザーク橋で車を狙って爆撃を行い、高齢の女性1人が死亡、孫1人が負傷した。

トルコ軍はまた、カラ・クーザーク橋とスィッリーン町を結ぶ街道でタンクローリー1輌と車1台を複数の無人航空機で攻撃、同地一帯を砲撃した。

トルコ軍はさらに、ハッラーブ・ウシュク村にあるラファージュ社の施設、ディーカーン村を無人航空機で攻撃した。

このほかにも、トルコ軍とシリア国民軍は、アイン・アラブ(コバネ)市近郊のズール・マガール村、アフマド・ムニール農場、シュユーフ・ファウカーニー村を砲撃した。

AFP, December 11, 2024、ANHA, December 11, 2024、al-Hadath, December 11, 2024、‘Inab Baladi, December 11, 2024、Reuters, December 11, 2024、SANA, December 11, 2024、Sham FM, December 11, 2024、SOHR, December 11, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ラタキア県カルダーハ市にあるハーフィズ・アサド元大統領廟が焼き討ちにあう(2024年12月11日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、カルダーハ市にあるハーフィズ・アサド元大統領廟が11日深夜に焼き討ちにあった。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、地元武装集団が、ウンム・ワラド村を襲撃し、軍事情報局に協力していた民兵の指導者ムハンマド・アリー・リファーイー氏(アブー・アリー・ラッハーム)を拘束した。

**

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、カルヤタイン市で、国防隊の隊員が自宅で武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

**

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、スワイダー市で戦闘が発生し、民間人4人が死亡、16人が負傷した。

**

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、アドラー市で正体不明の武装集団が2人(兄弟)を殺害した。

AFP, December 11, 2024、ANHA, December 11, 2024、‘Inab Baladi, December 11, 2024、Reuters, December 11, 2024、SANA, December 11, 2024、Sham FM, December 11, 2024、SOHR, December 11, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ブサイラ軍事評議会、カスラ軍事評議会。ダイル・ザウル軍事評議会のCONOCO旅団司令官の離反を受けて、シリア民主軍はダイル・ザウル市から撤退(2024年12月11日)

ダイル・ザウル県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属していたブサイラ軍事評議会、カスラ軍事評議会。ダイル・ザウル軍事評議会のCONOCO旅団司令官が離反、「攻撃抑止」軍事作戦局に合流した。

また、シリア人権監視団によると、シリア民主軍がダイル・ザウル市および周辺に設置していたすべての陣地から撤退し、同市に面し、シリア政府の支配下にあったユーフラテス川東岸の「7ヵ村」に集結した。

AFP, December 11, 2024、ANHA, December 11, 2024、‘Inab Baladi, December 11, 2024、Reuters, December 11, 2024、SANA, December 11, 2024、Sham FM, December 11, 2024、SOHR, December 11, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャーム解放機構指導者のジャウラーニーことアフマド・シャルア総司令官はダイル・ザウル市解放を祝福するとともに「逮捕者への拷問に関与し、粛清した者たちを我々は赦さない」と強調(2024年12月11日)

「攻撃抑止の戦い」軍事作戦局はテレグラムの専用アカウント(https://t.me/aleamaliaat_aleaskaria/)を通じて、以下の通り発表した。

午後12時58分、ダイル・ザウル市を完全制圧したと発表。

午後1時3分、ダイル・ザウル市東西郊外からシリア軍と「イランの民兵」が逃走し、ダイル・ザウル市とダイル・ザウル航空基地を完全に解放したと宣言。

午後1時24分、沿岸地域で活動する軍事組織および民間組織に武器や公用の車列への発砲と略奪を禁止するとともに、市民に公共機関、兵舎に接近しないよう警告するよう指示。

午後3時50分、シャーム解放機構指導者のアブー・ムハンマド・ジャウラーニーことアフマド・シャルア総司令官のメッセージを発表。

内容は以下の通り:

我々は、数年におよぶ忍耐と移住を経て、ダイル・ザウルにおける彼らのくにが解放されたことを祝福する。

午後3時54分、シャーム解放機構指導者のジャウラーニーことシャルア総司令官のメッセージを発表。
内容は以下の通り:

逮捕者への拷問に関与し、粛清した者たちを我々は赦さない。これを理由として、我々は彼らを我々のくにで追跡するだろう。また、これらの犯罪者たちが逃げ込んだ国々に対し、彼らを引き渡すよう要求し、公正を実現するつもりである。

午後4時30分、首都ダマスカスおよび同郊外の住民に外出禁止令が解除されたと告知。

AFP, December 11, 2024、ANHA, December 11, 2024、‘Inab Baladi, December 11, 2024、Reuters, December 11, 2024、SANA, December 11, 2024、Sham FM, December 11, 2024、SOHR, December 11, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ラタキア県のラビーア町の農園で「アサドの民兵のシャッビーハ」の将兵らが武装集団によって殺害される映像、ハマー市でシャッビーハが公開処刑される直前の映像が公開される(2024年12月10日)

テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)は、ラタキア県のラビーア町の農園で、「アサドの民兵のシャッビーハ」の将兵らが武装集団によって殺害される映像を公開した。

また同サイトは、ハマー県ハマー市のアースィー(オロンテス)広場で「アブー・サフル」として知られる「シャッビーハ」が、革命家たちを拷問していたとして、公開処刑される直前の街の映像を公開した。

AFP, December 10, 2024、ANHA, December 10, 2024、‘Inab Baladi, December 10, 2024、Reuters, December 10, 2024、SANA, December 10, 2024、Sham FM, December 10, 2024、SOHR, December 10, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ホワイト・ヘルメットはサイドナーヤー中央刑務所で秘密の地下室や未発見の地下通路が存在することを示す証拠は見つからなかったと発表(2024年12月10日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が主導する「攻撃抑止の戦い」軍事作戦局によって掌握されたサイドナーヤー中央刑務所で、スワイダー県出身の家族3人が拷問を受けて死亡したことを裏付ける公文書が発見された。

3人は、2020年にスワイダー県のサルハド市で拘束されていた。

**

ホワイト・ヘルメット(民間防衛隊)は声明を出し、ダマスカス郊外県のサイドナーヤー中央刑務所のすべてのセクション、施設、地下室、中庭、建物の外部で捜索を行い、秘密の地下室や未発見の地下通路が存在することを示す証拠は見つからなかったと発表した。

**

サイドナーヤー逮捕者失踪者連盟(ADMSP)が入手したとされる公式文書によると、2024年11月28日までに同刑務所に収容された収監者の数は4,300人(うち戦場法廷での有罪者1,231人、テロ法廷での有罪者252人、刑事裁判所などでの有罪者2,817人)に達した。

AFP, December 10, 2024、ANHA, December 10, 2024、‘Inab Baladi, December 10, 2024、Reuters, December 10, 2024、SANA, December 10, 2024、Sham FM, December 10, 2024、SOHR, December 10, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダーイシュがヒムス県スフナ市一帯地域でシリア軍兵士54人を拘束、処刑(2024年12月10日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がスフナ市一帯地域でシリア軍兵士54人を拘束、処刑した。

**

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がティーム油田を襲撃し、職員6人を殺害した。

AFP, December 10, 2024、ANHA, December 10, 2024、‘Inab Baladi, December 10, 2024、Reuters, December 10, 2024、SANA, December 10, 2024、Sham FM, December 10, 2024、SOHR, December 10, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ユーフラテス川東岸を支配するハジーン軍事評議会がシリア民主軍を離反、シャーム解放機構が主導する「攻撃抑止の戦い」軍事作戦局を支援すると表明(2024年12月10日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属し、アブー・ハルドゥーブ村からバーグーズ村に至るユーフラテス川東岸を支配するハジーン軍事評議会(シュアイタート部族の民兵)が離反、シャーム解放機構が主導する「攻撃抑止の戦い」軍事作戦局を支援すると表明した。

AFP, December 10, 2024、ANHA, December 10, 2024、‘Inab Baladi, December 10, 2024、Reuters, December 10, 2024、SANA, December 10, 2024、Sham FM, December 10, 2024、SOHR, December 10, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

砂漠地帯にとり残されたシリア軍兵士らが2,500人以上をシャーム解放機構が主導する「攻撃抑止の戦い」軍事作戦局が収容(2024年12月10日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、アサド政権の崩壊と士官らのイラクへの逃亡を受けて、砂漠地帯にとり残されたシリア軍兵士らが2,500人以上が、シャーム解放機構が主導する「攻撃抑止の戦い」軍事作戦局によって収容された。

AFP, December 10, 2024、ANHA, December 10, 2024、‘Inab Baladi, December 10, 2024、Reuters, December 10, 2024、SANA, December 10, 2024、Sham FM, December 10, 2024、SOHR, December 10, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア民主軍のアブディー司令官は首都ダマスカスを制圧したシャーム解放機構が主導する反体制派によって樹立されることになる新政府について、連絡を取り合う用意があると述べる(2024年12月10日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のマズルーム・アブディー司令官は、ハダス・チャンネル(12月10日付)のインタビューに応じ、そのなかで、首都ダマスカスを制圧したシャーム解放機構が主導する反体制派によって樹立されることになる新政府について、連絡を取り合う用意があると述べた。

AFP, December 10, 2024、ANHA, December 10, 2024、al-Hadath, December 10, 2024、‘Inab Baladi, December 10, 2024、Reuters, December 10, 2024、SANA, December 10, 2024、Sham FM, December 10, 2024、SOHR, December 10, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

新政府の首相に氏名されたムハンマド・バシール氏が、シャーム解放機構がシリア北西部の行政を委託してきたシリア救国内閣と、ムハンマド・ガーズィー・ジャラーリー暫定内閣の閣僚との合同会合を開催(2024年12月10日)

シリア政府のフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/SyrianPrimeMinistry/)は、新政府の首相に氏名されたムハンマド・バシール氏が、シャーム解放機構がシリア北西部の行政を委託してきたシリア救国内閣と、ムハンマド・ガーズィー・ジャラーリー暫定内閣の閣僚との合同会合を開催し、政府機関の引き渡し手続き、権限移譲開始時期、暫定統治の進め方などを確定したと発表した。

合同会合でのバシール首相の主な発言は以下の通り:

我々は、総司令部(「攻撃抑止」作戦司令室総司令部)から過渡期におけるシリア政府の業務運営を委任された。この任務は、政府機関や各種ファイルの引き継ぎ、職員の復帰、その役割の活性化を確保し、自由シリアの国民にサービスを提供することを目的としている。

暫定政府は、革命政府であるシリア救国内閣の複数の閣僚によって構成されている。この内閣は一時的且つ暫定的な政府であり、憲法にかかる問題が決定される2025年3月まで存続する予定である。

暫定政府の任務は、治安の維持、政府機関の安定性の確保、国家の分裂防止にある。また、シリア社会の期待に応える新政府が形成されるまでの間、国民に基本的なサービスを提供することを目指している。

我々の国民は、尊厳ある生活を送り、最善かつ最高のサービスを受けるに値する存在である。旧体制政府の閣僚たちが、移行期において新政府の閣僚を支援し、特に各種ファイルの引き渡しに協力することで、国民へのサービスが途切れることなく継続されることを願っている。

大きな課題が存在するが、イドリブ県とその周辺地域を管理してきたこれまでの経験が、我々に広範な知識とスキルを与えている。この経験により、我々が有する資源や人材が磨かれ、この重大な責任を担う能力を備えていることを確信している。






**

シリア救国内閣もフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/SG.Syrian1)で同じ発表を行った。

AFP, December 10, 2024、ANHA, December 10, 2024、‘Inab Baladi, December 10, 2024、Reuters, December 10, 2024、SANA, December 10, 2024、Sham FM, December 10, 2024、SOHR, December 10, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャーム解放機構がシリア北西部の行政を委託するシリア救国内閣内務省が所轄する総合治安機関がラタキア市に展開、カルダーハ市を掌握(2024年12月10日)

シャーム解放機構がシリア北西部の行政を委託するシリア救国内閣内務省が所轄する総合治安機関のフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/profile.php?id=61550753802879)は午後8時24分、ラタキア市の治安、安全、安定を確保するため、同市に展開した。

また、午後9時44分には、ハーフィズ・アサド前大統領の生地であるラタキア県のカルダーハ市が「ムジャーヒデゥーンたちの足元に屈した」と発表した。

**

シャーム解放機構を主体とする反体制派によって掌握されたSANA(12月10日付)は、同機構がシリア北西部の行政を委託しているシリア救国内閣の内務省の警察部隊が首都ダマスカスの交通整理を行っていると伝えた。

AFP, December 10, 2024、ANHA, December 10, 2024、‘Inab Baladi, December 10, 2024、Reuters, December 10, 2024、SANA, December 10, 2024、Sham FM, December 10, 2024、SOHR, December 10, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とシリア国民軍はハサカ県、アレッポ県、ラッカ県で北・東シリア地域民主自治局の支配地への攻撃を続ける(2024年12月10日)

シリア国民軍は「自由の暁」作戦開始に合わせてテレグラムに開設した専用アカウント(https://t.me/Dawn_of_Freedom1/)を通じて、以下の通り戦果を発表した。

午前2時12分、「自由の暁」作戦司令室は、最近解放したマンビジュ市および周辺の村々から撤退し、治安を憲兵隊と民間警察に移譲、これに背いたものは処罰の対象になると発表。

午後6時58分、ナジュム城を解放したと発表。

**

シリア人権監視団によると、「自由の暁」作戦を継続中のシリア国民軍はマンビジュ市内で補足したマンビジュ軍事評議会の負傷戦闘員数十人を公開処刑した。

**

ハサカ県では、ANHA(12月10日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がタッル・タムル町近郊のウンム・カイフ村近くの穀物サイロなどを砲撃した。

一方、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍はダルバースィーヤ市上空に飛来したトルコ軍の無人航空機1機を撃墜した。

**

アレッポ県では、ANHA(12月10日付)によると、シリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会、バーブ軍事評議会、クルド戦線軍団がマンビジュ市で、トルコ軍の無人航空機の航空支援を受けるシリア国民軍と激しく交戦した。

ズィノービヤー女性連合によると、この戦闘で、女性3人が死亡した。

シリア民主軍とシリア国民軍はまた、カラ・クーザーク橋一帯で激しく交戦、シリア民主軍はシリア国民軍の戦闘員100人以上を殺害、車輛多数を破壊するとともに、トルコ軍の無人航空機1機を撃墜、カラ・クーザーク橋からシリア国民軍を殲滅した。

ダイル・ハーフィル市一帯での、シリア民主軍は侵攻を試みるシリア国民軍と交戦した。

一方、トルコ軍はアイン・アラブ(コバネ)市南のバルカル丘、ズール・マガール村、マシュター・ヌール丘を砲撃した。

**

ラッカ県では、ANHA(12月10日付)によると、シリア国民軍がティシュリーン・ダムへの侵入を試み、シリア民主軍が迎撃、戦闘によってシリア国民軍の戦闘員数十人が死亡した。

この戦闘で、ダムの施設が損害を受け、稼働が停止した。

トルコ軍はまた、アイン・イーサー市近郊のサフヤー村を砲撃し、民間人8人を殺害した。

**

北・東シリア地域民主自治局のジャズィーラ地区は、「自由の暁」作戦を継続中のシリア国民軍の侵攻でタッル・リフアト市一帯地域(アフリーン・シャフバー地区)から避難した住民や国内避難民(IDPs)が4,500世帯に達していると発表した。

シリア国民軍は「自由の暁」作戦開始に合わせてテレグラムに開設した専用アカウント(https://t.me/Dawn_of_Freedom1/)を通じて、以下の通り戦果を発表した。

午前2時12分、「自由の暁」作戦司令室は、最近解放したマンビジュ市および周辺の村々から撤退し、治安を憲兵隊と民間警察に移譲、これに背いたものは処罰の対象になると発表。

午後6時58分、ナジュム城を解放したと発表。

**

シリア人権監視団によると、「自由の暁」作戦を継続中のシリア国民軍はマンビジュ市内で補足したマンビジュ軍事評議会の負傷戦闘員数十人を公開処刑した。

**

ハサカ県では、ANHA(12月10日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がタッル・タムル町近郊のウンム・カイフ村近くの穀物サイロなどを砲撃した。

一方、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍はダルバースィーヤ市上空に飛来したトルコ軍の無人航空機1機を撃墜した。

**

アレッポ県では、ANHA(12月10日付)によると、シリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会、バーブ軍事評議会、クルド戦線軍団がマンビジュ市で、トルコ軍の無人航空機の航空支援を受けるシリア国民軍と激しく交戦した。

ズィノービヤー女性連合によると、この戦闘で、女性3人が死亡した。

シリア民主軍とシリア国民軍はまた、カラ・クーザーク橋一帯で激しく交戦、シリア民主軍はシリア国民軍の戦闘員100人以上を殺害、車輛多数を破壊するとともに、トルコ軍の無人航空機1機を撃墜、カラ・クーザーク橋からシリア国民軍を殲滅した。


ダイル・ハーフィル市一帯での、シリア民主軍は侵攻を試みるシリア国民軍と交戦した。

一方、トルコ軍はアイン・アラブ(コバネ)市南のバルカル丘、ズール・マガール村、マシュター・ヌール丘を砲撃した。


**

ラッカ県では、ANHA(12月10日付)によると、シリア国民軍がティシュリーン・ダムへの侵入を試み、シリア民主軍が迎撃、戦闘によってシリア国民軍の戦闘員数十人が死亡した。

この戦闘で、ダムの施設が損害を受け、稼働が停止した。

トルコ軍はまた、アイン・イーサー市近郊のサフヤー村を砲撃し、民間人8人を殺害した。

**

北・東シリア地域民主自治局のジャズィーラ地区は、「自由の暁」作戦を継続中のシリア国民軍の侵攻でタッル・リフアト市一帯地域(アフリーン・シャフバー地区)から避難した住民や国内避難民(IDPs)が4,500世帯に達していると発表した。

ANHA(12月10日付)が伝えた。

AFP, December 10, 2024、ANHA, December 10, 2024、‘Inab Baladi, December 10, 2024、Reuters, December 10, 2024、SANA, December 10, 2024、Sham FM, December 10, 2024、SOHR, December 10, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ANHA(12月10日付)が伝えた。

AFP, December 10, 2024、ANHA, December 10, 2024、‘Inab Baladi, December 10, 2024、Reuters, December 10, 2024、SANA, December 10, 2024、Sham FM, December 10, 2024、SOHR, December 10, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.