シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県各所で、住民らが金曜日の午後の集団礼拝後に、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモ(2024年8月23日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるアルマナーズ市、ビンニシュ市、カッリー町、アビーン・サムアーン村、アリーハー市、イドリブ市、カフルルーマー村、カフルタハーリーム町で、住民らが金曜日の午後の集団礼拝後に、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモを行った。








AFP, August 23, 2024、ANHA, August 23, 2024、‘Inab Baladi, August 23, 2024、Reuters, August 23, 2024、SANA, August 23, 2024、SOHR, August 23, 2024などをもとに作成。

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米主導の有志連合所属と見られる無人航空機がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県でオートバイ1台を攻撃し、同機構に長らく拘留されていたフッラース・ディーン機構の幹部1人を殺害(2024年8月23日)

イドリブ県では、シリア人権監視団、イナブ・バラディー(8月23日付)などによると、米主導の有志連合所属と見られる無人航空機1機がシャーム解放機構の支配下にあるイフスィム町とバーラ村を結ぶ街道を走行中のオートバイ1台を攻撃し、乗っていた男性1人を殺害した。

第80監視団(アブー・アミーン)によると、攻撃は米軍のMQ-9リーパーによって行われ、AGM-114ヘルファイア・ミサイルが使用された。

殺害された男性は、「アブー・アブドゥッラフマーン・マッキー」の名で知られるサウジアラビア人。

シリア人権監視団によると、によると、ダーイシュ(イスラーム国)とつながりがあるジュンド・アクサー機構の司令官や、複数のジハード主義組織で法務官を務めたことがある人物で、シャーム解放機構の収容所で長らく拘留されていた。

また、イナブ・バラディー(8月23日付)によると、マッキー氏は、2020年6月にシャーム解放機構によって逮捕されたフッラース・ディーン機構の幹部の1人。

2020年10月15日に、フッラース・ディーン機構の司令官の1人アブー・ムハンマド・スーダーニー氏は、シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者に対して、フッラース・ディーン機構に対する弾圧を止め、マッキー氏を釈放するよう呼びかけていたが、スーダーニー氏はその1週間後に暗殺された。

また、2021年11月19日には、アラビア半島出身のシャーム解放機構の司令官や戦闘員ら150人がマッキー氏の釈放を歎願するなど、釈放要求が組織内からもあり、2022年4月に釈放されていた。

AFP, August 23, 2024、ANHA, August 23, 2024、‘Inab Baladi, August 23, 2024、Reuters, August 23, 2024、SANA, August 23, 2024、SOHR, August 23, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家ら数十人が抗議デモを続け、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を訴える(2024年8月23日)

スワイダー県では、スワイダー24(8月23日付)、イナブ・バラディー(8月23日付)によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家ら数十人が抗議デモを続け、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を訴えた。

AFP, August 23, 2024、ANHA, August 23, 2024、‘Inab Baladi, August 23, 2024、Reuters, August 23, 2024、SANA, August 23, 2024、SOHR, August 23, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍がシリア中部のヒムス県、ハマー県を航空攻撃し、シリア人権監視団によると、イランの民兵3人死亡、10人負傷(2024年8月23日)

国防省はフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて、午後7時35分頃、イスラエル軍がレバノン北部方面から中部地区を航空攻撃し、防空部隊が敵ミサイル複数発を迎撃し、一部を撃破したが、民間人7人が負傷し、物的損害が生じたと発表した。

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シリア人権監視団は、複数の独自筋から得た情報として、シャーム解放機構が現在200人以上のエジプト人司令官を同組織およびその傘下で活動する複数の軍事組織に抱えており、彼らを顧問として重宝するとともに、軍事・技術面や武器開発において大いに依存していると発表した。

同筋によると、その一方で、100人以上のエジプト人が、過激だと言う理由で追放されたり、司令官の地位に就くことに固執しなかったり、民間人への犯罪行為が理由で追跡を受けたりして、トルコ方面に去っていったという。

また彼らの一部は家族を伴い、シリアの別の場所に移った者もいるという。

なお、同筋によると、シャーム解放機構は、シリア人メンバーのほかに、アラブ諸国出身の600人以上の司令官、戦闘員数千人、さらには中央アジア出身の戦闘員約3000人を擁しているという。

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シリア人権監視団によると、攻撃は、レバノンのヒズブッラーに協力するシリア人が所有するヒムス県ヒムス市郊外の精製所の西、サーフィーター市とヒムス市を結ぶ街道沿線のヒルバト・ティーナ村近くの農村地帯にあるガソリン販売所複数ヵ所、ハマー県北西部にある武器貯蔵施設1ヵ所、マアリーン山にある防空兵器発射機1輌、イラン・イスラーム革命防衛隊の支援を受ける即応部隊司令官らが駐留する同山南の1ヵ所を狙ったもの。

同地には、イラン・イスラーム革命防衛隊、親イランのシリア人民兵および外国人民兵が駐留しており、イランの民兵3人が死亡、10人が負傷した。

シリア人権監視団によると、イスラエル軍によるシリアへの攻撃は、8月に入って5回目、今年に入って60回目(うち43回が航空攻撃、17回が地上攻撃)、これにより124あまりの標的が破壊され、軍関係者181人が死亡、113人が負傷しているという。

同監視団によると、軍関係者の死者内訳は以下の通りである。

イラン人(イラン・イスラーム革命防衛隊):23人
ヒズブッラーのメンバー:37人
イラク人:18人
「イランの民兵」のシリア人メンバー(カーティルジー・グループ社も含む):47人
「イランの民兵」の外国人メンバー:14人
シリア軍将兵:42人

また、民間人も17人(女性3人と子供1人を含む)が死亡、36人あまりが負傷している。

攻撃の県別内訳は以下の通りである。

ダマスカス県、ダマスカス郊外県:23回
ダルアー県:16回
ヒムス県:10回
クナイトラ県:6回
タルトゥース県:3回
ダイル・ザウル県:1回
アレッポ県:2回
ハマー県:1回

AFP, August 23, 2024、ANHA, August 23, 2024、‘Inab Baladi, August 23, 2024、Reuters, August 23, 2024、SANA, August 23, 2024、SOHR, August 23, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構がイドリブ県ダーナー市近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害(2024年8月22日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるハントゥーティーン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

また、シャーム解放機構がダーナー市近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

AFP, August 22, 2024、ANHA, August 22, 2024、‘Inab Baladi, August 22, 2024、Reuters, August 22, 2024、SANA, August 22, 2024、SOHR, August 22, 2024などをもとに作成。

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トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域とシリア政府の支配地を結ぶアレッポ県アブー・ザンディーン村の通行所の再開を拒否する活動家らがバーブ市近郊で抗議デモを続ける(2024年8月22日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域とシリア政府の支配地を結ぶアブー・ザンディーン村の通行所の再開を拒否する活動家らが、バーブ市近郊で抗議デモを続けた。

AFP, August 22, 2024、ANHA, August 22, 2024、‘Inab Baladi, August 22, 2024、Reuters, August 22, 2024、SANA, August 22, 2024、SOHR, August 22, 2024などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機複数機がラッカ県とヒムス県の砂漠地帯でダーイシュの拠点を爆撃(2024年8月22日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機がラサーファ市一帯の砂漠地帯にあるダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルの拠点複数ヵ所を爆撃した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機がタドムル市一帯の砂漠地帯にあるダーイシュのスリーパーセルの拠点複数ヵ所を爆撃した。

一方、シリア軍部隊は21日深夜から22日未明にかけて、羊飼いが住む家を強襲し、2人を殺害、女児を含む3人を負傷させた。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるマヤーディーン市で正体不明の武装集団が、シリア軍第4師団の士官を銃で撃ち殺害した。

AFP, August 22, 2024、ANHA, August 22, 2024、‘Inab Baladi, August 22, 2024、Reuters, August 22, 2024、SANA, August 22, 2024、SOHR, August 22, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍の無人航空機がハサカ県カーミシュリー市にあるアサーイシュの拠点を攻撃(2024年8月22日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍の無人航空機1機がカーミシュリー市アンタリーヤ地区の近くに位置する工業地区にある北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)の拠点を攻撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とシリア国民軍が北部のハルバル村一帯で激しく交戦した。

AFP, August 22, 2024、ANHA, August 22, 2024、‘Inab Baladi, August 22, 2024、Reuters, August 22, 2024、SANA, August 22, 2024、SOHR, August 22, 2024などをもとに作成。

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総合情報部のフサーム・ルーカー部長がヒムス県タルビーサ市を訪れ、指名手配中の住民に1週間の猶予を与え、社会手続きを受けるよう迫る(2024年8月22日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、総合情報部のフサーム・ルーカー部長(少将)が、ヒムス県のアフマド・マアッラー軍事治安委員会議長(少将)、アリー・マフムード第3軍団司令官(少将)、ヒムス市の治安機関の代表らとともにタルビーサ市を訪れた。

訪問は、社会復帰手続きを受けることを拒否する約120人の指名手配者の処遇について、その家族らと協議するのが目的。

会合を終えた家族らによると、ルーカー総合情報部長らが、社会復帰手続きを拒否し、武器を当局に引き渡していない一部の住民が誘拐、強盗、麻薬取引などを行っているとしたうえで、家族らに対して1週間の猶予を与え、その間に違法行為を止めさせ、社会復帰手続きを行うよう求めた。

AFP, August 22, 2024、ANHA, August 22, 2024、‘Inab Baladi, August 22, 2024、Reuters, August 22, 2024、SANA, August 22, 2024、SOHR, August 22, 2024などをもとに作成。

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軍事情報局ダルアー支部のルワイ・アリー支部長はマハッジャ町で名士らと会合を開き、指名手配中の住民に社会復帰手続きを受させるよう迫る(2024年8月21日)

ダルアー県では、イナブ・バラディー(8月22日付)によると、軍事情報局ダルアー支部のルワイ・アリー支部長(准将)はマハッジャ町で名士らと会合を開き、指名手配中の住民に社会復帰手続きを受けさせるよう迫り、手続き拒否が続く場合は、町を砲撃すると脅迫した。

AFP, August 22, 2024、ANHA, August 22, 2024、‘Inab Baladi, August 22, 2024、Reuters, August 22, 2024、SANA, August 22, 2024、SOHR, August 22, 2024などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県シュハイル村に集結するシリア民主軍バクラス村に集結するシリア軍や親イランの地元武装集団の拠点複数ヵ所に向けて機銃掃射(2024年8月21日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるユーフラテス川東岸のシュハイル村に集結する人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、シリア政府の支配下にある西岸のバクラス村に集結するシリア軍や親イランの地元武装集団の拠点複数ヵ所に向けて機銃掃射し、シリア軍側も応戦した。

AFP, August 21, 2024、ANHA, August 21, 2024、‘Inab Baladi, August 21, 2024、Reuters, August 21, 2024、SANA, August 21, 2024、SOHR, August 21, 2024などをもとに作成。

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北・東シリア地域自治局支配地で活動する某クルド民族主義組織の書記長:「我々は現状において自治体選挙を実施すべきでない」(2024年8月21日)

ルダウ(8月20日付)は、北・東シリア地域自治局の当局者と自治体選挙について話し合うための会合に出席したクルド民族主義組織の一つの書記長が匿名を条件に、トルコの軍事的圧力が続くなか自治体選挙を無期延期することが議論されていると明かしたと伝えた。

この書記長はルダウの取材に対して以下のように述べた。

我々は昨日(19日)にこの問題を自治局と議論した。我々は現状においてこの選挙を実施すべきでないと考えている。占拠の日程を決定する必要などまったくない。
ロジャヴァ(北・東シリア)はきわめて微妙な状態にある。我々は、成功裏にプロセスを進められるよう、選挙を適切な時期に延期しなければならない。

これに関して、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会在ワシントンDC事務所代表のスィーナム・ムハンマド氏は、「一部の政党が延期を要請しているが、今のところ何らの決定も下されてない」と述べた。

AFP, August 21, 2024、ANHA, August 21, 2024、‘Inab Baladi, August 21, 2024、Reuters, August 21, 2024、Rudaw, August 21, 2024、SANA, August 21, 2024、SOHR, August 21, 2024などをもとに作成。

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シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県サルミーン市を砲撃(2024年8月21日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるサルミーン市を砲撃した。

砲撃は民家や学校などに及んだという。

AFP, August 21, 2024、ANHA, August 21, 2024、‘Inab Baladi, August 21, 2024、Reuters, August 21, 2024、SANA, August 21, 2024、SOHR, August 21, 2024などをもとに作成。

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トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域とシリア政府の支配地を繋ぐアレッポ県アブー・ザンディーン村の通行所が、前日の抗議行動や砲撃を受けて閉鎖(2024年8月21日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域とシリア政府の支配地を繋ぐアブー・ザンディーン村の通行所が、前日の抗議行動や砲撃を受けて閉鎖された。

また、シリア国民軍憲兵隊が抗議行動に対処するために通行所一帯に増援部隊を派遣した。

AFP, August 21, 2024、ANHA, August 21, 2024、‘Inab Baladi, August 21, 2024、Reuters, August 21, 2024、SANA, August 21, 2024、SOHR, August 21, 2024などをもとに作成。

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ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県ティブニー町近郊の砂漠地帯でシリア軍部隊を要撃し、兵士1人を殺害(2024年8月21日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがシリア政府の支配下にあるティブニー町近郊の砂漠地帯でシリア軍部隊を要撃し、兵士1人を殺害、2人を負傷させた。

AFP, August 21, 2024、ANHA, August 21, 2024、‘Inab Baladi, August 21, 2024、Reuters, August 21, 2024、SANA, August 21, 2024、SOHR, August 21, 2024などをもとに作成。

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シリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会がアレッポ県マンビジュ市近郊のムフスィンリー村一帯への潜入を試み、シリア国民軍と交戦、2人殺害(2024年8月21日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会がマンビジュ市近郊のムフスィンリー村一帯への潜入を試み、シリア国民軍と交戦、2人を殺害、2人を負傷させた。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍の無人航空機1機がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるマーリキーヤ市近郊のカラーチューク山一帯を攻撃した。

AFP, August 21, 2024、ANHA, August 21, 2024、‘Inab Baladi, August 21, 2024、Reuters, August 21, 2024、SANA, August 21, 2024、SOHR, August 21, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家ら数十人が抗議デモを続け、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を訴える(2024年8月21日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家ら数十人が抗議デモを続け、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を訴えた。

抗議デモでは、2012年8月のダマスカス郊外県グータ地方での化学兵器使用疑惑事件発生から11年が経ったに合わせて、攻撃を行ったとされるシリアの体制への処罰の必要が強調された。

AFP, August 21, 2024、ANHA, August 21, 2024、‘Inab Baladi, August 21, 2024、Reuters, August 21, 2024、SANA, August 21, 2024、SOHR, August 21, 2024、Suwayda 24, August 21, 2024などをもとに作成。

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ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県シュハイル村の入口に設置されているシリア民主軍の陣地を襲撃(2024年8月20日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるシュハイル村の入口に設置されている人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の陣地を襲撃した。

AFP, August 20, 2024、ANHA, August 20, 2024、‘Inab Baladi, August 20, 2024、Reuters, August 20, 2024、SANA, August 20, 2024、SOHR, August 20, 2024などをもとに作成。

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アレッポ県アブー・ザンディーン村の通行所の再開に反対するシリア国民軍戦闘員や武装した活動家らが貨物車輛を武器で脅して通行を妨害、また何者かが通行所を砲撃し警備にあたるシリア国民軍憲兵隊3人負傷(2024年8月20日)

アレッポ県では、イナブ・バラディー(8月20日付)、シリア人権監視団などによると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域とシリア政府の支配地を結ぶアブー・ザンディーン村の通行所の再開に反対するシリア国民軍の戦闘員や武装した活動家らが、政府支配地に向かう貨物車輛多数を武器で脅し、通行を妨害した。

また、通行所再開に反対する活動家らがバーブ市方面から抗議行動を行い、通行所に到着した直後、通行所一帯が砲撃を受けた。

誰が砲撃を行ったかは不明。

これによって、警備にあたっていたシリア国民軍憲兵隊のメンバー3人が負傷した。

一連の騒動を受けて、通行所は閉鎖された。

一方、バーブ市では、活動家らが「尊厳の座り込み」のテントを再び設置した。

テントは19日に、私服を着たたシリア国民軍ハムザ師団のメンバーらによって撤去されていた。

AFP, August 20, 2024、ANHA, August 20, 2024、‘Inab Baladi, August 20, 2024、Reuters, August 20, 2024、SANA, August 20, 2024、SOHR, August 20, 2024などをもとに作成。

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シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるアレッポ県西部を砲撃、シャーム解放機構のズバイル・ブン・アワーム旅団のメンバーら2人が死亡(2024年8月20日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・アンマ村、カフル・タアール村などを砲撃、シャーム解放機構のズバイル・ブン・アワーム旅団のメンバーら2人が死亡した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるトゥッファーヒーヤ村一帯を砲撃した。

これに対して、シャーム解放機構もシリア政府の支配下にあるダッラ村一帯を砲撃した。

AFP, August 20, 2024、ANHA, August 20, 2024、‘Inab Baladi, August 20, 2024、Reuters, August 20, 2024、SANA, August 20, 2024、SOHR, August 20, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを続け、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を訴える(2024年8月20日)

スワイダー県では、スワイダー24(8月20日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを続け、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を訴えた。

AFP, August 20, 2024、ANHA, August 20, 2024、‘Inab Baladi, August 20, 2024、Reuters, August 20, 2024、SANA, August 20, 2024、SOHR, August 20, 2024、Suwayda 24, August 20, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県のアリーハー市、アルマナーズ市、ビンニシュ市でジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモ(2024年8月20日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるアリーハー市、アルマナーズ市、ビンニシュ市で、住民らがアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモを行った。



AFP, August 20, 2024、ANHA, August 20, 2024、‘Inab Baladi, August 20, 2024、Reuters, August 20, 2024、SANA, August 20, 2024、SOHR, August 20, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるハサカ県タッル・タムル町近郊のタッル・ラバン村を砲撃(2024年8月20日)

ハサカ県では、ANHA(8月20日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のタッル・ラバン村を砲撃した。

AFP, August 20, 2024、ANHA, August 20, 2024、‘Inab Baladi, August 20, 2024、Reuters, August 20, 2024、SANA, August 20, 2024、SOHR, August 20, 2024などをもとに作成。

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PYDに近い北シリア違反文書センター(VDC-NSY)は、シリア国民軍に所属するダーイシュの司令官・戦闘員139人の情報を公開(2024年8月19日)

クルド民族主義組織の民主統一党(PYD)に近い北シリア違反文書センター(VDC-NSY)は、シリア北部の親トルコの武装組織諸派に所属し、戦闘に参加しているダーイシュ(イスラーム国)の司令官や戦闘員に関する特別ファイルを公開した。

ファイルは、シリア国民軍諸派のメンバーとしてトルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域、「オリーブの枝」地域、「平和の泉」地域で活動を続けるダーイシュ・メンバー139人の氏名などの情報について明らかにしている。

そのなかには、ラッカ県タッル・アブヤド市に現在在住しているシリア人幹部の1人ウマル・ハッジー・スルターン、同じく同市在住で元諜報機関士官だったチュニジア人幹部のアブー・ワファー・トゥーニスィーらが含まれている。

AFP, August 20, 2024、ANHA, August 20, 2024、‘Inab Baladi, August 20, 2024、Reuters, August 20, 2024、SANA, August 20, 2024、SOHR, August 20, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市で、女性を含む住民らが午後、逮捕者の釈放を求めて抗議デモ(2024年8月19日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)によると、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市で、女性を含む住民らが午後、逮捕者の釈放を求めて抗議デモを行った。

また、カフルタハーリーム町では夜間に、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者釈放を訴えるデモが行われた。

AFP, August 19, 2024、ANHA, August 19, 2024、‘Inab Baladi, August 19, 2024、Reuters, August 19, 2024、SANA, August 19, 2024、SOHR, August 19, 2024などをもとに作成。

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ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県ダルナジュ村近くにあるシリア民主軍の陣地1ヵ所を襲撃し、兵士1人を殺害(2024年8月19日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルが、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるダルナジュ村近くにある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の陣地1ヵ所を襲撃し、兵士1人を殺害した。

AFP, August 19, 2024、ANHA, August 19, 2024、‘Inab Baladi, August 19, 2024、Reuters, August 19, 2024、SANA, August 19, 2024、SOHR, August 19, 2024などをもとに作成。

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スワイダー県で活動する「尊厳の男たち運動」がスワイダー市中心部のアンクード検問所に車輛数十台からなる部隊を派遣(2024年8月19日)

スワイダー県で活動する「尊厳の男たち運動」は声明を出し、市民に対する誘拐、権利侵害、財産の強奪に関与したと判明したグループに対して、軍事作戦を実施することを躊躇しないと表明した。

また、シリア軍兵士や治安機関のメンバーに関しては、「自らを住民の一部だとみなしている限りは、我々の息子たちだ」としたうえで、当局に対して検問所設置などにかかる措置を講じ、治安維持に務める前に過去の過ちを見直すよう呼びかけるとともに、検問所での「みかじめ料」の徴収、徴兵忌避者の逮捕を停止するよう訴えた。

声明発表を受け、「尊厳の男たち運動」は、スワイダー市中心部のアンクード検問所に車輛数十台からなる部隊を派遣した。


AFP, August 19, 2024、ANHA, August 19, 2024、‘Inab Baladi, August 19, 2024、Reuters, August 19, 2024、SANA, August 19, 2024、SOHR, August 19, 2024、Suwayda 24, August 19, 2024などをもとに作成。

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地元武装集団がダルアー県マハッジャ町で人民諸委員会の拠点複数ヵ所を襲撃、撃ち合いとなり、3人死亡(2024年8月19日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、地元武装集団がマハッジャ町で人民諸委員会の拠点複数ヵ所を襲撃、撃ち合いとなり、地元武装集団のメンバー2人と人民諸委員会のメンバー1人が死亡した。

また、タファス市では元反体制武装集団司令官のバラー・ズウビーを名乗る男性が何者かによって銃で撃たれて死亡した。

AFP, August 19, 2024、ANHA, August 19, 2024、‘Inab Baladi, August 19, 2024、Reuters, August 19, 2024、SANA, August 19, 2024、SOHR, August 19, 2024などをもとに作成。

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シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市の北部地区の住宅街を砲撃し、民間人2人が負傷(2024年8月19日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市の北部地区の住宅街を砲撃し、民間人2人が負傷した。

シリア軍はまた、ザーウィヤ山地方のファッティーラ村、アーフィス村一帯を砲撃した。

AFP, August 19, 2024、ANHA, August 19, 2024、‘Inab Baladi, August 19, 2024、Reuters, August 19, 2024、SANA, August 19, 2024、SOHR, August 19, 2024などをもとに作成。

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トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域とシリア政府支配地を隔てるアブー・ザンディーン村の通行所一帯が砲撃を受ける一方、バーブ市での抗議デモのテントが撤去される(2024年8月19日)

アレッポ県では、ANHA(8月19日付)、イナブ・バラディー(8月19日付)などによると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域とシリア政府支配地を隔てるアブー・ザンディーン村の通行所一帯が砲撃を受けた。


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一方、シリア人権監視団によると、複数の活動家が、バーブ市で今月初めから続けれているアブー・ザンディーン村通行所再開に反対する「尊厳の座り込み」への参加を改めて住民らに呼びかけ、数十人が参集し、抗議活動を行った。

活動家らは座り込み用のキャンプを設営して、抗議活動を続けていたが、トルコを支持する武装集団が、活動家らが設置したテントを撤去した。

AFP, August 19, 2024、ANHA, August 19, 2024、‘Inab Baladi, August 19, 2024、Reuters, August 19, 2024、SANA, August 19, 2024、SOHR, August 19, 2024などをもとに作成。

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