シリア民主軍はダイル・ザウル県でアカイダード部族の部族長と名士らと会合を開催(2024年4月27日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は公式HP(https://sdf-press.com/)を通じて、27日にダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)支配下のダイル・ザウル県でアカイダード部族の部族長と名士らと会合を開催したと発表した。

会合では、宗派主義的なスローガンやさまざまな言説のもとに同地の社会集団どうしの不和を煽動しようとする動きへの対応について意見が交わされ、アカイダート部族側はシリア民主軍への従軍、支援することを確認した。

AFP, April 28, 2024、ANHA, April 28, 2024、‘Inab Baladi, April 28, 2024、Reuters, April 28, 2024、SANA, April 28, 2024、SOHR, April 28, 2024などをもとに作成。

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米中央軍(CENTCOM)はフーシー派がバルバロス船籍のMVマイシャとパナマ船籍のMVアンドロメダ・スターを対艦弾頭ミサイルで攻撃、MVアンドロメダ・スターが軽微な損傷を受けたと発表(2024年4月27日)

米中央軍(CENTCOM)は午後3時46分にX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM/)を通じて声明を出し、現地時間26日午後5時49分、フーシー派がイエメン領内の支配地から、リベリアが運航するバルバロス船籍のMVマイシャと、英国が所有するパナマ船籍のMVアンドロメダ・スターに向けて対艦弾頭ミサイル3発を発射、MVアンドロメダ・スターが軽微な損傷を受けたと発表した。

AFP, April 27, 2024、ANHA, April 27, 2024、‘Inab Baladi, April 27, 2024、Reuters, April 27, 2024、SANA, April 27, 2024、SOHR, April 27, 2024などをもとに作成。

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イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)はサアダ県上空で米軍のMQ-9リーパー1機を撃墜したと発表(2024年4月27日)

イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)のヤフヤー・サリーア報道官は午前0時47分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/army21ye)を通じて声明を出し、紅海で英国の船舶アンドロメダ・スターを攻撃するとともに、サアダ県上空で米軍のMQ-9リーパー1機を撃墜したと発表した。

AFP, April 27, 2024、ANHA, April 27, 2024、‘Inab Baladi, April 27, 2024、Reuters, April 27, 2024、SANA, April 27, 2024、SOHR, April 27, 2024などをもとに作成。

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ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗がイスラエル北部のマナラ入植地をドローンで攻撃(2024年4月27日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、4月27日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午後5時7分、カフルカラー村、カフルシューバー丘陵地域などに対する攻撃への報復として、マナラ入植地、ゴラニ旅団第51大隊を自爆型無人航空機(ドローン)複数機で攻撃し、直接の損害を与える。

午後6時30分、占領下カフルシューバー村丘陵地帯のサンマーカ陣地をロケット弾で攻撃、直接の損害を与える。

西部地区

午前8時30分、ショメラ入植地西に新たに展開したイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃、直接の損害を与える。

午後11時53分、クーザフ村、マルカバ村、スィルビーン村などに対する攻撃への報復として、メロン入植地および周辺の修飾地をカチューシャ砲数十発で攻撃。

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レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員2人が死亡したと発表した。


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北部国民センターのカマール・ハイル代表は、26日にイスラエル軍の無人航空機(ドローン)がベカーア県西部で車を爆撃、乗っていたイスラーム集団のメンバーのムスアブ・ハラフ氏とビラール・ハラフ氏が死亡したと発表した。

マナール・チャンネル(4月27日付)が伝えた。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前11時00分、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が昨日、カフルカラー村地域にあるヒズブッラーの軍事施設1ヵ所、リーハーン村地域の軍事施設1ヵ所を攻撃。戦闘機はまた夜間、カフルシューバー丘陵地域、シャブアー農場地域にあるヒズブッラーの軍事施設1ヵ所と作戦インフラを攻撃。イスラエル軍はさらにアルマー・シャアブ村地域を砲撃し、脅威を排除。

午後5時58分、アイアンドーム防空システムが先ほど、レバノンからマナラ入植地地域に侵入した不振な飛翔体を撃破。また、同地に多数の対戦車ミサイルが発射されたのが確認され、イスラエル軍がミサイル発射地を攻撃。イスラエル軍戦闘機は早朝、クーザフ村地域にあるヒズブッラーの軍事施設1ヵ所を攻撃。

午後9時33分、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が先ほどマルカバ村地域、スィルビーン村地域にあるヒズブッラーのテロ・インフラを攻撃。

AFP, April 27, 2024、ANHA, April 27, 2024、‘Inab Baladi, April 27, 2024、Qanat al-Manar, April 27, 2024、Reuters, April 27, 2024、SANA, April 27, 2024、SOHR, April 27, 2024などをもとに作成。

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ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県ブサイラ市内の治安厳戒地区を攻撃(2024年4月27日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるブサイラ市内の治安厳戒地区を攻撃した。

AFP, April 27, 2024、ANHA, April 27, 2024、‘Inab Baladi, April 27, 2024、Reuters, April 27, 2024、SANA, April 27, 2024、SOHR, April 27, 2024などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県マヤーディーン市近郊の砂漠地帯で正体不明の武装集団が「イランの民兵」の陣地を襲撃、イラクの人民動員隊の司令官と護衛1人を殺害(2024年4月27日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるマヤーディーン市近郊の砂漠地帯で、正体不明の武装集団が「イランの民兵」の陣地を襲撃、イラクの人民動員隊の司令官と護衛1人を殺害した。

AFP, April 27, 2024、ANHA, April 27, 2024、‘Inab Baladi, April 27, 2024、Reuters, April 27, 2024、SANA, April 27, 2024、SOHR, April 27, 2024などをもとに作成。

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地元武装集団がダイル・ザウル県ズィーバーン町、シュハイル村にあるシリア民主軍の陣地や検問所を襲撃(2024年4月27日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、地元武装集団がダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるユーフラテス川東岸のズィーバーン町にある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の陣地複数ヵ所を襲撃した。

地元武装集団はまた、シュハイル村にあるシリア民主軍の検問所(ヒンディー検問所)を襲撃した。

AFP, April 27, 2024、ANHA, April 27, 2024、‘Inab Baladi, April 27, 2024、Reuters, April 27, 2024、SANA, April 27, 2024、SOHR, April 27, 2024などをもとに作成。

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タンフ国境通行所に違法に設置されている基地に駐留する米軍部隊の使節団が同通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプを視察(2024年4月27日)

ヒムス県では、シリア人権監視団、バーディヤ24(4月27日付)などによると、タンフ国境通行所に違法に設置されている基地に駐留する米軍部隊の使節団が、同通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプを訪問し、シャーム病院、パン製造所、学校、警察の分所、市場を視察、住民らと面談した。


視察には、シリア自由軍(旧革命特殊任務軍)の士官らが随行した。

使節団と面談したキャンプ住民らは、シリア政府の支配地とを結ぶ街道が4月18日に封鎖され、シリア政府支配地からの砂糖、米などの食料品の供給が停止している状況を説明、使節団にヨルダン、イラクとを結ぶ人道回廊を開設するよう懇願した。

一部住民は、タンフ国境通行所の基地に拘留されている家族の釈放を求めた。

使節団はまた、ルクバーン・キャンプの自治を担う地元評議会のメンバーと面談し、キャンプの生活状況を聴取、生活難を解消するための根本的な取り組みを行うことを約束した。

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ルクバーン・キャンプの地元評議会は4月23日に声明を出し、生活状況が悪化するなかで、米中央軍(CENTCOM)、タンフ国境通行所に駐留する有志連合に対して、キャンプ住民をシリア北部の「解放区」あるいはユーフラテス川東岸に移動させるための安全な通路を確保するための即時行動を求めていた。

AFP, April 27, 2024、ANHA, April 27, 2024、al-Badiya 24, April 27, 2024、‘Inab Baladi, April 27, 2024、Reuters, April 27, 2024、SANA, April 27, 2024、SOHR, April 27, 2024などをもとに作成。

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シリア軍がイドリブ県サラーキブ市近郊のトルコ軍拠点を砲撃、トルコ軍兵士1人が負傷(2024年4月27日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室が26日深夜から27日未明にかけてシリア政府の支配下にある県西部の第46中隊基地一帯を砲撃、シリア軍と交戦、戦車1輌を捕獲、1輌を破壊した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、シリア軍はシャーム解放機構の支配下にあるワサータ村およびその一帯を自爆型無人航空機(ドローン)7機で攻撃、シャーム解放機構のメンバー2人を殺害、3人を負傷させた。

シリア軍はまた、カスル村、カフル・アンマ村、ワサータ村、アターリブ市東部、アブザムー町を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がシリア政府の支配下にあるクバイナ丘一帯を砲撃、シリア軍兵士1人を殺害した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がサラーキブ市一帯でシャーム解放機構のメンバー1人を狙撃し、殺害した。

シリア軍はまた同市近郊に設置されているトルコ軍の拠点を砲撃、これによりトルコ軍兵士1人が負傷、バーブ・ハワー国境通行所に搬送された。

砲撃では、「決戦」作戦司令室諸派の戦闘員2人も負傷した。

AFP, April 27, 2024、ANHA, April 27, 2024、‘Inab Baladi, April 27, 2024、Reuters, April 27, 2024、SANA, April 27, 2024、SOHR, April 27, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県トゥウーム村でジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモ(2024年4月27日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)によると、シャーム解放機構の支配下にあるトゥウーム村で、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモが行われた。

AFP, April 27, 2024、ANHA, April 27, 2024、‘Inab Baladi, April 27, 2024、Reuters, April 27, 2024、SANA, April 27, 2024、SOHR, April 27, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求(2024年4月27日)

スワイダー県では、スワイダー24(4月27日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求した。

AFP, April 27, 2024、ANHA, April 27, 2024、‘Inab Baladi, April 27, 2024、Reuters, April 27, 2024、SANA, April 27, 2024、SOHR, April 27, 2024、Suwayda 24, April 27, 2024などをもとに作成。

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シリア民主軍特殊部隊はダイル・ザウル県でダーイシュのメンバー2人を逮捕(2024年4月27日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は公式HP(https://sdf-press.com/)を通じて、特殊部隊(コマンドス)がダイル・ザウル県で米主導の有志連合と協力し、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルに対する2回の特殊作戦を実行し、メンバーのハーリド・ハリーファ・スハイル容疑者とファイサル・ムハンマド・ムバーラク容疑者(アブー・ムスリム・ファーウーリー)を逮捕したと発表した。

スハイル容疑者は2021年にトルコに逃走、その後2023年にシリアに密入国し、活動を再開していた。

ムバーラク容疑者は、ヒムス県タドムル市制圧、ダイル・ザウル県バーグーズ村攻防戦などに参加したのち、潜伏し活動を継続していた。
ANHA(4月27日付)が伝えた。

AFP, April 27, 2024、ANHA, April 27, 2024、‘Inab Baladi, April 27, 2024、Reuters, April 27, 2024、SANA, April 27, 2024、SOHR, April 27, 2024などをもとに作成。

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軍武装部隊総司令部は5月31日までの時点で予備役が1年以上に達する士官を6月1日付で退役とすることを決定(2024年4月27日)

軍武装部隊総司令部は管理命令を発出し、5月31日までの時点で予備役が1年以上に達する士官を6月1日付で退役とすることを決定した。

SANA(4月27日付)が伝えた。

AFP, April 27, 2024、ANHA, April 27, 2024、‘Inab Baladi, April 27, 2024、Reuters, April 27, 2024、SANA, April 27, 2024、SOHR, April 27, 2024などをもとに作成。

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