米軍輸送機1機がハサカ県カスラク村に米軍(有志連合)が違法に設置している基地に軍装備品や兵站物資を輸送(2024年4月23日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米軍輸送機1機が北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるカスラク村に米軍(有志連合)が違法に設置している基地に軍装備品や兵站物資を輸送した。

AFP, April 23, 2024、ANHA, April 23, 2024、‘Inab Baladi, April 23, 2024、Reuters, April 23, 2024、SANA, April 23, 2024、SOHR, April 23, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

パレスチナのハマースによる「アクサーの大洪水」作戦開始から200日:ヒズブッラーの作戦実施回数は1,637回、イラク・イスラーム抵抗は243回、イエメンのアンサール・アッラーは118回に達する(2024年4月23日)

レバノン・イスラーム抵抗は、パレスチナのハマースによる「アクサーの大洪水」作戦開始から200日が経過したのに合わせて、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で抵抗枢軸の戦果を発表した。

発表によると、レバノンのヒズブッラーによる作戦実施回数は1,637回(うち陣地への攻撃が1,404回、爆撃が51回、入植地への攻撃が182回)、イラク・イスラーム抵抗が243回(うちイラク領内での攻撃が90回、イスラエルに対する攻撃が65回、シリア領内での攻撃が88回)、イエメンのアンサール・アッラーが118回(うち海洋での作戦が98回、イスラエルに対する攻撃が18回、航空機への攻撃が2回)、合計で1,998回。

AFP, April 23, 2024、ANHA, April 23, 2024、‘Inab Baladi, April 23, 2024、Reuters, April 23, 2024、SANA, April 23, 2024、SOHR, April 23, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエル軍はレバノン南部に対する攻撃でヒズブッラーの重要人物2人を殺害、レバノン・イスラーム抵抗は報復としてアッカ市北のイスラエル軍司令部をドローンで攻撃(2024年4月23日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、4月23日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午後2時35分、アースィー陣地一帯に集結するイスラエル軍部隊を攻撃し、直接の損害を与える。

午後4時10分、占領下シャブアー農場のレーダー・サイトをロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後4時10分、ハーニーン村での攻撃で民間人多数が死傷した虐殺への報復の一環として、マルガリオット入植地、フニン村をカチューシャ砲数十発で攻撃。

午後4時15分、ラーミーム陣地一帯の森林地帯に集結するイスラエル軍部隊を砲撃し、直接の損害を与える。

午後4時20分、占領下カフルシューバー村丘陵地帯のルワイサート・イルム陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後8時00分、イスラエル軍が展開するマナラ入植地内の建物1棟を攻撃し、直接の損害を与える。

西部地区

午後1時40分、アドルーン村に対するイスラエル軍の攻撃およびムジャーヒディーン1名の暗殺への報復として、アッカ市北のゴラニ旅団司令部と「シャラーガー兵舎」の大621エゴズ部隊司令部を自爆型無人航空機(ドローン)複数機で攻撃。

午後4時20分、カランティーナー丘に集結するイスラエル軍部隊を砲撃し、直接の損害を与える。

**

イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前8時26分、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が夜間、ヤールーン村地域にあるヒズブッラーの軍事施設1ヵ所とテロ・インフラを攻撃。イスラエル軍は先ほど、同地の脅威を排除するための攻撃を実施。

午後12時43分、イスラエル軍航空機が、レバノン南部でヒズブッラーの防空部隊の重要人物の1人フサイン・アズクールを攻撃し、殺害。また、アルズーン村地域でラドワーン部隊の重要人物の1人サージド・サルファンドを殺害。

午後1時39分、レバノンからイスラエル北部に敵機が侵入、イスラエル軍が多連装ミサイルでナハリヤ市沿岸で不振な飛翔体を撃破することに成功。

午後2時12分、イスラエル軍が北部沿岸で腐心な飛翔体2つを多連装ミサイルで撃破。

午後4時56分、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が先ほど、アイター・シャアブ村、ブライダー村地域でヒズブッラーの軍事施設2ヵ所を攻撃。ジェット戦闘機はまた、マルカバ―村地域にある軍事施設複数ヵ所を攻撃。

AFP, April 23, 2024、ANHA, April 23, 2024、‘Inab Baladi, April 23, 2024、Qanat al-Manar, April 23, 2024、Reuters, April 23, 2024、SANA, April 23, 2024、SOHR, April 23, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県アティマ村、ビンニシュ市、アルマナーズ市、ジスル・シュグール市で、ジャウラーニー指導者の打倒を訴えるデモ(2024年4月23日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるアティマ村の国内避難民(IDPs)キャンプ群、ビンニシュ市、アルマナーズ市、ジスル・シュグール市で、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモが行われた。




AFP, April 23, 2024、ANHA, April 23, 2024、‘Inab Baladi, April 23, 2024、Reuters, April 23, 2024、SANA, April 23, 2024、SOHR, April 23, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるアレッポ県とラタキア県を自爆型無人航空機(ドローン)多数で攻撃、2人を殺害、3人を負傷させる(2024年4月23日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるハッバータ村一帯を自爆型無人航空機(ドローン)4機で、タカード村一帯を3機で攻撃、シャーム解放機構のメンバー1人を殺害、3人を負傷させた。

シリア軍はまた、アブザムー村を砲撃した。

**

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるクルド山地方のカッバーナ村一帯を自爆型無人航空機(ドローン)1機で攻撃、同機構のムアーウィヤ・ブン・アビー・サフヤーン旅団のメンバー1人が死亡した。

AFP, April 23, 2024、ANHA, April 23, 2024、‘Inab Baladi, April 23, 2024、Reuters, April 23, 2024、SANA, April 23, 2024、SOHR, April 23, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求(2024年4月23日)

スワイダー県では、スワイダー24(4月23日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求した。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ジャースィム市で麻薬密売に関与しているとされる若い男性が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, April 23, 2024、ANHA, April 23, 2024、‘Inab Baladi, April 23, 2024、Reuters, April 23, 2024、SANA, April 23, 2024、SOHR, April 23, 2024、、Suwayda 24, April 23, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アレッポ県北部でシリア軍とトルコ軍が砲撃戦を行い、シリア軍兵士4人が死傷(2024年4月23日)

アレッポ県では、ANHA(4月23日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるマンビジュ市北のアウン・ダーダート村を砲撃した。

トルコ軍はまたタッル・リフアト市近郊のシャイフ・ハラール村、カフル・ナースィフ村、シャッアーラ村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコ軍がタッル・リフアト市近郊のウンム・クラー村、スムーカ村を砲撃、シリア軍兵士2人が死亡、2人が負傷した。

同監視団によると、これを受けて、シリア軍はトルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市の一つマーリア市郊外のトゥワイス村一帯を砲撃、2人を負傷させた。

**

ラッカ県では、ANHA(4月23日付)によると、シリア政府と北・東シリア地域民主自治局のラッカ市で車に仕掛けられていた爆弾が爆発した。

シリア人権監視団によると、爆発は、麻薬密輸業者らが収監されている「アフダース刑務所」に近いラッカ市北のタムウィーン地区で発生した。

AFP, April 23, 2024、ANHA, April 23, 2024、‘Inab Baladi, April 23, 2024、Reuters, April 23, 2024、SANA, April 23, 2024、SOHR, April 23, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アサド大統領は2024号法律第19号を施行し、1961年法律第186号によって設立された情報省に代えて、世界中のメディア・システム・ツールの発展に対応するために新たに情報省を設置(2024年4月23日)

アサド大統領は2024号法律第19号を施行し、1961年法律第186号によって設立された情報省に代えて、新たに情報省を設置した。

SANA(4月23日付)によると、情報省の新設を定めて同法は、情報省が世界中のメディア・システム・ツールの発展に対応するためのもので、メディア分野が急速に拡大と発展を遂げていることを考慮して、省の役割を強化することを目的としている。

法律は、メディアと社会の結びつきを強化し、シリア国民の歴史や文明に根差した愛国的言論を作り出し、祖国と市民にかかる問題に取り組むために、情報省に中核的な役割を付与し、憲法と法律の規定に従って、国民がさまざまな情報とメディア・サービスを得る権利と、メディア活動における自由、メディアにおける表現の自由を補償することを定めている。

**

同法が定めた情報省の主な業務は以下の通り:

  • メディア部門の規制、公平な競争を補償するための基盤や統制の確立。
  • 国営部門と民間部門の協力促進。
  • メディア部門への投資。
  • ドラマ、ドキュメンタリーの製作。
  • 世論調査。
  • 広告産業、出版サービス産業の育成。
  • 出版物配布。
  • 電子メディアの育成。
  • 愛国的なデジタル・コンテンツの拡充。
  • アラブ・外国メディアの活動の組織、アラブ・外国メディアへの代表団の派遣。
  • シリアに配信される定期、不定期の刊行物の内容の追跡と、法律に沿った配布。
  • 出版社、メディア・トレーニング・センター、メディア・サービス企業などの認可、活動の調整。

**

情報省新設にかかる法案は、3月4日に人民議会で可決されていた。

AFP, April 23, 2024、ANHA, April 23, 2024、‘Inab Baladi, April 23, 2024、Reuters, April 23, 2024、SANA, April 23, 2024、SOHR, April 23, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍とロシア軍が海あるいは陸からのテロ攻撃やテロリストの潜入を想定して、タルトゥース県内の海軍基地沖で実弾合同演習を実施(2024年4月23日)

国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて、シリア軍とロシア軍がタルトゥース県内の海軍基地沖で実弾合同演習を実施したと発表した。


演習は、海あるいは陸からのテロ攻撃やテロリストの潜入を想定して行われ、アブドゥルカリーム・マフムード・イブラーヒーム参謀総長、駐シリア・ロシア軍司令官のセルゲイ・キセル一等中将、両国の士官らが見守るなか、両国防空部隊、艦艇、クワッドボートなどが参加した。

SANA(4月23日付)が伝えた。

 

AFP, April 23, 2024、ANHA, April 23, 2024、‘Inab Baladi, April 23, 2024、Reuters, April 23, 2024、SANA, April 23, 2024、SOHR, April 23, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.