アリー・マムルーク大統領事務局治安問題担当顧問は露サンクトペテルブルクでの第12回安全保障上級国際会議で演説:「国民アイデンティティは外国のアジェンダに立ち向かうための第一防衛線」(2024年4月25日)

ロシアを訪問中のアリー・マムルーク大統領事務局治安問題担当顧問は、24日にサンクトペテルブルクで開幕した第12回安全保障上級国際会議において演説を行い、国民アイデンティティを保持することが国家の安全保障と平和の基本的な柱をなすと述べた。

マムルーク大統領事務局治安問題担当顧問は、以下の通り述べた。

国際の平和と安定、そして安全保障のために国民アイデンティティと伝統的価値観を維持することは、一部の国が、他国の国民アイデンティティを標的とし、その社会的な価値観に打撃を与えることでその国を切り裂き、偽りのスローガンや主題のもとに政治的アジェンダを実現しようとする時代において重要なテーマだ。

シリアに対するテロ戦争は、アイデンティティや帰属意識を標的としていた。つまり、外国のアジェンダ、文化や思想への侵略の試みに立ち向かうための社会的結束の維持を担う社会の第一防衛線を狙っていた。

SANA(4月25日付)が伝えた。

AFP, April 25, 2024、ANHA, April 25, 2024、‘Inab Baladi, April 25, 2024、Reuters, April 25, 2024、SANA, April 25, 2024、SOHR, April 25, 2024などをもとに作成。

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イラク・イスラーム抵抗はパレスチナのハマースによる「アクサーの大洪水」作戦開始から200日が経過したのに合わせてこれまでの戦果を示したインフォグラフィアを公開(2024年4月25日)

イラク・イスラーム抵抗は午前0時29分、パレスチナのハマースによる「アクサーの大洪水」作戦開始から200日が経過したのに合わせて、テレグラムのアカウント(https://t.me/ElamAlmoqawama)を通じて、これまでの戦果を示したインフォグラフィアを公開した。

インフォグラフィアによると、イラク・イスラーム抵抗の作戦回数は243回、うち90回がイラク領内、65回がシリア領内、88回がイスラエル領内に対して実施されている。

AFP, April 25, 2024、ANHA, April 25, 2024、‘Inab Baladi, April 25, 2024、Reuters, April 25, 2024、SANA, April 25, 2024、SOHR, April 25, 2024などをもとに作成。

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イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)はイスラエルの船舶MSCダーウィンとエイラート市一帯を攻撃したと発表(2024年4月25日)

イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)のヤフヤー・サリーア報道官は午後11時32分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/army21ye)を通じて声明を出し、アデン湾でイスラエルの船舶MSCダーウィンをミサイルと無人航空機(ドローン)多数で標的とする一方、イスラエルのエイラート市一帯を多数の弾道ミサイルで攻撃したと発表した。


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#معركة_الفتح_الموعود_والجهاد_المقدس pic.twitter.com/l7J5BajSQG

— العميد يحيى سريع (@army21ye) April 25, 2024

AFP, April 25, 2024、ANHA, April 25, 2024、‘Inab Baladi, April 25, 2024、Reuters, April 25, 2024、SANA, April 25, 2024、SOHR, April 25, 2024などをもとに作成。

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ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部(レバノン南部の占領地)を5回攻撃(2024年4月25日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、4月25日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午後5時15分、占領下シャブアー農場のザブディーン陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後3時30分、アルマー・シャアブ村などに対する攻撃への報復として、自爆型無人航空機(ドローン)1機でマルガリオット入植地の司令部を攻撃。

午後11時10分、占領下シャブアー農場のルワイサート・イルム陣地近くでイスラエル軍の車列をロケット弾などで要撃し、車輛2輌を破壊。

西部地区

午後3時20分、ダヒーラ陣地一帯に展開するイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後11時00分、マルキヤ入植地に入ろうとしたイスラエル軍部隊を砲撃し、直接の損害を与える。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前6時47分、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が昨日、マールーン・ラース村地域にあるヒズブッラーのテロ・インフラ、マルカバ村地域にある監視ポスト、アルマー・シャアブ村地域にある軍事施設を攻撃。またレバノン南部の複数ヵ所を砲撃し、脅威を排除。

午後6時6分、アラブ・アル・アラムシェ村地域にレバノンから3回の砲撃が確認される。また、ドブ山地域に向けた複数の砲撃が確認される。イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が直後に、アルマー・シャアブ村地域、カフルシューバー丘陵地域にあるヒズブッラーの軍事施設1ヵ所、砲弾発射地、テロ・インフラを攻撃。イスラエル軍は早朝にもレバノン南部の複数地を攻撃し、脅威を排除。

AFP, April 25, 2024、ANHA, April 25, 2024、‘Inab Baladi, April 25, 2024、Qanat al-Manar, April 25, 2024、Reuters, April 25, 2024、SANA, April 25, 2024、SOHR, April 25, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍ドローンがクナイトラ県でシリア軍に対して兵力引き離し地域に進駐しないよう警告するビラを散布(2024年4月25日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍の無人航空機(ドローン)1機が占領下のゴラン高原から侵入し、シリア軍に対して兵力引き離し地域に進駐しないよう警告するビラを散布した。

AFP, April 25, 2024、ANHA, April 25, 2024、‘Inab Baladi, April 25, 2024、Reuters, April 25, 2024、SANA, April 25, 2024、SOHR, April 25, 2024などをもとに作成。

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米軍が違法に基地を設置しているハサカ県ハッラーブ・ジール村の農業用空港に輸送機で軍装備品や兵站物資を輸送(2024年4月25日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあり、米軍が違法に基地を設置しているハッラーブ・ジール村の農業用空港に、輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送した。

AFP, April 25, 2024、ANHA, April 25, 2024、‘Inab Baladi, April 25, 2024、Reuters, April 25, 2024、SANA, April 25, 2024、SOHR, April 25, 2024などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県で地元武装集団とシリア民主軍が交戦(2024年4月25日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、地元武装集団がシリア政府の支配下にあるマヤーディーン市とダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配地を隔てるユーフラテス川に架かるマヤーディーン橋近くに設置されているシリア民主軍の陣地複数ヵ所をロケット弾で攻撃した。

これに対して、シリア民主軍も応戦、マヤーディーン市野」学校近くなどを砲撃した。

地元武装集団はまた、ユーフラテス川東岸のシャアファ村に設置されているシリア民主軍の陣地複数ヵ所に潜入、両者の間で激しい戦闘が発生した。

AFP, April 25, 2024、ANHA, April 25, 2024、‘Inab Baladi, April 25, 2024、Reuters, April 25, 2024、SANA, April 25, 2024、SOHR, April 25, 2024などをもとに作成。

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ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県で石油投資家を襲撃(2024年4月25日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるジャルズィー村で石油投資家ら2人を銃で撃ち、1人を殺害、1人を負傷させた。

石油投資家を襲撃したスリーパーセルはシリア民主軍と交戦、1人が死亡した。

また、アブリーハ村の街道では、ダーイシュのスリーパーセルが仕掛けた爆弾が爆発し、民間の旅客バスが被弾、乗客3人が負傷した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるタッル・ハミース市南のワーウィーヤ村で、オートバイに乗ったダーイシュ(イスラーム国)の2人組が内務治安部隊(アサーイシュ)の検問所を襲撃、1人を殺害した。

AFP, April 25, 2024、ANHA, April 25, 2024、‘Inab Baladi, April 25, 2024、Reuters, April 25, 2024、SANA, April 25, 2024、SOHR, April 25, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県イドリブ市、タッルアーダ村で、ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモ(2024年4月25日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)によると、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市、タッルアーダ村で、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモが行われた。



AFP, April 25, 2024、ANHA, April 25, 2024、‘Inab Baladi, April 25, 2024、Reuters, April 25, 2024、SANA, April 25, 2024、SOHR, April 25, 2024などをもとに作成。

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住民グループがスワイダー県出身の大学生の逮捕に抗議し、ダマスカス・スワイダー街道を封鎖、シリア軍士官多数を拉致(2024年4月25日)

スワイダー県では、、イナブ・バラディー(4月25日付)、シリア人権監視団によると、2月11日に同県出身の大学生がラタキア県で拘束、拘留を続けていることに対して、複数の住民グループが首都ダマスカスとスワイダー市を結ぶ街道の各所でシリア軍の士官ら多数を拉致するとともに、シリア軍将兵のスワイダー県への進入を阻止した。

拉致された士官のなかには、スワイダー県の出入国管理課長を務める准将も含まれているという。

また、スワイダー24(4月25日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)では、活動家らが抗議デモを続け、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求した。

AFP, April 25, 2024、ANHA, April 25, 2024、‘Inab Baladi, April 25, 2024、Reuters, April 25, 2024、SANA, April 25, 2024、SOHR, April 25, 2024、Suwayda 24, April 25, 2024などをもとに作成。

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北・東シリア地域民主自治局障害関係局はダーイシュのタジキスタン人メンバーの家族50人の身柄を引き渡す(2024年4月25日)

北・東シリア地域民主自治局の障害関係局のファナル・カイート共同議長、ハーリド・イブラーヒーム局員、ラーナー・フサイン女性防衛隊(YPJ)代表は、ズバイドッラー・ズバイドフ在クウェート・タジキスタン大使らからなる使節団と会談、ダーイシュ(イスラーム国)のタジキスタン人メンバーの家族50人の身柄を引き渡した。

ANHA(4月25日付)が伝えた。

AFP, April 25, 2024、ANHA, April 25, 2024、‘Inab Baladi, April 25, 2024、Reuters, April 25, 2024、SANA, April 25, 2024、SOHR, April 25, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍はシリア国民軍とともにアレッポ県北部各所を砲撃(2024年4月25日)

アレッポ県では、ANHA(4月25日付)によると、トルコ軍はシリア国民軍とともにシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のアルカミーヤ村、マルアナーズ村に対して40発以上の砲弾で砲撃を行った。

トルコ軍はまた、スーガーニカ村を砲撃した。

シリア人権監視団によると、トルコ軍はまたマンビジュ市近郊のブワイヒジュ村を砲撃、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するイドリブ革命家旅団のメンバー1人が死亡した。

AFP, April 25, 2024、ANHA, April 25, 2024、‘Inab Baladi, April 25, 2024、Reuters, April 25, 2024、SANA, April 25, 2024、SOHR, April 25, 2024などをもとに作成。

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