米中央軍(CENTCOM)はフーシー派の対艦弾道ミサイル(ASBM)1発を迎撃し、破壊することに成功したと発表(2024年4月12日)

米中央軍(CENTCOM)は午前5時43分にX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM/)を通じて声明を出し、現地時間11日午後1時頃、CENTCOMがフーシー派の支配下にあるイエメン領内から紅海に発射された対艦弾道ミサイル(ASBM)1発を迎撃し、破壊することに成功したと発表した。

AFP, April 12, 2024、ANHA, April 12, 2024、‘Inab Baladi, April 12, 2024、Reuters, April 12, 2024、SANA, April 12, 2024、SOHR, April 12, 2024などをもとに作成。

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イラク・イスラーム抵抗はイラクなどへのイスラエルの攻撃の全責任は米国にあると主張、報復を示唆(2024年4月12日)

イラク・イスラーム抵抗は午後6時4分、テレグラムのアカウントを通じて声明を出し、米国がイラクから撤退する意志がないなら、「しばしの間楽しみを与えよう。その後、彼らを火獄の懲罰に、駆り立てるであろう」(コーラン(雄牛章126)と脅迫した。

また、米国による犯罪は、シオニスト政体(イスラエル)を支援することで日に日に増しており、イラクや枢軸国に対するイスラエル、そしてその軍による攻撃があった場合の全責任は米国にあると主張、米国に直接報復すると表明した。

AFP, April 12, 2024、ANHA, April 12, 2024、‘Inab Baladi, April 12, 2024、Reuters, April 12, 2024、SANA, April 12, 2024、SOHR, April 12, 2024などをもとに作成。

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ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部を自爆型ドローンで攻撃、イスラエルはドローン2機を撃墜したと発表(2024年4月12日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、4月12日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午後2時30分、占領下カフルシューバー村丘陵地帯のミスガブ・アム(キブツ)を攻撃し、直接の損害を与える。

午後4時10分、マルジュ陣地を攻撃し、直接の損害を与える。

午後5時05分、カフルシューバー村丘陵地帯のルサイサート・イルム陣地を砲撃し、直接の損害を与える。

午後5時10分、カフルシューバー村丘陵地帯のサンマーカ陣地を攻撃し、直接の損害を与える。

午後8時00分、タイバ村、アイター・シャアブ村などに対するイスラエル軍の攻撃への報復として、ザウラ入植地にあるイスラエル軍の砲台複数ヵ所をカチューシャ砲数十発で攻撃。

西部地区

午後5時50分、カランティーナー丘を砲撃し、直接の損害を与える。

午後7時10分、タイバ村、アイター・シャアブ村などに対するイスラエル軍の攻撃への報復として、ラモト・ナフタリ基地を自爆型無人航空機(ドローン)複数機で攻撃した。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午後7時3分、レバノンから上ガリラヤ地方に多数の砲撃を確認、イスラエル軍が砲弾発射地を攻撃。イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が先ほど、アイター・シャアブ村、タイバ村にあるヒズブッラーの軍事複合施設を攻撃した。

午後8時34分、レバノンからイスラエル北部に約40発の砲弾が発射されたことを確認、一部は撃破され、一部は空地に着弾。イスラエル軍が今夕、レバノンからイスラエル領内に潜入した自爆型無人航空機(UAV)2機を撃破。早朝には、ロマト・ナフタリ入植地に向けてレバノンからの多数の砲撃を確認。イスラエル軍は過去数時間にわたり、レバノン南部を攻撃し、脅威を排除。

AFP, April 12, 2024、ANHA, April 12, 2024、‘Inab Baladi, April 12, 2024、Qanat al-Manar, April 12, 204、Reuters, April 12, 2024、SANA, April 12, 2024、SOHR, April 12, 2024などをもとに作成。

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イドリブ県、アレッポ県各所でシャーム解放機構のジャウラーニー指導者打倒を訴えるデモ、カフルルースィーン村ではシャーム解放機構がデモ参加者に暴行を加える(2024年4月12日)

イドリブ県では、シリア人権監視団、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)によると、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市、カフルタハーリーム町、カフリーヤ村、ダイル・ハッサーン村、ジスル・シュグール市、ハザーヌー町、アリーハー市、フーア市、タフタナーズ市、サルマダー市、ビンニシュ市、ハーリム市、マアッラトミスリーン市、アリーハー市、カフルタハーリーム町で、金曜午後の集団礼拝後にアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の釈放などを訴える抗議デモが行われた。











アレッポ県でも、シャーム解放機構の支配下のアターリブ市、アビーン・サムアーン町、県西部の国内避難民(IDPs)キャンプで、同様のデモが行われた。

さらに、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域内のアアザーズ市、バーブ市、スーラーン・アアザーズ町でも同様のデモが行われた。

一方、カフルルースィーン村では、夜間にもジャウラーニー指導者の打倒を求める抗議デモが行われたが、シャーム解放機構のメンバーの1人アブー・アースィム・スィルハーン氏らのグループがデモ参加者らに暴行を加え、若い男性1人が投石で負傷した。


AFP, April 12, 2024、ANHA, April 12, 2024、‘Inab Baladi, April 12, 2024、Reuters, April 12, 2024、SANA, April 12, 2024、SOHR, April 12, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県タッル・リフアト市近郊のハルバル村、ウンム・クラー村を砲撃(2024年4月12日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のハルバル村、ウンム・クラー村を砲撃した。

一方、 ANHA(4月13日付)によると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域内のバーブ市で、シリア国民軍に所属する東部軍と地元民兵が交戦、女性1人と子供1人を含む住民5人が戦闘に巻き込まれ負傷した。

AFP, April 12, 2024、ANHA, April 12, 2024、April 13, 2024、‘Inab Baladi, April 12, 2024、Reuters, April 12, 2024、SANA, April 12, 2024、SOHR, April 12, 2024などをもとに作成。

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アレッポ県ではシリア軍の攻撃で住民6人負傷、ハマー県ではナスル軍の狙撃でシリア軍兵士1人死亡(2024年4月12日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフランティーン村近郊で民間の車輛1台をミサイルで攻撃、これにより住民6人が負傷した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構とともに「決戦」作戦司令室を主導する国民解放戦線所属のナスル軍がガーブ平原でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

AFP, April 12, 2024、ANHA, April 12, 2024、‘Inab Baladi, April 12, 2024、Reuters, April 12, 2024、SANA, April 12, 2024、SOHR, April 12, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家ら数十人が抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求(2024年4月12日)

スワイダー県では、スワイダー24(4月12日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家ら数十人が抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求した。

AFP, April 12, 2024、ANHA, April 12, 2024、‘Inab Baladi, April 12, 2024、Reuters, April 12, 2024、SANA, April 12, 2024、SOHR, April 12, 2024、Suwayda 24, April 12, 2024などをもとに作成。

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シリア人らによるレバノン軍団幹部殺害とレバノンでの反シリア人感情の高まりを受け、駐レバノン・シリア大使館は声明で難民帰還に向けた努力を続けていると表明(2024年4月12日)

駐レバノン・シリア大使館は声明を出し、両国の姉妹関係を重視しているとしたうえで、レバノン人に対する犯罪、そしてこれを受けるかたちでのシリア人への襲撃に遺憾の意を示した。

また、シリア政府が難民帰還に向けた努力を続けており、支援国や一部国際機関による難民問題の政治利用、さらには欧米諸国の制裁が帰還を妨げていると釈明した。

SANA(4月12日付)が伝えた。

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声明は、4月9日にレバノン軍団の幹部の1人パスカル・スライマーン氏がシリア人らからなるグループによってジュベイル(ビブロス)市近郊で誘拐され、10日にシリア国内で遺体で発見されたことをきっかけに、レバノン国内でシリア難民が襲撃される事件が発生するなど、シリア人排斥の動きが高揚していることを受けたもの。

4月10日には、首都ベイルートのブルジュ・ハンムード地区で一部住民らが、同地で暮らすシリア人に対して、拡声器で4月12日金曜日の昼までに同地区および周辺地区の住居と商店から退去するよう最後通告を発していた。

またタブラジャ村(キスラワーン・ジュベイル県)などでは、シリア難民が暴行を受ける事件が発生していた。

AFP, April 12, 2024、ANHA, April 12, 2024、IM Lebanon, April 10, 2024、‘Inab Baladi, April 12, 2024、Reuters, April 12, 2024、SANA, April 12, 2024、SOHR, April 12, 2024などをもとに作成。

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アサド大統領は、UAEのムハンマド大統領とラマダーン月明けのイード(イード・アル=フィトル)を祝う祝電を交わす(2024年4月12日)

アサド大統領は、UAEのムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン大統領とラマダーン月明けのイード(イード・アル=フィトル)を祝う祝電を交わした。

SANA(4月12日付)が伝えた。

AFP, April 12, 2024、ANHA, April 12, 2024、‘Inab Baladi, April 12, 2024、Reuters, April 12, 2024、SANA, April 12, 2024、SOHR, April 12, 2024などをもとに作成。

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