シリア国民ブロックのハイサム・マンナーア氏が滞在先のスイスのジュネーブで何者かに「裏切り者」などと罵倒される(2026年2月5日)

シリア人権監視団などによると、シリア国民ブロックの連絡委員会メンバーを務めるハイサム・マンナーア氏が滞在先のスイスのジュネーブで何者かに「裏切り者」などと罵倒される映像がSNSで公開・拡散された。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米主導の有志連合がシャルア移行期政権によって制圧されたハサカ県シャッダーディー市の基地から技術的撤退(2026年2月5日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の航空機がハサカ市上空に頻繁に飛来した。

**

シリア人権監視団によると、国際有志連合の車列が、アフマド・シャルア移行期政権によって制圧されたシャッダーディー市に設置されている基地から撤退した。

イナブ・バラディーは、撤退(あるいはSNSで流布された基地破壊に関する情報)について、イスラーム国構成員の被拘束者の移送に伴う治安措置の一環として計画的に行われた「技術的撤収」だの一環であることが判明したと伝えた。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエル軍ガクナイトラ県南部のアイン・ザイワーン村に侵入(2026年2月5日)

クナイトラ県では、SANAによると、7両の軍用車両からなるイスラエル軍部隊が県南部のアイン・ザイワーン村に侵入、クードナ村とを結ぶ道路上に検問所を設置した。

また、シリア人権監視団によると、イスラエル軍航空機がクナイトラ県とダルアー県の農村部上空に飛来を繰り返した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

スワイダー市西部および北西部で国民防衛部隊とシャルア移行期政権の内務治安局部隊が交戦(2026年2月5日)

国民防衛部隊は、フェイスブックを通じて声明を出し、スワイダー県のマンスーラ村、リーマト・ハーズィム村、ウルガー村に展開するアフマド・シャルア移行期政権の部隊が、スワイダー市の西部および北西部の複数ヵ所に向けて砲撃と射撃を行い、同部隊が応戦したと発表した。

**

一方、SANAは、上記3ヵ村に設置されている内務治安局の拠点に対し、複数方向から「法の支配を逸脱した武装グループ」が攻撃、これにより隊員3人が負傷したと伝えた。

(C)青山弘之 All rights reserved.

中・西部シリア政治評議会(PCCWS)は発足以降に行った11の取り組みを紹介(2026年2月5日)

中・西部シリア政治評議会(PCCWS)は、フェイスブックを通じて、発足から5ヵ月間の取り組みを紹介した。

その内容は以下の通り:

1.法的枠組みの構築:30以上の声明を発表し、ジェノサイド、恣意的解雇、強制移住、放火、拘束、窃盗、誘拐といった犯罪を記録、国連諸機関などに提出する書簡や報告書を策定。
2.現地での行動:座り込み、デモ、ストライキを呼びかけ、参加するとともに、殺害や誘拐、教員、病院職員、港湾労働者、科学研究機関職員などへの恣意的解雇に抗議する各地の抗議行動を支援。
3.国内的連携の構築:クルド人コミュニティ、ドゥルーズ派の指導者、スンナ派の穏健な人物と会談・連携。
4.人権・国際案件:国際調査委員会および国連諸機関に対し、刑事的証拠。
5.外交的接触:複数の大使館や影響力を持つ人物と接触。
6.制度間調整:宗教的・政治的諸団体や評議会との調整を試み、役割の衝突や矛盾、あるいは不透明な関係性や独断的行動へと滑落することを回避。
7.社会的・相互扶助支援:寄付者と困窮家庭や患者を直接つなぎ、要支援者を支援。
8.法的助言:拘束者家族、退職者、庇護希望者、解雇された労働者を含む数十世帯と連携し、必要な社会的・法的助言を提供。
9.メディアおよび民衆的存在感:テレビ局やSNSを通じ、多数の政治対談や発信を実施。
10.政治的独立性の維持
11.財務的廉潔性:政治資金を全面的に拒否

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャルア移行期政権に所属する武装勢力がアイン・アラブ(コバネ)市近郊でクルド人の若者2人を拘束、拷問を加えた後、連行(2026年2月5日)

アレッポ県では、ANHAシリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権に所属する武装勢力がアイン・アラブ(コバネ)市近郊のクーリーク村でクルド人の若者2人を拘束し、アイン・イーサー市に連行する前に拷問を加えた。

2人は村からザナール・クルダーン村にパンや食料を購入するために向かっていたが、そこで武装勢力に呼び止められ、携帯電話を押収されたうえ、拷問を受け、その後連行されたという。

**

ヒムス県では、内務省(フェイスブック)によると、麻薬取締局がイラクの麻薬向精神薬対策総局との連携のもと、治安作戦を実施し、麻薬密輸に関与していた容疑者2人(うち1人は外国人)を逮捕、約30万錠のカプタゴン錠剤を押収した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャイバーニー外務在外居住者大臣は首都ダマスカスでフランスのバロ外務大臣、サウジアラビアとカタールの文化大臣と会談(2026年2月5日)

外務在外居住者省(フェイスブック)によると、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣は、首都ダマスカスにおいて、フランスのジャン=ノエル・バロ外務大臣と会談し、両国が関心を寄せる諸問題および地域情勢の進展、二国間協力の強化の方策について協議した。

**

外務在外居住者省(フェイスブック)によると、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣は、ダマスカス国際ブックフェアの開会式に出席するためにシリアを訪れたサウジアラビアのバドル・ビン・ファルハーン・アール・サウード文化大臣、カタールのアブドゥッラフマーン・ビン・ハマド・アール・サーニーカタールと会談した。

会談には、ムハンマド・サーリフ文化大臣、ハムザ・ムスタファー情報大臣も同席し、文化協力強化の方策について協議が行われた。

**

外務在外居住者省(フェイスブック)によると、シリア外交学院と、チェコ外交アカデミーとの間で、協力協定が署名された。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャルア暫定大統領の後援のもと、ダマスカス国際ブックフェアの開幕式が行われる(2026年2月5日)

大統領府(フェイスブック)によると、アフマド・シャルア暫定大統領の後援のもと、ダマスカス国際ブックフェア(特別回)の開幕式がダマスカス郊外にある国際会議場で行われ、複数の閣僚やアラブ諸国の政治家、有識者らが参加した。

**

SANAによると、開幕式での演説において、シャルア暫定大統領は以下のように述べた。

人類は常に真理、知識、そしてこの世の秘密と宝を探し求めてきた。人は知識が増すほど意識が高まり、意識が高まるほど、より一層学びを必要とする。知は尽きることのない泉のようなもので、求める者を完全に満たすまで潤すことはなく、人はそれに向き合うたび、なお必要とし続ける。
この世の法則は、善と悪の対立に基づき、その双方を強めるのが知識である…。知に最初に到達するため真摯に努力した者が優位に立つ…。善をなす者たちは、努力を尽くし、学びを追求すれば、その努力に対する報いとして勝利を得るのであり、学問の信託は実践にある…。学んでも実践しなければ、その知は本人にとって利ではなく不利の証拠となる。
無知な民族は弱さと結び付けられ、学び、実践する民族は強さと結び付けられる…。アッラーは人々にその書を残し、学び、熟考し、思索することを促してきた。人々に善をもたらし、公正を実現し、真理を確立し、虚偽を打ち消すには力が必要であり、知なき力は破滅的であり、思慮なき剣はその持ち主を切り裂く。
ダマスカスはかつて学問の灯台であり、知の源泉であり、求道者の目的地であった…。その恵みは東西に及んだが、やがて諸々の出来事のなかで、悪と腐敗の徒が復讐し、その自我を抹消し、灯台を破壊しようとした。
ダマスカスは今回帰し、我々も共にその建造物を修復し、傷を癒やし、輝きを取り戻すために帰還した…。ダマスカスは、すべての犠牲を払うに値するシャームであり、その善が広がり、人々がそこに安らぎを見いだし、歴史の栄光と威厳、尊厳を回復する、統一され、強く、子らと住民、そして愛する人々に富んだシリアである。
今日のブックフェアは、シリア全土の解放後における喜ばしい回帰であり、貴重な新たな出発であるとし、アッラーが皆に学問と知識を授けてくださるよう祈る。

ブックフェアは2月6日から16日まで開催され、35ヵ国以上から500社の出版社が参加し、文学、思想、哲学、科学、児童書の分野で数万点の書籍を展示するほか、数百のシンポジウム、講演、知的・文学的夕べ、書籍署名会、専門ワークショップが行われるほか、子ども向け劇場、体験型活動、読書ワークショップなど、次世代における知の文化を育むための広いスペースが設けられている。
展示会のスローガンは、ウガリットにおける最初のアルファベット、エブラで発見された最古の図書館というシリア文明の深みに着想を得たもので、シリアが書物と知識の地であったし、今もそうであることを強調している。

**

シャルア暫定大統領はXを通じて以下の通り綴った。

ダマスカス国際ブックフェアから、ダマスカスは再び学知と知の灯台として回帰する。文字は歳月が打ち壊したものを再び築くために回帰する。知と文化によって、そしてその民のたくましい腕によって、我々は栄光の殿堂を修復し、輝きを取り戻し、強く統一されたシリアの未来を築き上げる。

(C)青山弘之 All rights reserved.

国連安保理:イスラーム国の脅威は着実に増大、多極化し、ますます複雑になっている(2026年2月4日)

UNニュースによると、国連安保理でイスラーム国への対応を協議するための会合が開かれ、国連テロ対策局(UNOCT)のアレクサンドル・ズエフ暫定事務次長が同局の最新報告書を提出し、イスラーム国がアフリカ、中東、さらにはそれ以外の地域でも強まっていることを明らかにし、その脅威が「着実に増大」しており、「多極化し、ますます複雑になっている」と警鐘を鳴らした。

シリアについては、「治安情勢は依然として脆弱で、イスラーム国は統治の空白を利用し、宗派間の緊張を煽り続けている」と指摘した。

また、シリア民主軍がフール・キャンプから撤退したことで、新たな作戦上および人道上の課題が生じているとも述べ、各国に対し、シリア北東部のキャンプや拘禁施設の収容者を本国に送還する取り組みを強化するよう要請した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア・クルド国民評議会はシャイバーニー外務在外居住者大臣、シャルア暫定大統領との会談内容について声明を発表(2026年2月4日)

シリア・クルド国民評議会は、公式サイトを通じて声明を発表し、2日のアスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣の会談、3日のアフマド・シャルア暫定大統領との会談について、とりわけクルド問題などが取り上げられ、これらの課題解決における対話の採用や、新しいシリア建設の方途について協議が行われたことを明らかにした。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヒューマン・ライツ・ウォッチはシャルア移行期政権による人権侵害の状況や課題を指摘(2026年2月4日)

ヒューマン・ライツ・ウォッチは、公式サイトを通じて、「シリア:2025年の出来事」と題した報告書を発表、アフマド・シャルア移行期政権による人権侵害の状況や課題を明らかにした。

報告書によると、シリアの人権侵害状況は以下の通り。

・移行期正義委員会の権限は前政権による人権侵害に限定され、他の主体による違反は対象外とされ、多くの被害者が救済を受けられない状況が続いている。
・シリアに関する国際・中立・独立メカニズム(IIIM)、シリア行方不明者独立機関(IIMP)、シリア調査委員会(COI)はシリアへの訪問を許されたものの、国内で活動拠点を設置するための正式な権限は付与されていない。
・昨年3月に沿岸部、ハマー県でアラウィー派1,400人を殺害した。
・7月中旬のスワイダー県での衝突に際して、約1,000人が死亡し、そのうち少なくとも539人がドルーズ派市民(女性39人、子ども21人を含む)、また少なくとも196件の超法規的処刑と33以上の村の焼失が確認された。
・シリア国民軍の諸派が、シリア北部で市民の拘束、虐待、恐喝を続けていることを確認、また昨年3月16日には、アレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市南方で、トルコ、あるいは同国が支援する勢力による無人航空機で攻撃を行い、クルド人の子ども7人、18歳の姉、両親が死亡した。
・シリア民主軍と北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)は、恣意的拘束を行っているほか、イスラーム国構成員や家族40,000人以上を劣悪な環境下で恣意的に拘束し続けている。
・イスラエルはシリア南部に9ヵ所の軍事拠点を設置、新たに占領下地域で家屋の接収や破壊による強制移住を含む人権侵害を行っている。
・国民の90%以上が貧困線以下で生活、約1,456万人(人口の半数超)が十分な食料にアクセスできず、少なくとも1,650万人が支援を必要としている。
・国際移住機関(IOM)は2025年10月、約58万1,000人のシリア難民が帰還したと発表したが、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)によれば、450万人以上が依然として国外にとどまっている。また、国内避難民は700万人を超える。
・女性および少女の権利の侵害

(C)青山弘之 All rights reserved.

CENTCOMは1月27日から2月2日にかけてシリア全域でイスラーム国にに対して5回の爆撃を実施したと発表(2026年2月4日)

米中央軍(CENTCOM)は、公式サイトを通じて声明(第20260204-01号)を発表し、1月27日から2月2日にかけて、シリア全域でイスラーム国にに対して5回の爆撃を実施したことを明らかにした。

CENTCOM部隊は、固定翼機、回転翼機、無人航空機から投下された50発の精密誘導弾を用い、イスラーム国の通信拠点、兵站拠点、武器保管施設を特定・破壊したという。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米主導の有志連合はイスラーム国の構成員を北・東シリア地域民主自治局の支配地域内の刑務所からイラクに移送する作業を継続(2026年2月4日)

シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の航空機と装甲車両の護衛を受けて、イスラーム国の構成員を北・東シリア地域民主自治局の支配地域内の刑務所からイラクに移送する作業が継続された。

**

シリア人権監視団によると、有志連合所属の貨物機がハサカ県のハッラーブ・ジール村の基地に着陸、これと前後して装甲車両とバスがイスラーム国の構成員を同基地に移送した。

**

シリア人権監視団によると、有志連合の航空機がルマイラーン町上空で照明弾を投下を投下した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア民主軍総司令部メンバーのヌールッディーン・イーサー・アフマド氏がハサカ県知事に就任:シャルア移行期政権からの公式発表はなし(2026年2月4日)

ANHAによると、ヌールッディーン・イーサー・アフマド氏がハサカ県の知事に任命され、ハサカ市に到着、市民から盛大な歓迎を受けた。

到着後、アフマド知事は演説を行い、市民への謝意を表するとともに、前線で戦う戦闘員および殉教者の家族に敬意を示し、負傷者の一日も早い回復を祈念した。

また、この瞬間を、14年にわたり抵抗を続けてきたクルド人民の闘争における歴史的勝利であると位置づけ、今後は、シリア社会を構成する諸集団の団結と連帯の精神の強化、治安と安定の定着、市民の期待に応える制度構築に向けた共同作業が必要であると強調した。

ANHAによると、アフマド知事は、1969年、ハサカ県カーミシュリー市生まれ。

ダマスカス大学で機械・電気工学の学士号を取得。

1993年から2012年まで、ハサカ県の有線無線通信局で技師として勤務した。

2011年にアサド前政権に対する反体制運動に参加したことを理由に解雇され、治安機関からの追及を受けた。

その後、地域を防衛するための軍事分野に関わり、2015年10月のシリア民主軍設立後は、広報責任者と総司令部メンバーを務めてきた。

イナブ・バラディーによると、アフマド・シャルア移行期政権は、「アブー・ウマル・ハーニーカー」ことアフマド県知事の任命について公式の発表は行っていない。

また、移行期政権関係者によると、アフマド県知事はハサカ市訪問に先立って、アフマド・シャルア暫定大統領、ムハンマド・アンジャラーニー地方行政開発大臣と相次いで会談したが、現時点でアフマド知事に対する正式な任命は出ていないという。

ハサカ市のハマーマ交差点で同知事の就任を歓迎する住民らは、北・東シリア地域民主自治局の旗やクルド民族旗の旗を掲げる一方、シリア国旗は確認できなかった。

なお、アフマド県知事が過去10年間で担った主な役割は以下の通り:
• 拘禁施設の運営:カーミシュリー市のアライヤー刑務所の管理職。
• 部族関係:アラブ系住民が多数を占める地域で、アラブ系部族とクルド系部族の間の緊張緩和や紛争解決に関与。
• 現地調整:地域勢力間の共同案件を扱う関係調整を担当。

また、息子ウマルは2014年に、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市でイスラムー国との戦闘中に死亡している。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヒムス県部アイン・ハドラー村にある遊戯施設が、正体不明の武装グループの襲撃を受け、民間人9人負傷(2026年2月4日)

ヒムス県では、SANAによると、県西部のアイン・ハドラー村にある遊戯施設が、正体不明の武装グループの襲撃を受け、民間人9人が負傷した。

ムラースィルーンによると、武装グループは2人組で、銃撃により8人が負傷(うち1人重体)した。

ANHAによると、サイフ・ダンダシーと名乗る人物が、事件前に武装グループを扇動・支援していたという。

**

ラタキア県では、ムラースィルーンによると、電力会社職員200人以上の契約が解除された。

**

ダマスカス県では、ムラースィルーンによると、タダームン区で、新たな集団墓地が発見された。

同地域で集団墓地が発見されるのは、今回で5例目。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハラビー高等教育科学研究大臣は、アガ・カン開発ネットワークの代表団と会談(2026年2月4日)

高等教育科学研究省(フェイスブック)によると、マルワーン・ハラビー高等教育科学研究大臣は、アガ・カン開発ネットワークの代表団(団長:アンジュム・ハライ・アーガー・ハーン大学(パキスタン)学術担当副学長)と会談し、教育・看護分野の人材育成、看護学部設立の可能性などについて協議した。

高等教育・科学研究大臣のマルワーン・アル=ハラビー博士は、アンジュム・ハーライ博士を団長とするアーガー・ハーン開発ネットワークの代表団と会談し、教育および看護分野の人材育成を含む共同協力の展望、ならびにシリアに看護学部を新設する可能性について協議した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエル軍はクナイトラ県で帰宅途中にあった生徒1人と家畜を放牧していた若者2人を一時拘束(2026年2月4日)

クナイトラ県では、SANAによると、軍用車両10両からなるイスラエル軍部隊が、県南部のサイダー・ハヌート村に侵入、うち5両は村の西側に検問所を設置、残る部隊はサイダー・ジャウラーン村に侵入し、村の中央に検問所を設けた。

また、車両3両からなる別の部隊が東サムダーニーヤ村に侵入し、同村とハーン・アルナバ町を結ぶ道路上に検問所を設置した。

さらに、装甲車1両とハンヴィー車1両からなる部隊が、アイン・カーディー村に侵入し、小学校前に検問所を設置した。

 

SANAによると、イスラエル軍部隊は、県南部のアスバフ村とクードナ村を結ぶ道路上で、学校からの帰宅途中にあった生徒1人と家畜を放牧していた若者2人を一時拘束した。

SANAによると、装甲車1両とハンヴィー型車両2両からなるイスラエル軍が夕刻にサイダー・ジャウラーン村、アブー・マザーラ農場、ルワイヒーナ村に侵入した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア石油会社(SPC)、シェブロン・インターナショナル社、パワー・インターナショナル・カタール・ホールディング社がシリアで初の海洋油田プロジェクトに関る覚書(MoU)を締結(2026年2月4日)

SANAによると、アフマド・シャルア暫定大統領は首都ダマスカスの人民宮殿において、シェブロン・インターナショナル社およびパワー・インターナショナル・カタール・ホールディング社の代表らと会合を開いた。

会合には、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣、ムハンマド・バシール・エネルギー大臣、シリア石油会社(SPC)のユースフ・カブラーウィー最高経営責任者が同席した。

会合の中でシャルア暫定大統領は、三社が締結したシリアで初の海洋油田プロジェクトに関る覚書(MoU)に祝意を示した。

**

エネルギー省(フェイスブック)によると、署名式には、トーマス・バッラク在トルコ米大使兼シリア担当特が立ち会った。

**

バッラク大使は、Xを通じて、MoUについて、「不屈の精神をもつシリア国民と豊富な資源が結びつくことで、繁栄・包摂・再生に向けた未来が切り拓かれていく」と綴った。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシアのファイズリン運輸大臣、レヴィチン大統領顧問、エフクロフ国防次官らからなる上級代表団がシリアを訪問、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣、アブー・カスラ国防大臣、バドル運輸大臣と会談(2026年2月4日)

外務在外居住者省(フェイスブック)国防省(X)によると、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣とムルハフ・アブー・カスラ国防大臣が、ロシアのイレク・ファイズリン運輸大臣、イーゴリ・レヴィチン大統領顧問、ユヌス=ベク・エフクロフ国防次官らからなる上級代表団と会談した。

会談では、ロシア軍の駐留、両国間の軍事協力の展望、経済・開発分野における協力強化の方策などについて協議された。

pic.twitter.com/eE03m7DjGX

— وزارة الدفاع السورية (@Sy_Defense) February 4, 2026

**

SANAによると、ヤアラブ・バドル運輸大臣は、エリク・ファイゾリンロシア連邦住宅相を団長とし、ロシアのファイズリン運輸大臣ら代表団と会談し、シリアの鉄道網開発に向けた協力の展望について協議した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャルア大統領は首都ダマスカスの人民宮殿でバッラク在トルコ米大使兼シリア担当特使を団長とする米国代表団と会談(2026年2月4日)

大統領府(フェイスブック)によると、アフマド・シャルア大統領は首都ダマスカスの人民宮殿で、トーマス・バッラク在トルコ米大使兼シリア担当特使を団長とする米国代表団を迎えた。

会談には、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣が同席、地域における最近の情勢および相互の関心事項について協議が行われた。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダマスカス郊外県のスーク・ワーディー・バラダー(バラダー渓谷市場)村は男女混合のダンス・パーティーや交流を伴う観光グループの受け入れを禁止

シリア情勢について情報を発信するリヤーン・ミスリーはXにダマスカス郊外県のスーク・ワーディー・バラダー(バラダー渓谷市場)村の通達文書の画像を転載した。

スーク・ワーディー・バラダー村はこの通達で、男女混合のダンス・パーティーや交流を伴う観光グループの受け入れを禁止したと告知した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ウォールストリート・ジャーナル』:「シリアの勇敢なクルド人を裏切るな」と題する論説を掲載(2026年2月5日)

『ウォールストリート・ジャーナル』は、「シリアの勇敢なクルド人を裏切るな」と題する論説を掲載し、北・東シリア地域のクルド人がアフマド・シャルア移行期政権の攻撃や脅迫にさらされてきたと指摘したうえで、イスラーム国との戦いで成功を収めてきたと評価、シリアおよび地域の安定を確保するため国際社会による支援を呼びかけた。

(C)青山弘之 All rights reserved.

YPJのムハンマド報道官は武装解除を拒否「女性のいない武装勢力など、私たちは受け入れることはできない」(2026年2月5日)

女性防衛部隊(YPJ)のルークサン・ムハンマド報道官は、『テレグラフ』が掲載したインタビュー記事のなかで、以下の通り述べた。

YPJの闘争は、単なる領土をめぐる争いを超え、クルド人の自治と女性の権利をめぐる、より広範な闘いを示している。
女性である私が、なぜ武器を取ったのか?… それは、私の社会、私の独立、そして私のアイデンティティが脅かされていると感じているからだ。父や兄弟がいるかもしれないが、私は自分自身を守らなければならない。誰も私の代わりにそれをしてくれるわけではない。
もし戦いを強いられるのであれば、戦う準備ができており、人民を防衛する覚悟がある…。シリア政府との合意がシリア民主軍とクルド人民の保護を確保するものであるならば、平和にも応じる用意がある。
ダマスカスとクルド側では、ワシントンからの圧力の下で締結されたこの合意について、異なる解釈をしている。
私たちの指導者や戦闘員は、イスラーム国との戦い、そしてヌスラ戦線との戦いにおいて、あらゆる戦線で最大の役割を果たしてきた。だからこそ、女性のいない武装勢力など、私たちは受け入れることができない。
米国が拘束者(イスラーム国構成員)の移送を完了した後も、停戦合意が維持されるかどうかにかかわらず、YPJは装甲車両と重火器の支配を維持し続ける。

(C)青山弘之 All rights reserved.

フランス上下両院の議員らからなる代表団がカーミシュリー市にある北・東シリア地域民主自治局を訪問(2026年2月3日)

北・東シリア地域民主自治局(フェイスブック)によると、フランス国民議会のアンナ・ピック議員(フランス社会党)、フランス元老院のディラン・ボティヴァラ議員らからなる代表団らがハサカ県のカーミシュリー市にある同自治局を訪れた。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエル軍はクナイトラ県、ダルアー県各所を砲撃(2026年2月3日)

クナイトラ県では、SANAによると、ハンヴィー車4台からなるイスラエル軍部隊が、クナイトラ市内に侵入、ラスム・ラワーディー村、タッル・クルーム村、ジャッバー村方面へ進み、その後東サムダーニーヤ村に一時侵入した。

SANAによると、イスラエル軍は、県北部のジュバーター・ハシャブ村南の農地に向けて迫撃砲弾4発を発射した。

一方、SANAによると、国連兵力引き離し監視軍(UNDOF)の部隊が県南部農村のサイダー・ジャウラーン村への分岐点付近の道路脇に展開した。

**

ダルアー県では、SANAによると、イスラエル占領軍が県西部のアービディーン村およびマアリーヤ村に向けて迫撃砲弾3発を発射したと。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエル軍はクナイトラ県南部のサイダー・ハーヌート村で羊飼いの若者2人を逮捕(2026年2月2日)

クナイトラ県では、SANAによると、ハマー2台、ハイラックス2台、装甲車2台からなるイスラエル軍部隊が、県北部のジュバーター・ハシャブ村、ウーファーニーヤ村に侵入し、臨時の検問所を設置して通行人の検査を行った。

SANAによると、イスラエル軍は、県南部のサイダー・ハーヌート村で、羊飼いの若者2人を逮捕した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ラタキア市で女性教師、ラタキア港職員らが抗議デモを続ける(2026年2月3日)

ラタキア県では、中・西部シリア政治評議会(PCCWS)(フェイスブック)によると、ラタキア市で、県外への異動決定に抗議する女性教師らが3日連続となる抗議デモを行い、教育局から県庁舎に向けて行進を行った。

**

ANHAによると、ラタキア港でも職員らが、解雇決定と新規労働者の採用に反対して2日連続で抗議デモを行った。

(C)青山弘之 All rights reserved.

人民議会選挙高等委員会のナジュマ報道官:「シリア国家の監督の下でラッカ県での選挙の実施を再開する準備を進めている」(2026年2月2日)

人民議会選挙高等委員会のナウワール・ナジュマ報道官は、SANAに対して、委員会は、治安状況が改善したことを受け、シリア国家の監督の下でラッカ県での選挙の実施を再開する準備を進めていると述べた。

また、ハサカ県、アレッポ県アイン・アラブ(コバネ)郡でも、治安状況が安定次第、人民議会選挙を完了させる予定であると付言した。

(C)青山弘之 All rights reserved.