イスラエル軍はレバノン南部への爆撃を続けるとともに、同地に侵攻、安全地帯を拡大:ヒズブッラーもイスラエル北部を攻撃

レバノンのイスラーム抵抗戦争広報局(ヒズブッラー)は、テレグラムを通じて、2日にレバノンの数十の都市および町、ベイルート南部郊外がイスラエルの爆撃を受けたことに対抗して、3日にイスラエルとの戦闘に関して13件の声明を発表したことを明らかにした。

このうち、3番目、6番目、7番目の声明においては、イスラエルが占領するシリア領ゴラン高原内のナファフ基地(第210ハブシャン師団司令部)、ラーウィヤ(ラヴァヤ)基地、キーラア(ケラ・アロン)兵舎を大型ロケット弾で攻撃したことが発表された。

また、11番目の声明においては、イスラエル北部のハイファー海軍基地を高性能ミサイルで攻撃したことが発表された。

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一方、イスラエル軍は、Xを通じて、過去24時間の間に、数百機の戦闘機および航空機がイランおよびレバノンの数百の目標を同時に攻撃したと発表した。

イスラエル軍はまた、Xを通じて、ヒズブッラー関連の目標約60ヵ所を爆撃したと発表した。

標的としたのは、南部県のティール郡、サイダー郡にある武器貯蔵施設、ミサイル発射装置、指揮所ー、ヒズブッラーとハマースのテロ・インフラなど。

ナハールネットによると、イスラエル軍が爆撃では、サイダー市にあるイスラーム集団の本部も標的となった。

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『エルサレム・ポスト』によると、イスラエル軍は、2024年11月以降にレバノン南部で維持してきた5ヵ所の拠点に加えて、同地における安全地帯を若干拡大したと発表した。

この措置は、ヒズブッラーによる差し迫った侵攻の可能性を抑止するのが目的で、現時点においては、2024年9月に行ったような大規模侵攻を意図するものではないという。

AFP(転載)によると、イスラエル軍は緩衝地帯を構築するため、レバノン南部のナバティーヤ県カフル・キラー村、ヒヤーム村の平原に侵攻した。

ナハールネットによると、これを受けて、ヒズブッラーはカフル・キラー村郊外でイスラエル軍戦車を迎撃した。

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ナハールネットによると、ヒズブッラーのマフムード・クマーティ0政治評議会副議長は、レバノン南部住民に向けた声明を発表し、「忍耐の時代は終わった。我々には抵抗に戻る以外の選択肢はない」、「「敵は全面戦争を望んでいる。停戦合意以来それを止めていない。ならば全面戦争にしよう。アッラーは我々の支えであり、勝利は祖国と人民、そして抵抗に属する」と表明した。

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イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官は、Xを通じて、イランの首都テヘランに対する爆撃で、イラン・イスラーム革命防衛隊ゴドス軍団に所属するレバノン軍団ダウード・アリー・ザーデ司令官と呼ばれる人物を殺害したと発表した。

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イスラエル軍関係者はシャルア移行期政権の部隊がシリア側のゴラン高原の丘陵地帯に武器と兵力を移送していると指摘


イスラエルのワッラは、イスラエル軍北部司令部の関係者の話として、アフマド・シャルア移行期政権の部隊が、シリア側のゴラン高原の丘陵地帯に武器と兵力を移送していると伝えた。

この軍事行動は、国境地域における部隊配置について、イスラエルとシリアの間で事前に交わされていた合意に反したものだという。

事態を受けて、イスラエル側は、シャルア移行期政権に対して、イランおよびヒズブッラーとの戦闘状況に乗じて、シリア南部のドゥルーズ派に危害を加えることは許さないとのメッセージを伝えるとともに、シリア領を通過して、イラクの民兵が移動するのを防ぐよう求めた。

これらの民兵は現在、イラクで米軍部隊に対して攻撃を行っているとされる。

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トルコの実効支配下にある「平和の泉」地域の境界地域の軍事基地に駐留するトルコ軍部隊が東部自由人運動のメンバー300人以上を解任

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコの実効支配下にある「平和の泉」地域の拠点都市ラアス・アイン市近郊のマアシャバ村、ダーウーディーヤ村、カースィミーヤ村、バーブ・ハイル村一帯のシリア民主軍諸派の支配地に接する地域の複数ヵ所に設置されていた軍事基地に駐留するトルコ軍部隊が、東部自由人運動のメンバー300人以上を解任した。

解雇されたメンバーの多くはダイル・ザウル県とラッカ県の出身者で、トルコ軍と共に基地の警備・防護任務を担当していた。

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イスラエルとヒズブッラーの戦闘再開を受けて2日に約11,000人がレバノンからシリアへ越境


国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のゴンサロ・バルガス・リョサ在シリア代表は、Xを通じて、レバノンのヒズブッラーによるイスラエル北部へのミサイル・無人航空機による攻撃を受けて、イスラエルによるレバノンへの爆撃が再開されたことを受けて、3月2日に約11,000人がレバノンからシリアへ越境したと発表した。

リョサ代表によると、シリアに入国した人々の大半はシリア人世帯だが、レバノン人世帯も若干含まれる。

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SANAも、過去24時間に10,000人以上のシリア人がダマスカス郊外県ジュダイダト・ヤーブース国境通行所を越境したと伝えた。

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イスラエル軍はクナイトラ県南部で3人を拘束

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍が県南部のクードナ村とアスバフ村付近で父親と2人の子どもを拘束した。

また、アスバフ村では、羊を放牧していた若者1人がイスラエル軍に拘束された。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、軍用車両7台からなるイスラエル軍部隊がアブー・ギーサール丘から侵入し、ワーディー・ラカードの橋の近くに検問所を設置した。

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ダマスカス郊外県サイドナーヤ市近郊、ダルアー県ヤルムーク大学近く、ムサイフラ町西ミサイルと無人航空機の残骸が落下

ダマスカス郊外県では、SANAによると、米国・イスラエルによるイランへの先制攻撃とこれに対するイランのアラブ諸国、イスラエルへの報復攻撃が続くなか、サイドナーヤ市近郊の農地にミサイルの残骸が落下した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、によると、首都ダマスカスとダルアー県を結ぶ街道沿線のヤルムーク大学近くに、撃墜された無人航空機の残骸が落下した。

また、ムサイフラ町西の農地にも別の無人航空機が墜落した。

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シャイバーニー外務在外居住者大臣、ハッターブ内務大臣は国連のシリアに関する独立国際調査委員会のアンマール委員を団長とする代表団とそれぞれ会談

外務在外居住者省(フェイスブック)によると、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣は、首都ダマスカスで、国連のシリアに関する独立国際調査委員会のムーニヤー・アンマール委員を団長とする代表団と会談した。

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内務省(テレグラム)によると、アナス・ハッターブ内務大臣も同代表団と会談した。

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ヒズブッラーによる攻撃を受けてイスラエルが報復爆撃:サラーム内閣は軍事活動を即時禁止し、武装引き渡しを義務づけることを閣議決定


ナハールネットによると、ナウワーフ・サラーム内閣は、ヒズブッラーによるイスラエル領内へのロケット弾と無人航空機による攻撃への報復として、イスラエル軍が2日午後に首都ベイルート南部郊外のダーヒヤ地区やレバノン南部への爆撃を行ったことを受けて、内閣としてヒズブッラーの軍事活動を即時禁止し、武装引き渡しを義務づけることを閣議決定した。

イスラエル軍は、ヒズブッラー関連の金融機関カルド・ハサンの建物複数棟などを爆撃、レバノンの保健省によると、これにより少なくとも31人が死亡、149人以上が負傷した。

イスラエル軍は、Xなどを通じて、ダーヒヤ地区への夜間爆撃で、ヒズブッラーの情報部門のトップであるフサイン・ムカッラド氏を殺害したと発表した。


イスラエル軍はまた、Xなどを通じて、パレスチナ・イスラーム聖戦機構のレバノンにおける軍事部門責任者のアブー・ハムザ・ラーミー(アドハム・アドナーン・ウスマーン)を殺害したと発表した。

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イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官は、Xを通じて、レバノン南部で大規模な爆撃を実施し、ヒズブッラーの武器庫、発射拠点、ロケット弾発射台など70以上の目標を攻撃したと発表した。

アドライ報道官はまた、Xを通じてカルド・ハサンの資産を標的とする爆撃を実施したと発表した。

 

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ラタキア県アイン・シャルキーヤ町近郊のファティーフ村の住宅にミサイルの残骸が落下

SANAによると、非常事態災害省の民間防衛機構(ホワイト・ヘルメット)は、イスラエル・米国によるイランへの先制攻撃とイスラエルによるイスラエル・アラブ諸国への報復攻撃が激化するなか、ダルアー県とクナイトラ県で発生した3件のミサイル・無人航空機の残骸の落下に対処した。

落下が確認されたのは、クナイトラ県サラーム市(旧バアス市)のシリア・アラブ赤新月社の建物付近、ダルアー県北西部のダイル・アダス村の学校、同県ナワー市。

シリア人権監視団によると、イスラエル軍はダイル・アダス村でイランの無人航空機1機が撃墜したほか、ダルアー県上空で10機以上の無人航空機を迎撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団ムラースィルーンによると、アイン・シャルキーヤ町近郊のファティーフ村の住宅にミサイルの残骸が落下した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、イラン製とみられるミサイルの残骸がラッカ市東のザウル・ウライカシー地区に落下した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ウタイバ村の工業変電所の変圧器の一つにミサイルの残骸が落下し、同変電所は稼働停止となった。

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シャルア暫定大統領とパキスタンのムハンマド・シャフバーズ・シャリーフ首相と電話会談

大統領府(フェイスブック)によると、アフマド・シャルア暫定大統領とパキスタンのムハンマド・シャフバーズ・シャリーフ首相と電話会談を行い、地域情勢の進展および二国間関係について協議した。

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外務在外居住者省は、フェイスブックを通じて声明を発表し、イスラエル・米国によるイランへの先制攻撃とイスラエルによるイスラエル・アラブ諸国への報復攻撃のなかで、クウェート軍兵士2人が任務遂行中に死亡したことに弔意を示した。

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ハサカ県カスラク村に設置されている基地から米主導の有志連合の車列が出発し、イラク領へ向かう

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、カスラク村に設置されている基地から、約40台のトラックおよび軍用車両からなる米主導の有志連合の車列が出発し、イラク領へ向かったと確認した。

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ダマスカス郊外県アイン・タルマー町近郊にイスラエルが迎撃したイランのミサイルが着弾し、4人が負傷

米国・イスラエルによるイランへの先制攻撃とイランによるイスラエルやアラブ湾岸諸国各地への報復攻撃が続くなか、クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、県北部上空でイスラエル軍戦闘機の編隊が東方に向けて飛行しているのが確認された。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、県南西部のムナイズィラ村近くの農地にイラン製の弾道ミサイルが落下、爆発が発生した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ヒルバト・ガザーラ町にイラン製と見られる無人航空機が墜落した。

また、シリア人権監視団によると、県東部のナイーマ村・ウンム・マヤーズィン町間の地域にイラン製と見られる無人航空機がイスラエル機によって上空で撃墜され、墜落した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、キスワ市近郊のムカイリーバ町の第75旅団地域にイラン製と見られるミサイルの残骸が落下した。

また、シリア人権監視団ムラースィルーンなどによると、ジャルマーナ市付近のアイン・タルマー渓谷にミサイルの残骸が落下した。

これに関して、SANAは、イスラエルとイランの攻撃の応酬の結果、アイン・タルマー村にロケット弾の残骸が落下し、2人が負傷、物的損害が発生したと伝えた。

保健省救急緊急局のナジーブ・ナアサーン医師は、SANAに対して、ロケットの残骸の落下により、同村で4人(父親と3人の娘)が負傷し、カフル・バトナ町の国立病院に搬送されたことを明らかにした。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シュワイハーン村の農地に、イスラエル軍が迎撃したと見られるミサイルの弾頭が落下、爆発が発生した。

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SANAが2日に伝えたところによると、非常事態災害省の民間防衛機構(ホワイト・ヘルメット)は1日夜、イスラエル・米国によるイランへの先制攻撃とイスラエルによるイスラエル・アラブ諸国への報復攻撃が激化するなか、
ダルアー県とクナイトラ県で発生した5件のミサイル・無人航空機の残骸のラッカに対処した。

民間防衛機構によると、クナイトラ県サラーム市(旧バアス市)で無人航空機の残骸の落下が3件、ダルアー県ダルアー市ガラズ地区のガルズ穀物サイロ付近で無人航空機残骸の落下が1件、インヒル市でのミサイルの落下1件が記録された。

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シャルア暫定大統領、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣はアラブ諸国の首脳らと相次いで電話会談

大統領府(フェイスブック)によると、アフマド・シャルア暫定大統領は、カタールのタミーム・ビン・ハマド・アール・サーニー首長と電話会談を行い、カタールとの連帯を確認した。

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大統領府(フェイスブック)によると、シャルア暫定大統領とバーレーンのハマド・ビン・イーサー・アール・ハリーファ国王と電話会談を行い、同王国との連帯およびその主権に対するいかなる侵害も拒否する姿勢を確認した。

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大統領府(フェイスブック)によると、シャルア暫定大統領は、アラブ首長国連邦(UAE)のムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナフヤーン大統領と電話会談を行い、同国との完全なる連帯を確認した。

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大統領府(フェイスブック)によると、シャルア暫定大統領は、クウェートのミシュアル・アフマド・ジャービル・サバーハ国王と電話会談を行い、同国との連帯およびアラブ諸国の主権に対するいかなる侵害も拒否する立場を確認した。

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大統領府(フェイスブック)によると、シャルア暫定大統領とイラク・クルディスタン民主党のマスウード・バールザーニー党首と電話会談を行われ、地域情勢について協議した。

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外務在外居住者省(フェイスブック)によると、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者臣は、レバノンのナウワーフ・サラーム首相と電話会談を行った。

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外務在外居住者省(フェイスブック)によると、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣は、オマーンのバドル・ビン・ハマド・ブーサイーディー外務大臣と電話会談を行った。

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フランス軍がハサカ県カスラク村の基地でYPGと実弾軍事訓練を実施

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、フランス軍がカスラク村にある米主導の有志連合の基地内で、人民防衛隊(YPG)と実弾を使用した共同軍事訓練を実施した。

訓練には、戦闘機および重火器も使用された。

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イスラエル軍偵察機がクナイトラ県およびダルアー県北部・西部上空に飛来

シリア人権監視団によると、イスラエル軍偵察機がクナイトラ県およびダルアー県北部・西部上空に飛来、これと並行して、複数の車輛からなる部隊がヤルムーク盆地に侵入した。

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民間航空総局はイスラエル・米国とイランの戦闘激化を受けてシリア領空での運行を空港への離着陸を停止

SANAによると、非常事態災害省は、イスラエルと米国によるイランへの先制攻撃と、これに対するイランの報復攻撃を受けて、市民に対して、いかなる不審物や落下した残骸にも近づかないこと、・爆発音を聞いた場合は直ちに建物内に避難すること、軍事物体の落下により発生した火災があれば通報すること、不審物や異常な活動を確認した場合は関係当局に通報することなどを呼びかけた。

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SANAによると、教育養育省は、クナイトラ県、ダルアー県、スワイダー県のすべての学校で3月1日より当面の間、授業を停止することを決定した。

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SANAによると、民間航空総局はシリア領空南部の航空回廊を一時閉鎖すると発表した。

また、SANAによると、民間航空総局は、3月1日午前0時から24時間、シリア領空をすべての航空機の運航に対して閉鎖措置を講じ、国内のすべての空港における離着陸業務を停止すると発表した。

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ダルアー県にイスラエル軍の防空システムに迎撃されたイランの無人航空機と見られる残骸が落下

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、イスラエルと米国によるイランへの先制攻撃と、これに対するイランの報復攻撃を受けて、インヒル市上空で、イスラエルの防空システムにより迎撃されたイランの無人航空機とものと見られる残骸が落下した。

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クナイトラ県にイスラエル軍の防空システムに迎撃されたイランのミサイルが落下

SANAシリア人権監視団は、イスラエルと米国によるイランへの先制攻撃と、これに対するイランの報復攻撃を受けて、クナイトラ県南部のハイラーン村に、イスラエル軍の防空システムによって迎撃されたと見られるイランのミサイルの残骸が落下したと伝え、その映像と映像を公開した。

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一方、SANAによると、国連兵力引き離し監視軍(UNDOF)の要員がハイラーン村におけるミサイル落下地点を視察した。

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イスラエル・米国とイランの戦闘激化を受けスワイダー市でミサイルが爆発、5人死亡:食い違う国民防衛部隊とSANAの発表

国民防衛部隊は、イスラエルと米国によるイランへの先制攻撃と、これに対するイランの報復攻撃を受けて、フェイスブックを通じて声明を発表し、イラン側がイスラエルの都市に向けて発射したミサイルが精度を欠き、また攻撃が無差別的であったため、一部がバシャン山(ドゥルーズ山)地域内に落下、スワイダー市では、工業地区内の店舗にミサイル1発が着弾し、5人が死亡し、複数が負傷したことを明らかにした。

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これに対して、SANAによると、スワイダー県広報局は声明を出し、ミサイル爆発に関して、国民防衛部隊が接収した前政権期の遺留兵器のミサイルが、同部隊の作業場での解体中に爆発したと伝えた。

この爆発により、作業場の所有者とその息子を含む5人が死亡し、3人が負傷したという。

イナブ・バラディーによると、数日前にはクライヤー町のスルターン・バーシャー・アトラシュ廟付近で、武器と弾薬を積載したタクシーが爆発する事故が発生、19歳と15歳の若者2人が死亡していたという。

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シリア人権監視団も、スワイダー市工業地区の住宅建物にミサイルが落下し、子ども2人を含む民間人5人が死亡、複数が負傷したと発表した。

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スワイダー24によると、死亡したのは、以下5人:

ターレク・イスマーイール・アアワル
ワリード・イスマーイール・アアワル
ワリード・ターリク・アアワル
サイフ・シャイフ
マフムード・マズハル

一方、スワイダー24によると、スワイダー県東部の東ラディーマ村近くイラン製ミサイルの残骸が落下した。

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ハッターブ内務大臣は、史宏微在シリア中国大使を代表とする中国代表団と会談

内務省(テレグラム)によると、アナス・ハッターブ内務大臣は、史宏微在シリア中国大使を代表とする中国代表団と会談した。

ラヒーム・ジャッバーラ国際協力局長(大佐)および国防省の複数の責任者が同席、の二国間協力関係、治安および行政分野における協力の強化・発展の方策について協議が行われた。

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内務省(テレグラム)によると、アナス・ハッターブ内務大臣は、キリスト教コミュニティの代表らと会談した。

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シャルア暫定大統領、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣はイスラエル・米国とイランの戦闘激化を受けてアラブ諸国の首脳・外務大臣らと電話会談

大統領府(フェイスブック)によると、イスラエルと米国によるイランへの先制攻撃と、これに対するイランの報復攻撃を受けて、アフマド・シャルア暫定大統領はイラクのムハンマド・シアーウ・スーダーニー首相と電話会談を行い、戦闘激化が地域の安全と安定に及ぼす影響について協議、地域の安定を維持するため、安全保障面での調整および協力を強化する重要性を確認、またさらなる緊張とエスカレーションに巻き込まれることを避けるため、対話と政治的解決を優先させる必要性を強調した。

大統領府(フェイスブック)によると、シャルア暫定大統領はまた、サウジアラビアムハンマド・ビン・サルマン・アール・サウード皇太子兼首相と電話会談を行い、同問題について協議、アラブの連帯と共同調整の強化への意思と、サウジアラビア支持の姿勢を表明した。

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外務在外居住者省は、フェイスブックを通じて声明を発表し、事態を受けてサウジアラビア、UAE、バーレーン、カタール、クウェート、ヨルダンの主権および安全を標的としたイランの攻撃を強く非難した。

外務在外居住者省(フェイスブック)によると、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者外務大臣は、UAEのアブドゥッラー・ビン・ザーイド・アール・ナフヤーン外務大臣と電話会談を行い、事態への対応について協議した。

SANAによると、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣は、サウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハーン・アール・サウード外務大臣と電話会談を行った。

SANAによると、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣はムハンマド・ビン・アブドッラフマーン・アール・サーニ首相兼外務大臣と電話会談を行った。

SANAによると、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣はトルコのハカン・フィダン外務大臣と電話会談を行った。

SANAによると、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣は、バーレーンのアブドゥッラティーフ・ビン・ラーシド・ザヤーニー外務大臣と電話会談を行った。

SANAによると、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣は、クウェートのアフマド・アブドゥッラー外務大臣と電話会談を行った。

SANAによると、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣はヨルダンのアイマン・サファディー外務大臣と電話会談を行った。

SANAによると、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣は英国のジョナサン・パウエル国家安全保障担当顧問と電話会談を行った。

SANAによると、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣はイラク・クルディスタン地域のネチルバン・バールザーニー大統領と電話会談した。

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国連安保理は「QDe.137 シャームの民のヌスラ戦線」を制裁リストから削除

国連の公式サイトによると、安保理は、イスラーム国決議第1267号(1999年)、第1989号(2011年)、第2253(2015年)号に基づくイスラーム国、アル=カーイダおよび関連する個人・団体・企業・組織にかかる制裁リストから「QDe.137 シャームの民のヌスラ戦線」を削除した。

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レバノン保健省は26日のイスラエル軍によるベカーア県への爆撃で、シリア人の子供1人を含む2人が死亡、子供9人と女性8人を含む29人の市民が負傷したと発表


NNAによると、レバノンの保健省は、26日のイスラエル軍によるベカーア県への爆撃で、シリア人の子供1人を含む2人が死亡、子供9人と女性8人を含む29人の市民が負傷したと発表した。

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NNAによると、爆撃はバアルベック市西のブーダーイ町の無人地帯、バイト・ミーシーク農場の無人地帯に対して2度にわたって行われた。

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バッラク在トルコ米大使兼シリア担当特使は移行期政権側の戦闘員とドルーズ派戦闘員の身柄交換への米国の仲介を自賛

トーマス・バッラク在トルコ米大使兼シリア担当特使は、Xで、2月24日から25日にかけてシリコンバレーで行われた米シリア間の技術分野の協議に歓迎の意を示した。

バッラク大使はまた、Xで、アフマド・シャルア移行期政権側の戦闘員25人とドルーズ派戦闘員61人の身柄交換が米国の仲介で実現したことを「光栄に思う」と綴った。

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イスラエル軍がクナイトラ県ブライカ村近くで羊を放牧していた1人に暴行

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、26日深夜から27日未明にかけて、イスラエル軍部隊が県西部のジャムラ村西に一時侵入、ワーディー連隊として知られる隊拠点に展開した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊がブライカ村近くで羊を放牧していた1人に対して激しい暴行を加えた。

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ロイター通信:米国はシリアのシャルア移行期政権側に対し、通信分野で中国製技術に依存しないよう警告

ロイター通信は3人の消息筋の話として、米国がシリアのアフマド・シャルア移行期政権側に対し、通信分野で中国製技術に依存しないよう警告したと伝えた。

警告は、2月24日にサンフランシスコで行われた米国務省代表団とアブドゥッサラーム・ハイカル通信技術大臣との非公開の会談のなかで行われた。

シリアは通信塔や地元インターネットサービス・プロバイダーのインフラを支えるため、中国製技術の導入可能性を検討しているが、米国側は、中国製通信機器の導入にかかる通信技術省の計画を明示するよう求めたという。

シリア側は、通信分野での米企業との提携に前向きだが、輸出規制や過剰なコンプライアンスが依然として障害になっているという。

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トルコのカフラマンマラシュ北方を震源とする地震が発生、震源に近い地域で揺れが感じられる

国立地震センターは、フェイスブックを通じて、26日20時17分に、トルコのカフラマンマラシュ北方を震源とする地震が発生したと発表した。
震源の深さは5キロ、マグニチュードは4.6で、震源に近い地域で揺れが感じられた。

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トルコのガジアンテップ市長はアレッポ市に「レジェップ・タイイップ・エルドアン国民公園」を建設することで合意したと発表:アレッポ県は合意のなかで公園の名称への言及はないと主張

トルコのガジアンテップ市のファトマ・シャヒン市長は、Xを通じて以下の通り発表した。

これは我々にとっても、そして我が国にとっても非常に大きな意味を持つプロジェクトである。ガズィアンテプ広域市(GBB)として、アレッポ市中心部に「レジェップ・タイイップ・エルドアン国民公園」を建設する。本日、アレッポ県庁と署名した議定書により、150,600平方メートルに及ぶ巨大な生活空間が実現する。
共通の未来の強い象徴となるレジェップ・タイイップ・エルドアン国民公園が祝福されたものであることを願う。

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これに関して、アレッポ県の広報局は、イナブ・バラディーの取材に対して、県とガズィアンテプ市の間で署名された議定書には、公園の名称には言及されていないと述べた。

同サイトによると、プロジェクトは、アレッポ市とガジアンテップ市の姉妹都市協定の一環。

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トルコの実質占領下にあるハサカ県ラアス・アイン市の行政権がシャルア移行期政権に引き継がれ、トルコ軍・民間人が撤収


ハサカ県では、イナブ・バラディーによると、トルコの実効支配下にある「平和の泉」地域の拠点都市の一つであるラアス・アイン市で、行政およびサービス業務を担ってきた地元評議会がアフマド・シャルア移行期政権に正式に行政権を引き継いだ。

同サイトによると、移行期政権は26日、地元評議会広報室責任者を務めてきたアブドゥッラー・ジャシュアム氏を市政運営の責任者に任命した。

ジャシュアム氏はトルコ国籍を有し、任命式は、アッバース・フサイン政治問題総局長の立ち会いのもとで行われた。

これに関連して、シリア人権監視団によると、トルコ軍兵士とトルコの民間人が同地から退去、調整事務所が閉鎖された。

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ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)のマフムード・ハリール司令官は、ハサカ県の内務治安司令官のマルワーン・アリー准将とともにタッル・ブラーク町とタッル・ハミース町を訪問し、住民らと連携強化の方途について意見を交わした。

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ANHAによると、ハリール司令官はまた、アリー司令官とともに、両町周辺の農村を視察、シャマル部族のマーニウ・ハミーディー・ダッハーム部族、サナーディード軍のバンダル・ダッハーム司令官と会談した。

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