スイスのジュネーブで3日に開幕したシリア交渉委員会の会合は、閉幕声明を出し、国連安保理決議第2254号を遵守すると改めて表明するとともに、政治活動を再検討、自滅的な行動を抑制しなければならないと強調した。
声明ではまた、市民社会と政治の健全な関係を構築するとしたうえで、市民社会の独自性を強化し、その活動を増進するためにあらゆる活動を支援することを確認した。
**
なお、シリア交渉委員会は4日には、欧州連合(EU)、米国、カナダ、英国、カタール、エジプト、トルコの使節団と会談した。
**
イナブ・バラディー(6月3日、4日付)が伝えた。
AFP, June 4, 2023、ANHA, June 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 4, 2023、‘Inab Baladi, June 3, 2023、June 4, 2023、Reuters, June 4, 2023、SANA, June 4, 2023、SOHR, June 4, 2023などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.