ダーイシュ(イスラーム国)はテレグラムのアカウントを通じて、27日のダマスカス郊外県のサイイダ・ザイナブ町で発生した爆破テロ事件への関与を認める声明を発表した。
ダーイシュは声明において、「イスラーム国の戦闘員は、シリア内外のシーア派の巡礼地と目されているサイイダ・ザイナブ地区に対して、シリアの体制やその民兵による厳重な治安体制を突破することに成功し…、約10人を殺害、約40人を負傷させ、首都ダマスカス南の爆破地に物的損害を与えた」と述べ、関与を認めた。
ダーイシュはまた、7月25日に同じくサイイダ・ザイナブ町でオートバイに仕掛けられていた爆弾が爆発し、2人が負傷した事件への関与も認めた。
AFP, July 28, 2023、ANHA, July 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 28, 2023、‘Inab Baladi, July 28, 2023、Reuters, July 28, 2023、SANA, July 28, 2023、SOHR, July 28, 2023などをもとに作成。
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