ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合所属の航空機が2023年に入ってロシア軍機に行った「危険な接近」が23回に達していると発表(2023年7月29日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・グリノフ副センター長は、米主導の有志連合所属の航空機が2023年に入ってロシア軍機に行った「危険な接近」が23回に達していると発表した。

こうした行為は、4月に2回、5月に1回、6月に4回、7月に5回と増加しているという。

グリノフ副センター長によると、23回のうち11回において、ロシア軍機が兵器誘導システムにさらされたことを記録、これによってロシア軍機の防御システムが自動的に作動、フレア(熱囮弾)の発射にいたったという。

RIAノーヴォスチ通信(7月29日付)が伝えた。

RIA Novosti, July 29, 2023をもとに作成。

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