ロシア軍部隊はイスラエルが占領するゴラン高原に面するクナイトラ県のナースィリーヤ村、マアラカ村の連隊基地に再展開(2023年10月31日)

反体制派サイトのオリエント・ニュース(10月31日付、ライス・ハムザ特派員)は、ロシア軍部隊がイスラエルが占領するゴラン高原に面するクナイトラ県のナースィリーヤ村、マアラカ村の連隊基地に再展開し、ロシア国旗を掲げたと伝えた。

ロシア軍が同地に再展開するのは数ヶ月ぶりで、シリア人権監視団によると、シリア軍とイスラエル軍の砲撃戦が続いていることに対処するための動きだという。

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イナブ・バラディー(11月1日付)によると、ロシア軍は、イスラエル占領下のゴラン高原と兵力引き離し地域を隔てる境界線(ラインA)一帯と、ウンム・ラウカス村にあるサフラ連隊陣地を巡回した。

ロシア軍は2021年半ばに県北部のハムル丘陵地帯に展開していた憲兵隊を撤収させてい以降、兵力引き離し地帯での活動は行ってなかった。

AFP, October 31, 2023、ANHA, October 31, 2023、‘Inab Baladi, October 31, 2023、November 1, 2023、Orient News, October 31, 2023、Reuters, October 31, 2023、SANA, October 31, 2023、SOHR, October 31, 2023などをもとに作成。

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