米中央軍(CENTCOM)はシンガポール船籍で、同国所有のM/Vプロペル・フォーチューンがフーシー派の攻撃を受ける一方、フーシー派のドローン多数を撃墜したと発表(2024年3月9日)

米中央軍(CENTCOM)は午前0時24分にX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM/)を通じて声明を出し、CENTCOMが現地時間8日午前9時50分頃、イエメン領内のフーシー派支配地で発射準備中の対艦巡航ミサイル複数機に対して自衛攻撃を行う一方、3時55分頃にアデン湾でシンガポール船籍で、同国所有のM/Vプロペル・フォーチューンに向けてフーシー派の対艦巡航ミサイル2発が発射された(ミサイルは命中せず)と発表した。

CENTCOMはまた、午後8時3分にも声明を出し、米軍と有志連合軍が午前4時から午前4時までの間に合計少なくとも28機の無人航空機を撃墜したと発表した。

さらに、午前8時29分にも声明を出し、現地時間の午前4時から6時30分頃にかけて、フーシー派が紅海とアデン湾に対して大規模な無人航空機(UAV)による攻撃を行い、米海軍の艦艇と航空機が、複数の有志連合海軍の艦艇と航空機とともに15機のUAVを撃墜したと発表した。

AFP, March 9, 2024、ANHA, March 9, 2024、‘Inab Baladi, March 9, 2024、Reuters, March 9, 2024、SANA, March 9, 2024、SOHR, March 9, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.