ダイル・ザウル県で「イランの民兵」の統合に向けた試み:バッカーラ部族のバシール氏らを司令官とする「ハーシミーイーン中隊」設立に向けた動き(2024年5月10日)

シリア人権監視団は、複数筋から得た情報だとして、ダイル・ザウル県で「イランの民兵」の統合に向けた取り組みが行われいると発表した。

同筋によると、この取り組みを主導しているのは、「ハーッジ・ムスタファー」を名乗るイラン人と「技師(ムハンディス)」として知られる「アブー・アッバース」を名乗る人物、「ハーシミーイーン中隊」の名で「イランの民兵」を統合し、バッカーラ部族のライス・ナウワーフ・バシール氏とバラー・ヤースィーン・マアユーフ氏に指揮権を委ねようとしているという。

「ハーシミーイーン中隊」の司令官には月額250米ドル、各部隊の司令官には150ドル、戦闘員には100ドルが報酬として支払われる見込みだという。

AFP, May 10, 2024、ANHA, May 10, 2024、‘Inab Baladi, May 10, 2024、Reuters, May 10, 2024、SANA, May 10, 2024、SOHR, May 10, 2024などをもとに作成。

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