米軍(有志連合)は違法に基地を設置しているハサカ県ルマイラーン町近郊の上空で、制御不能となった監視用気球を撃墜(2024年5月15日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の貨物車輌など27輌からなる車列がイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所(スワイディーヤ国境通行所)からシリア領内に新たに進入し、県内にある米軍基地に向かった。

一方、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあり、米軍(有志連合)が違法に基地を設置しているルマイラーン町近郊の上空で、米軍の監視用気球が制御不能となり、米軍が域外への浮遊を回避するため、これを撃墜した。

AFP, May 15, 2024、ANHA, May 15, 2024、‘Inab Baladi, May 15, 2024、Reuters, May 15, 2024、SANA, May 15, 2024、SOHR, May 15, 2024などをもとに作成。

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