アサド大統領は社会連帯開発基金の代表および同基金の開発支援事業の受益者らと面談し、対話を行った。
アサド大統領は対話のなかで、以下の通り述べた。
小規模プロジェクトは、より複雑な環境とより多くの要件を必要とする大規模投資とは異なり、より多くシリア人を経済的にエンパワーメントするための地平を拡大する余地がある。
社会連帯開発基金に類する開発基金を設立するための取り組みの重要性は、若者を支援し、彼らに就労と生産の機会を与え、生活面での諸課題に対処し、包括的な経済開発を支援することにある。
本基金における経験の重要性は、経済面においては、小規模・零細プロジェクトという発想に基づいている。これは、国家の方針を表しており、今日において、その基礎、法的要件、管理および規制環境を確立するために取り組んでいる。
社会的公正という概念は、今後の段階における社会経済的な方向性の本質を主題として示しており、市民権、アイデンティティ、帰属といった概念、社会のさまざまな階層が国家のパートナーとして、方針や政策・プロジェクトを確立するうえで責任を担うことと関係がある。
SANA(5月27日付)が伝えた。
AFP, May 28, 2024、ANHA, May 28, 2024、‘Inab Baladi, May 28, 2024、Reuters, May 28, 2024、SANA, May 28, 2024、SOHR, May 28, 2024などをもとに作成。
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