米中央軍(CENTCOM)は現地時間の午前0時56分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM)を通じて声明を出し、2024年1月から6月にかけて、ダーイシュ(イスラーム国)がイラクとシリアで153件の攻撃を行ったと主張しており、彼らが再編を試みていることを示していると発表した。
声明によると、これに対して、CENTCOMは、協力部隊であるイラク治安部隊と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とともに、2024年上半期に196回の作戦を実施、ダーイシュ工作員44人を殺害、166人を拘束した。イラクでは、137回の共同作戦でISIS工作員30人を殺害、74人を拘束した。シリアでは、SDFおよび他のパートナーと共同で実施した59回の作戦で、ダーイシュの工作員14人を殺害、92人を拘束した。
また、これらの作戦により、イラクとシリア両国で、ダーイシュの上級幹部 8 人を殺害、32人を拘束した。
これらの幹部には、シリアとイラク国外での作戦計画、募集、訓練、武器密輸の責任者が含まれているという。
また、ダーイシュの根絶には、イラクとシリア全土に逃亡中の約2,500人の戦闘員の追跡を継続、シリア北東部の収容施設で拘束されている9,000人以上の外国人メンバーの本国送還と、フール・キャンプやロジュ・キャンプに収容されているメンバーの家族ら43,000人以上の本国送還、リハビリテーション、社会復帰に向けた継続的な国際的取り組みも重要だと強調した。
Defeat ISIS Mission in Iraq and Syria for January – June 2024
From January to June 2024, ISIS has claimed 153 attacks in Iraq and Syria. At this rate, ISIS is on pace to more than double the total number of attacks they claimed in 2023. The increase in attacks indicates ISIS is… pic.twitter.com/SaOBS6dkO5
— U.S. Central Command (@CENTCOM) July 16, 2024
AFP, July 17, 2024、ANHA, July 17, 2024、‘Inab Baladi, July 17, 2024、Reuters, July 17, 2024、SANA, July 17, 2024、SOHR, July 17, 2024などをもとに作成。
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