シャーム解放機構が主導する「攻撃抑止」軍事作戦局による大規模侵攻が始まって以降急落していたシリア・ポンドが若干回復(2024年12月9日)

シャーム解放機構が主導する「攻撃抑止」軍事作戦局による大規模侵攻が始まって以降急落していたシリア・ポンドが9日には若干回復した。

シリア・ポンドの価値は、約11日間続いたシリア各地での軍事行動によって記録した前例のない急落の数日後に、わずかに回復している。

「今日のポンド」(リーラ・ヤウム)によると、12月9日(月曜日)の米ドルの売却価格は1ドル=17,000シリア・ポンド、購入価格は16,000シリア・ポンドだった。

「攻撃抑止」軍事作戦局が侵攻を開始する前には、約15,000シリア・ポンドで推移していた、その後数日間で、アレッポ県では約25,000シリア・ポンドにまで上昇していた。

AFP, December 9, 2024、ANHA, December 9, 2024、‘Inab Baladi, December 9, 2024、Reuters, December 9, 2024、SANA, December 9, 2024、Sham FM, December 9, 2024、SP-Today, December 9, 2024、SOHR, December 9, 2024などをもとに作成。

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