バアス党(アラブ社会主義バアス党)中央指導部は、12月11日付でイブラーヒーム・ハディード副書記長名で声明を出し、「追って通知があるまで」党活動を停止すると発表した。
声明の内容は以下の通り:
アラブ社会主義バアス党中央指導部は、あらゆる形態の党活動を停止し、すべての設備、車輛、武器を内務省に引き渡すことを決定した。また、党活動停止の決定には以下が含まれる:
1. 解雇された職員の職務復帰:党から一時的または完全に解雇された全職員の解雇を解除する。出向職員や派遣職員を元の職場である各省庁や政府機関に復帰させる。
2. シャーム私立大学を高等教育省の監督下に移管:同大学の監督を高等教育省に移管し、教育活動の継続と学術および行政の直接監督を確保する。
3. 党の資産監視の移管:党の全ての資産と財産を財務省の管理および司法省の監視下に置き、その収益をシリア中央銀行に移管する。そして、既存の法律に基づいて収益を処理する。
アルジャズィーラ(12月12日付)などが伝えた。
AFP, December 12, 2024、Aljazeera, December 12, 2024、ANHA, December 12, 2024、‘Inab Baladi, December 12, 2024、Reuters, December 12, 2024、SANA, December 12, 2024、Sham FM, December 12, 2024、SOHR, December 12, 2024などをもとに作成。
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