SANAによると、大統領府は声明を出し、ムハンマド・ヤースィーン・サーリフ文化大臣が4月17日に、アフマド・シャルア暫定大統領の兄のジャマール・シャルア氏とともに、ダイル・ザウル県ブーカマール市での「イランの民兵」の住民逮捕、略奪、麻薬密売などとつながりがあるとされるファルハーン・マルスーミー氏(マラースィマ部族のシャイフ)の歓待を受けたことに関して、ジャマール・シャルア氏が国家機関におけるいかなる職務にも就いていないと説明した。
声明の内容は以下の通り:
最近、マルスーミー来賓会場で行われた行事をめぐって議論が起きたこと、またその場に政府関係者が出席していたとの報道について、以下の通り説明する。 ジャマール・シャルア氏は、国家機関においていかなる公的な役職にも就いておらず、いかなる公的な特権も有していないことを明確にいたい。 すべての市民は法の下で権利と義務において平等であり、いかなる人物も公的機関やその権限の枠を越えて特別な地位を与えられることはない。 また、ジャマール・シャルア氏の当該行事への出席は、主催者によって私的な立場で招かれたものであることを付言する。
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