北・東シリア地域民主自治局の渉外関係委員会(外務省に相当)のイルハーム・アフマド共同委員長は、クルディスタン24のインタビューに応じ、そのなかでアフマド・シャルア移行期政権と交渉を継続しているとしつつ、「クルド人は中央集権を拒否する」と改めて述べた。
アフマド委員長は以下の通り述べた。
名称は何でもいい。連邦制、でも連合制でも受け入れる。しかし、国家は非中央集権型でなければならず、地域的統治が存在する必要がある。
我々は自らの立場を堅持する。中央集権体制を強制されるのであれば、我々はこれを拒否する。
中央集権体制を構築しようとする試みが一部で進められていることを、自治局は、危険なものであり、受け入れがたいと見ている。
アフマド委員長はまた、クルド人をシリア社会における基本的構成要素として承認すること、クルド語による教育の権利やシリア国内での政治活動を認めることを要求していること明らかにした。
(C)青山弘之 All rights reserved.
