ドゥルーズ派の最高宗教指導者であるヒジュリー師らが声明を出し、1日のシャイフ・アクル府での会合の合意の内容について改めて確認(2025年5月3日)

スワイダー24によると、ドゥルーズ派の最高宗教指導者であるヒクマト・ヒジュリー師と、シャイフ・アクルであるユースフ・ジャルブーウ師とハンムード・ハンナーウィー師がそれぞれ声明を出し、1日のシャイフ・アクル府での会合の合意の内容について改めて確認した。

「初期合意」として位置づけられる合意の内容は、スワイダー県外からのいかなる部隊の進入も阻止すること、治安維持の任にあたる警察は県出身者に限定されること、首都ダマスカスとスワイダー市を結ぶ幹線道路の安全確保、包囲下にある地域に対する封鎖の即時解除などを骨子としている。

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ムラースィルーン(Syrian Reporters)によると、ドゥルーズ派のシャイフ・アクル府は、5月1日の会議で武器引き渡しが決定されたとの情報を否定した。

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