SANAによると、アフマド・シャルア暫定大統領は、湾岸協力会議(GCC)諸国への2回目となる歴訪を開始、最初の訪問先であるUAEのアブダビに到着した。

アブダビでは、ムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナフヤーンUAE大統領と公式首脳会談を行い、経済および開発分野での協力強化、シリアへの具体的な支援策について協議し。
会談のなかでシャルア暫定大統領は、シリアがすでに戦争と分断の時代を終えたことを強調し、湾岸諸国との戦略的パートナーシップの構築に向けて動いていると述べた。
また、地域安定化への支援に向けたUAEの役割を称賛するとともに、持続可能な開発、デジタル転換、クリーンエネルギーといった分野でUAEの経験からの学びに強い期待を示した。
一方、ムハンマド・ビン・ザーイド大統領はシャルア暫定大統領の訪問を歓迎し、シリアの安定と復興に対するUAEの全面的な支援を表明、とりわけ投資、インフラ、テクノロジーなど幅広い分野での二国間協力を強化する意向を示した。
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SANAによると、シリア・アラブ航空は本日、アレッポ国際空港からドバイ国際空港への初便を運航した。
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