シリア反体制勢力の動き:イドリブで予防接種を受けた子供が死亡(2014年9月16日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ジャルジャナーズ町で、麻疹の予防接種を受けた子供50人以上がアレルギー症状を発し、うち5人が死亡した。

クッルナー・シュラカー(9月16日付)によると、この予防接種はシリア革命反体制勢力国民連立の暫定内閣保健省が実施していたという。

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自由シリア軍アレッポ県軍事評議会メンバーのアンマール・ワーウィー空挺大尉は、米国による反体制武装集団への教練に関して、ロイター通信(9月16日付)に対して、「我々が必要なのは対空兵器、対戦車兵器だ。これが得られなければ、米国が何をしようと勝てない」と述べた。

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クッルナー・シュラカー(9月16日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線はツイッターの公式ページを通じて、イドリブ県で対立を続けているシリア革命家戦線と和解に向けた準備をシャリーア法廷が行っているとの書き込みを行った。 しかしこの書き込みの後、ツイッターのページは閉鎖されたという。

Kull-na Shuraka', September 16, 2014

Kull-na Shuraka’, September 16, 2014

AFP, September 16, 2014、AP, September 16, 2014、ARA News, September 16, 2014、Champress, September 16, 2014、al-Hayat, September 17, 2014、Kull-na Shuraka’, September 16, 2014、al-Mada Press, September 16, 2014、Naharnet, September 16, 2014、NNA, September 16, 2014、Reuters, September 16, 2014、SANA, September 16, 2014、UPI, September 16, 2014などをもとに作成。

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