シリア革命調整連合は声明を出し、ムハンマド・ラッハール氏との関係に関して、「革命当初から今までラッハールはそもそも連合のメンバーではなかった」と発表した。
ラッハール氏は2011年にシリアに「アラブの春」が波及した当初、サウジアラビア日刊紙『シャルク・アウサト』などを通じて、体制打倒を煽動した在外活動家で、ラーミー・ラフマ氏らとともにシリアでの「インターネット革命」の騎手ともてはやされていた。
Elaph(12月27日付)によると、ラッハール氏については、シリアへの帰国を画策していたとの情報が流れる一方、26日に滞在先のベイルートで記者会見を開き、シリア革命反体制勢力国民連立の解体を主張、またトルコとカタールがシリア国内のテロを支援していると批判した。
AFP, December 27, 2014、AP, December 27, 2014、ARA News, December 27, 2014、Champress, December 27, 2014、Elaph, December 27, 2014、al-Hayat, December 28, 2014、Iraqi News, December 27, 2014、Kull-na Shuraka’, December 27, 2014、al-Mada Press, December 27, 2014、Naharnet, December 27, 2014、NNA, December 27, 2014、Reuters, December 27, 2014、SANA, December 27, 2014、UPI, December 27, 2014などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.