アサド大統領、危篤状態のルストゥム・ガザーラ政治治安局長を解任か(2015年3月20日)

『ハヤート』(3月21日付)などは、信頼できる複数の消息筋の話として、アサド大統領が政治治安部長を務めるルストゥム・ガザーラ少将の病状が悪化したのを受け、局長職から解任したと伝えた。

AFP(3月20日付)によると、ガザーラ少将はダマスカス県内の軍事情報局を訪れた際、発作を起こし、血圧が上昇、神経系機能が低下し、シャーミー病院の集中治療室に搬送されたという。

同消息筋によると、ガザーラ少将は、ダマスカス県内のシャーミー病院の集中治療室で治療を受けており、死亡したとの情報も流れているという。

ガザーラ少将の解任には、政治治安部次長のナズィーフ・ハッスーン少将が任命された。

なお、この異動により、この数ヶ月で、アサド政権を治安機関のトップ3人が相次いで交代したことになるという。

すなわち、同消息筋によると、ガザーラ少将解任に先立って、アサド大統領は、ムハンマド・マハッラー少将をラフィーク・シハーダ少将の後任として軍事情報局長に任命する一方、大統領のいとこのハーフィル・マフルーフ准将も総合情報部内務課ダマスカス班長を解任されていた。

AFP, March 20, 2015、AP, March 20, 2015、ARA News, March 20, 2015、Champress, March 20, 2015、al-Hayat, March 21, 2015、Iraqi News, March 20, 2015、Kull-na Shuraka’, March 20, 2015、al-Mada Press, March 20, 2015、Naharnet, March 20, 2015、NNA, March 20, 2015、Reuters, March 20, 2015、SANA, March 20, 2015、UPI, March 20, 2015などをもとに作成。

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