菅官房長官「仮にロシアがダーイシュ以外の対象を攻撃したのが事実であれば、シリア情勢のさらなる悪化につながり、懸念せざるを得ない」(2015年10月2日)

菅義偉官房長官は2日午前の記者会見で、ロシアがシリア領内で開始した空爆について、米国が「無差別な軍事作戦だ」と批判したことに関連して、「仮にロシアがダーイシュ以外の対象を攻撃したのが事実であれば、シリア情勢のさらなる悪化につながり、懸念せざるを得ない」と述べた。

シリア情勢をめぐる日本政府の対応に関し、菅氏は「情勢の改善に向け、引き続き米国と連携しながら適切に対応したい」と語った。

sankei.comなどが伝えた。

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