ヌスラ戦線はシャーム自由人イスラーム運動が地対空ミサイルを保有していると主張、シャーム自由人イスラーム運動はこれを否定(2016年4月9日)

シャームの民のヌスラ戦線の広報部門マナーラ・バイダーのツイッターのアカウントの一つ「アレッポ特派員」は、アレッポ市南部のアイス村でのシリア軍戦闘機撃墜に関連して、同地などで共闘するリヤド最高交渉委員会所属のアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動が地対空ミサイルを保有していると綴った。

なお、戦闘機撃墜については、イスラーム戦線がツイッターのアカウントを通じて、シャーム自由人イスラーム運動が撃墜したと綴っていたが、シャーム自由人イスラーム運動アレッポ戦線司令官のムハンマド・シャーミー氏は7日付の『シャルク・アウサト』の取材に対して、撃墜の事実を否定、「23ミリ対空砲で撃墜された」と証言していた。

AFP, April 9, 2016、AP, April 9, 2016、ARA News, April 9, 2016、Champress, April 9, 2016、al-Hayat, April 10, 2016、Iraqi News, April 9, 2016、Kull-na Shuraka’, April 9, 2016、al-Mada Press, April 9, 2016、Naharnet, April 9, 2016、NNA, April 9, 2016、Reuters, April 9, 2016、SANA, April 9, 2016、UPI, April 9, 2016などをもとに作成。

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