ファトフ軍のサウジ人指導者ムハイスィニー氏はアレッポ市内での自爆戦闘員の派遣を約束(2016年7月11日)

ファトフ軍の事実上の統括者のサウジアラビア人説教師のアブドゥッラー・ムハイスィニー氏は音声声明を発表し、そのなかで、シリア軍、そしてそれを支援するイラク人とイラン人の民兵に対して、アレッポ市内で苦戦を強いられ、同市包囲の試みも失敗に終わるだろうと主張した。

ムハイスィニー氏はまた「アレッポはスンナ派の砦で、我々はアレッポが包囲したままにはしない。アレッポの住民よ喜ぶがよい…。あなた方のもとに戦闘員と自爆戦闘員(インギマースィー)が大挙してやって来るだろう。我々は敵に対して、出口のない…罠に落ちたのはお前たちだと」と強調した。

AFP, July 11, 2016、AP, July 11, 2016、ARA News, July 11, 2016、Champress, July 11, 2016、al-Hayat, July 12, 2016、Iraqi News, July 11, 2016、Kull-na Shuraka’, July 11, 2016、al-Mada Press, July 11, 2016、Naharnet, July 11, 2016、NNA, July 11, 2016、Reuters, July 11, 2016、SANA, July 11, 2016、UPI, July 11, 2016などをもとに作成。

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