ロシア国防省は毎日3時間(午前10時から午後1時まで)アレッポ市での人道支援物資搬入のための停戦を行うと発表(2016年8月10日)

ロシア国防省は、毎日午前10時から午後1時までの3時間、すべての軍事作戦、空爆、砲撃を停止するとしたうえで、シリア当局とともにすべての関係機関によるアレッポ市への人道物資搬入を支援する用意がある、と発表した。

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国連安保理では、アレッポ市住民に対して同地への残留か退去を選択する自由を保障することを求める決議案を英国が提出した。

同決議案は、アレッポ市など包囲下にあるすべての地域に対する人道支援物資搬入を保証するための人道停戦の宣言も盛り込まれていた。

しかし『ハヤート』(8月11日付)によると、アレッポ市からの住民退去を求めるロシアと、支援物資搬入を優先させようとする欧米諸国が対立し、決議は廃案となった。

AFP, August 10, 2016、AP, August 10, 2016、ARA News, August 10, 2016、Champress, August 10, 2016、al-Hayat, August 11, 2016、Iraqi News, August 10, 2016、Kull-na Shuraka’, August 10, 2016、al-Mada Press, August 10, 2016、Naharnet, August 10, 2016、NNA, August 10, 2016、Reuters, August 10, 2016、SANA, August 10, 2016、UPI, August 10, 2016などをもとに作成。

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